蒼星行 <その弐> あとがき








あとがき


「また三部作だよおい、どーすんだよ夕魅那」
「私に言われても困るんですけど」
「なんでこんな長くなるかな」
「きちんと構成を考えないからですよ、きっと」
「(正解)」
「どうかしましたか? 顔色悪いですけど」
「この『東京魔人学園蒼星行』も多くの謎を後編に残しつつ、終局を迎えるわけですが」
「『東京魔人学園蒼眸行』(前作で、オリジナルキャラ・倉条夕魅那のデビュー作品。読んでね)と同じですよね、流れ」
「上中下の基本だから仕方ない。ワシの売りは怪異の背景にある人間関係じゃからして」
「このパターンは外せない、と」
「次もそうとは限らんが(意味深)」
「次? あるんですか?」
「『蒼星行』<その壱>のあとがきで書いたろうが! あと2話くらいで第1部が終わるんだよ」
「ふ〜んほ〜んへ〜ん」
「くっ、まさか夕魅那のようなヤツに疑われようとは・・・!」
「だって取りかかってないじゃないですか。私そんな話に出てませんよ」
「うむ。これ書いてる時点で『蒼星行』<その参>終わってないからな」
「早く書いてくださいよぉ」
「わかっておる。ワシだって忘れられる前に書きたい・・・でも最近忙しくてな、週休1日なんだよ。書く暇ないって」
「ううう・・・(涙)」
「だいたい次に書くのが『蒼』とは限らんし。『剣舞帖』もそろそろ書かんとな(この時点で1話を読んでくださった読者様がいるのかは知らない。真神庵覗いてないし)」
「うるうるうる・・・(涙々)」
「まあ日曜に書けるだけ書いて・・・ってパターンだから多くを望むな」
「ひっくひっく」
「それもまあ、なんか面白いゲームでもあれば瓦解するんだが」
「それも仕方なし、か(悟り)」
「マジはともかく(おいおい)、最低でも前編だけで終わり・・・なんてことはしませんので」
「見捨てないでね、お願いします」
「でもまあ、そんな不幸が似合うキャラだよな、お前って」
「ひ、ひどい・・・!」









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