蒼星行 <その参> あとがき








あとがき


「あの」
「・・・」
「あの・・・聞こえてます?」
「・・・(小声で)何も言うな」
「<その弐>で上中下って言ってたと思うんですけど」
「・・・(小声で)しっ、黙って!」
「終わってませんよね?」
「いうなあああああああ!」
「わああ、びっくりした」
「そうだよ! おわってねーんだよ! 思ったより長くなっちまったい、ちきしょー!」
「原因は?」
「御名御名コンビ(でも読み仮名だと<みなおなコンビ>になるんだな。何か変)」
「はあ」
「こいつらを掘り下げたら足らなくなった。大体<力>持つ敵が2人だぜ2人!?」
「ですね」
「こいつらただのヤラレキャラにしとけば楽できたのに」
「面白いかどうかはわからないけど」
「最初はもっと簡単な話の予定だったのにな・・・ってそもそも敵キャラこんなんじゃなかったし」
「予定ではどんな話だったんですか?」
「ああ・・・モデルを頼まれた夕魅那と頼んだマサキが絵の怪物に襲われるんだ・・・って感じの話」
「なんだか同じ部分を探せないんですけど」
「おう。いつの間に宿星がどうとかって話になったんだろう。おかげで辻褄合わすの大変だったんだから」
「自業・・・」
「それはそうと次で終わるから、うん、間違いなく」
「書いてもないくせに」
「・・・(正解を表す3点リード)、次は<剣舞帖>にしとこうかな。続き忘れかけてる」
「続き物を2つも並行して書くからですよ」
「だあってよお、女主人公を書きたかったんだよう」
「まあ忘れられないうちに書いてください」
「わかってるんだが・・・仕事が、仕事がああああああ!」
「な、何ですかいきなり」
「終わらせたら、また別の仕事がああああああ!!」
「暇よりはいいのでは?」
「そうはいっても・・・って愚痴のコーナーになりつつあるからもう止めよう」
「愚痴といえば、作者はここのコメントはまるで水を得た魚みたいですけど、感想のお返事のほうはまるでダメだって・・・」
「言うなああああああああ!」
「また・・・」
「ワシはじっくり考えてからでないと文章が書けないんじゃあああ!」
「はあ」
「きちんと読んではいます。だから感想はビシバシ送ってくださいな」
「送るのではなく書きこむのでは」
「だから見捨てないでね。ちゃんと書くからさあ」
「お願いしますね」
「ちっ、色気のない・・・これだから暗い女は・・・」
「ひ、ひどい・・・!」









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