エルラインの絵本 第七話『仄昏い水の乙女』C



★セッション開始前の会話より☆


【GM】さて、前回の最後の状況。
【ウィルヘルム】負のウンディーネだ、気をつけろよ。というところ?
【GM】皆さんは、トラッカートにて神鉄を探しているわけです。その理由まではOK?
【アルマ】うむ。
【スズキ】フェストの尻拭い(違う)。
【GM】青頚湖湖底に眠るといわれる神鉄を探すために、洞窟から青頚湖湖底へ向かったワケです。そしてその湖底洞窟を探索中、青頚湖の地下と思しき海岸(?)に出たのです。そこの海岸の砂浜は、全てが上質の上神鉄でした。上神鉄の砂浜には、かつて青頚湖で沈んだ数々の交易船のものと思われる財宝が散らばっていまして。それを回収していたところ、アルマが海の中から武具を見つけます。
【スズキ】どんな物が有ったカ?
【ウィルヘルム】2500ガメルの短剣だな。
【アルマ】それとカタールを拾った。
【ルフナ】カタールってなに?
【スズキ】しゅこーこぱー?
【GM】そう、それ。
【アルマ】ソウルキャリバーでも使われていたかのう?


 ナムコの傑作3D格闘ゲーム『ソウルキャリバー』の中に、カタールを使うキャラがいたのでした。
 ヴォルド(画・Xanaduさん)
 ↑こんなんですが(笑)。


【スズキ】性能の方は調べたアルか?
【ウィルヘルム】セージ持ちがいない状態でどうしろと?
【アルマ】セージがおらんかったのじゃ(笑)。
【ルフナ】…………(’’)
【スズキ】すまんアルよ……
【アルマ】ティーナ殿は登場と同時に寝落ちじゃったしのう(わー)。


 前回のセッション時、セージ技能所持者は後半の時点では壊滅していたのでした。


【GM】まあ必筋は2なので、打撃力に期待してはいけません。
【ルフナ】2ならボク持てるのかぁ…
【スズキ】今から鑑定は可カ? 不可カ?
【GM】うーん、今からの鑑定は……不可で。
【アルマ】今からは不可ということは、それなりに使える性能と見た。


 いやそーゆーワケじゃないんですけどね(笑)。


【ウィルヘルム】とりあえず物品の話はいいから水のほうに意識を集中しろ。来るぞ、ウンディーネが。
【スズキ】では負のウンディーネとやらとのイザコザを解決してから調べるヨロシ。
【GM】で、ですね。そのカタールを手にした途端、その海岸に入って来た道に落盤が。
【スズキ】大変アルよ、ヘンゼル。帰り道が判らなくなってしまったアル。
【GM】それと同時に海の中から負のウンディーネがぞろぞろと現れてきたのです。皆さんを『同胞(はらから)』と呼びながら……
【ウィルヘルム】混沌仲間といったところかね。ん ?ウンディーネ? モロゾフの鎧、思いっきり嫌わないか?
【GM】ええ、思いっきり嫌いますよ。モロたんだけは。
【アルマ】同胞……まあ、中身がモロゾフ殿じゃからのう……
【ウィルヘルム】モロゾフ、突撃だ(待て)。
【モロゾフ】マアー
【ウィルヘルム】まあなんとなくプリ―ストが安心というのは良いかも。




  続・仄昏い水の乙女


【GM】ということで戦闘開始、の前に、セージで知力チェックどうぞ。知名度は14。
【ウィルヘルム】ふ、精霊使いが知らないというオチがつくか。
【GM】精霊使いも知らないんです。尋常の精霊では無いので。ただ、負の水の精霊力だけは感じます。
【スズキ】負の水……腐水?
【GM】腐水では無く、渇き、ですね。
【スズキ】(ころころ)そんな高いの判らないё。
【アルマ】ディーヴ、(略)。
【GM】【ディーヴ】済まないな、俺は知らないな、こいつらは。
【アルマ】まあ精霊じゃしのう。
【ルフナ】(ころころ)お? ぎりぎり?
【アルマ】おお。
【ウィルヘルム】へ? ルフナ知ってるのか?(素で驚き)
【GM】んーと、ルフナは名前を知っているか。まあ、そのまま負のウンディーネ、です。
【ルフナ】うわぁ…負の精霊は始めて見ます…
【ウィルヘルム】ディハイドレーションか……(ゲーム違う)
【モロゾフ】まほう の ぶき いがい でも きく かしら
【GM】水の中から出て来たそのウンディーネ達は実体化をしていきます。その数は……(ころころ)9体。
【スズキ】ちなみに通常武器は効く有るか? って多いё。
【ウィルヘルム】げッ多いぞ。
【アルマ】……多い、のう。
【ルフナ】ひぃー。
【メルトン】がたがた。
【GM】通常武器は無効ですよ、精霊ですから。
【モロゾフ】ンマァー
【ウィルヘルム】まあ俺の弓はエンチャントかかってるから平気なのだが。
【スズキ】なら私出来ること無いよ。皆頑張るヨロシ。
【ウィルヘルム】囮(素で)。
【アルマ】うむ、草走りが回避専念だと強いのう。
【スズキ】魔法使われたらどうしようも無いё。
【ルフナ】普通の武器の人だれー?
【メルトン】私も普通武器だからなぁー。どうすべえ。
【モロゾフ】もーにんぐすたー を おかし しよう かしら
【メルトン】おっしゃ撲殺するでえー
【モロゾフ】のうりょくち は しーと さんしょう よ
【メルトン】オウヨ!
【ルフナ】仕方がないナぁ〜。ボクがエンチャントウェポンを使えば攻撃できるでしょ?(偉そう?)
【モロゾフ】あっ えんちゃんと するのね どっち かしら
【メルトン】うーんどっちの方がいいかしら
【モロゾフ】れーてぃんぐ ひょう を かいて ない から もーにんぐすたー は ふべん かも よ(でも えんちゃんと でも かわらないかも)
【メルトン】それじゃエンチャントかけてもらおうかしら。


 ここでGMはひとつミスをしでかしました。
 通常武器無効のモンスターに対する銀の武器やエンチャント系魔法の扱いに変更があったのを伝え忘れていたのです。
 おかげで主にメルトンが苦戦するハメに……ごめんね、メルトン。


【GM】負のウンディーネはね、んーと。普通のウンディーネが、小さな少女の形を取ることが多いの。
【アルマ】ふむ。
【スズキ】小さな少女の負……まっすりゃ?


 それじゃ"負”じゃなくて“逆”ですがな(いや逆ってのもどうかと)。


【GM】こいつらは同じく少女の形なんだけど、その色は暗く沈んだ色彩。表情は虚ろで、瞳の無い目が放つ視線はどことなく不気味です。
【アルマ】目が死んでおるのか。怖いのう。
【ルフナ】って…怖いなぁ…さすがに…
【モロゾフ】あと こんとん の こうげき は きくのかしら ? ねん とか
【GM】【負のウンディーネ】オォ……オオオォォ……
【スズキ】言語は精霊語カ?
【GM】精霊語ですね。もっとも、意味を成さないただの叫びです。
【アルマ】……ということは、わしには意味不明じゃったのか……
【ウィルヘルム】チッ、サイレントスピリット使うならもっと水のせせらぎみたいな綺麗な言葉を使えってんだ、まったく……
【メルトン】せせらぎてアンタ……
【ウィルヘルム】水のサイレントスピリットは本当にそんな感じがするんだぞ?
【GM】では戦闘開始! こちらの敏捷度は……10か。最初は22のスズキから。どうぞ。
【スズキ】抵抗専念するё。
【ウィルヘルム】しかし9匹か……困ったな
【GM】お次はメルトン。相手はまだ水の中。相対距離は……(ころころ)3mだそうな。殴れますよ。
【メルトン】近っ!?
【ウィルヘルム】というかまた水に入るかアトミッ君
【メルトン】女の子は腰冷やしちゃだめなのにねえー。
【モロゾフ】おとこのこ も ひやして いいもの じゃ ない ような
【GM】ちなみに、ウィルヘルムが知っている限り、ウンディーネには攻撃能力はありません。水の中で敵対しない限り、ウンディーネは実に無害な存在なのです。
【アルマ】そんなもの、混沌の時点であてにならぬ。
【ウィルヘルム】負のウンディーネだし、触っただけで危険そうだし……ともあれわざわざ相手のホームグラウンドで戦うことも無い、と俺は思うが
【GM】水に踏みこんだら、まず殺されますね。ウンディーネは『シンク』などの魔法を、無制限に使えますので。
【アルマ】水際では殴れぬのか? 殴るには水の中に入る必要があるのかのう?
【GM】今の段階ではそうです。
【アルマ】了解じゃ。
【GM】負のウンディーネがどういう能力を持っているかは、ま、謎ですけどね。さてメルトン、どうする?
【メルトン】謎かー。9匹もいるしなぁ…今回は回避で。
【モロゾフ】かいひ に せんねん した のね
【GM】ではメルトンが回避、次がルフナ。
【ルフナ】はーい。んー、エンチャントはアトミッ君だけで良いのかな? スズキさんも?
【ウィルヘルム】働かせてあげろ、スズキも。
【スズキ】取り敢えず要らないヨ。私の武器、投擲武器だから一回使いきりになるアル。
【アルマ】うむ、草走りには回避専念でダンバイン的な使い道があるしのう。
【ウィルヘルム】ビルバインなら反撃で落としまくるのにッ(うるさい)。


 スーパーロボット大戦ファンが多いから……(と、どこかのリプレイのようなGM的突っ込み)


【ルフナ】じゃぁアトミッ君にエンチャントウェポン。
【メルトン】よろすくー。
【ルフナ】てい(ころころ、出目は10)。
【スズキ】今日は好調アルな……実はニセモノあるか?
【ルフナ】ぇ!?  なんで!?
【スズキ】ルフナは出目がソーサラーorセージでふるったら駄目ヨ。
【ルフナ】……じゃぁ何でふるえと言うんですか?
【スズキ】聞き耳?
【ルフナ】つまりLV1しかないシーフで振るえと…ふふっ、後で燃やす。
【スズキ】6ゾロ出ればレベル関係ないアルよ。
【GM】お次はアルマとウィルヘルム。
【アルマ】マイナーでMP3消費、これで風の刃を生み出してウンディーネAでも撃ってみるかのう。こういう使い方で良いのじゃったな?
【GM】そういう使い方でOKです。
【ウィルヘルム】弓を発射。精霊相手に精神点削っても仕方ない気がするので普通に撃つ。
【GM】まずはアルマからどうぞ。
【アルマ】(ころころ)13じゃ。
【GM】(ころころ)お、回避。
【アルマ】泣けるのう。
【GM】次、ウィルヘルムどうぞ。
【ウィルヘルム】(ころころ)14。
【GM】(ころころ)命中。
【ウィルヘルム】(ころころ)げ、低いな11点。
【アルマ】上手くいかぬものじゃな。
【GM】死亡。
【ウィルヘルム】へ?
【モロゾフ】マアー
【アルマ】む。
【GM】残り8匹!
【ウィルヘルム】当れば死ぬのか。
【アルマ】いや、おそらくこやつらは前菜に過ぎぬのでは、と推測してみる。
【GM】防御点0の生命点10だものー。普通のウンディーネと同じだものー。


 ウンディーネに限らず下位精霊(LV4以下の精霊を指します)との戦いのほとんどはいかに大きなダメージを与えるか、ではなくいかに攻撃を効かせるか、に焦点が当てられます。
 精霊はすべからく通常武器無効の特殊能力を持っていますからね。
 もっとも、ソーサラーがいればその問題もほぼ解決できてしまったりするのですが。


【GM】さて、一匹死んで、敵のターン。んーと……全部水から這い上がって来ます。
【アルマ】助かるのう。
【モロゾフ】でも こうげきに きを つけないと!
【GM】【負のウンディーネズ】ずるり……ずるり……
【ルフナ】怖いですゥ……
【アルマ】ずるくはないぞ?(?)


 いや『い』じゃなくて『り』(笑)。


【ウィルヘルム】さて、何をしてくるかな?
【GM】ウンディーネ達は砂の中に沈みこみます。
【ウィルヘルム】へ?
【ルフナ】
【アルマ】……特殊行動?
【メルトン】きっと巨大化。


 しねえッ! 合体もしねえ!
 でも面白そうだなあとちょっと思いました。


【GM】フフフフフ、見えない位置からの攻撃なのですよ。
【ウィルヘルム】しまった、これでは攻撃できんではないかッ。
【モロゾフ】ンマアー!
【アルマ】まあそれはよいが、こちらからの攻撃が困るのう。
【GM】ということで攻撃。この移動中は、空中と同じでフォーメーション無視なので……1d6でメルトン、ウィルヘルム、アルマ、スズキ、モロゾフ、ルフナ、の順です。
【ウィルヘルム】というか見えない位置から、よりも誰でも狙われる、というほうがピンチ。
【モロゾフ】あっ ちゃんと わたし にも くる のね
【ウィルヘルム】モロゾフに行ったらきっと嫌がって攻撃をやめる、と
【GM】大丈夫、この移動は2ラウンドに一度しか行なえないのです。さてさて……(ころころ×8)アルマ、ウィルヘルム、ルフナに2回ずつ、スズキとモロゾフに1回ずつか。
【アルマ】2回来たのう。
【ルフナ】ボクも2回かなぁ〜?
【ウィルヘルム】俺も二回だなあ?
【メルトン】わーい無視されたよ。めずらしい。
【アルマ】ちなみに回避にペナは−4とかかのう?
【GM】いえ、回避には−2修正です。
【アルマ】了解じゃ。
【モロゾフ】かいひ に せんねん していた メルトン さん は +4−2 で +2 ね
【GM】ということでまとめて攻撃。皆さん、今の自分の順番に適応した数字に対して回避して下さい。


 一斉に判定。
 結果、アルマとスズキ以外は命中してしまいました。


【モロゾフ】あたって しまった の
【ウィルヘルム】モロゾフに当ったのは消滅したり……
【GM】ああ、モロゾフを殴ったウンディーネはその瞬間に消滅しました。
【ウィルヘルム】あ、やはり。
【モロゾフ】ンマー
【GM】モロゾフの鎧はサプレスの効果を持っていますからねー。
【ウィルヘルム】モロゾフ、突撃だ。
【アルマ】……モロゾフ殿、凄い威力じゃな(いやモロゾフのせいじゃなくて)。
【モロゾフ】しまって しまった の かしら?
【スズキ】と言う事は……モロゾフボーリングで一掃……


 転がすな転がすな。


【GM】さて、命中した人。
【ルフナ】はーい
【GM】負のウンディーネに触れられたところから、急激に力が抜けていきます。そう、こいつらは、触れた存在から水分を奪い去ることが出来るのです。
【ルフナ】ぁれ……?(ふらっ)
【モロゾフ】ン・ン・ンマァー!
【GM】ということで、生命抵抗どうぞ。目標値は13!
【ウィルヘルム】ふ、念を発動しなくて良かったぜ。
【ルフナ】ボク2回とも受けちゃったから2回抵抗ですか?
【アルマ】じゃろうな。
【GM】はい、命中した回数だけ抵抗して下さい。
【ルフナ】(ころころ×2、両方とも失敗)
【アルマ】……まずい、のう。
【ルフナ】ふふふふふ………………
【GM】成功した人は2点、失敗した人は4点、減点不可能なダメージがいきます。
【スズキ】カラカラにー。
【メルトン】ルフナ! しっかりしろ!
【モロゾフ】8 てん げんてん は まずい の
【ルフナ】大体、ボクに、回避とかを、しろっていうのが、無理、なんです。
【ウィルヘルム】(ころころ×2)これだけ抵抗値高くて一回失敗するか。
【アルマ】干物になるのは早いぞ、ルフナ殿、ウィルヘルム殿。
【GM】ルフナ、生きてる?
【ルフナ】何とか生きてます。辛うじて。残4点。
【アルマ】おお、生きておるなら重畳。むしろ僥倖。
【GM】なんだまだ生きてるのか。OKOK、では次はモロたんね。
【モロゾフ】さっそく ルフナ さん を かいふく する の !
【ウィルヘルム】とりあえずその辺のに触れ、と言いたいところだがルフナの治療が先か。
【GM】どぞどぞ。
【ウィルヘルム】というか俺は?
【アルマ】ウィルヘルム殿は回復せぬのか?
【モロゾフ】うぃるへるむ さん も いっしょに かいふく する の
【アルマ】まあMPが勿体ない、というのなら(わー)。
【モロゾフ】まいりー さま だいじ な おともだち の けが を なおして ください なの マママァー!
【GM】【マイリー】フロント・ダブルバイセップス!
【メルトン】やめてえええええええポーシングはやめてええええええええええええええ。


フロント・ダブルバイセップス』はボディビルのポージングのひとつで、両腕を曲げて両腕の上腕二頭筋(バイセップス)を強調するポーズで正面を見せるものです。いわゆるチカラコブがむちむちのポーズですね。
 脚から上体にかけて、前面に見える部分の筋肉の全てを見せるものでも有ります。上半身が見事な逆三角形をえがく、一般的にもよく知られているポージングです。
 いや、こんな解説をしてもだからなんだと言われればそれまでなんですが。


【モロゾフ】(ころころ×2)それぞれ 9てん かいふく よ
【ウィルヘルム】全快、感謝する。
【ルフナ】ふぅ。完全復活。ありがとう〜モロゾフさ〜ン♪
【アルマ】乾燥肌が回復したのう。
【GM】さて、次のラウンド! スズキからどうぞ。
【スズキ】下は砂だったカ?
【GM】うん、下は砂。というか、上神鉄の砂鉄。
【モロゾフ】さてつ ね
【スズキ】油撒いても吸われるアルな。
【GM】吸われますねえ……
【アルマ】オリーブ油を(略)。
【GM】パレオロザキスはいないようッ。
【アルマ】油を撒いて火を付け、飛び出したところを斬首。
【ウィルヘルム】軍師ナルサスの活躍だな。


 以上、オリーブオイルとかは田中芳樹作品のネタでした(好きだなホント←お前もな)。


【ルフナ】下は鉄…加熱すると水分蒸発?(ボクらも熱い)
【GM】100℃になる前に人間の方が死ぬわな(笑)。
【モロゾフ】それに てつ は かねつ する まで も じかん が かかる の よ
【ルフナ】不便だなぁ……(待て)
【スズキ】なら仕方ないアル、モロゾフに寄り添って回避に専念するヨ。
【GM】あい、ではメルトン。
【メルトン】よっしゃ攻撃じゃー。
【モロゾフ】いちおう しょうめつ した のは A で いいのかしら
【アルマ】そういえばモロゾフ殿に触れて消滅した者もおったしのう。
【GM】そだね。じゃあメルトンの攻撃はCで良いね。回避はー、と(ころころ、ピンゾロ)ぐあああああ。
【アルマ】…………
【メルトン】ワーイ。
【ウィルヘルム】ふ、メルトン、これは当てないと恥だぜ。
【ルフナ】わぁ……
【メルトン】(ころころ、2ゾロ)
【ルフナ】…………
【メルトン】どっちもどっちだ。
【アルマ】惜しい(?)。
【GM】ま、まあ命中で。さて何点かな。10点を超えれば死にまっせ。
【メルトン】(ころころ、出目は5)うおーんへちょい。
【ルフナ】ちなみにエンチャントだから打撃力+5かなー?
【メルトン】えっ。
【アルマ】レーティングに+5するのじゃ。
【スズキ】+5でなくて打撃力5アルよ。
【GM】ああ、そうだそうだ。
【ルフナ】
【GM】完全版準拠なので、打撃力5で見て下さいな。
【ウィルヘルム】ああ、そういえばそんな話もあったような……


 そうなんです。
 詳しくはエルラインの絵本・選択ルールに載っていますので御一読を。


【GM】魔法によって上昇した分だけの打撃力で計算するんですね。なので、打撃力5の欄でどうぞ。
【メルトン】5の欄なのね。ダメージは6でございま。
【ウィルヘルム】さすがに一撃とはいかねえか……
【アルマ】レート5では流石にのう。
【GM】半減。さてお次はルフナ。
【ウィルヘルム】コイツらが前座であった場合を考えて精神点は考えて使えよ。
【アルマ】これくらいで死を覚悟する、というのは大袈裟じゃし、な。
【ルフナ】ボクも攻撃しよっかなー。
【GM】ルフナさーん。
【ルフナ】んーじゃぁ回避に専念してみまーす。ボク弱いし?
【GM】ソーサラーが肉弾戦強かったら困りますがな。


 なんでこう、日ノ出屋でやるSWのソーサラーは皆して肉弾戦をしたがるのだ……?


【GM】さて、次はアルマとウィルヘルム。
【アルマ】死にかけCは置いてDに斬りかかるとしよう。
【GM】【C】カモンカモン。
【アルマ】(ころころ)17じゃ。
【GM】(ころころ、出目は6ゾロ)うわあ。
【スズキ】アイヤー。
【GM】【風喰い】ごめん。
【アルマ】どうしたものやら。
【ウィルヘルム】適当にEを撃つ。(ころころ)12だな。
【GM】(ころころ)命中。
【ウィルヘルム】(ころころ、ピンゾロ)んー、悪い、あたり損ね。
【メルトン】うお。
【アルマ】…………
【スズキ】アイヤー
【ルフナ】ウィルさん!?
【メルトン】なんかみんな今日はおいしいですなぁ。
【アルマ】わしは美味しくない。どうせ当たらぬのなら1ゾロになればよいものを。


 今日は両エースはまだ不調の模様。


【GM】うぃ、ではお次がウンディーネズ。ええっと……7匹残りか(ころころ×7)。
【ウィルヘルム】全部モロゾフに行けッ。
【GM】アルマとメルトンに2回ずつ、スズキ、モロゾフ、ルフナに1回ずつ攻撃ゴー。
【アルマ】2回じゃな。
【モロゾフ】いっぴき しょうめつ ね
【ウィルヘルム】ふむ、避けてくれたか。
【ルフナ】あ。1回当たってるし。
【アルマ】で、今回も−2なのかのう? 2回に1回と言っておったようじゃが。
【GM】ああ、今回は普通の攻撃ですね。


 今回の攻撃は見事に全員が回避。
 唯一、モロゾフだけが攻撃を避けずに鎧の力で負のウンディーネを消滅させました。


【アルマ】……ひょっとしてモロゾフ殿だけ置き去りにすれば(略)。


 そこ、黒いこと考えない(笑)。


【GM】さて、ラウンドの最後はモロたん。
【モロゾフ】けが を している ひと は いないかしら
【ウィルヘルム】さっきので治った
【アルマ】おらぬはずじゃな。
【モロゾフ】じゃあ せいしんりょく は おんぞん ね こうれつ だけど このばあい こうげき に いけたり は する の かしら ?
【GM】可能ですよ。そばにいますから。
【アルマ】現状は前衛後衛の意味が半ば消滅しておるからのう。
【モロゾフ】じゃあ ちかく に いる てき を こうげき する の
【GM】あいさ、無難にDにしましょ。
【モロゾフ】(ころころ)6 なの
【GM】(ころころ、出目は10)うーん、今日は出目が走る。15です。
【モロゾフ】むり ね
【ウィルヘルム】ホセイめ(リュウ)。
【スズキ】GMホセがー(メキシコ人?)。
【GM】さて、次のラウンド。スズキからどうぞ。
【スズキ】ん〜……なんとか火を使いたいアルが……無理か。回避に専念してるアル。
【GM】んー。なんとかしたい、とは思うのよね? 思うよね? 思って。ていうか思え(強制?)。
【アルマ】悪魔の誘いじゃな。
【モロゾフ】マアー
【ウィルヘルム】目覚めよ、その魂
【スズキ】いや、そんなに怖くないしー(てめぇ)
【GM】思わないのー? おのれ。


 GMの思惑空回りシリーズ。
 あんまし機会は用意してないんだがなあ、もう……


【GM】次はメルトン。
【メルトン】やったるでえー。とりあえず誰に攻撃すればいいでしょうかねえ。
【アルマ】ちなみにCが死にかけじゃ。
【メルトン】じゃあCで。打撃5じゃきついし。
【GM】きなー。
【メルトン】(ころころ)9!
【GM】(ころころ)回避。お次はアルマとウィルヘルム。
【ウィルヘルム】またEを撃とう。
【GM】こいや。
【ウィルヘルム】(ころころ)13。
【GM】(ころころ)同じく13。
【ウィルヘルム】あたらねえなあ。
【アルマ】さっき消滅したのはDじゃったか? ならFを。
【GM】かもーん。
【アルマ】(ころころ)15じゃな。
【GM】(ころころ)お、めいつー。
【アルマ】(ころころ)11点じゃ。
【ウィルヘルム】10越えるか? 越えるか。
【GM】死亡ッ。んーと、これで残ってるのは……
【アルマ】C、E、G以下続刊じゃ。
【ウィルヘルム】5匹だな、多分。
【GM】C(死にかけ)、E、G、H,I、と。
【ルフナ】んー…ねぇーウィルさーん。水の精霊ってやっぱり火が怖いの?(袖をくいくい)
【メルトン】はっ!ラブモードか!
【ルフナ】あとで燃やす、アトミッ君。
【ウィルヘルム】ん? 別に4大精霊は相生相克って訳でもないな。
【GM】ウンディーネには弱点は存在しないのでした。では攻撃いくぜッ(ころころ×5)。うわ。メルトン×3、ウィルヘルム、ルフナ。
【アルマ】…………
【メルトン】オロローン。
【アルマ】さらば、メルトン殿。
【ウィルヘルム】なんて不自然な数字。
【モロゾフ】きを つけて !
【ウィルヘルム】今回はぺナありかい?
【GM】あ、潜れたのに……宣言忘れなので、ペナ無しで良いです。


 せっかく付けた特殊能力も、使用を忘れればごみくず以下。
 モンスターの特殊能力はきっちり把握しておきましょうね!(お前がな)
 さて、この後の戦闘ですがウンディーネは数が多い分、パーティは長期戦を強いられます。
 アルマやウィルヘルムの攻撃が当たるかモロゾフに攻撃がいけば確実に仕留められるのですが、なにぶん混戦模様なのでルフナの魔法も効果的に放てず地道な殲滅戦が続きます。
 とはいえ、所詮当たれば消し飛ぶ負のウンディーネ相手ですから、長引きはすれども危機に陥るというほどの事もありません。
 確実に数を減らして行き、最後にはアルマの2連続クリティカルで幕をひきました。


【アルマ】さらばじゃ(剣舞)。
【GM】飛び散る飛び散る。
【メルトン】イエー。
【ウィルヘルム】またトリまでとっておいたか……
【GM】はい、負のウンディーネは全滅しました。




  Let’s土木作業


【アルマ】さて(剣環ならす)。
【メルトン】カッコイイー。
【GM】えーと、アルマ、何体倒したかわかるかな。
【アルマ】……3〜4匹?
【ウィルヘルム】俺が一匹、アトミッ君が一匹、アルマが3匹、残りを対消滅だったか?
【GM】3匹かな? じゃあ、そろそろか。アルマ、鞘に収めた『風喰い』がカチャカチャカチャ、と鳴っていますよ。
【アルマ】む?
【GM】【風喰い】カチャカチャカチャ……
【アルマ】何事じゃ?(抜剣)
【ウィルヘルム】よけーなもん食わせやがって、俺は風の精霊しか食わないんじゃい、と。
【アルマ】……柄悪ッ。
【モロゾフ】がら と いうより たち が わるそう よ
【GM】【風喰い】……もっと……もっと、舞わせろ……死を紡ぐ、舞を……
【アルマ】どっちにしろ柄悪いのう。
【GM】共通語であなたに語りかけて来ます。
【アルマ】……これは、何じゃ?
【GM】【ディーヴ】さて、なんだろうな……“混沌”を食うことによって、成長したのかね。
【ルフナ】喋る剣怖いですー。
【スズキ】周りにも聞こえるアルか?
【GM】皆さんにも聞こえますね。
【アルマ】気のせいか、非常に剣呑な成長のように思えるのじゃが……(汗)
【スズキ】はろはろー、ワタシの言葉が分かるアルかー?
【GM】【風喰い】………………
【スズキ】アイヤー、しかとこかれたアル。
【GM】まだ自我の薄いインテリジェントオブジェクトなので、主以外の言葉には反応しないようですね。


 恐らく、『風喰い』はこのシリーズでプレイヤーに与える武器では最強に属する武器になるでしょう。
 まだ言い切れないのは、今後の成長の度合いが変化するからなのですが。
 どのように成長するかは、さて、アルマ次第です。


【GM】さて、改めて現状。前門の青頚湖with負のウンディーネ、後門の落盤で崩れた道。
【ウィルヘルム】さて、精霊力はどうなってる?
【GM】湖の方からは、まだ負のウンディーネがじわりと。
【アルマ】ちッ、しつこい。(湖のほうを指して)まだ来るぞッ。
【モロゾフ】ンマァー!
【スズキ】バリア張るヨロシー(どうやって)。
【GM】さてどうします? 18ランド後には、青頚湖からまた2d6体の負のウンディーネが沸いて出て来ます。
【アルマ】ふむ、前門の虎、後門の狼な上にわしの剣が何やら面妖な事態に。
【ウィルヘルム】なんか精霊力は感じなかったのか? ウンディーネの他に。
【アルマ】うむ、負の精霊を生み出す元があるはずじゃ、この風の剣にもそれがあったように。風喰らい、貴様なればそれが分かるのではないか?
【GM】【風喰い】…………ある……はずだ……
【アルマ】探知できぬか? おおよその場所で良い。
【GM】【風喰い】我……に…は無理だ……
【ウィルヘルム】水の精霊力が消えている場所を探せばいいのか?
【ルフナ】どこにあるんでしょー? ……あ。そういえばー。
【GM】つか、ありますやん、“混沌”探知のアイテム(笑)。
【アルマ】む? おお(ぽむ)。
【ウィルヘルム】ん?
【GM】ルフナ君の杖が、鳴動を。
【ルフナ】その剣の時って杖が反応しましたよねー? 今回もー無理かなぁー? っておわっ……
【GM】【ひとふりのつえ】ヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴ……
【アルマ】ルフナ殿、より大きく鳴動する方角を探してくりゃれ!
【モロゾフ】だいたい の ほうこう は わからない かしら ?
【スズキ】大山鳴動鼠一匹ーーー!!!
【ルフナ】どっちかな? どっちかな?
【ウィルヘルム】その杖が倒れた方向に。
【アルマ】それを討たぬ限りはきりがない!
【ルフナ】(杖を持って辺りうろうろ)
【GM】いろいろ試すと、西(青頚湖に向かって左側)から反応が。
【ルフナ】あっちですー。
【アルマ】急ぐのじゃ、皆の衆。しんがり、というかウンディーネの追撃はわしが引き受ける。
【モロゾフ】わたし も ひきうける の


 青頚湖から迫りくる負のウンディーネ。
 一体一体の強さは大したものでは無いのですがなにぶん数が多く、更に陣形及び防御力に関係無い攻撃を仕掛けてくるといういやらしさをもっています。
 プレイヤー達は一刻も早いこの状況からの脱出をはかります。


【ウィルヘルム】シーフ、出番だ。構造的に抜ける場所が無いかどうか推理をッ。
【アルマ】隠し扉探知、かのう?
【スズキ】アイテム1号、隠し通路探すあるё。
【ルフナ】アイテム1号誰?
【スズキ】ワタシよ。(ころころ)9ヨ。
【GM】んー、明らかに天然の作りですね。何も発見は出来ません。


 シーフをアイテム呼ばわりするなって(笑)。


【スズキ】(ルフナに)2号も行くあるー。
【ルフナ】2号いきまーす。(ころころ)13!
【GM】同じく何も発見は出来ません。そうこうしていると、青頚湖の方から負のウンディーネ達の囁き声が。
【アルマ】何か突破口は無いのか!?
【GM】【負のウンディーネ】……るろ……るるる……ろ……
【アルマ】このままではジリジリ押される!!
【GM】さあどうするね。時間はあまり無いですよ。


……コレ、なんだかわかります?  ここのマスタリング(……とは違うか)は、実はちょっと失敗しています。
 地形が特殊な物だったので、あらかじめ地図を用意しておくべきでした。現状の説明が上手くいかず、結果としてプレイが少々手間取るハメに。マスターの怠慢が招くミスですね。反省反省。
 どうにも説明がうまくいかなかったため、お絵描き機能を使うことにしました(実はここまでにも使っていたのですが、マジカル自体の調子が悪かったのか画像が上手く表示されなかったのです)。
 左図の絵付きの解説の結果、どうにか現状を把握してもらったようでした。やはりお絵描きは偉大だ。


【GM】これが現状で、皆さんは閉じ込められているのです。
【スズキ】これは上空から見た場合、アルな?
【GM】そう、上空から。で、前回の川とかは、南(下)の通路の先にあったんです。
【アルマ】「大きな水溜まり」状態なのじゃな。現在値から端々まで見渡せる、と。


 ごめんねえ、わかり辛い絵で(笑)。


【ウィルヘルム】落ちてきた岩ってのはどこから来たんだ?
【GM】天井が崩れてきたんですね。詳しく調べます?
【ウィルヘルム】うむ、調べる。あまりにタイミングが良すぎる。自然ではないのかもしれん。
【アルマ】罠なら、これを解除も可能であろうし。
【GM】レンジャー+知力でどうぞ。
【ウィルヘルム】(ころころ)14だ。
【スズキ】(ころころ)同じく14ヨ。
【GM】ウィルヘルムとスズキは気付くけど、岩が崩れたのは、明らかに何か外因的な力によって崩された為ですね。恐らくは水圧によって生じたひずみが落盤を起こしたのかと。
【ウィルヘルム】と、いうことは天井に水圧がかかる状態なのか?
【GM】んー、水場が近いので、結構結露してるんですよ、壁や天井も。ちなみに、細かい手作業でどかすのも可能ですね。
【ウィルヘルム】じゃあウンディーネに備えつつ手作業でどかそう、岩を。
【アルマ】誰か力持ちにならぬかのう(なんとなく)。
【モロゾフ】じかん は どれくらい かかる かしら
【GM】並の人間だったら、5分。
【アルマ】力持ちがいれば、楽そうなのじゃが……(笑)
【GM】並以上の怪力なら、2分ほど。
【アルマ】ピンチじゃのう……限りなくピンチ。
【モロゾフ】だい ぴんち ね
【アルマ】ピンチじゃのう、誰か奮起せぬかのう?
【ウィルヘルム】俺は発動を使って力任せにやるが……目覚めるといいなあ、何かが。


 アルマさん、非常に、非ッ常ーに、GMに協力的なロールプレイ(?)です。


【GM】並以上に細かい作業が出来ても、2分ほど。
【スズキ】並以下の草やエルフだと10分って所アルか。
【モロゾフ】しょくしゅ を ふやせても きよう には ならない かしら
【アルマ】むしろ起きているのじゃろうか?
【メルトン】今起きた!(駄目野郎)
【モロゾフ】マー
【アルマ】おお、ナイス目覚め。何かの伏線のように。


 うむ、まさにタイムリーな目覚めってむしろ寝てたのか君!


【スズキ】取り敢えず考えていても拉致があかないアルよ。
【GM】どーします? 丁寧にどかすか、力任せにどかすか。
【モロゾフ】じゃあ できるだけ うんでぃーね は ひきうける から なんとか いわ を どかして ください なの
【アルマ】うむ、わしとモロゾフ殿でなんとか抑えておこう。作業は頼む。
【GM】ウンディーネを食いとめるのはモロたんとアルマね。
【モロゾフ】うんでぃーね の うごきを しょくしゅ で あるていど さえぎれ ない かしら
【メルトン】ハイテクねこの猛襲。
【GM】そうだな、《触手》を用いればふたり分ぐらいカバーで来ますね。
【ルフナ】取りあえずボクには無理な話なので負のウンディーネの見張り。
【スズキ】取り敢えず蹴散らした細かいカスをのけてるヨ。メルトン、蹴散らすヨロシ。
【メルトン】おっしゃー!って私筋力10なんだけど実は!
【GM】んじゃ、力任せの人ー。
【GM】2d65+冒険者LV+筋力ボーナスで振ってくださいまし。
【ルフナ】2d65?
【アルマ】2d65……
【スズキ】65?!
【GM】2d6だってば……


 どんなダイスだ。


【メルトン】(ころころ、2ゾロ)オロローン、9〜。
【ウィルヘルム】とりあえず消耗を使って筋力ボーナスを……+1する。(ころころ、2ゾロ)12……なんだかなあ……
【アルマ】…………
【ルフナ】…………
【GM】でだな。
【アルマ】……ああ、作業は捗っておるか?(剣撃中)
【ウィルヘルム】いや、あんまり(岩どかし中)。
【GM】んーと、メルトン。
【メルトン】はいな。
【GM】非力な君も頑張って岩をどかしているわけだが。
【アルマ】もーいーかい?(剣撃中)
【ウィルヘルム】まーだだよ(作業中)。
【GM】不意に、突然、岩が妙に軽くなる。いつもなら全力を使っても持ち上がらないような岩が、片手で楽に動かせる。ということで、メルトン、筋力に+56して再度判定どうぞ。
【メルトン】ええー!?
【ウィルヘルム】すげえー!?
【アルマ】まっしぼー。
【スズキ】今度こそ56?
【GM】うん、56。


 悪かったよ、毎度私はミス連発してるよ(笑)。


【モロゾフ】はつどう なのね
【アルマ】ああ、絵が……絵を想像してしまった……(ガタガタガタガタ)


 どんな絵を想像したんだろう……(もわもわ〜ん)……やっぱ、あんな絵を想像したんだろうな……


【GM】10+6+50で66。ボーナス+11で。
【メルトン】(ころころ)20!
【GM】それはもう凄い勢いでメルトンが岩をどかしまくります。
【モロゾフ】マー!
【ルフナ】馬鹿力…
【メルトン】ヘイルフナ、パス!(岩)
【ルフナ】ぉわっ!? 殺す気かー!!
【スズキ】馬鹿力……『ばかか』と読むか?
【モロゾフ】ひ ひどい
【ルフナ】あ、それもあり(え?)。
【メルトン】50個くらい(投石)。
【スズキ】むちゅり(岩の下敷き)。
【GM】さて、メルトンおめでとう、君も“混沌”に目覚めました。以降は《金剛力》を自由に使って良いですよ。
【メルトン】ワーイ
【GM】なので筋力も10から16に書き直しちゃってくださいまし。
【メルトン】でも貧乏なうちは攻撃には使えませんな!
【ウィルヘルム】えー……と(←急に凄い勢いで岩を放り出しはじめたアトミッ君に唖然)。
【アルマ】突然マッチョに。
【モロゾフ】ふく が びりびり と さけて ! (キャー)
【メルトン】いやああー!?
【GM】見た目は変わらないってば(笑)。
【アルマ】いや、こうマッチョのオーラが。
【スズキ】背後にマイリーのオーラがポージング決めてるアルよー。
【アルマ】「ゴゴゴゴゴゴゴゴ!」という感じに。
【メルトン】みんなしてヒドイ!あぁんまりだあぁあぁー
【ルフナ】やっぱり男だったんだー(わー)。
【メルトン】ヘッドロック!
【ルフナ】はぅ?!しまったー。ロープロープ。ホントに死んじゃうって君の怪力じゃ…(きゅっ)
【ウィルヘルム】今の力でヘッドロックかけたら余裕で骨折れるぞ。


 愛されてるな、メルトン。
 うんうん(←《金剛力》を考えたのはコイツ)。


【GM】あ、そうだ。アルマ、1d10振ってちょ。
【アルマ】(ころころ)1、極端じゃ。
【GM】あら、1匹か。じゃあ段階は進まないか。えっと、風喰いのどこかに、段階1、って書いといて下さい。
【アルマ】段階1、と。


 これは『風喰い』の成長チェックです。
 今はまだ段階が低いのですが、追々この剣は凄まじい力を発揮……していく予定なのですが、さてさて。


【GM】さて、無事この袋小路からの脱出吼が開きましたけども、どうする?
【アルマ】撤退じゃ。
【ウィルヘルム】このような所に長居は無用、分かれ道まで引き返そう。
【モロゾフ】わかれみち の ところ まで もどる のね。
【アルマ】混沌の元をなんとかせぬと、きりがない。
【GM】では別れ道まで引き返します。青頚湖の方からは負のウンディーネの声が響きますが、あちらさんは移動力遅いので問題なく。
【アルマ】そしてメルトン殿には穴を埋めてもらう(わー)。
【GM】ウンディーネなら擦りぬけますよ、岩の破片で出来た壁なんて(笑)。
【アルマ】否、肉のカーテン(えッメルトンを壁に?)。
【GM】硬度4.5!
【メルトン】ヒヒドイ!


 ひ ひどい!
 最近、アルマさんはメルトンをおもちゃにすることに楽しみを見出しているみたいです(←だから主に元凶はこいつ)。






  海ドラゴン 俺ドラゴン


【スズキ】道案内はよろしく頼むヨ。
【ウィルヘルム】アルマ、まだ気配はあるか?
【アルマ】では改めて察氣じゃ。
【GM】どぞ。
【アルマ】(ころころ)13じゃな。
【GM】別れ道、左の通路の先には細かい気配がいくつか。多分、こうもりかな?
【アルマ】では先を急ぐとしよう。
【ルフナ】杖の反応はー?
【GM】左の通路の先からビンビンに。
【ルフナ】だって(をい)。
【GM】あ、それと。
【アルマ】む?
【ルフナ】ん?
【GM】カタール、鑑定出来るけど……します?
【ルフナ】鑑定ー鑑定ー。
【ウィルヘルム】あ……水のカタールという可能性が……
【アルマ】ああ、セージがいつのまにかおるのじゃったな(笑)。


 いつのまにかいるんです。
 生えたんです(どこから)。


【スズキ】してみるё。
【GM】どうぞどうぞ。
【ルフナ】あー。でもティーナさんがいない!?(待て、お前もセージだろ)
【ウィルヘルム】ルフナここで成功すればセージとして認めてやろう。
【ルフナ】そうやってプレッシャーを…
【モロゾフ】がんばって !
【スズキ】(ころころ、2ゾロ)アイヤー、7ヨ。
【アルマ】…………
【GM】7じゃわからないなあ……
【ウィルヘルム】今日は2ゾロの日か……
【GM】2ゾロDay
【ルフナ】(ころころ)13!
【GM】お、13ならわかる。
【アルマ】ちッ(?)。
【ルフナ】やった!!(ぐっ)これで認めますよね?男に二言はないですよね? ね?
【ウィルヘルム】うむ、承認。
【モロゾフ】ルフナ さん がんばった の
【GM】これは『水喰い』。お察しの通り、エルライン・ルフの作品のひとつです。
【アルマ】ほほう。
【ルフナ】水くい? アルマさんの剣の仲間?
【GM】作品No.104ですね。水のサファイアと対になっている、はず。
【ルフナ】わーい。No.104Getですー。
【ウィルヘルム】と、言うことはサファイアがこの先か。
【スズキ】手に入った武器はこれだけだったアルか?
【ウィルヘルム】売れば2500ガメルの黄金剣がホレ。
【GM】『水喰い』は、武器としてのデータは必筋2、打撃力5のカタール+3。
【アルマ】+3……
【GM】+3です。
【ルフナ】スズキさん筋力いくつ?
【アルマ】クリティカルを前提とした、また凄い武器じゃな。
【ウィルヘルム】+3、スズキが使うとクリティカル値6?
【GM】スズキが持つと6になりますね。
【メルトン】ウヒョー。
【モロゾフ】すごい ぶき ね
【ルフナ】すごいねー。
【GM】んで特殊能力が。周囲の水から、負のウンディーネを生み出しつづけちまうんです。このままだと。
【アルマ】おいおい。
【ルフナ】………………
【ウィルヘルム】げ、こいつのせいか?
【スズキ】これが生み出してたアルか。
【ウィルヘルム】サファイア探すぞ。
【GM】だから放っておくと皆さんの所持している飲料水からもほら。
【ルフナ】きゃー。
【GM】(水袋から)……るるろ……るろ……
【モロゾフ】ンンンンマァー
【メルトン】ギャアアー
【アルマ】ふッ!(剣舞)
【ウィルヘルム】また風喰いの性質が悪くなりそうだ。
【アルマ】急ぐぞ(納剣)。
【GM】【プチ負のウンディーネ】ばっしゃー(消滅)
【スズキ】とっととサファイア探すヨロシー。
【ウィルヘルム】当然風喰いみたいに宝石嵌める個所があるよな。
【ルフナ】あるのかな?(きょろきょろ)
【GM】うん、水喰いには宝石をはめる穴もありますね。ちなみに正方形です。では通路を先に急ぎます。ホントは途中に蝙蝠の来襲もあったんだけど、割愛して……(わあ)


 実際のプレイ時もここでのコウモリの襲撃は割愛しました。
 だってもうプレイ時間が結構なことになってたので……


【アルマ】まあLV1じゃしのう。
【メルトン】私は幼稚園児ではないっ!
【アルマ】トラウマ:コウモリ?
【ウィルヘルム】何かトラウマになってるな。
【メルトン】やっかましゃああ!
【アルマ】【コウモリ】姫様ァァァァァァァァァ……(割愛)
【スズキ】【コウモリ】はーはっはっはっはっは
【アルマ】【コウモリ】姫さ……ま……(断末魔)


 メルトン配下のコウモリ軍団、大ブレイク。


【GM】通路を進んでいきまして行きついた先は、幻想的な光の空間。ぱっと開けたその空間には、先ほどと同じような湖が広がっているのですが、それと同時に周囲にはきらびやかな水晶の原石が。
【ルフナ】うわぁ…キラキラだぁ…
【アルマ】ふむ。
【GM】どうやら、ここは水晶の鉱脈でもあったようです。
【スズキ】原石……あんまり高く売れそうにないアルな。
【モロゾフ】はやく しないと ここからも うんでぃーね が でる かも なの
【ウィルヘルム】さて、精霊力はどうなっているかな?
【GM】精霊力を感知しますと……クラーケンが。
【アルマ】…………
【メルトン】イカ!?
【GM】と、一瞬勘違いする程に協力無比なウンディーネがいます。
【アルマ】俺ドラゴン。
【ウィルヘルム】そうか協力してくれるか(黙れ)。
【GM】朝まで俺ドラゴン。強力だい。


俺ドラゴン』とは……どこかで解説した気もしますが一応もう一度。(ビバ脱線)。
 とあるセッション中私の演じるキャラが、というか私がひどく誤字を連発していたことがありまして(今も、というのは言いっこ無し)。
 で、そのセッションの中で『エレガントな言葉遣い』をしなければならない、という状況に陥ってしまったのです。
 その状況下、余りに誤字が多かった私は半ばヤケになって『これが俺流エレガント』と言……おうとして『これが俺エレガント』と言ってしまったのです。はい。
 すかさずそこで他のプレイヤーさん(ちなみにモロゾフのプレイヤーさんでした)が『ナイスドラゴン!』という素敵なつっこみをかまして下さいまして。
 それが転じていつのまにか『俺ドラゴン』に。
 ……はい、絵本本編とはまったく関係のない与太話でした。


【アルマ】さて(ちゆ)。問題のサファイアは?
【GM】まあまあ。んとね、目の前には水面が広がっているのですが、その中から……ざばーッス、と、長い首が出て来ます。
【ルフナ】ひっ!?
【モロゾフ】く くび !?
【ウィルヘルム】へ?
【アルマ】ろくろ首?
【GM】ああ、首といっても人間の首じゃないですよ。そうね、プレシオザウルスとか、あんなカンジ?
【ウィルヘルム】いや、さすがにプレシオザウルスを連想したが、俺は……
【ルフナ】ねっしー?
【メルトン】ブラキオレイドスめ!
【アルマ】のび太の恐竜め!
【ウィルヘルム】ピー助。


のび太の恐竜』及び『ピー助』については、解説するのも無粋で陳腐なのでおいときます。
 どうしても気になる人はネットで検索してみよう!


【GM】さて、セージチェック! 知名度は13!
【スズキ】(ころころ)9ヨ。
【ルフナ】(ころころ)ふふ〜ん♪ 15〜♪
【ウィルヘルム】おお、セージ承認してから調子がいいな
【アルマ】ディーヴは?
【GM】そしてこいつは、なんと幻獣だ! コンチキショウ!(脱兎)
【アルマ】(ころころ)20じゃ。一杯語るがよい、ディーヴ。
【GM】はい、このでかいのはシー・ドラゴン。LV8のモンスター。
【メルトン】ごっはあああ。
【アルマ】シーモンス……。
【モロゾフ】れ れ れ れべる はち !
【スズキ】しるどらっ!!
【ルフナ】すごいやぁ……
【アルマ】前回もシャプラングが出たから、まあ予想はしておった。エルライン・ルフなる者は、どうやら高位の存在を使役させて研究をしておったようじゃな。
【GM】ちなみに、全長30mほど。
【メルトン】勝てる気がしないね!
【ウィルヘルム】まあ敵対的と決まったわけでは……
【GM】んでもってね、んーと……皆さん、冒険者LV+知力ボーナスで判定どうぞ。
【ルフナ】ボクもー?
【GM】うん、全員。
【ウィルヘルム】(ころころ)11だ。
【ルフナ】(ころころ)11です。
【アルマ】(ころころ)13じゃな。
【メルトン】(ころころ)13っス。
【スズキ】(ころころ)14アルё。
【モロゾフ】(ころころ、出目は11)マアー 15 よ
【GM】ああ、モロたんとスズキ気付いたなあ……こいつの額に、キラリと蒼く光る宝石が。
【モロゾフ】ひたい に ほうせき が ついてる の !
【ルフナ】ほぇ…
【アルマ】それもまた、シャプラングと同じか(気付いてないけど)。さて、戦うわけにもいかぬし……どうしたものか。
【GM】さて、シー・ドラゴンは、ダグザと違って元々は知能が動物並。さらに、そちらには負の水の精霊力を放つアイテムがありますね。
【モロゾフ】あっ
【GM】自らの力に相反する存在を認識したシー・ドラゴンは、襲いかかってきますよ。
【ウィルヘルム】狙われるぞ。
【アルマ】……あいたー。
【ウィルヘルム】ここの異常に強力なウンディーネは使えないか?
【GM】ああ、残念ながらウンディーネは使えません。ラリッてるので。
【ルフナ】……流石に眠らないかな?
【GM】【ディーヴ】……む……大丈夫だ、なんとかなるぞ!
【アルマ】しかしこのアイテムがなくても、会話は成り立たぬし……どうしたものやらって何がじゃ。
【GM】【ディーヴ】奴は、本来広い海原で縦横無尽に暴れまわる幻獣なんだ。こんな狭い場所じゃ、本来の力は発揮し切れないはずだ。
【アルマ】「はず」か……儚い希望じゃな(苦笑)。
【ウィルヘルム】結局戦うことは戦うのか。
【アルマ】しかし逃げるわけにもいかぬ、か……(抜剣)。
【ウィルヘルム】宝石だけを射落としたとしても一度攻撃を仕掛ける以上最後まで戦いそうだな……
【GM】まあ、具体的にいうと本来の三回攻撃が一回しか出来ず、ついでに各数値も大幅に下がってるんです。さて、戦闘、なのだけども……


 実はこの時点で(現実世界の)時間がかなり差し迫ってきていたのでした。
 プレイ開始の時間も遅かったので、リタイヤな人が多かった場合は戦闘前にセーブしようと思ったのですが。


【GM】起きている人は挙手!
【ウィルヘルム】はい!
【アルマ】起きておるぞ。
【モロゾフ】はーい(触手で挙手)
【ルフナ】起きてるよー?
【メルトン】ほい!
【スズキ】何とか。
【モロゾフ】【ハイテク】ニヤリ。
【ウィルヘルム】全員無事っぽいな……
【アルマ】【コウモリ】キー!
【GM】蝙蝠までッ。
【スズキ】従者アルな。
【メルトン】いらーん!!
【アルマ】【コウモリ】姫様ッ、ご武運を。ところでいつのまにマッシボーに?
【メルトン】なってねえー!!!
【アルマ】【めるとん】めるとん ぷりずむぱわー びるどあーっぷ!
【メルトン】変身もしない! マッチョにもならない!!!


 全員(含むハイテクねこ&蝙蝠)無事な模様なので続行に決定。


【GM】行けるかな。いってみよう、実はそんなに強くないんだ、こいつ。
【アルマ】まあ、ミノタウルスより〜といったところじゃろうな。
【モロゾフ】と いわれて ゆだん すると ひどい め に あうから き を つける の
【アルマ】でないと、死ヌ。こちらが。
【ウィルヘルム】回避値が低いのならば何とかなるかもしれん。何よりこの巨体ならば前衛を気にせず矢を放てるというもの
【ルフナ】GMー。僕達との距離ってどのくらいー?
【GM】相対距離は、前衛が移動攻撃可能距離で。では戦闘開始。オープニングはスズキから。
【スズキ】ダーツ投げるヨ。ヘロヘロと。(ころころ、出目は3)ホントにヘロヘロになったアル。8アルよ。
【GM】(ころころ)回避〜。お次がメルトン。
【メルトン】攻撃するべえ。
【GM】頑張っておくれ。さあ殴れ。すごい殴れ。
【モロゾフ】えんちゃんと は ひつよう ない の かしら
【スズキ】むしろ持ち上げて放り投げるヨロシ。
【アルマ】マッシボー後初の攻撃じゃな。
【メルトン】マッシボーじゃねえっつの!!!!!
【スズキ】そうアル。マッシボーなんて失礼アルよ。もっとこう「まっすぃぼぉー!」と言わないと。


 現代社会の歪みが生んだいじめか!?
 いいえ、コレは海より深い愛です。


【GM】【消耗】、使う?使えば打撃力+30で50になるわよ。
【メルトン】50…
【GM】……50かあ……
【アルマ】地球が割れるのう。
【メルトン】よっしゃやるぜ!
【ウィルヘルム】斧壊れるけど、替え買えるのか?
【メルトン】(ころころ)14!
【GM】(ころころ、6ゾロ)
【アルマ】……。
【GM】おや、回避しちった。ので、武器も壊れません。
【メルトン】ああん。
【GM】生命力を消耗しといてね。お次はルフナ!
【ウィルヘルム】さあ、ルフナ、今なら巻き込むのはアトミッ君だけだ(アトミッ君は巻き込むのか)。
【アルマ】首くらいを撃てば大丈夫じゃろう。
【ルフナ】GMー。質問ー。
【GM】うぃうぃ?
【ルフナ】レビテーションで中に浮いた状態でね、
【GM】うん。
【ルフナ】次のターンにエネルギーボルトとかライトニング撃つと敵だけに当てられる?
【モロゾフ】うえ から うてば ぴんぽいんと で ねらえるか って こと ね
【GM】うん、出来るね。でも、アルマの言うような事も可能だよ(笑)。
【ルフナ】浮かなくても良いのね(笑)。
【GM】この場合標的がでかいんで、味方を巻き込まずに撃てるんですね(笑)。
【ウィルヘルム】まああの巨体だしな……
【モロゾフ】まと の おおきさ に すくわれた の
【GM】んじゃライトニングゥァ?
【ルフナ】じゃぁ、首の方を狙って初のライトニング撃つよ。
【GM】【海ドラゴン】しぎゃー!
【ルフナ】万物の根源たるマナよ、我の掲げし賢者の杖に集い、稲妻となりて疾れ! ライトニング! (ころころ、出目は11)16!
【GM】(ころころ、出目は7)15……うそ!? 抵抗できねえ……フ、そして弱点が露呈……LV8で抵抗値8って事は……ねえ?
【アルマ】MP低いのか。
【スズキ】念の出番アルな。
【ウィルヘルム】ククク、発動の出番だな。でも通るかどうかのほうが問題。
【GM】自分で言うのもなんだが、私は勝てない戦闘はイベント以外では起こさないッ(たまにしか)。
【アルマ】たまに、が問題じゃな。


 コレはホントです。
 まあ、TRPGにおける戦闘なんて非常に流動的なのでバランス取りなんてあってないようなものなのですが。
 最初見て『こりゃ勝てないかなー』と思われるぐらいのモンスターを出しても、とんちで勝つことが出来たら……それは恐らく、最高のカタルシスだと思うのです。


【ルフナ】よし! えーっとダメージが……2d6だよね?
【GM】打撃力20ですぞ。
【ルフナ】うぃー。(ころころ)7点だね。
【GM】通らないのう。
【ルフナ】ちぇー。まぁ当たっただけ進歩かなぁ……(まて)


 ルフナ、魔法は『命中』自体は必ずするのよ(笑)。
 魔法の判定は命中&回避、ではなく発動したかどうか、そして抵抗出来たかどうか、の対決なのです。
 いや、ニュアンスとしては理解しているんだろうけど、一応。


【GM】さて、アルヘルム。
【アルマ】砂楼舞刀術、アールマティ・ラシュヌ……剣舞之始。(ころころ)19じゃ。
【GM】(ころころ、出目はピンゾロ)6、命中。
【アルマ】(ころころ)12じゃ。廻らぬのう。
【GM】かすり傷。
【アルマ】クリットせぬ限りはおそらくかすり傷じゃろう。
【ウィルヘルム】上を狙って発動で撃つ。(ころころ)ん、でかい。18だ。
【GM】(ころころ)12、命中。
【ウィルヘルム】(ころころ、出目は9)
【GM】【海ドラゴン】ぎゃース!
【ウィルヘルム】(ころころ)ダメージは24。
【ルフナ】すごーいすごーい
【GM】すごい痛い……1/3もってかれた。
【アルマ】さて、MP減少は、と。
【ウィルヘルム】そして発動分。(ころころ)10点。
【GM】むう、割りと早く終わるかも……
【アルマ】次はメカ(何故メカ?)かのう?


 いやホントになんでメカッ?


【GM】さて、お次がドラゴン。誰にいくかなー。殴れるのは……前衛のアルマとメルトンか。
【アルマ】うむ。
【GM】奇数アルマ偶数メルトン。(ころころ、出目は3)という事でアルマ。当たれェェェェェェェェェ!
【アルマ】(ころころ、出目は10)来るがよい。21じゃ。
【GM】6ゾロでも当たらないのでいいでス……
【アルマ】(笑)
【モロゾフ】マー
【GM】うーん、攻撃/回避に−2のペナは不要だったか?(笑)
【ウィルヘルム】流石というべきか……
【メルトン】すさまじきかな(笑)。
【GM】気を取り直して!モロたん!
【モロゾフ】そっこう で おわらせ たい し ふぉーす を うつ の
【GM】【海ドラゴン】キナ!
【アルマ】【俺ドラゴン】
【ウィルヘルム】うむ、俺も俺ドラゴンって思ったさ。
【モロゾフ】(ころころ)12 よ
【GM】(ころころ、出目は3)
【アルマ】…………
【GM】【俺ドラゴン】なんで抵抗できないの!?
【ウィルヘルム】抵抗には限りなく弱いらしい。
【アルマ】魔法マゾ、か。
【メルトン】いやだなあ……
【モロゾフ】(ころころ、出目は6ゾロ!)
【GM】まわってるー!?
【アルマ】入ったぞ、何かが。色々。
【モロゾフ】マャーマャーマャー!
【ルフナ】すごーーーーーーーーーい!
【メルトン】すげえ!
【GM】お、おわっちまうー!?
【モロゾフ】(ころころ)14てん なの
【GM】バ、バカな、たった1ラウンドで半分以下になるなんて!
【ルフナ】わー。
【スズキ】次のターンで殺るヨロシ。
【モロゾフ】こじん てき には あと 1 らうんど で おわらせ たい の
【ウィルヘルム】はッ、もしかしてこれを倒したらドラゴンスレイヤーの称号が……(いらん)
【ルフナ】ドラマタの称号が……


 もう倒す算段してやがるッ。
 激しく予想外の展開……古来より、TRPGの戦闘においては凄まじく強いボス一匹は早く没し、それなりに弱い雑魚沢山はとても長生きする、というのはありますが。
 これはちょっと早過ぎだようッ(汗)。


【GM】さ、さて、次だ。すずきー。
【スズキ】応援するё。(てめぇ)
【GM】メルトン。
【スズキ】頑張るヨロシ、めるとん〜!
【メルトン】消耗逝くッス!
【GM】こいや!
【アルマ】【コウモリ@ルナ】姫様! メルトンティアラアクションよ!


 あ、プレイ中気付かなかった。
 コレってもしかして某水兵服美少女戦士のネタなのかしらん?
 私はあのアニメ、見たことないんですよねー。
 好きな作家さんが描いていた同人誌だけは読んだことが、っていうか買い集めたことが、っていうか未だに持ってますはい……えっちな同人誌じゃないですからね?(←言い訳が見苦しい)


【メルトン】(ころころ)14!
【GM】(ころころ)11! めいつう。
【メルトン】さらば! 我が斧!
【ウィルヘルム】なんだか武器が消耗品になってきたな……
【GM】クリティカル出たら、終わるなあ……
【メルトン】(ころころ、出目は6)
【GM】50の欄の6は、10……10か……俺、凄いマズイ能力つくったんじゃ……(今更過ぎ)
【メルトン】16でマスタ。
【GM】し           しにかけ      ダヨ。
【アルマ】これで壊れない魔法の武器だったら、どうなるのじゃ?
【ルフナ】まさに無敵?
【GM】《金剛力》の【消耗】で、魔法の武器などの『壊れない武器』で攻撃した場合、武器は破壊されない代わりに攻撃の反動で使用者にダメージが跳ね返るんです。更に、そのダメージによっては手が痺れてしばらくその手が使用不能になっちゃうんですね。詳しくはここの《金剛力》をどぞ。
【モロゾフ】こんど から だがー ばっかり じゃらじゃら もちあるく のは どうかしら
【アルマ】なるほど……ダガー大量持ちが有効なのじゃな。
【モロゾフ】むしろ とうせき で すないぷ できる れべる よ
【アルマ】重量1のダガーを4〜5本持っておけば無敵に等しいかもしれぬな。31でも充分怖い。
【メルトン】じゃあこれからはそれでー。
【ウィルヘルム】まあ生命力を消耗するしな……
【アルマ】メルトン殿の場合は自力で回復出来る。
【メルトン】こう見えても結構僧侶のはしくれ!(でも金剛力)
【スズキ】エンチャント系でも武器を壊れなくするのは可能アルか?
【GM】エンチャントでも壊れない武器、という扱いですね。
【ウィルヘルム】自分に戻ってくるからかなり痛いぞ。ようするに一撃必殺、その戦闘ではその後役立たず、ということか。
【メルトン】ほっといてくれ。
【GM】ちなみに魔法などの援護を含めても50を超えた分は+5ごとに追加ダメージに1を加算します。


 実はこの《金剛力》、戦闘系“混沌”の中では比較的弱い能力にしたつもりだったのです(だからこそ常に筋力に+6というボーナスが付くんです)。
 打撃力+30というのは実は派手に見える数字のマジックで、クリティカルさえすれば大ダメージですが戦闘の間全体を見ての平均値ではそれほど強くない、と……したハズだったんですが……
 めちゃめちゃ強いわ(笑)。
 ということで若干の変更が加わりました。
 ダガーで普通に攻撃するのは有効なままですが、投擲の場合はバランスを変更し、攻撃力に−6のペナルティが加わることになります。
 こうしておかないと、エンチャントをかけた石(ロック)打撃力50の投擲攻撃(!)、とかが容易に際限無く行なわれてしまいますからね。
 ロック(=石)は投専武器で存在し、データは攻撃力=+1、打撃力=必筋±0、クリティカル値12となっています(つまりクラブと同じですね)。つまり、メルトンの場合必筋10相当の石にファイア・ウェポンをかけてもらって投げ付ければ10+10+30で打撃力50ということに……
 やはり《金剛力》には近距離で激しく殴り合うのが似合うということで。


【アルマ】さて、ルフナ殿。
【GM】ルフナくん。
【ルフナ】もっかいライトニングいきまーす。首を狙うよ。
【GM】きなー。
【ルフナ】風の咆哮、光の疾走、始源の巨人の大いなる息吹き……万物の根源たるマナよ、我の掲げし賢者の杖に集い、稲妻となりて疾れ! ライトニング!!(ころころ、出目は10)やたっ。15!
【GM】(ころころ、ピンゾロ!)
【ルフナ】ふふっ
【GM】【俺ドラゴン】……
【ルフナ】(ころころ11点でーす。通るかナぁ?
【モロゾフ】とおる と おもう の
【アルマ】3点通ったのう。
【GM】ああ、お、俺の、俺のシードラゴンが、なにも出来ずに削られていく……


 せっかく出した海洋生物なのに!
 せっかく出した大型幻獣なのに!
 せっかく、せっかくぅぅぅぅぅ!


【GM】さてお次はアルヘルム。
【メルトン】ていうかアルヘルム誰!?
【アルマ】斬るかな。
【モロゾフ】ここ で とどめ を !
【アルマ】(ころころ、出目は11)20じゃ。
【GM】かわせんわー!
【ルフナ】〜〜♪
【アルマ】(ころころ、ころころ、ころころ、ころころ、ころころ……)
【ルフナ】アルマさん?
【GM】え、そ、そんなにまわる の?
【ウィルヘルム】俺の攻撃いらなかったのかもしれん。
【モロゾフ】すーぱー こんぼ ね
【アルマ】聞くか?
【GM】聞きましょう、せっかくだから。
【アルマ】8+8+6+6+8+9、になるのかのう。
【ウィルヘルム】45?
【ルフナ】すごいなぁ……
【GM】あのう、一撃で死ぬんですけど、それ……
【ルフナ】わーいわーい。
【GM】【シードラゴン】俺ドラゴーン!(断末魔)
【モロゾフ】う うかばれない だんまつま だわ


 ホント浮かばれねえ……殴りたかったッ(下手すると死人出ます)。


【アルマ】伏魔滅竜……(納剣)。
【ウィルヘルム】剣舞って恐ろしいんだな……
【メルトン】正義(?)はカツ!
【GM】なんでだ!? なんで君ら、ウンディーネの方に苦戦してるんだ!?
【アルマ】数が多かったからじゃな。
【ウィルヘルム】ウンディーネは強敵だった……
【GM】つうかまさか1ラウンド半で終わるとは思わなかったさ……うう、能力値を引き下げたの、不要だったかなあ。
【アルマ】ともあれドラゴンスレイヤーはいただいた。良い土産話となろう。
【ウィルヘルム】一撃で殺せる斬撃だったしな。
【アルマ】そしてヒターナの伝承には、強敵ウンディーネの伝説が受け継がれるのじゃ(いやだなあ)。


 そ、それはちょっとイヤだなあ(笑)。


【モロゾフ】あっ それと おれ どらごん さん に たたかい の れいぎ の あいさつ なの(ちょこん)




  いんたーみっしょん 〜或いは強敵掃討後の御約束〜


【ルフナ】今日はセージと認められたし、ライトニングも2発当たりました(日記書き書き)。
【スズキ】額からさはいあ外せるアルか?
【ルフナ】額の宝石採取しなきゃー(短剣もちだし)。
【GM】んとね、水喰いを近づければ、問題なくがポリと。
【モロゾフ】なにか しゅうい に へんか は あるかしら ?
【GM】はい、周囲の水が、みるみる正常になっていくのがウィルヘルムにはわかります。
【ウィルヘルム】ふう、やれやれだ。
【GM】さて、完全体の水喰いは誰が持ちます?
【アルマ】誰が持つ?
【ウィルヘルム】その前に鑑定とかしないのか?
【アルマ】ああ、完全体の鑑定か。
【ルフナ】鑑定?(きらきら)
【GM】どうぞどうぞ。
【ルフナ】ルフナいっきまーす
【スズキ】ここでピンを出してこそルフナある。(ころころ)ワタシは9ヨ。
【ルフナ】(ころころ、出目は4)……10……
【メルトン】…………
【アルマ】剥奪じゃ。
【ウィルヘルム】やはりダメか?
【GM】流石にわかりませんね(笑)。
【ルフナ】うわーーーん。スズキさんなんかきらいだぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁーー(涙脱兎)。
【アルマ】短い承認じゃったのう……(しみじみ)。
【ルフナ】(隅っこでいじいじいじいじ)
【ウィルヘルム】うむ、短かった……
【GM】ただね、えーっと。水のサファイアを埋め込んだ穴以外に、もうひとつ、穴が空いてます。
【アルマ】
【スズキ】形は?
【アルマ】サイズは同じようなものなのかのう?
【GM】穴、というか、窪みかな?
【ルフナ】きっとコイn……なんでもないです(いじいじ)。ぼくにはーわからないですからー。
【ウィルヘルム】そこまで拗ねることもなかろうに……
【GM】おお、コイン覚えてる人がいた(笑)。でも違いますね。
【アルマ】わしもシートに書いておるぞ、コイン(笑)。まあわからぬものは仕方ない。
【スズキ】コイン?
【ウィルヘルム】風の遺跡で手に入れたアレ。
【GM】ああ、妖精の樹海で発見したんだけども、要所要所で鑑定に出すをの失念していたコイン。
【スズキ】風の遺跡は参戦してなかったヨ……(ログ読んだくせに)
【ルフナ】ライトニングで頑張りすぎちゃったのかなぁ……(隅っこで三角座り)
【アルマ】……変身し過ぎ、或いは魔法の使いすぎで(略)。
【GM】さて、ともあれ如何しましょ。
【メルトン】武器があったら一時でいいんで貸してくれえー。
【ウィルヘルム】この必要筋力2の黄金の短剣を……
【メルトン】うっうっうっ。
【ウィルヘルム】ちなみに破壊したら2500ガメルな?
【アルマ】ああ、わしが以前使っていたファルシオン(筋力15)なら貸してもよいが。
【メルトン】ワーイ。《金剛力》のお陰で持てるヨ。
【アルマ】さて、他にめぼしいものは?
【GM】めぼしいもの? ここはドラゴンの巣穴ですぜ。無いはずがあろうか、いやない。
【アルマ】探るがよい。
【スズキ】漁ってみるアル。
【ウィルヘルム】さあ漁れ、思う様。
【ルフナ】(がんばれとひらひら)
【スズキ】(ころころ)12ヨ。
【GM】ん、スズキは宝石を発見。(ころころ、1d10×1d100)売値472ガメルのトパーズですね。
【アルマ】普通じゃな……つまらん(?)。
【GM】平目で漁っても良いですよ。
【アルマ】(ころころ)8じゃな。
【GM】んーと。アルマは(ころころ、1d6で1)残点1の魔晶石を(笑)。
【アルマ】……売れる、のか?
【GM】売値は50ガメルですけどね(笑)。
【アルマ】……これも公金行き、じゃな(苦笑)。
【モロゾフ】おさいふ ばん は たいへん ね
【アルマ】大変じゃ(憔悴)。
【ウィルヘルム】(ころころ、出目は3)
【GM】ウィルヘルムは桜貝を見つけました。
【スズキ】そこの拗ねてるのも一緒に漁るヨロシ。
【アルマ】センスマジックも頼みたい、ルフナ殿。
【ウィルヘルム】ルフナー?
【ルフナ】はいはい……まずセンスマ。(ころころ)きょーろきょーろ。
【GM】えーっと……奇妙な代物を発見。
【ルフナ】にょぁ?
【GM】L字型の、金属の品物。
【ルフナ】はっけんはっけんだいはっけーん。
【アルマ】サイコフレーム?(あれはT字)
【ルフナ】なんだこりゃ?
【GM】いくつかの金属パーツが組み合わさっている物ですね。
【ルフナ】パズル?
【GM】L字の、短い方が、ダガーの柄……いやショートソードの柄ぐらいの長さかな。
【ルフナ】鑑定して良い?
【GM】鑑定どうぞ。
【ウィルヘルム】さあ、承認がかかっているぞ?(プレッシャーかけるなよ)
【ルフナ】(ころころ)13!
【GM】お、わかるな。
【ルフナ】ほほほーー。なにかなー?
【GM】これはマナ・ブラスター。古代王国期に作られた、護身用の武器です。
【ルフナ】ほへー。
【ウィルヘルム】どうやって使うんだ?
【アルマ】スタンガン?
【モロゾフ】ふりまわして つかう の かしら
【GM】コマンドワードを唱えると、打撃力20の光線が敵を射抜きます。射程距離は20m。
【モロゾフ】ンマー
【メルトン】ヒエー
【ルフナ】うぉ?! そいつはすごーい
【アルマ】……こう、なんていうか、遙か昔のSF映画を思い出すような。
【メルトン】むしろそれは本当に護身用なのか?
【GM】命中判定には、ファイター/シーフ/レンジャー技能を使います。ただし。
【ウィルヘルム】打撃力20だけ?
【GM】フ、ウィルヘルムは勘が良いな。そう、追加ダメージは0なんです。
【ルフナ】だから護身用か……
【スズキ】クリティカル値は?
【GM】クリティカル値は10。シーフなら9ですね。
【アルマ】いくらで売れるかな。
【GM】んでもって、もう一個ありまして。
【ルフナ】ほぇ?
【GM】グリップ、じゃ無い、柄の部分にね、魔晶石をはめる穴が空いてるんです。
【ルフナ】ほぉ?
【アルマ】弾倉式?
【GM】そこに魔晶石をはめると、その魔晶石の残点に応じて追加ダメージが変化するんです。
【アルマ】つ、使えない……
【ウィルヘルム】消費は?
【GM】1〜3を任意で消費できまして、消費した精神点×3がダメージになります。ああ、追加ダメージには戦闘技能の分は加算できますよ。数式では『戦闘技能LV+(魔晶石から消費した点数×3)』、となります。なので3点消費して追加9点にすればそれなりには使えますね。
【ウィルヘルム】当れば、な。
【アルマ】コストが悪すぎる……
【GM】魔晶石、高いからねえ……バザーに行けばチびたのをまとめうりしてるけど(笑)。
【スズキ】外れても魔晶石は消費あるか?
【GM】外れても消費はしますよ。
【ルフナ】魔法っぽい銃?
【GM】魔晶石に込められたマナを瞬間的に解放する魔法装置、と言って貰いたいッ。
【アルマ】で、取引価格は?(既に使えないと判断しているらしい)
【GM】基本取引価格は6000ガメルですね。
【メルトン】うっひょおー。
【アルマ】安い、な……。


 好対照な反応だなあ。


【GM】魔晶石が必要なんで、それほど高値では取引されて無いんですよ。
【ウィルヘルム】射撃武器だが投擲武器ではない、か……どうする? 魔術師の端くれとして持っておくか?
【ルフナ】おもしろそー。ボクほしぃなぁ…
【アルマ】このアイテムの問題は、魔晶石を消費する点なのじゃ。
【ルフナ】魔晶石19点ほどあるよ……ボク。
【アルマ】はっきり言って、他の魔法のために保存しておく方が余程有意義じゃ。
【ウィルヘルム】魔法につぎ込んだほうがなんぼか価値があるしな。
【モロゾフ】ひとり しか あてられない し ね
【ルフナ】ボクの攻撃より強いですよ? たぶん。
【モロゾフ】でも せんとう ぎのう を つかう の よ
【ルフナ】シーフ技能どうせ上げないと回避がヤバイので……ね。ふふっ。


 いや、まあ、一応その為に前衛がいるんだから……たまにそれを無視する敵も出るけど。


【アルマ】悪いが、わしはこれを使うのは賛成出来ぬ。魔晶石を湯水のように使うのは痛過ぎるのじゃ。
【GM】いくらダメージ魔法扱いといっても、魔晶石を使わないと追加ダメージが戦闘技能分だけだからねえ。
【アルマ】……この弾倉部分に水のサファイアを(うそ)。
【GM】やってみる?(笑)
【ルフナ】怖いからダメーー(@@)


 やってくれたらとても面白いことになったのに……残念。


【ウィルヘルム】ルフナが何もすること無い時に撃つくらいでいいと思うが。消費しなくても撃てる事は撃てるんだろう?
【GM】消費しなくても打てますよ。まあ、抵抗されない代わりに回避される恐れのある魔力0のライトニング、と思ってくれれば。
【アルマ】なら問題無しじゃ。ようするに「魔晶石を使うのを」反対しておるだけじゃし。
【スズキ】むしろ打撃力20ならワタシが使うのが効率的と思ったのはキノセイヨ。
【アルマ】……そういえば、そうかもしれぬな。普通に戦闘技能で使用するなら、草走りの方が性能が高いのじゃな。
【スズキ】ただ投擲可能武器じゃないし、使う気はサラサラ無いアル。
【ウィルヘルム】うむ、性能的にはスズキでいいのだが、スタイルが許すかどうかってやっぱり。
【GM】えーっと、あとね。ルフナ、センスマつかったよね。ならこれも見つかるな。
【ルフナ】つかいましたー。そしてまだ漁ってはないです(笑)。
【GM】こちらはスタンダードな、プロテクションリング。ダメージ減少+1の逸品。
【ルフナ】ほへぇー。
【ウィルヘルム】プロテクションリングは前衛に出る……スズキ持っておくか? 万一の時のために
【メルトン】死にそうだしねえ。
【アルマ】メルトン殿でも良いかもしれぬな。
【ウィルヘルム】アルマ、と言おうとしたが彼女は既にマジックアイテムの宝庫となりつつあるしな……
【スズキ】魔法アイテムは要らないё。
【ウィルヘルム】いらんのならファイター(兼一応神官)のメルトンにでも。
【ルフナ】ボクも一応普通に漁るね。
【GM】どぞ。
【ルフナ】(ころころ)13〜。まだ何かあるかな〜♪
【メルトン】新しい斧がほしーい! ファルシオンもいいけど。
【GM】んーと……お、13? 銀のグレートソード発見。
【ルフナ】お?
【アルマ】……斧ではないのじゃな、惜しい。
【ウィルヘルム】…………誰が使うんだ?
【GM】これはかなり値打ちモンだね。まあ、魔法の品には及ばないけども。
【ルフナ】剣も見つけましたー(引きずって持ってくる)。
【GM】必筋15、打撃力24、のシルバーグレートソード。高品質です。
【メルトン】おお。バトルアクスより強い。
【GM】銀製の武具は売ると高いですよ。しかも高品質+4なのでえらい値段に。
【メルトン】くれ(どーん)。
【ウィルヘルム】壊すなよ。
【アルマ】斧使いから早くも変化?(笑)
【ルフナ】アトミッ君さっきみたいに折らない?
【スズキ】折りそうになったらエンチャントかけるヨロシ(メルトンのが速いけど)。
【メルトン】ドドドドド
【ルフナ】壊すともったいないよ? 高いから。これ。
【メルトン】まぁファルシオン貸して貰ったし売ってもかまわんけども。
【アルマ】ちなみに貸したのを壊すのは、まあどちらでも構わぬ(わー)。予備の剣なのじゃが。
【GM】(19×40+60)×1.8×5、さあ計算してみよう。
【ルフナ】7380?
【アルマ】…………
【GM】魔法のアイテムより高いやんけ……
【アルマ】……マジックアイテムよりも、高く売れるの……?
【GM】まあ、銀は半魔法的な素材なので……
【メルトン】売りましょう(ゴゴゴゴゴ)。
【アルマ】いいのか、それで(苦笑)。
【モロゾフ】めるとん さん よだれ ふいて よだれ !
【メルトン】おおっといけねえいけねえ(ふきふき)
【アルマ】メルトン殿、筋肉隠して筋肉!
【メルトン】ウワアアン!(そこらの石を投げる)
【アルマ】取り敢えず魔法の斧でも出る間は使った方が良いぞ(ひらり)。
【ウィルヘルム】精霊も切れるんだぞ、銀の武器は。
【GM】通常武器無効のモンスターにはそのままの打撃力で通じるのよ。あ、その代わり、銀の武器にはエンチャントはかからないのだけど。完全版準拠なので。
【ウィルヘルム】さっきみたいに打撃力が5しかねえ! とかいう事態も回避できるんだぞ?


 銀の武器の有用性については、先に述べましたね。


【ルフナ】とりあえず、めぼしそうなのはこれくらいかな?(きょろきょろ)
【GM】他にめぼしい物は、と……んー、ちょっと何も無いかな。
【アルマ】しけたドラゴン(俺)じゃのう。あ、俺ドラゴンだからしけておったのかのう?
【メルトン】アルマさんっ! それ以上は!
【ルフナ】今日はいっぱい見つけたナぁ……(それでいいのかLV3魔道師)
【GM】【俺ドラゴン】いや、無いわけじゃないんだけどネ、あるんだけどネ……
【アルマ】見つからなかったのか。無念。
【GM】シーフ軍団の出目が低かったなんてそんな。
【スズキ】目的の上神鉄は回収出来たアルか?
【アルマ】取り敢えずここで一休みセーブで良いのかな?
【メルトン】ハーイ
【GM】そうですね、ではここでセーブ、っちゅーことで。経験点は……ま、良いか。皆さん1500点どうぞ。
【ルフナ】わーい
【モロゾフ】(ちょこん)
【GM】それと、モロたんにはお絵描きボーナスで+100点どうぞ。
【モロゾフ】ンマー
【GM】まさか、あんなに早くシードラゴンが滅ぼされるとは思わなかった……
【アルマ】うむ。
【GM】さて、お疲れ様でした。次回でトラッカート編終わると良いなあ。
【ルフナ】おつかれさまー。


 ようやく長かったミッションに一段落ついた一行。
 だが彼らを待ちうける更なる事件の糸が既に張り巡らされていることを、この時はまだ誰も知らない(GM含む)。
 戦え! バケツ戦隊モロレンジャー!
 地球の平和は、君達の肩に割とかかっている風味だ!
 次回、エルラインの絵本第八話『天絹都市』にセット・オン!(マァー!←コーラス)



TRPGの部屋  エルラインの絵本

茶処日ノ出屋