エルラインの絵本 第弐話『絵本』



★セッション開始前の会話より☆

【ティーナ】パーティーで一番高い知力って16なんですね……これだけいるのに
【GM】もう罠を作るのが楽しくてしょうがなかったよ。
【ウィルヘルム】あれば外せるが、見つけられないパターンか。
【スズキ】レベルでカバーするヨ。
【アルマ】どうせシーフ技能は持っておらんから無意味じゃ。任せたぞ。
【GM】まあ、レンジャーは結構いるのでなんとかなる                  と良いね。


絵本シリーズのキャラ達は総じて『弱くは無いがぱっとしない』能力値になってしまいました。
狙ったりしたわけではないのですがねえ(笑)。






【GM】前回も参加した人はー、っと。
【スズキ】初回は参加してないё。2回目には参加したアルねー。
【ティーナ】前回とはどの前回でしょう?(笑)
【GM】新羅台地のバザーに行ったやつ。
【モロゾフ】さんか した の
【スズキ】バザーには行ったё
【モロゾフ】なんて よむ の?
【スズキ】「ヨー」って呼んで欲しいのココロ。


ё(よー)、ロシア語らしいです。
スズキは妙に気に入ってる模様ですね。


【GM】まあ、大丈夫か。んーと。皆さんは現在、小フィシアにいます。小フィシアがどういう国か、はリプレイを読むか、絵本のページを読んでもらうとして。前回、バザーに行った人はとある遺跡の地図を手に入れたのですね。
【ウィルヘルム】ほれ、説明せい
【スズキ】簡単に言うと泥棒捕まえて保護者の爺さんから遺跡の地図を貰ったё。
【ティーナ】危うく一文無しになるところだったんですよ……


妙に切実だ。


【メルトン】防スリ用にサイフに紐をつけておくことをお勧めするのよー
【モロゾフ】なか に いれて おけば いい の に…
【メルトン】……・なか?
【ティーナ】中ですか、うーん……中……
【ココサラキ】な、何のなかだろうー……(汗)
【ウィルヘルム】てめーだけだ、中に熊サイズのものすら入れられるのは……
【モロゾフ】ちょこん(ほめてくれてありがとうのあいさつ)


中……


【スズキ】どうやら玲帝山にある遺跡みたいでそこで得た情報によるとそこまで手強いモンスターにあわずに辿りつけそうアルね。
【ウィルヘルム】ほうほう
【モロゾフ】どろぼう は だめ よ
【GM】小フィシアにおける古代王国期の遺跡の扱いに関しては今更説明するまでも無いので良いよね。
【ウィルヘルム】ということはいよいよ俺らも盗掘隊に(身も蓋もない)
【スズキ】遺跡の中についても「そこまでは」強い敵もいなさそうと言う予想が立ったアルよ。
【ウィルヘルム】それは「遺跡につくまでは」と解釈して良いのか?
【スズキ】いや、「そんなスゴイレベルは」と言う意味でとってほしいネ。
【ティーナ】それと魔法生物などはいないみたいですよ。
【GM】え?あ(←あ、そう言えばそんなことも言ったっけとか思っている)。
【ウィルヘルム】えーと失礼、「遺跡の」地図を手に入れたのか?
【ティーナ】ええ、手に入れたというよりは頂いたのですけれど。
【スズキ】「遺跡までの道を記した地図」あるね。
【ウィルヘルム】ああ、そう、それを聞きたかったんだ。中身の地図まで出来てるんじゃちょっと望み薄かな、と思ったから
【GM】あ、それと、前回のバザーのシナリオに参加した人。
【ティーナ】はい
【ルフナ】はーい。
【GM】1週間が経過したので生活費を消費して下さい。最低値で280ガメル。
【ティーナ】ああ、お金が……(涙)
【ルフナ】860-280で残金580です。
【スズキ】危なかったヨ〜。前回ギルドに行ってたら速攻飢えて死んでたネ。
【GM】前回参加しなかった人は支払い免除。
【メルトン】ワーイワーイ
【ウィルヘルム】ふむ、免除か……まあ、狩りしてたから儲けと食費とトントンで。
【アルマ】きっと儲けもあったのじゃろう。
【GM】ああ、バードやダンサーは歌う/踊るで稼いでも良いですよ。
【ルフナ】はーい。踊りまーす。
【スズキ】あ、バードで稼ぐヨ。
【アルマ】まだ一般技能など手に入れておらんわ(遠い目)
【GM】2D6×バード/ダンサー技能LVで。それを七倍して、一週間分を一括で出してね。
【スズキ】(ころころ)70Gネ。
【ルフナ】(ころころ)105Gです。これで3日くらい生活出来るかな?
【ティーナ】一日40ですから、2〜3日は平気そうですね
【アルマ】一般技能が取れるくらい、暇を見て訓練じゃ(地味)


アルマはキャラクターの肉付けとしてダンサー技能が欲しいようです。
ですが、一般技能は経験点では獲得できないので日々の積み重ねのロールプレイが必要になるのです。
一般論としてですが、いかな一般技能とはいえそうそう容易くは配るべきではないでしょう。
一般技能は冒険者技能とは異なり、得てからよりも、得るまでが重要な技能、そんな気がします。


【GM】そんなこんなで相変わらず貧乏気味な諸君。で、死刑宣告に等しいことを言うようでなんだが……このままだと、遠からず飢えます。君たちのいる『黄金の航海亭』は今日も仕事がなく、閑古鳥。
【スズキ】暇ネー。このままだと干上がるヨー。
【ティーナ】今日もよくたれてます……(たれぱんだ)
【アルマ】まあよい、舞踏三昧の日々を送ろう。舞踏の神の思し召しじゃ。
【ティーナ】死の舞踏ですね
【スズキ】自己流に固まるのは良くないヨー?
【アルマ】一応は一族に伝わっておる練習じゃからな、固まるも何も(苦笑)
【ココサラキ】少しでも路銀を稼ごうとおじ様の横でロープマジックの練習ー
【モロゾフ】しごと なしえもん なの
【ウィルヘルム】暇なら夕食でも狩りに
【フェスト】…………。
【モロゾフ】ふたを しめて ぼんやり して いるの
【メルトン】自分の殻に閉じこもっちゃだめなのよー(ふた開ける)
【モロゾフ】あっ
【スズキ】あっ


飢え死ぬって言ってんのに太平楽だな、君ら。
リプレイではカットしていますが、ここに至るまでに雑談はもっと行なわれていたのですよ(笑)。


【GM】自分から仕事を探そうという気骨ある冒険者はいないんかい(笑)。まあ、それなら店のおやじさんが、見かねて声をかけてきます。
【GM】【おやじ】なあ、お前ら、暇そうだな?
【ティーナ】ええ、とっても(涙)
【ウィルヘルム】暇だなあ
【スズキ】アイヤー。おじさん久久ネー。
【アルマ】暇というよりも出かける機会がないのじゃ。
【モロゾフ】あしもとに まとわり つく の
【ティーナ】モロゾフさん落ち着いて?!(汗)
【モロゾフ】ちょこん(おちつかせるよう うながしてくれて ありがとうのあいさつ)
【GM】【おやじ】町内会の仕事でもやるか? ダウナー・フィシアの掃除だが。
【ティーナ】お掃除ですか?お掃除なら任せてください(ぐっ)
【アルマ】? それは文字通りの掃除なのか?
【GM】【おやじ】ああ、“掃除”だよ。ゴミを片付けるのさ。


“”で括ったことにより、従来の意味ではないぞ、という事を含ませてみました。
この辺り、文字媒体というのは口頭よりも優れています。
いや、それでも実際のプレイには口頭の方が数段優秀ですけれども。


【モロゾフ】おそうじ
【アルマ】……詳しい話を聞かせてほしいな、店主。
【GM】【ギュンターおやじ】まあ、町内会ってのは、要するに自治会なんだ。
【アルマ】ふむ?
【GM】【おやじ】自治会ってのは、言ってみれば町民の自衛の組織だな。ずーっと上には一応国が存在する。
【ウィルヘルム】いくらくれるんだ?
【GM】【おやじ】ひとり一日50ガメル。出来高制のボーナスもあるらしいけどな。
【ティーナ】まあ、そんなに……


いや、これってかなり破格に安いと思うんだけど(笑)。


【ウィルヘルム】ギリギリ生活費ってとこか?
【スズキ】普通に過ごすと1日40Gかかるから儲けは10Gになるねー。
【ルフナ】踊ってた方が儲かるなー……ボクは。
【スズキ】儲けを出したいなら出来高にかけるしかないё。
【アルマ】たまには気分転換もよかろう。生活もあるし、引き受けさせてくれい(笑)
【フェスト】一日50ガメルか。生活費しか出ないな。
【ココサラキ】何をかたずけるのでしょう?
【モロゾフ】そんなに よごれて いる の?
【GM】【おやじ】汚れてるさ。ダウナーだからな。
【ココサラキ】ダウナーですか。まだおじ様に連れたれて一度しかいった事ないけどちょっと怖いですねー…
【ウィルヘルム】下水掃除とかやったら何か出るだろうな
【スズキ】アイヤー、ここには下水道まで完備されてたか。ビックリよ。
【GM】リエ=フィシアは下水道完備の都市がほとんどです。地方の農村などは例外として。


そうなんです。
何しろ知識神ラーダの信仰篤い、周辺最大の国ですから。都市につぎ込む技術の規模も錬度も相当高い、となっています。


【スズキ】道やらのゴミ拾いあるか?
【GM】【おやじ】道……にもいるな。路地裏や、下水道にも。
【ルフナ】いる?
【ティーナ】いる?


ルフナとティーナは良く発言が被ります。
同キャラ属性?


【メルトン】人間をおそうじするのかしらー?
【モロゾフ】マアー
【アルマ】セージ、ファイトじゃ(笑)
【GM】【おやじ】(声を潜めて)要するに、犯罪者やその予備軍を狩れ、ってことさ。
【フェスト】予備軍?
【ティーナ】まあ
【モロゾフ】マアー
【アルマ】なんじゃ、真っ当な方じゃったか。てっきりネズミの化け物でも発生したのかと思ったぞ。
【ココサラキ】でもシーフギルドの方と枠から出てしまった犯罪者のちがいって私にはわからないし…
【スズキ】判断が難しそうアルね。
【ティーナ】これも神の思し召しでしょうか……
【GM】【おやじ】(ぽりぽり)本当は、冒険者の仕事じゃねえんだよ、これ。言ってみれば同類殺しだからなあ。
【ウィルヘルム】俺もそう思った。
【フェスト】全くだ。俺はあまり気が進まんな。
【モロゾフ】どうるい なの?
【アルマ】投降を呼びかけて、攻撃してきた者が敵じゃ。
【メルトン】正当防衛なのよー。
【ウィルヘルム】なるほど、分かりやすい
【モロゾフ】たたかいの かみさまに ぜんあくの はんだんは ゆだねる の
【GM】【おやじ】だから無理にとは言わん。それに……
【ルフナ】それに?
【GM】【おやじ】……ダウナーには、表にゃ出ない奴らがうじゃうじゃいるからな。お前らも知ってるだろ? ダウナーじゃ、ご法度の品も取引されてる。つまり、ダウナーにいるスジモンは、そういう品で武装して、さらにそういう品を手に入れられる実力を持ってんのさ。
【スズキ】ワタシらじゃ手も足もアレも出ない可能性が高いアルね。
【ウィルヘルム】スジモンだったら俺らより強いってことな
【アルマ】ダウナーの大物に当たったりすると、結構厄介かもしれん。それが問題じゃ。
【GM】んーと、冒険者LV+知力で判定してみて。


総勢9人が一気に判定。
中々に怖い状態でした。
結果、ルフナがピンを出した以外はトントン。
スズキとウィルヘルムとモロゾフが目標値に達しました。


【ルフナ】わーさっぱりです。
【ウィルヘルム】おーい、頭脳労働担当
【GM】えー、と。スズキとウィルとモロゾフ。
【ウィルヘルム】ふむ?
【GM】三人はこういった『ゴミ掃除』はたまに行われていることを知っています。
【モロゾフ】たびたび やる の ね
【GM】で、達成値が高かったスズキは、この『ゴミ掃除』をした冒険者のほとんどすべてが、同業者から忌み嫌われていることも知っています。
【スズキ】あぁ、村八分になるのネ。
【モロゾフ】きらわれもの に なる の?
【GM】ダウナーに遺跡荒らしがたむろしているのは周知の事実だからね。だからおやじさんもあんまり勧めたくないみたいよ。
【アルマ】知っている者は知識を分けてくれい(笑)
【スズキ】あまり奨められる仕事じゃないネー。
【モロゾフ】ごみ を そうじ する と きらわれる の
【ウィルヘルム】と、いうことだ。
【スズキ】ワタシらは横の繋がり大事よ?
【ココサラキ】うーん
【フェスト】…………。
【スズキ】それに、危険が多い割には日当は一日分の生活費+チョットあるヨ。
【ルフナ】それは困りましたねー。
【GM】【おやじ】言ってみれば冒険者ってのは全員共犯者みたいなもんだからな。国の走狗は良く思われない、ってことさ。
【ウィルヘルム】素直に遺跡に潜りに行くか
【フェスト】どちらにしろ俺は気が進まん。
【ティーナ】他にお仕事なんでしょうか……
【GM】【おやじ】他の仕事か? うーん、丁度いいのは今は無いなあ……
【ウィルヘルム】さて、ここで問題、すぐに仕事せんと飢える人がいるのは確か。
【ココサラキ】遺跡かお掃除か…私はその遺跡の方が気になるんですけれど…
【モロゾフ】いせき って いける の?
【ティーナ】一応遺跡までの安全な道は調べてあるみたいですから……
【アルマ】本気で地味に掃除をする、というのも手じゃの。
【ウィルヘルム】うーん、俺としてはお仲間相手にするのは出来りゃ遠慮したい
【スズキ】同業者に嫌われてこの仕事続けるのはきびしすぎるネ。
【メルトン】私はどっちでもいいのよー。でも嫌われるのは嫌なのよー。
【ウィルヘルム】世の中そんなに甘くない、どっちかからは恨まれるもんだ。
【モロゾフ】どうぎょう を ころぬ のは きが ひける のね
【スズキ】私は一発逆転(負けてるの?)遺跡にゴゥコースを取りたいヨ。前回行ったバザーでチョットコネ出来たから、手に入れた品はそこそこの値で売れるかもしれないヨ。
【ココサラキ】その地図。国の方でももう確認されている遺跡なのでしょうか?そうじゃなかったらその地図をもっていってお役所に買い取ってもらうとか…
【ティーナ】逆に捕まるかもしれませんよ。
【ルフナ】そういえばお役所の人からパクッたっぽい事言ってましたもんねー。
【ココサラキ】犯罪ッ(汗)煤i ̄□ ̄;)
【スズキ】ワタシらはそんな事は”知らない”ヨ。きっとネ。
【フェスト】あの地図を腕の立つ冒険者に売るのが一番安全だとは思う。仲間を敵に回すのは御免だが国を敵に回すのは更に御免だ。
【スズキ】入り口まで行って警備している様なら戻って地図を売ると言う事も出来るヨ。
【アルマ】ところで地図とは何ぞ?
【スズキ】前回バザーに行った時に遺跡の地図を手に入れたヨ。道中、そんなに強い敵も出てこなさそうなルートのある遺跡で、中もそこまで強い敵がいなさそうと言う情報もあるネ。
【GM】簡単に言うと、バザーを仕切っているボスの配下の馬賊が、国の近衛騎士隊とやりあった際に強奪した品です。
【アルマ】ふむ、そんな便利なものがあったのか……店主、リプレイを頼んだぞ。
【ティーナ】お願いしますよ(笑)。


はい、先日ようやく掲載しました。
見てね♪


【GM】さて、そんな風に話してますとですね、店の入り口がなにやら騒がしく。
【ティーナ】??
【GM】ガチャガチャと、金属鎧の音が複数しまして。
【ココサラキ】?何かあったのでしょうかあ?
【アルマ】む?
【GM】店のドアを開けて、サー・コート付きのプレートメイルに身を包んだ4人程の男が入ってきます。
【アルマ】冒険者の宿には不似合いな正装じゃのう。
【ルフナ】がしゃがしゃですねー(重装備だと言いたいらしい)
【ティーナ】ホントにがしゃがしゃですね……
【ウィルヘルム】頼むからもーちょっとだけでいいから賢そうな表現を頼む。
【メルトン】きっと中は蒸し風呂なのよー。冬は寒くて凍傷よー。


サー・コートというのは金属鎧の上に羽織る、薄手のケープのようなものです。
本来はメルトンの言う様な状況、直射日光や寒風に鎧の板金が晒されないようにするためのものですが、国や騎士団の紋様を縫い込んだりと意匠を凝らしたものも有ります。
ここでは、いわゆる正規の騎士としての証という意味で、制服という程度にとらえてください。


【GM】で、その中のリーダーらしき騎士が店主に近づいて。
【ココサラキ】騎士…?ひょっとして地図の事ばれたんじゃー…ハラハラ
【GM】【リーダーらしき騎士】ご店主か。我々は帝都警備師団のものだ。
【ウィルヘルム】騎士か……お国のほうからまた仕事か……?
【GM】【おやじ】へえ、こんな店まで何の御用で?
【フェスト】……………………(水割り)
【GM】【リーダーらしき騎士】うむ。実はダウナー・フィシアの“掃除”の手伝い募集の張り紙を貼らせて頂きたいのだ。よろしいな?
【スズキ】あまり目を合わせない方が良さそうネー。
【GM】【おやじ】はあ、それはかまいませんよ。その掲示板をお使いください。
【スズキ】机で歓談してる振りをしつつ密かに聞き耳立ててるヨー。
【GM】【リーダーらしき騎士】(顎で部下に合図)
【GM】その合図と同時に、部下が掲示板になにやらぺたりと。んーと、帝都警備師団については……バードかセージで知力チェックしてみそ。平目OK。
【ティーナ】ではセージで。(ころころ)10です。
【スズキ】バードよ。(ころころ)8ネ。
【ルフナ】セージです。(ころころ)8。
【ココサラキ】平目りマス。(ころころ)7−。
【アルマ】同じく平目じゃ。(ころころ)7か。
【フェスト】(ころころ)9だ。
【ウィルヘルム】(ころころ)10だな。
【メルトン】(ころころ)10ー。
【モロゾフ】(ころころ)10 な の
【GM】んーと、10以上の人は知ってるな。
【アルマ】平目で10以上が多いとは、皮肉な結果じゃな(笑)。
【ルフナ】いーじいーじいーじ(もぐもぐもぐ)


いやまったく。


【GM】帝都警備師団ってのは、騎士団というよりは警察なんだけどもそのやり口は荒っぽい。
【ティーナ】特殊警察みたいな感じなんですね
【モロゾフ】ずのう けいさつ みたいな かんじ なの
【GM】そうだな、火付盗賊改方を想像して下さい。
【スズキ】ひつけとうぞくあらためかた?
【アルマ】ふむ、いわゆる「目には目を」なのじゃな。
【ココサラキ】御用だ御用だーという奴ですか?
【ティーナ】わかる人しかわからないと思います(笑)
【アルマ】冒険者の中にも、彼らのイヌが大勢いる、という意味にもなるじゃろう。
【ルフナ】ここに解るボクが居ます。


火付盗賊改方(ひつけとうぞくあらためかた)は実在の江戸時代の警察機構です。
まあ、実際がどうだと言う以上に、池波正太郎氏の傑作連作シリーズ『鬼平犯科帳』を一読なさるのが早いと思います。
急増する盗賊の被害に業を煮やした時の江戸幕府が、腕っこきの同心を集めて創られたこの組織は犯罪者に対する情け容赦の無い取締りで知られていたそうです。
“現場”においては刃向かう者をその場で斬り捨てる権限さえ与えられていたというからその任務の苛烈さが知れます。
アルマのいう『冒険者の中にも〜』は『鬼平犯科帳』の中で主役である火盗改メ(かとうあらため。火付盗賊改方の略称)の長官である長谷川平蔵が、捕らえた盗賊の中で見こみのあるものを赦免し、忠実な密偵として重用していたことを示しているのでしょう。
あながち外れた予想でもありません。


【GM】全員がファイターLV4以上を持つ精度の高い部隊で、更に小隊長クラスともなると魔法の武具を持っているとも噂されています。犯罪者を発見次第、その場で『各自の判断で処理』する権限を与えられているんですね。
【スズキ】怖いアルё。
【ウィルヘルム】まあ所謂切捨て御免というやつか(違う)
【GM】帝都警備師団のサー・コートに鮮やかに刺繍された『真紅の本を咥えた黄金の獅子』のエンブレムは犯罪者の恐怖の的、でもあります。
【ティーナ】つまりは鬼平犯科帳です(笑)
【ウィルヘルム】と、いうことをあいつらが出て行ったら説明してやろう
【GM】ちなみに獅子が本を咥えているのは『正しきラーダの導きによる知識の守護者』としての証明です。
【ティーナ】まあそんな意味が(おい僧侶)
【スズキ】この国はラーダの教えがメインあるか?
【ウィルヘルム】そういう説明があった
【GM】国教ですね。
【ティーナ】ええ、ラーダが一番広く信仰されてますよ
【スズキ】アイヤー。全然知らなかったアルよ。


と、ここまで進めたところで、モロゾフのプレイヤーさんが体調不良につき早退。
お大事に〜。


【GM】【リーダーらしき騎士】諸君は冒険者か?
【GM】と、リーダーっぽい騎士が唐突に話し掛けてきます。
【アルマ】舞踊家志望じゃ。
【フェスト】偶然にもな。
【メルトン】一応そうなのですよー。まんじゅううまい。
【ココサラキ】びくう(陰に隠れる)
【ティーナ】神官志望です
【スズキ】冒険者未満と言った所あるネ。
【アルマ】公然に犯罪者と同義の冒険者と認めるわけにはいかんじゃろう(笑)
【ルフナ】ボク、踊り子です。
【GM】その騎士のエンブレムの獅子には身体に傷が1つ。大隊長の証です。2つが中隊長、3つが小隊長、4つが下士官、5つが平騎士、です。
【スズキ】傷だらけのライオンは弱いと言う事アルな。
【GM】傷無しの獅子は師団長だけが身につけることが許されているのですが、まあそれは余談。
【アルマ】ガンパレじゃな。
【ウィルヘルム】傷ついた獅子章(違)


プレイステーション用ゲーム『高機動幻想ガンパレードマーチ』の中で、戦死した英雄に贈られる勲章に『傷ついた獅子章』と言うのが有るのですが……それを狙ったわけではありません(笑)。
スフィンクスが正しい知識の、マンティコアが邪悪な知識の伝承者、という言い伝えがフォーセリアには有るので、獅子は知識の象徴なのだろうと用いただけなんですけどね。


【GM】【リーダーらしき騎士】2〜3、話を伺いたいのだが、時間はあるか?
【フェスト】内容による。
【アルマ】喉が乾いたのう。
【ルフナ】ぼく、お腹空きました。(饅頭食ってるやん)
【ウィルヘルム】時間なら暇を持て余してるからな。ただ何かしねーと本気で干上がるから手短に頼むぜ
【GM】【リーダーらしき騎士】諸君はダウナー・フィシアには出入りをしているか?
【スズキ】生憎とそっちには行った事ないあるネ。まだまだ駆け出しヨ。
【アルマ】ロールプレイでは出入りしたことは無いのじゃが(素)
【ウィルヘルム】ここが溜まり場だからなあ、あんまりそっちにゃ
【GM】【リーダーらしき騎士】そうか。ダウナーに訪れて何か不審な人物を見かけたら、私の下まで報告をしてほしい。報酬ははずむ。
【フェスト】不審な人物と言われても。どういう風に不審だ?
【GM】【リーダーらしき騎士】何でも。諸君が怪しいと思った者が不審人物だ。その情報の正誤の判断は私がつける。
【フェスト】話が見えんな。俺達ですら不審人物扱いされかねん。
【メルトン】このひとあやしいです(スズキを指差す)
【スズキ】不審すぎて返って気にならないアルね。<もぞ
【スズキ】アイヤー?!アトミッ君ひどいアルよー!!
【GM】そう言って、騎士はテーブルの上にフィシア金貨(100ガメル相当)を一枚置きます。
【GM】【リーダーらしき騎士】酒代だ。時間を取らせたな。
【アルマ】ふむ……つまりは餌蒔きじゃな。
【ココサラキ】……(黙って騎士を見送る)
【GM】【リーダーらしき騎士】ああ、それと、報告は出来れば私に個人的に来てくれ。シグルド・ルーゼンバウムに取り次げ、といえば話は通る。
【スズキ】了解したあるヨ。不審人物を”見つけたら”報告に行くネ。
【フェスト】やれやれ。
【GM】そう言い残して、騎士=シグルドは部下を引き連れて店を出て行きます。
【スズキ】あそこまで露骨だとあまり関わりたく無いアルなぁ……
【アルマ】わしらのような者に声を掛け、粂八やおまさのように使える人材を増やしたいのじゃろうな。


粂八及びおまさとは先の『鬼平犯科帳』に出てくる長谷川平蔵子飼いの密偵のことです。


【GM】【おやじ】いやあ、あんたら、災難だったなあ。
【GM】と、おやじさん(こちらも金貨を貰った)が話し掛けてきますよ。
【アルマ】災難といえば災難じゃが、仕方あるまい。
【フェスト】…………。
【ココサラキ】ふー…なんだか緊張しましたー。
【ルフナ】がちゃがちゃな人は怖かったです。嫌な感じ。
【ウィルヘルム】さて、さらに仕事が嫌になってみたんだが
【スズキ】やっぱり遺跡の方に行ってみるアルか?
【アルマ】何事もなかったかのように遺跡荒らしに行くのじゃ。
【GM】【おやじ】アレがうわさのシグルド・ルーゼンバウムか。あんたらも聞いたことあるだろ?26歳で帝都警備師団に三人しかいない大隊長になったっていう、エリートだ。
【ティーナ】まあ、偉い人だったんですね
【GM】軍隊で言えば少佐〜中佐クラスですね。
【ウィルヘルム】ますます気に入らん(個人的にかい)
【GM】【おやじ】気をつけなよ。あんたら、間違いなく顔覚えられたぜ。
【ルフナ】えー(嫌そう)。
【スズキ】記憶力いいカ?あの連中は。
【GM】あ、ていうかティーナは知ってるかも。
【ティーナ】なんでしょう?
【GM】シグルドはラーダの司祭でもありますよ。LVは4とか5とか、そのへん。
【ティーナ】まあ、司祭様でしたのね。最初に言ってくれれば(遅)
【GM】まあ、ロウアーの教会には顔出さないけど(笑)。
【ティーナ】きっと顔を忘れてたんですね(違)
【GM】さて、どうする? “掃除”の依頼、受ける?それとも遺跡に行ってみる?
【フェスト】どちらも気は進まんが、強いて言えば遺跡だ。
【ココサラキ】私はおじ様に従います
【ウィルヘルム】俺は”掃除”は嫌だな。遺跡を押す。ただかーなーり危険性は上がったことだけを認識しておく必要性があるな。
【ティーナ】やはり知識欲がありますので、遺跡が気になりますけど……
【メルトン】人間とモンスターだったら断然モンスターぶっ殺した方が気持ちいいんで遺跡でGOなのよー
【スズキ】とりあえず、その遺跡の入り口までは行ってみて、警備が居たらそのときに臨機応変に対応・・・と言う事にでもするアルか?
【アルマ】ふむ。建設的じゃの。ここにおっても飢えるだけじゃし。
【ルフナ】遺跡と言えばお宝っ!!行くしか!!(キラキラと盗賊魂全開)
【スズキ】人生安全が第一アルヨ。(なら冒険者なんてするな)
【ウィルヘルム】じゃ、思い立ったが吉日、すぐに準備に取り掛かるか。
【アルマ】消極的賛成、じゃ。
【スズキ】あー、GM。
【GM】はいはい?
【スズキ】遺跡までの道のりってどれくらいかかったアルか?
【GM】真っ当な道をいけば、1日かからない。道無き道をいけば、1日半かな。
【スズキ】真っ当な道と言うのは所謂怖い魔物が出るかも知れない道、あるな?
【GM】あ、真っ当な道ってのは、公道。警備兵が間違いなく張ってるルート。玲帝山だからね。ちなみに、モンスターの出ない道、というルートは大回りなので2日かな。
【ルフナ】ボクは2日かかってもいいから安全な道がいいなぁ・・
【ウィルヘルム】二日か、ま、様子見だし安全なルートを選択すべきだな
【スズキ】安全が一番あるよ。ノーマルライフをエンジョイするアル。
【ティーナ】折角頂いた地図ですしね
【スズキ】では現地での探索も考えて6日分、いや、7日分くらいは用意した方がいいあるナ。
【ウィルヘルム】七日分な、自分の分だけなら8日分の食糧があるが……物見遊山ついでなら狩ってゆくし(やめなさい)
【GM】玲帝山周囲には普通の狩猟で狩れる獲物はいませんよ。モンスターの宝庫なんだから(笑)。
【ウィルヘルム】ちッ。
【ティーナ】実は私20日分持ってますけど(笑)
【スズキ】その前に武器を買うアルヨー?!
【ティーナ】備えあれば憂いなし、です
【ルフナ】ボクは7日分かな?
【GM】改めて解説。玲帝山ってのは、小フィシアの宝であり象徴なので、一般客の登山は禁じられてますのです。
【ルフナ】見つかると追い返されますね。むしろ捕まる?
【ココサラキ】じゃあ警備の方に見つかるといけないんですね
【GM】そうだね、普通は『ここは立ち入り禁止だぞ』と注意ですむ。奥まで入っているところを見つかったら、王宮に不法侵入したのと同じぐらいの罪だと思って。さて、準備が整ったら……いつ出る?今の時間は午後三時。
【スズキ】どうせ二回は野営するあるナ。今から出るカ。
【GM】【おやじ】おう、出かけるのかい?
【スズキ】ちょっと出掛けて来るよ。アテがあったのを思い出したアルね。
【GM】【おやじ】そうか。それじゃ、頑張ってきな。
【フェスト】やれやれだ。
【メルトン】頑張るのよー!
【スズキ】2週間でも戻らなかったら部屋の荷物は処分して欲しいのココロ。
【GM】【おやじ】ああ、と言っても何にも無いけどな。
【ティーナ】私は教会住まいですし。
【GM】あ、さっきのフィシア金貨、どうする?(笑)
【アルマ】貯蓄じゃ。非常食、或いはメンチのように。
【ルフナ】それで保存食とか補充しまス?
【ウィルヘルム】あんなんで酒飲んでも不味い、俺はパスな。
【GM】ではめけめけめけー、と出発。(ころころ)ち、シグルドに遭遇しなかったか。
【ルフナ】ほ。
【ウィルヘルム】あんなのに遭遇してたまるか。
【GM】無事に小フィシアを抜けることができました。では、警備の目を盗んで玲帝山に……
【ルフナ】どきどき
【スズキ】あいやいやいやいやいやいやー、面倒なモノには会いたくないネー。
【GM】(ころころ×数回)うーむ、シグルドって意外に節穴か。警備の網の目は抜けまして、玲帝山に侵入成功です。
【ティーナ】きっとお忙しいのでしょう
【メルトン】おえらいさんだもんねー
【ウィルヘルム】ふ、俺達の準備が周到だったんだ(え?)
【GM】玲帝山は標高が高いのですが、それ以上に気温が低いですね。マントが無い人っていないよね?マントが無いと寒さで辛いかも、という気温です。
【ウィルヘルム】基本セットに入ってるから大抵持ってるだろ
【スズキ】買ったё。
【ティーナ】大丈夫です
【メルトン】大丈夫ーもってるのよー
【ココサラキ】もってますー
【ルフナ】うー寒いの苦手です…(マントをごっぽりと着てもこもこ状態。)
【GM】勾配は急で、岩肌が剥き出しの道は風も冷たく、吐く息は季節(今は初夏)にそぐわず白くなります。さーて、と(ころころ、出目は11)おおッ。
【スズキ】って……なんかヤな目が……
【ウィルヘルム】ここで遭遇するか、ここで
【GM】いや、シグルドじゃないよ(ころころ、出目は3)ちッ……えーとね……レンジャー……いや、冒険者LV+知力で振って見て。


GMの言葉に応じ、またも一斉に振られるサイコロ。
どれが誰の目か一瞬錯乱しますが、その中でひときわ輝く出目が。


【ティーナ】(ころころ)6ゾロです。
【GM】わああー。
【ウィルヘルム】おおう?
【メルトン】おお
【ティーナ】神のご加護です
【ルフナ】おぉ?!ティーナさんすごーいすごーい。
【GM】えーっと(笑)。11以上の人は風の中に何か違う音を聞きます。雷のような、大気を引き裂く音。
【ウィルヘルム】何か変な音がするぞ
【メルトン】かみなりは嫌いなのよー
【ルフナ】雷嫌ぁぁぁぁー(じゃがみこみ)
【メルトン】ええい男なら雷くらいでなんだぁー。
【ルフナ】怖いものは怖いんです!!
【ココサラキ】雨降らないといいけれどー
【スズキ】みんなお臍隠すё。
【ウィルヘルム】雷だったらまだいいかもな
【GM】で、フェストとティーナは……自分たちが歩いていく先の尾根の上空に、なんか飛んでるのを見つけます。
【ティーナ】アレは……なんでしょう?(汗)
【GM】ティーナは6ゾロだからくっきり見える。そいつは、巨大な翼をひらめかせてゆったりと空を飛ぶ、首の長い爬虫類。
【スズキ】プレシオザウルスアルなっ!
【GM】ちなみに前足がありますんで(笑)。
【ティーナ】セージチェックですね!(笑)
【GM】はい、セージチェックどうぞ(笑)。平目もいいよー。
【スズキ】全員いいあるか?
【GM】うん、全員どうぞ。言われれば見えるから。
【ウィルヘルム】(ころころ)10。
【ルフナ】(ころころ)同じく10です。
【フェスト】(ころころ)11だ。
【スズキ】ハッハッハ、セージ有るくせに低いあるヨ。
【GM】知名度は……10か。何人かわかるね。
【ルフナ】ギリギリ。
【GM】はい、アレがうわさのドラゴン、しかも老竜(エルダードラゴン)ですね。
【ティーナ】あんなの知りません(笑)
【スズキ】プレシオザウルスある!プレシオザウルスが飛んでるアルよー!!
【ティーナ】おっきなトカゲですねー……


ええい、気付かない組は大人しく驚きなさい(笑)。


【GM】でもこちらには気付かず、というか興味を示さずにそのまま飛んでいってしまいました。
【ルフナ】うわぁーすごーい始めて見たー。
【メルトン】なんかこう、乗ってみたいね!!!
【スズキ】教えられた後見上げても見られたあるか?
【GM】うん、見えるよ。
【スズキ】メイドの土産に心に刻み込んでおくのココロ。
【ウィルヘルム】雷に怯えてた奴がエルダードラゴンを悠々と見送るなよ……
【ルフナ】え?あー折角忘れてたのにぃー(頭抱えてしゃがみ込み)
【ココサラキ】でもあんな重そうなのが飛ぶなんて不思議ー
【GM】さて、そんなハプニング(?)も経てざんざか進みます。んーと……(ころころ、出目は11)、(ころころ、出目は3) 。
【ウィルヘルム】何ー!?
【ティーナ】あらあらまあまあ
【GM】…………また竜が出たよ?(笑)
【ココサラキ】ひいー!!
【メルトン】わぁー
【フェスト】名産品か何かか?
【スズキ】……ひょっとして珍しくないアルか?
【GM】なんだなんだ一体、今日は集会でもあんのか(笑)。
【ルフナ】今日はよく会いますね…
【ティーナ】またトカゲが……
【フェスト】竜の集会か。
【ウィルヘルム】八百万の龍が一年に一度(嘘)
【スズキ】ドラゴン集会あるか。酒でも飲んで管巻くアルね。
【メルトン】ほら、なんか縁起がいいかもしれないし!拝んでおこう。


一体なんだったんでしょう、この出目は。


【GM】さて、そうして歩いていくと、地図に印された位置に巨大な岩が。
【メルトン】ぬーでかい。なんじゃこの岩は。
【ウィルヘルム】これが目印、か?
【GM】地図には、この岩が入り口だ、と。
【ルフナ】どうやって開くんでしょ??
【スズキ】辺りに人の気配とかはないあるか?
【GM】周囲に人の気配は無いね。えーと……下位古代後が読める人ー。
【ウィルヘルム】頼んだぞ、頭脳労働担当者たち
【ティーナ】はい
【ルフナ】はーい
【スズキ】読めるアルよ。
【GM】岩になにやら下位古代語の文字が刻まれてますよ。
【ルフナ】じーー
【ウィルヘルム】さてさてどかすのか破壊するのか仕掛けがあるのか
【GM】『我は不死なるもの 我は命である 我は死である 故に我は不死であり 命と死を知らぬものである』と刻まれてます。詩のようですね。
【ルフナ】んー???
【ティーナ】ここに不死者が……?
【スズキ】命と死を知らぬ……石の従者?
【ウィルヘルム】魔法生物がどうこうとかって言ってたか?誰か?
【GM】で、その下に、手形のような窪みがあります。えーと、セージかバードで知力チェックどうぞ。平目は駄目。
【ルフナ】はーい。セージいきまーす
【スズキ】(ころころ、ピンゾロ)アイヤーばっちり判ったアル!石の従者を使うアルよ!!
【ウィルヘルム】美味しいな。
【ルフナ】(ころころ)10でーす。
【GM】ルフナが知っててくれた。このパーティ、知識系弱いなあ(笑)。
【スズキ】あ、バードなら或いは判ったアルよ。今セージで振ってしまったアルね。
【GM】この詩は、古代王国期のアルケミストにしてネクロマンサーであり、更には芸術家であった、エルライン・ルフの作ですね。晩年のもの、と伝えられています。
【ルフナ】だそうです。
【ココサラキ】???
【スズキ】で、具体的にはどうすればいいかわからないアルな。
【GM】うーんと、エルラインについては……もう一回別のチェックしていいか。セージかバードでどうぞ。
【ティーナ】エルラインですか……(ころころ)10でした。
【スズキ】(ころころ)10ヨ。ホラ!セージで行くより高いアル!
【GM】ティーナとスズキが知ってるのか、今度は(笑)。
【ルフナ】ボク知らなーい。
【GM】ええっとね、エルライン・ルフは、魔術師としてよりも、芸術家、特に絵本作家としてその名を残しているんですね。ただし、彼の残した作品はほとんど無いので、極端に寡作な作家、という意味で知られているの。
【スズキ】作品は少ないのに有名あるか。それだけ質が良かったって事アルネ。
【ウィルヘルム】絵本、絵本……つーことはこの詩も絵本の一節って可能性もあるか……
【ティーナ】うーん、絵本なら子供に良く読んであげますけど……
【ルフナ】子供の頃絵本なんて読んでもらった事ないですからね…だからきっと知らないんだ。
【スズキ】読んだ事アルか?
【GM】小フィシアの帝立大学の禁断の部屋に1冊あったはず、という程度しか。
【スズキ】禁断の部屋?絵本なのに禁忌扱いカ?
【GM】貴重な品だからね。危険な品、あるいは貴重な品、を収める部屋なので。
【スズキ】あぁ、妙なちからがあるから、とかそう言うわけではないカ。
【GM】絵本の内容については不明だね。
【ルフナ】この手形気になりますよねー…触るとなにか起こりそう。
【スズキ】ちなみに、その手形の大きさはどれくらいアル?
【ウィルヘルム】この岩をどうするかが問題ってか
【ルフナ】じー…(自分の手の大きさってどのくらいだろう?)
【GM】人間の、一般的な女性の掌ぐらいかな。
【スズキ】ルフナ、触ってみるアルよ。
【ルフナ】え?ボクですか?…いいですか?触りますよ?
【スズキ】そんなに簡単に承諾されるとは思わなかったアルよ。触ってくれるなら是非と言った所アルね。
【ウィルヘルム】不死者になったらティーナが供養してくれるさ(怖いことを)
【GM】じゃ、触る?
【ココサラキ】気をつけてくださいねー(汗)
【ルフナ】……さ、触ります。
【GM】では、触るとルフナの頭の中に声が。
【スズキ】3m位離れるё。
【GM】【声】汝に問う。
【ルフナ】???
【GM】【声】我は不死なるもの 我は命である 我は死である 故に我は不死であり 命と死を知らぬものである
【ココサラキ】??
【GM】【声】汝に問う。
【スズキ】それだけアルか?
【GM】【声】我はいかにして生まれたか? 我はなぜ生まれたか? 我は何者か?
【スズキ】あ、まだあったカ。
【GM】【声】汝に問う。
【ルフナ】あうあうあうあう…(滝汗)
【GM】【声】我が問いに汝は挑むか?
【ウィルヘルム】俺には聞こえないからな、頑張れよー
【ルフナ】(手を離して)困りました。
【GM】以上。手を離すと声は消えますよ。
【ルフナ】地図にこの記述に関係あるらしきものってありました?
【GM】地図には何もしるされてないね。
【ルフナ】うーん…他に印の付いてる所とかは?
【GM】他には無いね。
【スズキ】予想1、ここで挑むと答えると石がどいて奥の遺跡に挑戦できる。予想2、挑むと答えると更に問いが出て来てそれに答えないと進めない。予想3、ルフナは既に妙な魔力に取り込まれて不死者と化している。さぁ、どれがいいアルか?
【ティーナ】わあー
【メルトン】3。
【ウィルヘルム】予想3が怖いなって迷わず3を選ばないように。
【メルトン】今後の展開が楽しみなのよー
【フェスト】強いて言えば2か。
【ルフナ】い、1で…(滝汗)
【スズキ】1ならばいいアルけど、2の場合、その問いに答えられない時が怖いアルね。妙な精霊力とかはは働いてないあるか?
【GM】精霊力は異常なし。
【スズキ】なら予想3は消えたあるな……チッ……
【メルトン】チッ……
【ルフナ】うわぁぁぁぁぁぁん(脱兎)
【ココサラキ】なにもそんなに残念そうに…
【スズキ】折角考えたのが無駄になったのが残念なだけアルよ?(しれっと)
【ウィルヘルム】うーむ、予想1が無難ではあるが、リドルである可能性を考えておかんと多分ルフナみたいに混乱するだろうな
【GM】他の人が触ってみる?
【スズキ】2番、スズキ!アトミッ君を推薦するアル!
【メルトン】わしかああ!
【スズキ】いや、手のサイズを考えて合ってないと行けないかなぁ・・・と思ったアルよ。
【フェスト】やれやれ。まあ触る分には平気なようだが。
【ティーナ】うーん……
【ルフナ】石には1節めしか書いてなくて問いは2節目まである…どこかに書かれているんだろうか……
【ウィルヘルム】問いに挑む、と答えたときが困るな。
【メルトン】ええいそういうなら触ってやる!ていやー!
【ココサラキ】お、漢らしいー。
【GM】【声】汝に問う。
【ティーナ】以下略ですね(おい)
【GM】【声】我は不死なるもの 我は命である 我は死である 故に我は不死であり 命と死を知らぬものである
【GM】まあ、以下略で同じ質問が。で、触っていると、最後の一節『我が問いに汝は挑むか?』をリフレイン。
【スズキ】リドルの場合、何んだと思うアルか?不死で命で命と死を知らぬ・・・
【ルフナ】うーん……
【スズキ】……エルラインって共通語使えないあるか?矛盾だらけアルよ。
【全員】うーん???


実はこのリドル、この時点で解けるはずの無いものです。
ここではまず、リドルに挑むかどうか、それを聞いているだけだったのですね(笑)。
思いもかけず皆さんが悩み始めてしまったのでちょっと焦りました。


【スズキ】あぁ、GM。頭に響く言葉の言語は何あるか?
【GM】ああ、それはどうも『意思』だね。
【スズキ】直接的なイメージあるか。
【GM】直接イメージが流れ込んで来るんだけど、自分の脳の中で適切な言語に変換されているカンジで。
【ルフナ】不死であり命であり死であるもの……この2節に思い当たる事とかないですかね? セージとかで。
【GM】うーん、セージチェックか……ま、やってみそ。あ、バードでも良いよ。
【ルフナ】(ころころ)7、こんな時に低いです(TT)
【スズキ】バードで行くヨ(ころころ)8。はっはっは、似た様なのもアルね。
【ウィルヘルム】頑張れ頭脳労働、って……(汗)
【ルフナ】シクシクシクシクシクシクシク。
【GM】わからないねえ(笑)。
【スズキ】エルライン・ルフナァ・・・面倒な謎を残してくれた物アル。
【ルフナ】ボク違いますよ!!(汗)
【ティーナ】ルフナさん?!
【ウィルヘルム】誰だ、誰。
【スズキ】いや、ルフ、なぁ・・・と。
【ティーナ】セージチェックしてみましょう。(ころころ)11です。
【GM】おっと(内心ホッ)、ティーナはエルライン・ルフについてひとつのことを思い出した。彼はネクロマンサーでありアルケミストであり、絵本作家だったんだけど、生涯を通じてのテーマが『生命と死』だったの。
【ココサラキ】子供向けの絵本ではなかったのかなあ?
【GM】彼は絵本以外にもいくつかの小説や詩や絵画を残しているんだけど、一貫して『命とは何か、死とは何か』という問いを作品にぶつけていたみたいだね。
【スズキ】不死を望むような人物じゃ無さそうアルね。
【GM】極端な寡作のため、それ以上はちょっと。
【ティーナ】さて生命と死だそうですけど……
【スズキ】実際に問いを聞いてから考えるあるか?まだ挑戦すべき問いが分かってないアルよ。犠牲覚悟で誰かに承諾させるあるか?謎に挑むって。


ようやく、一歩前進。
偉いぞスズキ!


【GM】石はただなにも言わず佇むだけです。
【ルフナ】うーんうーん……地図にヒントみたいなのないかなぁ……(じー)
【GM】地図には何もかかれてませんね。
【スズキ】あぶり出し、透かし、水に濡らす、試してみるあるか?
【ルフナ】ボクもそれ思いました。
【ティーナ】たけしの挑戦状じゃないんですよ(笑)。
【スズキ】んじゃ、私ゆくか?多分あまり損害無いヨ。
【メルトン】じゃあやったれ。
【ウィルヘルム】よしいってみろ
【ココサラキ】気をつけてー(汗)
【スズキ】じゃあ、掌を手形に当てるアルよ。
【メルトン】ぺとり。
【GM】【声】汝に問う。
【スズキ】リドルが出てくるか直接入り口が開くか、わからないあるからな。
【GM】【声】我は(中略)我が問いに汝は挑むか?
【ルフナ】どんどん略されていきます。
【ウィルヘルム】同じことの繰り返しは辛いんだ。だが反復練習は大事だぞ(何の話だ)
【スズキ】ちょっと怖いけど……挑むアルよー。
【ティーナ】頑張ってくださいー(汗
【GM】【声】我が問いに挑むものよ、汝は我が盟友なり。汝にエルライン・ルフの名に於いて誓約す。
【スズキ】誓約……チャランポランに生きたかったアルよー。
【GM】【エルライン・ルフの声】わが生涯を通じた問いの答えを、汝に委ねよう。我は汝に道を開こう。汝の名を高らかに挙げよ。
【スズキ】ワタシの名はスズキ=タナカ=サトーあるё!
【GM】【エルライン・ルフの声】汝、スズキ=タナカ=サトーよ、我が盟友よ。我は汝に道を開かん。汝の行く末に、一片の幸運を。
【ティーナ】あら
【GM】声がそう言うと、ぴしッ、と乾いた音が周囲に響きまして。
【ルフナ】もっと文章に謎があるのかと思いました…
【GM】岩が左右に割れ、その下にぽっかりと空洞が出来ます。
【スズキ】とりあえず聞こえて居た声をミンナにも伝えるアルよ。エルラインも不幸あるヨ。生涯をかけて挑んだ問いをこんなのに託す事になったからネー。
【GM】空洞の先は緩やかな下り坂ですね。先は暗くて見えません。
【ウィルヘルム】松明でも灯すか
【ルフナ】明かりですか?ライト唱えますか?
【スズキ】精神力に余裕の無い時はライトは倹約するアルよ。
【ティーナ】ランタンありますよ。
【フェスト】ランタンは駄目だ、ファイアボルトが使えんし何より転んだら割れる。冒険ごとにランタンは買うものじゃないからな、普通。
【ウィルヘルム】まあ、なんでも良いぞ。別にファイアボルト唱える気もないし(無いのか)
【メルトン】じゃあ松明でー。ボボボ。
【ココサラキ】大きさはどのくらいですか?
【GM】横には二人かな。
【スズキ】隊列決めるヨ。
【ウィルヘルム】後方希望(弱気)
【ルフナ】ボク真ん中で。
【メルトン】一番前にいくのだー
【ウィルヘルム】スズキとフェストさんで前衛、ってちょっと待て。
【スズキ】先頭にシーフのワタシと壁のメルトン、殿にシーフのあるティーナと堅いフェスト、後は適当に間でどうか?
【フェスト】構わん。
【ウィルヘルム】まあそれでも
【ココサラキ】まんなかです
【ティーナ】前衛もできますから先頭か後ろでしょうか……
【フェスト】壁なら俺の方が良いな、とも思ったが黙っておこう。
【スズキ】本人の希望を取り入れてみたアルよ。
【フェスト】まあ若い奴には試練も必要だ。構わん。
【GM】では決まったかな?通路は幅も狭く天井も低いので、ポールウェポンは使用不可です。
【スズキ】ワタシの必筋2ジャベリンも無理アルカ?
【GM】ジャベリンはポールウェポンじゃないから良いよ。
【スズキ】あぁ、ジャベリンはスピアだったカ。
【GM】では進みます。
【スズキ】慎重に行くヨー。
【GM】グネグネとした通路を進んできます。気温はとにかく低いですね。そろそろ零下じゃないかな、というぐらいに下がります。ああ、フラウがいますよ。
【ウィルヘルム】挨拶はできるが使役はまだ無理だな。
【ルフナ】アぅー…凍えそうです…(踊り用のショールを首に巻く)
【ココサラキ】さ、サム…
【フェスト】一応察氣をしてみるか。
【GM】どぞ。
【フェスト】(ころころ)15。
【GM】おおー。奥の方に、ひとつ気配が。
【フェスト】……奥に何かいるぞ。慎重に進め。
【スズキ】ナマモノの気配あるカ?
【ティーナ】センスオーラーもお願いしますね。
【ウィルヘルム】センスオーラ、そしてフラウの気配が一杯(待て)
【GM】光、闇、炎、氷、大地、生命、精神、かな。
【スズキ】炎?
【GM】松明松明。
【スズキ】あぁ、そう言えば。
【ウィルヘルム】不死者ではなさそうだな。自然な精霊力だ。
【GM】あ、ごめん、あとかすかにドライアド。
【フェスト】ドライアド……松明の柄か?
【スズキ】木材になった後もキノセイは残ってるアルカ?
【ウィルヘルム】死んでる樹木には宿らないと思うぞ。
【GM】生きてない植物にドライアドは宿らないよ(笑)。
【ココサラキ】こけとか?
【フェスト】まあ良い、この人数で忍び足も何も無いからな。気をつけて進め。
【スズキ】抜き足差し足忍び足で探って来てみるアルカ?
【ティーナ】では注意して行きましょう。
【GM】では進んでいきますと……えーと。レンジャーかセージで知力チェックお願い。目標値は12で。
【ココサラキ】(ころころ)12〜。
【フェスト】(ころころ)13。
【スズキ】成功者が居て助かったネ。
【GM】えーっとね。まず、周囲の描写。枯死しかかった蔓草が、周囲の岩肌に伸びていまして。割とびっしり。
【スズキ】しかかった、まだ辛うじて生きてるアルな。
【ウィルヘルム】かすかなドライアドはこれか……
【GM】フェストとココサラキは気付きます。こいつはキラー・クリーパーだ!
【フェスト】ほう。
【ルフナ】なんすか?それ?
【スズキ】セージチェックか?
【ココサラキ】パックンフラワー?


いや、それも面白そうだけどさ(笑)。


【GM】キラー・クリーパー:LV3の植物系モンスター。蔓草を張り巡らせ、獲物が通りかかるのを待ち、自分の範囲内に入った獲物に襲い掛かり捕食する。
【フェスト】まあ前に出ている連中で何とかしろ。俺はそこまで行けん。
【ティーナ】わあ……ええと、油……まきます?(笑)
【ココサラキ】植物だし枯れかかってるからたいまつ近づけたりとかしたらどうでしょう?
【GM】あと弱点については誰も知らないのでそこんとこよろしく。
【フェスト】弱点なんかあったか?(←プレイヤー発言)
【GM】あります。ありますが、誰も知りません。
【フェスト】プレイヤーも知らんので安心だ。
【ウィルヘルム】弱点は知らんそうなので。
【フェスト】まあ適当に仕留めてキャベツロールにでもしてやれ。
【メルトン】わぁいキャベツロールは好物よー。
【ウィルヘルム】あんなの食ったら腹壊すぞ。


しかし、食欲旺盛な(捕食本能か?)パーティだな、君ら。


【スズキ】で、気付いたのは中盤以降あるけど、不意打ちになるカ?
【GM】んっとね。本来は存在に気づいて迂回すれば戦わずに済むんだけど、このキラー・クリーパーは蔓草を通路内にびっしりと張り巡らしているので、回避は不可能。
【スズキ】一体アルか?
【GM】一体なんだけども、範囲内の存在には同時に3回までの攻撃が可能。
【ウィルヘルム】まあ範囲外なら攻撃は受けん、ということだ。
【GM】範囲内に入らないと攻撃は出来ないね。
【スズキ】まだ範囲には入ってないアルか?
【GM】うん、範囲に入る前に気付けたよ。
【スズキ】あぁ、なら安心して隊列を組みかえられるあるナ。
【ルフナ】弓とかで攻撃とか…
【ウィルヘルム】よっしゃ、それじゃ範囲外から集中砲火といこうか
【スズキ】フェスト、メルトンに突っ込んで貰って後は後方援護が無難カ? もしくは全員範囲外から行くカ?
【ウィルヘルム】範囲外から攻撃する手段があれば。
【ティーナ】なるべく安全に行きましょう(笑)。
【フェスト】範囲外から攻撃すれば無傷だろう。矢なり魔法なり。
【ウィルヘルム】ま、何にせよ、俺の仕事は決まったようだからな。弓矢を準備する
【ルフナ】魔法…(本をバラバラと捲る)
【ココサラキ】植物に弓……効くでしょうか?
【GM】効くって事にしましょう。ただし、狭い通路だってこと忘れてないよね?(笑) 乱戦時は味方に当たる可能性も当然あるのです。


これも厳密にはルールに記載されていませんが、状況に応じて取り入れても問題は無いでしょう。
その方が戦闘のリアルな緊張感を味わえるというものです。


【ココサラキ】当たるといやなので後ろの方で応援してますー……
【スズキ】だいじょうぶだいじょうぶ、ぶーめらんなげようとしたりはしないあるよ。
【GM】あと、精霊使いにはかなり枯死しかかっているので弱っている風に見える。
【ウィルヘルム】まあドライアドの力は弱まりつつあるけど……その「きらーくりーぱー」な訳だし。
【フェスト】任せる。
【スズキ】突っ込まないけどワタシも遠距離攻撃するё。
【メルトン】私は突撃するけどいいかしら?
【ウィルヘルム】突撃するんなら弓矢はやめるぞ、当たるから
【スズキ】とりあえず飛び道具尽きるまでは待ってて欲しいのココロ。
【メルトン】じゃあやめるのよー。
【ルフナ】弓使わないんですか?
【スズキ】とりあえず戦闘ターンに行くヨー。いいアルな?
【ウィルヘルム】とりあえずアトミッ君。矢の餌食になりたくなかったら前のいてくれ
【ルフナ】ボクも後ろに下がります。
【GM】さて、誰が何をするのか、申告どうぞ。
【フェスト】俺は下がる。
【メルトン】とりあえず矢に当たらないように下がります。
【ティーナ】私もルフナさんと一緒に下がります。
【スズキ】ブーメランには範囲が足らないから、ダーツ投げるё。
【ココサラキ】それじゃあ矢をつがえて打ちます。
【ウィルヘルム】矢を番えて撃つ、敏捷度15で。
【GM】では撃ち方よーい。こちらは範囲外なので攻撃できないから、一方的に射撃して良いよ。
【ウィルヘルム】では一本目。
【フェスト】当たった矢は後で回収、と(ケチ)
【ルフナ】基本でしょ。


ケチくさッ!
矢の値段、知ってるのか!?(笑)
1ダースで10ガメル、1本0.8ガメル強だぞ!?(笑)


【スズキ】(ころころ)10、アイヤー、低いか?!
【GM】(ころころ)13、スズキのダーツは回避。
【スズキ】ガッカリねー。
【ココサラキ】射ちます。(ころころ)8!
【GM】(ころころ)11、ココサラキの弓も回避。
【ココサラキ】うーん。
【GM】弓は『狙撃』とか面白いかなー、と思ったけども、やる? 無条件で成功するけど。
【ウィルヘルム】俺は狙いをつけてから撃つ。2ラウンド分。
【スズキ】ダーツでも狙いは付けられたカ?
【GM】ボウ、クロスボウ、のみかな。
【スズキ】やはり無理カー。


『狙撃』は上級ルール、分冊1の298ページからに収録されている選択ルールです。
簡単に言うと、ボウ、クロスボウに類する飛び道具で1ラウンド狙いを定めるごとにクリティカル値を1下げることが出来る、というものです。
標的が激しく動いていてはならない、狙いを定めている間は標的に気付かれてはならない、最高で4ラウンドまで、などさまざまな制限はありますが強力な攻撃なので機会を見つけては挑んでみても良いでしょう。
ただし、上級ルール分冊1の記述には抜け落ちている部分がありまして。このクリティカル値の低下が採用されるのは、最初のダメージ判定だけなのです。
つまり3ラウンド狙ってクリティカル地を7に引き下げても、その恩恵にあずかれるのはダメージ判定ダイスの1回目だけで、クリティカル後の2回目からは普通にクリティカル値10で判定となるわけです。
まぎらわしい……(笑)


【GM】ではクリティカル−2でどうぞ。
【ウィルヘルム】(ころころ)16だ。
【GM】(ころころ)5、おお、めいつー。
【ウィルヘルム】(ころころ)まわって、(ころころ)、ダメージ16点と言ってみる。
【GM】イタイイタイ。
【ルフナ】すごいなぁ…
【ウィルヘルム】うーむ、やはり狙いをつけると気持ちよく当たるな
【GM】では、痛いので動こう。キラー・クリーパーは、ずるり……と動き出しました。
【スズキ】ここまで届くカ?
【ティーナ】わあー、動いてますよ、どうしましょうどうしましょう(汗汗)。
【ルフナ】とりあえず自分に何が出来るか考えましょう。
【GM】でも移動力0だから、届かないの(笑)。
【ウィルヘルム】ならば第二射よーい
【GM】まあ、次からは『狙いをつける』が出来ないぞ、と。
【スズキ】どっちにしろそんなのは出来なかったと言う事でダーツをまた投げるアルよ。
【GM】では第2射目ー。てー!
【スズキ】(ころころ)9、また低いヨー。
【GM】(ころころ)11で回避。
【ココサラキ】きりきりきり(ころころ)ひくいー、9。
【GM】(ころころ)また11で回避。
【ルフナ】弓使いの2人さんエンチャントかけますか?
【スズキ】安全に行けそうでは有るから温存して欲しいのココロ。
【ルフナ】はーい。では見学。(じー)
【ウィルヘルム】(ころころ)14だ。
【GM】それは当たったかな……(ころころ)おっと6ゾロ、14で回避。
【ウィルヘルム】む、キラークリーパーのくせに生意気な。
【スズキ】と言うか……出目6ゾロは反則アルー?!
【GM】なんだ、今日も出目が絶好調。では第3射目ー。てー!


ほんのワンポイントアクセントとして出したはずのキラー・クリーパー。
あっさりと存在を感知され、状況から弱めに設定したこともあって恐らくは袋叩きに合うだろうなあ、と思っていたのですが……


【スズキ】(ころころ、ピンゾロ)アイヤー。今日20点目あるヨー。
【ルフナ】がーん!!おいしすぎ?!!


【ウィルヘルム】(ころころ、ピンゾロ)ふふん、ダメージ無しだ(待て)。
【GM】わあ……
【スズキ】アイヤー?!
【ルフナ】ウィルさんーー…今かっこいいなぁーって見直したとこなのに…(笑)


【GM】お、スズキ命中。
【スズキ】ダメージが(ころころ)4点……
【ティーナ】通らなさそうですね……
【GM】通らないねえ(笑)。
【スズキ】クリティカルの無い草走りなんてこんな物ネー。


【ココサラキ】射ちます!(ころころ)14!
【GM】(ころころ)お、命中。
【ココサラキ】良し!ダメージがー、(ころころ)……ピンゾロ……
【ルフナ】………………
【メルトン】ぶー。
【ココサラキ】ああん(TT)。
【GM】わー……
【ウィルヘルム】同志よ(がしす)。
【スズキ】これは一体……
【メルトン】なんか今日呪われてるんじゃ。
【ルフナ】弓使いって弓使いって……
【GM】次いくぞー(笑)。


ごらんの通りで、一向に戦闘が収束へ向かいません(笑)。
その後しばらく経過した後、GMの目が低下した際の一斉砲火でどうにかキラークリーパーは沈黙しました。
わ、私のせいじゃないですよね?


【GM】……あ、ぴったり死んだ。
【ルフナ】わーい。
【ココサラキ】ほ。
【GM】キラー・クリーパーは断末魔のようにぐにょろ〜ん、と伸びると、やがてぼてりと落ちます。
【ウィルヘルム】よしよし、なんだか弓使い不信が蔓延しはじめたので心配だったぞ。
【フェスト】さて、進むか。
【GM】では更に先に進みます。
【スズキ】またもとの隊列で進むアル。
【フェスト】しかし楽でいい。見ている分には面白かったしな。
【ウィルヘルム】うーむ、今度修行をやり直さんといかんな。
【GM】さて、進んでいきますと、先のほうで道が右に折れてます。
【スズキ】止まって聞き耳をしたいアルよ。
【フェスト】察氣だ。
【ウィルヘルム】俺も聞き耳だけならできるな。
【GM】どぞどぞ。
【フェスト】(ころころ)9。
【ウィルヘルム】(ころころ)12だ。
【スズキ】(ころころ)あっ、6ゾロヨー。
【GM】おのれスズキ……
【ルフナ】(ころころ)ボクも6ゾロです(笑)。
【スズキ】アイヤー?!連チャンあるヨ。
【GM】てめぇもかルフナァー!
【ルフナ】わーい。
【フェスト】…………今日は出目が面白いな。
【ウィルヘルム】ルフナ、それを頭脳労働に振り分けなさい。
【GM】えーとね(笑)。何かが蠢くかさかさ、という音がします。
【ルフナ】蟲?!(びくぅ?!)
【スズキ】特定のモンスターを連想したりはしない音あるカ?
【GM】そいつはセージチェックかな。
【スズキ】セージチェックするあるヨ。
【ルフナ】セージチェックします。そしてきっと低い目が…ふふふふふふふ。
【メルトン】落ち着けー。
【スズキ】(ころころ)アイヤー、期待値。10ヨ。
【ルフナ】(ころころ)あれ?期待値以上だ……なんで?(をい) 11です。
【GM】まあ、わかるかな……骨です、骨。スケルトンの音っぽい。ちなみに複数、って6ゾロか……3体ほどいそう。
【スズキ】骨骨あるナァ。
【フェスト】入れ換えるか?
【ウィルヘルム】入れ替えよう、今度は弓は役立たずな可能性が高い。あとセンスオーラ……しても視界に入ってないか。
【ルフナ】これが竜牙兵とかなら死にます。スケルトンであると期待。
【GM】センスオーラなら……かすかに負の生命の精霊力。
【ウィルヘルム】アンデッドらしい、では皆の衆、ファイト!
【フェスト】……は。しまった。
【GM】しまったねえ。
【フェスト】俺の武器は刀=クリティカル以外ダメージが通らない。
【スズキ】刀持ってたあるカ。


そうなんです。
刀に付いてはTRPGの部屋の方に載っていますが(詳しくはこちら簡単に言うと以下の特性を持っています。

・金属鎧を相手にしてもクリティカル値が変化しない
・『刃物ではクリティカルしない』『武器ではクリティカルしない』対象にもクリティカルが起こり得る
・『刃物ではクリティカルしない』『武器ではクリティカルしない』対象にはクリティカル以外ではダメージを与えられない

フェストの危惧はこの最後の特性で、スケルトンなど多くは刃物武器ではクリティカルが起こらないのですね。
つまり刀を使った場合、クリティカル以外ではダメージを与えられなくなってしまうのです。


【ルフナ】ソード持って来てないんですか?
【フェスト】刀とバスタードソードを両方持ってどうする。
【ルフナ】用途に応じてとか……
【GM】峰打ちなら平気だけど……
【フェスト】まあ峰打ちで良いだろう。
【スズキ】ブラックジャックは鈍器扱いカ?
【GM】鈍器だけど、スタンはしないよん。
【スズキ】攻撃が通ればそれでいいアル。
【GM】では通路を進みます?
【スズキ】他に奨める道も無いし行くあるヨ。
【ウィルヘルム】うーん、こうなっちまうと俺は無力。
【スズキ】通路の太さがこのままのことを考えて前衛はフェストとメルトンある。
【GM】では通路を曲がると、ちょっと広い部屋になっていて、そこには骨が3体。
【スズキ】っと、幅あったか。ワタシも出るヨ。
【GM】部屋が広いので、4人ぐらいまで横に並べますよ。
【ウィルヘルム】お、部屋になってるのか。
【スズキ】他に出たいの居るカ?
【ココサラキ】まんなか。
【ルフナ】ボク後ろー。
【GM】では、改めてセージチェックどうぞ。平目OK、目標値は10で。


皆さんいっせいにチェック。その結果、ルフナだけが知らないという奇妙な事態に。


【ウィルヘルム】何故俺が知っててルフナが知らん?変だぞ絶対。
【ルフナ】さっきは「はっ!?この足音はスケルトン!?」と察知できたのに今目の前にして「あれ?これってなんて名前だっけ??」状態な感じで。(笑)


うーむ、先ほどのチェックに成功したスズキとルフナには、ここでのチェックを免除すべきでした。
失敗失敗。


【GM】まあ、スケルトンですね。LV1アンデッド。
【ティーナ】不死者を放っておくわけにはいきません!
【GM】刃物(ソード、アックス、スピア)ではクリットしない、と。ボウならすんのかな、コレ……ボウは駄目とはないな。ボウでもクリティカルはするとしましょ。
【スズキ】ダーツは?
【GM】クリティカル有りで良いでしょう。
【スズキ】まぁ、残りダーツ少ないし、BJで行くヨ。
【GM】では戦闘開始!


と、戦闘に突入する寸前、いつのまにやらチャットから落ちていた(←おい)アルマが戦線に復帰!


【アルマ】突然無口になっていたのじゃ。何故じゃろう?(聞くな)
【ティーナ】まあ、アルマさん。
【スズキ】骨3体と向き合ってるよ。
【ウィルヘルム】アルマ、まあ目の前の骨をなんとかしてくれ。
【フェスト】…………。
【GM】というわけで、現在目の前に骨が三つ佇んでいます。
【アルマ】骨に剣の利きは悪いぞ。


はっはっはっ、我ながらぞんざい極まりない状況解説です。


【GM】ではまずサトーから、どうぞ。
【スズキ】(ころころ)6ゾロё。
【ルフナ】うわぁー。
【メルトン】わあー。
【GM】わあー。
【スズキ】(ころころ)……2点アルよ……
【ウィルヘルム】極端な出目が多いな、なんか。
【ティーナ】2点では……
【GM】通らないので、次はメルトン。
【メルトン】Aにいくっす。
【GM】こいやー。
【メルトン】(ころころ)10、ああん。
【GM】(ころころ)9、めいつー。
【メルトン】(ころころ)7点!
【GM】7点……うを、いきなり半壊だ。
【ルフナ】意外と早く終りそう?
【スズキ】骨だけならそんなに時間かからないとおもうアル。
【ウィルヘルム】うむ、戦士も復帰したことだしな。
【GM】ではお次が……ルフナ。
【ルフナ】じゃぁ、行動遅らせて様子見。
【GM】ではティーナ。
【ティーナ】私は不死者を見逃すわけにはいかないので……ターン・アンデッドを。
【GM】どぞ。半径5mか……全部入るな。
【ティーナ】親愛なる知識の神ラーダよ、不浄なる魂を安らかな眠りに就かせ賜え!ターン・アンデッド!
【GM】こっちの抵抗値は涙が出るほど低いぜーオラー。
【ティーナ】(ころころ)10です。
【GM】(ころころ)×3……11、7、11。って、1匹だけか、かかったの。
【アルマ】…………
【スズキ】アイヤー?!
【ウィルヘルム】クリスー!?
【フェスト】抵抗は低かったらしいな。抵抗は。
【ルフナ】あや。
【ココサラキ】ド、ドンマイです。
【ティーナ】いい勝負ですね……フフ(涙)


怒涛の突っ込みを受けるティーナ。
が、がんばれ、きっと明日は良い日だ。


【GM】結果判定、どぞ。
【ティーナ】(ころころ)9です。
【GM】9だから……逃げる。つっても、奥に行くだけなんだけども、逃げました。では次、アルマ。
【アルマ】壊れ掛けのAを攻撃するかのう。
【GM】うーん、Aにはもう二人接敵しているので、ちょっと無理にしましょ。
【アルマ】ならCにするかのう。(ころころ)12じゃ。
【GM】(ころころ)9、めいつー。
【ティーナ】まるで踊るような剣技が。
【GM】そう言えば、アルマがまともに剣を振るのははじめてかも……
【アルマ】うむ、初じゃな。(ころころ)おっと10。
【GM】クリティカル……はしないんだった。ほ。
【ウィルヘルム】惜しいな。
【アルマ】6+2+2で10じゃ。
【GM】一撃で粉砕……
【ルフナ】わーすごーい。
【アルマ】(しゃん←鈴の音)
【GM】畜生、弱いぞスケルトン!(そりゃLV1だもの)
【アルマ】寝起きで美味しい所を貰ったのう(寝起き言うな)。


寝起きのアルマの剣風一陣、スケルトンは灰燼と化しました。
こんなに弱かったっけ、骨……(そりゃLV1だもの)


【GM】では同タイミングでウィルヘルム。
【スズキ】衣類を脱ぐ事でより神に近付けるアルё。
【ウィルヘルム】ここから弓を撃つ!と味方に当たるので弓を持ったまま移動、弓で狙えそうな位置まで
【GM】ハイさ、移動、と。
【GM】次は骨が……(ころころ)スズキに行ったか。こうげきじゃあー。(ころころ)6……って6ゥ?
【スズキ】(ころころ)14、そうそう当たらないアル。
【アルマ】回避が+6……流石は足の裏がたわしじゃな。
【GM】もじゃもじゃ。
【スズキ】タワシ?ワタシそんなもんじゃないアルよ。脱ぐと凄いアル。


ホビット、ハーフリング、いわゆるファンタジー世界の『小人』に相当する種族には『足の裏に毛が生えている』設定のものが多いのですね。
アルマのたわし発言はそれをさしてのことなのでしょう。
でもグラスランナーの足の裏に毛は生えていません、あしからず(笑)。


【GM】では次が……ココサラキ。
【ココサラキ】きりきりきり。Cだったら誰にも当たらないかな?
【GM】いや、Cはもう死んでますヨ?(笑)
【ココサラキ】あれ?勘違い(汗)。
【ルフナ】残ってるのってAだけですよね?
【ウィルヘルム】の、ようだな。
【ルフナ】Bは逃げちゃったし。
【GM】まあ、1d6で、1〜3は敵に、4〜5は味方に、6は自動的に撃てない、としましょう。
【ココサラキ】じゃあAに(ころころ)12です。
【GM】(ころころ)あ……4……
【ルフナ】あー。
【アルマ】味方か……美味しいのう。
【メルトン】あっ。
【GM】(ころころ)サトーに。
【ティーナ】ココちゃん、慣れないことはしないほうが……(笑)
【スズキ】どんと来るあるё!
【GM】背後からなんで、−4で回避して(笑)。
【スズキ】(ころころ)11ヨ?
【メルトン】
【アルマ】命中じゃ……(笑)
【ウィルヘルム】矢は前から飛んでくるとは限らないという教訓だな(何かが違)
【GM】おおー、惜しい。でも命中。ダメージ出してちょ(笑)。


なんか刺さってるー!? 画・タランティスさん
【アルマ】廻ったら笑うな。
【ココサラキ】(ころころ)7点です。
【スズキ】(ころころ)3点防ぐアルよ(サクッ)なんか……なんか刺さってるアルー?!
【ココサラキ】ごめんなさいごめんなさいっ!!
【ウィルヘルム】怖いぞあの娘……(ガタガタガタ)
【スズキ】アイヤー?!初ダメージが味方からってのはある意味ステキё?!
【ココサラキ】ごめんなさいー(><)。
【スズキ】後頭部からなんか生えたアルー!!
【ルフナ】うわぁ……
【ココサラキ】あああ今抜きますー!?(汗)
【スズキ】抜くと余計に出血がー?!


お約束通り、というにはあまりに美味しいココサラキ。




【GM】さてお待ちかね、フェストさんどうぞ。
【フェスト】やれやれ。峰打ちだ。
【GM】あ、接敵はちょっと無理です。
【フェスト】む。
【GM】既に二人接敵してますんで……部屋の広さ的に、三人は無理なの。
【フェスト】では見ていようか。お手並み拝見だ。
【GM】ではNext!サトーから。
【スズキ】離れて他のファイターに任せたい所あるが、回避にマイナスかかって食らうのはもう嫌なのでBJで殴るアル。(ころころ)9。
【GM】(ころころ)14、回避。次がメルトン。
【メルトン】(ころころ)11。
【GM】(ころころ)6で命中。
【アルマ】これは終わったかのう。
【メルトン】(ころころ)11!
【GM】うむ、破壊。
【アルマ】なんとか無事に終わったのう(納刀)
【スズキ】部屋には何かあるカ?
【GM】ホネホネが崩れ落ちて、改めて部屋を見るとガラクタの山。向かい側に通路があります。Bが逃げた方だね。
【ルフナ】ガラクタ?他に何かないの?
【GM】漁るかい?
【ルフナ】漁る。
【アルマ】任せた。
【スズキ】ガラクタか、適当に漁ってみたいがどうカ?
【ウィルヘルム】ルフナ、Go!
【ティーナ】技能は……シーフでしたっけ?
【GM】そうだな……シーフ技能+知力でチェックだな。
【ルフナ】これぞシーフのお・し・ご・と♪ (ころころ)11。あれ?低くない……なんでシーフ技能の時は低くないの??
【スズキ】(ころころ)13ヨ。
【ティーナ】ああっ、身体が勝手に(ころころ)11です。
【GM】んーと。まず、ルフナ。(ころころ)130ガメル相当の屑サファイアを発見。
【ルフナ】わーい。キラキラー。
【GM】で、ティーナ。(ころころ)わあ……35ガメル相当の屑ルビー発見(笑)。
【ティーナ】ああっ、神のご加護でしょうか(違)。
【スズキ】あぁ、出目が同じだから同じ品質の物、と。
【アルマ】本命のスズキはどうじゃな?
【GM】スズキはねー……(ころころ)残点16の魔晶石発見。
【ルフナ】わぁ、魔晶石だー。
【ウィルヘルム】おお、なかなか。
【アルマ】ふむ、思ったよりも当たりがあったのう。奥にも期待出来そうじゃ。
【スズキ】さて、売ればイクラになるあるか……(おい)
【ルフナ】はぅっ?!
【ティーナ】売らないでください(涙)
【スズキ】えー、ワタシ使えないё(仲間に回せ)。
【GM】えーと、基本取引価格……25600ガメルだぁ!?
【スズキ】高ッ?!
【GM】うん……残点の二乗×100ガメル、だったよね?
【フェスト】そうだな。
【GM】まあ、売値は半額だから12800ガメルだが……
【ルフナ】凄い高価なんだ…そんなの買えないなぁ……
【GM】ヤなモンだしちまったな(汗)。ま、いいか。
【ルフナ】これと交換とか。(サファイア)
【スズキ】まぁ、回復係に持ってて貰いたいヨ。というわけで合流したらモロゾフに。
【ウィルヘルム】さ、さくさく進むぞ
【ココサラキ】行きましょうー
【フェスト】…………。
【ルフナ】ボクも魔晶石出ないかなー?(きょろきょろ)
【GM】さて、奥に進みますね。
【アルマ】うむ、奥に。
【GM】奥への通路は、まっすぐと伸びているんだけど急な勾配の下り坂。
【ココサラキ】足滑らせないようにしないとー
【GM】この辺はフラウが強くなっているので、足元滑りますんで。皆さん、冒険者LV+敏捷度ボーナスでチェックして。まあピン以外は平気でしょ。


いっせいにみんなチェック。
ここの目標値は8、平目でも出せる数値にしました。
が。


【スズキ】美味しい人は居るカー?
【ルフナ】(ころころ)7、ほーら低い(涙)。
【GM】って、ルフナが滑った(笑)。
【ティーナ】つるー、ってああールフナさーん?!
【ウィルヘルム】ちッ、世話の焼ける。
【GM】惜しいね、8だったんだけどね、目標値(笑)。
【ルフナ】きゃっ?!……いったぁ〜い……(うるうる)
【アルマ】華麗な滑降テクニックじゃな(違)
【スズキ】冥福を祈るアル。
【ルフナ】死んでないです!!
【ココサラキ】(ころころ)ピンゾロ……うあーん(TT)。
【GM】ピンですかあんた……
【メルトン】あっ
【ウィルヘルム】ココ……美味しすぎるぞ。
【スズキ】お見事。
【GM】では滑り落ちた2人は扉にぶつかったので……ルフナにはダメージを6点、ココサラキはピンゾロなので8点進呈。鎧で軽減できるよ。
【アルマ】(危なげない足捌きで)取りあえず手を貸そう。そして先に進むのじゃ。
【フェスト】誰かピン出ないかなとは思っていたが本当に出すとは。よりによってお前が。
【アルマ】味方射殺の次は自爆……美味しすぎるのう。狙って出来ぬぞ(笑)。
【ルフナ】鎧は2点なので4点ダメージですね。あいたたた
【GM】いや、鎧は二点って、ロールしなさいな(笑)。
【ココサラキ】4点ダメージ……
【ウィルヘルム】キミもです。
【GM】ココサラキも、鎧減点ロールしてくれ……
【ココサラキ】あう。
【スズキ】やはり本物にはかないそうも無いあるヨ。
【ルフナ】すっかり忘れてました。てへ。
【GM】そこまで忘れなくても良いじゃねえかようー!(脱兎)
【ルフナ】(ころころ)1点ダメージですね。ちょっと擦り剥いた程度かな?
【ココサラキ】(ころころ)1点ダメージだからかすり傷です。
【GM】基礎の部分なので忘れても思い出してくれ……さて、気を取り直して(&リプレイにはきっちり載せてやると硬く誓って)。


載せました(←悪辣)。
ていうか、なんのゲームと勘違いしたんだろう2人とも……


【スズキ】扉と言ったあるか?
【GM】扉の前です。今までの通路はごつごつした岩肌で、天然の通路をそのまま使用した感があったのですが、この扉は明らかに人口のもの、それも相当に重厚なつくりです。
【ウィルヘルム】ということはそろそろノームがいなくなりつつある、と。
【GM】そうだね、この扉の前には既にノームはいない。フラウが強いせいもあるかな。
【スズキ】例によってコンボ仕掛けるカ?
【GM】どぞ。
【アルマ】ファイトじゃ、シーフ。
【ティーナ】本職の人からお願いします。
【スズキ】ワタシ行くヨ。罠鍵音で。
【GM】はいさ。
【スズキ】(ころころ×3)15、10、10ね。
【GM】罠は無いように思える。音はしない。鍵はかかっているが、魔法のもののようだ。
【スズキ】アイヤー、鍵は私のてには終えないё。
【ルフナ】罠何とかしてくれればアンロックででも…って出番ですか?(笑)
【ティーナ】ルフナさんファイトです!
【スズキ】どっかに文字とかは書かれてないカ?
【GM】で、扉には何も刻まれていないんだけど、例の手の形の窪みがある。
【スズキ】またカ。
【ルフナ】スズキさんが触るのがベストですかね?
【アルマ】ふむ、一応察氣もしておくかのう。
【GM】察氣どうぞ。
【アルマ】(ころころ)14、それなり、じゃ。
【ティーナ】充分いい目です(笑)
【GM】14かァ。それなら……人ではないものの気配を扉の向こうから感じる。竜ではないものの気配を扉の向こうから感じる。魔ではないものの気配を扉の向こうから感じる。不死者ではないものの気配を扉の向こうから感じる。この世界に存在するはずの無いものの気配を扉の向こうから感じる。
【アルマ】……植物、かの?
【GM】この世界に存在するはずの無いものの気配を扉の向こうから感じる。
【アルマ】少し違ったようじゃのう。
【ウィルヘルム】もしかするとリドルの「我」かもしれんな。
【ルフナ】この世界に存在ない筈のものと聞いて何か心当たりはありますか?セージチェックかな?
【GM】あ、セージチェック?どぞ。
【ルフナ】(ころころ)11です。
【スズキ】ワタシもセージチェックを。(ころころ)10ё。
【ティーナ】では(ころころ)あっ。6ゾロです。
【ティーナ】わ あ ー
【GM】うわあああああああー。
【ルフナ】うひゃー
【アルマ】筒抜け、じゃな(笑)
【ウィルヘルム】さすがは知識神の神官
【フェスト】……お前、実はこの世界の人間ではないな?OVERSか?(それは違う)


うわあああああああああああん青のOVERSめー!
高機動幻想ガンパレードマーチネタでした。


【ティーナ】神託が降りました(笑)
【アルマ】電波か。
【GM】え、ええっと…………エルライン・ルフの研究でですね。彼は、精霊魔法によらずして、生命の精霊と負の生命の精霊の謎を明かそうとしていた、ということを思い出します。
【ウィルヘルム】どんなに優れた精霊使いも出来なかったことを……魔術師とは変ったものだな。
【ルフナ】変で悪かったですね(ぶぅー)。
【スズキ】でも不死者の気配ではないアルか。
【GM】んで、生命(と負の生命)とは、究極的に様々な要素が交わったものではないか、という過程に至ったことも。
【ティーナ】つまり、研究の成果が扉の向こうにいるってことでしょうか……
【GM】そこまでかな、わかるのは。では、手を触れますか?
【ウィルヘルム】ここは契約者のスズキがいくしか。
【スズキ】ではぺたりとゆくヨ。
【GM】ぺたりと触ると……脳の中に声が響く。
【スズキ】ひび……く……


アンタ、刃牙の打撃を受けたアンドレアス・リーガンじゃないんだから(板垣恵介作・『グラップラー刃牙』より)


【アルマ】脳の中で蛇が這いずり回る感覚、とかがするのじゃな?
【GM】【エルライン・ルフの声】我は何だ。我は何だ。我は何だ。我は何だ。我は何だ。我は何だ。我は何だ。我は何だ。我は何だ。我は何だ。我は何だ。我は何だ。我は何だ。我は何だ。我は何だ。我は何だ。我は何だ。我は何だ。我は何だ。我は何だ。我は何だ。我は何だ。我は何だ。我は何だ。我は何だ。我は何だ。我は何だ。我は何だ。我は何だ。我は何だ。我は何だ。我は何だ。我は何だ。我は何だ。我は何だ。我は何だ。我は何だ。我は何だ。我は何だ。我は何だ。我は何だ。我は何だ。我は何だ。我は何だ。我は何だ。我は何だ。我は何だ。我は何だ。我は何だ。我は何だ。我は何だ。我は何だ。我は何だ。我は何だ。我は何だ。我は何だ。我は何だ。我は何だ。我は何だ。我は何だ。我は何だ。我は何だ。我は何だ。我は何だ。我は何だ。我は何だ。我は何だ。我は何だ。我は何だ。我は何だ。我は何だ。我は何だ。我は何だ。我は何だ。我は何だ。我は何だ。我は何だ。我は何だ。我は何だ。我は何だ。我は何だ。我は何だ。我は何だ。我は何だ。我は何だ。我は何だ。我は何だ。我は何だ。我は何だ。我は何だ。我は何だ。我は何だ。我は何だ。我は何だ。我は何だ。我は何だ。我は何だ。我は何だ。我は何だ。我は何だ。我は何だ。我は何だ。我は何だ。我は何だ。我は何だ。我は何だ。我は何だ。我は何だ。我は何だ。我は何だ。我は何だ。我は何だ。我は何だ。我は何だ。我は何だ。我は何だ。我は何だ。我は何だ。我は何だ。我は何だ。我は何だ。我は何だ。我は何だ。我は何だ。我は何だ。我は何だ。我は何だ。我は何だ。我は何だ。我は何だ。我は何だ。我は何だ。我は何だ。我は何だ。我は何だ。我は何だ。我は何だ。我は何だ。我は何だ。我は何だ。我は何だ。我は何だ。我は何だ。我は何だ。
【メルトン】電波だわー
【GM】と、延々リフレイン。
【スズキ】一旦手ぇ離していいあるカ
【GM】どぞ。離すと、声は止まりますよ。
【スズキ】なんか盛大に「我は何だ」って聞いてくるヨ。
【ティーナ】グラスランナーが草と会話してるときもあんな感じでしたよね(笑)。
【GM】そうだね、それが近い。植物の繁殖欲が、そのまま『自分は何者だ?』という解答を得るためにベクトルを転じた、という具合かな。
【スズキ】植物などは相手に求める物でなく自分の中の欲求だけアルね。
【ココサラキ】うーん
【フェスト】先程言っていた奴ではないのか?
【ルフナ】我はなんだ?ってエルライン・ルフさんじゃぁ?(違うだろおい)
【スズキ】さて、問題は流布の求めてる答えアルな。
【ルフナ】今度は漢字ですか。
【ティーナ】うーん……
【ルフナ】なんだー?って聞かれても困りますよねぇ・・
【スズキ】我は不死なるもの 我は命である 我は死である 故に我は不死であり 命と死を知らぬものである……と言うのが彼の主張アル。
【ウィルヘルム】生命でもなく負の生命でもなく……「我は死である」のフレーズが分からんな。生きていないから、か?
【スズキ】不死で命で死で……だから不死で命と死を知らない……サッパリある〜!?
【ルフナ】それを全部「我」を「汝」に変えてみるとか・・なんて安易な答じゃないでスよねぇ……
【フェスト】…………。
【ココサラキ】???な、なんか脳みそから煙が出る気がします
【メルトン】ぶしゅーーーーーー(煙)
【GM】リドル中はGMは黙して語らず。
【アルマ】命を引き継ぐ形の不死というのは、なんとなく世代交代のそれを思わせるのう。詩の一節らしいが、その詩の題名とかはあるのかのう?
【GM】エルライン・ルフという、古代王国期の魔道師にして芸術家が残した詩の一節ですね。
【ウィルヘルム】題名は知らん。詩の全部は……
       我は不死なるもの 我は命である 我は死である 故に我は不死であり 命と死を知らぬものである
       汝に問う。
       我はいかにして生まれたか? 我はなぜ生まれたか? 我は何者か?
       汝に問う。
       我が問いに汝は挑むか?
       ……というものだったらしい
【アルマ】死を知らない、そして命をも知らない、となると……生まれた途端に命もなく死ぬこともない、と……名前とかかのう?
【ココサラキ】水……とか……命の源だけど生命があるわけじゃないし……なぞなぞじゃないんだしちがいますよねー。
【ウィルヘルム】命があるのに命が無い。死を知らないから不死なのか?
【ティーナ】人がどんなに姿が変わってもその人はその人だと思います、エルライン・ルフは、エルライン・ルフ以外の何者でもないと私は思いますけど……
【ルフナ】そうなんですけどね……1節目のところも気になるし……「汝は不死なるもの 汝は命である 汝は死である」じゃ駄目なんですかねー?
【GM】いってみるかい?
【ルフナ】ボクがやってみていいですか?怪我したらヨロシクです。
【スズキ】間違ってて天罰が下ったら祈りをあげて欲しいある。
【ティーナ】お墓だけは作ってあげます
【ルフナ】その時はお祈りもよろしく。(にこっ)
【GM】では手を触れます?
【ルフナ】触れます。ぺとっ。
【GM】【エルライン・ルフの声】我は何だ。我は何だ。我は何だ。我は何だ。我は何だ。我は何だ。我は何だ。我は何だ。我は何だ。我は何だ。我は何だ。我は何だ。我は何だ。我は何だ。我は何だ。我は何だ。我は何だ。我は何だ。我は何だ。我は何だ。我は何だ。我は何だ。我は何だ。我は何だ。我は何だ。我は何だ。我は何だ。我は何だ。我は何だ。我は何だ。我は何だ。我は何だ。我は何だ。我は何だ。我は何だ。我は何だ。我は何だ。我は何だ。我は何だ。我は何だ。我は何だ。我は何だ。我は何だ。我は何だ。我は何だ。我は何だ。我は何だ。我は何だ。我は何だ。我は何だ。我は何だ。我は何だ。我は何だ。我は何だ。我は何だ。我は何だ。我は何だ。我は何だ。我は何だ。我は何だ。我は何だ。我は何だ。我は何だ。我は何だ。我は何だ。我は何だ。我は何だ。我は何だ。我は何だ。我は何だ。我は何だ。我は何だ。我は何だ。我は何だ。我は何だ。我は何だ。我は何だ。我は何だ。我は何だ。我は何だ。我は何だ。我は何だ。我は何だ。我は何だ。我は何だ。我は何だ。我は何だ。我は何だ。我は何だ。我は何だ。
【GM】と、質問の奔流。
【ルフナ】何処まで続くんでしょう……終らないんですかねぇ…
【スズキ】正解を言うまでとまらさそうアルよ。
【ルフナ】下位古代語で「汝は不死なるもの 汝は命である 汝は死である」といってみます。なむさんっ
【ウィルヘルム】さーて鬼が出るか蛇が出るか
【GM】【エルライン・ルフの声】そう、我は不死なるもの。我は命。我は死。
【ルフナ】正解かな?
【GM】【エルライン・ルフの声】我の中には全てがある。命があり、死があり、そして世界がある。我は創られしもの。我は与えられしもの。我は全てであり、真実であり、そして虚偽である。今一度問う。我は何だ。
【ルフナ】まだあるの?!
【スズキ】う〜む?
【アルマ】……ひょっとして、誉めて欲しかった風味なのかのう……?(汗)
【ティーナ】ちょっと可愛げですね……(笑)
【ココサラキ】(笑)
【フェスト】芸術家だからな。
【GM】そんな、可哀想な子じゃないんだから(笑)。


さて、困りました。
なにが困ったって……
ひとつヒントを出し忘れていたんです(汗)。
あああああああああああああああああああああ……(愚)


【GM】これが最後の設問。気張って。きっと、そんな複雑な解答じゃないはず。
【スズキ】世界すら内包する……神カ?いや、創られたものと言う事はそんな筈も無いし……
【フェスト】もう一度同じことを言えばいいのではないのか?
【ティーナ】同じ方法でいくと「我>汝」変換ですけど……
【ルフナ】これで間違うとどうなるんだろう……と内心汗。
【スズキ】……命があり死があり真実が有り虚偽があり……人間? もしくは、「エルライン・ルフ」カ。


出しそびれた(註:意訳=出し忘れた)ヒントを出すために、この台詞にくらいつきました。
ふ、機に臨んで変化に応じるのが優れたGMよ(その前にミスを減らせ)


【GM】【エルライン・ルフの声】否。我は人に作られしもの。我はエルライン・ルフの名に於いて作られしもの。


この台詞を伝え損ねてたんですよう。
これを言わなきゃ、わかるものもわかりません(汗)。


【スズキ】人に……ごーれむってことも無いだろうしソモソモワタシがゴーレム死ってるかも謎だシ……
【ココサラキ】エルラインのあの禁断の部屋にしまわれた絵本の怨霊とか?
【ルフナ】ルフが作ったもの……
【ウィルヘルム】生命とは何か、という問いそのもの、とか?か
【スズキ】……絵本?
【GM】【エルライン・ルフの声】そう。我の名は絵本。
【メルトン】うお。
【ココサラキ】あ。
【ルフナ】わぉ。
【ウィルヘルム】絵本。
【ティーナ】わー。
【スズキ】アイヤー?!
【メルトン】言った本人が一番驚いてます。
【GM】【エルライン・ルフの声】我の中には全てがある。命があり、そして死がある。それゆえに、我は不死である。
【ルフナ】なるほどね……
【フェスト】…………。
【アルマ】全てが創造者の掌の中、それが全ての世界じゃからな。
【GM】【エルライン・ルフの声】我を手に取り、その真実を探すが良い。本当の答を、真実の世界における、本当の解答を。
【ティーナ】やっぱり誉めて欲しかったんですね(違)。
【アルマ】存在意義を認めて欲しかった、の方が近いかもしれんが、まあそんな感じじゃ(笑)。
【ルフナ】ふと思ったんですが…
【ウィルヘルム】ん?どうした?
【ルフナ】この扉が開くと僕等もその物語の世界に取りこまれるなんてジョークないですよね?(苦笑)
【GM】その声がその場にいる全員の頭の中に響くと、ゆっくりと扉が開きます。
【ウィルヘルム】ジョークじゃなくて本当にそうなりそうだぞ。
【ルフナ】うわぁーん。まだやりたい事がいっぱいあるのにー。
【GM】えーっと、シャーマンさん、フェンサーさん。
【フェスト】む。
【ウィルヘルム】ん?
【アルマ】む?
【GM】精神力抵抗して。
【ウィルヘルム】(ころころ)低い、9。
【アルマ】(ころころ)10じゃ。一応は期待値なのじゃが。
【フェスト】(ころころ)何故三人ともダイスの片方が1なのだ? 9だ。
【ココサラキ】(ころころ)13ー。
【GM】12以下の人は、扉の向こうから湧き出した、濃密な“氣”を感じとったせいでちょっと吐き気がします。精神点に2点、ダメージどうぞ。
【アルマ】むう、重苦しい氣で目眩が。
【GM】その扉の向こうには、小ぢんまりとした部屋が。
【ティーナ】進んでみましょう
【ルフナ】漁るぞー!!(をい)
【ウィルヘルム】ルフナ、悪いがお前の心配が当たっちまったらしい。あの「絵本」は尋常じゃないぞ。
【GM】部屋には台座があり、その上には紅の表紙の、重厚な装丁の本が一冊置いてあります。
【メルトン】これの角で殴ったら痛そうねー。
【ウィルヘルム】広辞苑じゃないんだから。
【GM】かなり分厚いし、でかいよ。
【スズキ】アイヤー、これがお宝カー(感じられないんで気にせずに)
【アルマ】赤い本……?(笑)
【GM】赤いけど、ザケルと叫んでも何も出ません(笑)。
【ティーナ】ガッシュ・ベルはどこ?!
【GM】いねっての(笑)。


雷句 誠作・『金色のガッシュ!』週間少年サンデーで絶賛連載中!


【GM】で、その本の表紙には奇妙な紋章がありまして、6つの穴があいています。
【スズキ】穴の形はどんなアルか?
【GM】で、穴は色々な形。丸や菱形や六角形や、様々。
【アルマ】本命を調べるのは後じゃ(わー)
【フェスト】…………。
【GM】あ、えーっと……シャーマンさん。
【ウィルヘルム】ふむ?
【GM】この部屋の中の精霊力が、スゲェ異常です。
【ココサラキ】どんな風に異常?
【GM】四大精霊はもとより、氷、植物、光、闇、それだけじゃない、喜怒哀楽の感情の精霊、夢、生命、負の生命の精霊までが臨界点に到達しそうなほどに高まっています。
【スズキ】おったかっらおったかっら(だから感じられないんだってば)。
【アルマ】ここは妙な気配がして、気分が悪いのう。
【ティーナ】(平然)
【ウィルヘルム】全ての精霊が、力が、爆発する(もう錯乱状態)。
【ココサラキ】イッイタ。頭が割れそうー
【ルフナ】……ボク何ともない。
【フェスト】…………人の分を若干過ぎているようだな、これは。
【GM】この部屋の中なら、精霊魔法を行使するとボーナス付きますね。+4ぐらい。ただし、出目が5以下なら狂った精霊が出ますけど。
【スズキ】セイレイリョク?ナニソレ。
【アルマ】早く用事を済ませた方がよさそうじゃ。頼んだぞ、シーフ各位。
【ティーナ】頑張ります。
【GM】さて、えーと、で、本だけども。
【ルフナ】(恐る恐る)じー…古代語とかでなにか書いてないですか?
【GM】まず、表紙には何も書いてません。ただ、奇妙な紋章があるだけ。
【スズキ】紋章に見覚えは?
【GM】セージかバードチェックどうぞ。
【アルマ】こうなると出番が無いのう。
【スズキ】(ころころ)アイヤー、低いヨ。8ネ。
【ティーナ】(ころころ)11です。
【ルフナ】(ころころ)12。こういうところで6ゾロ出てくれればなぁ……
【GM】ルフナは、恐らく古代王国期の貴族(=ソーサラー)の家紋じゃないかな、とおもう。
【ルフナ】ふむ……ソーサラーとして知ってる事はなし?
【GM】ちょっとわからないね。
【スズキ】あとその狂った精霊力は部屋を充たしてるだけカ?この本から噴出してるとか言う事は?
【GM】んー、この本が、周囲に呼び寄せてる、って感じかね。長年かけて呼び寄せたのでしょう。扉が開いたから、今は徐々に落ち着いて行ってるよ。まあ、完全に平静に戻るには、半年はかかるだろうけど。
【スズキ】持ち出すのヤバイか? イヤッ!こういった品こそ売れば高値にッッ!
【ティーナ】開いてみましょうか……?
【ルフナ】開くのかなぁ……?
【スズキ】部屋に他に物は?
【アルマ】うむ、それが肝要じゃ。このままでは生活費がおぼつかん。


このパーティ……所帯じみてんなあ……


【GM】部屋の中には……壁に一振りの杖が。
【ルフナ】鑑定ー☆
【スズキ】先に罠を。(ころころ)14。
【GM】罠は無いように思える。
【アルマ】やるな、田中。
【スズキ】たまには活躍の場も欲しいアルよ。手にとって鑑定してみるヨ。
【GM】では鑑定どうぞ。
【ティーナ】鑑定します。(ころころ)8です。
【GM】メイジスタッフかな(ということしかわからない)。
【スズキ】(ころころ)アイヤー、ピン!
【アルマ】美味しいのう……
【ウィルヘルム】スズキ、美味しいぞ。
【スズキ】30点目!
【ルフナ】おいしいなぁ・・・でも危険ですよね
【メルトン】スズキ、今日は絶好調だね!
【GM】スタッフ・オブ・アポカリプス(←ピンゾロなのででたらめ)。
【スズキ】これはメテオストライクが発動する杖あるッ!
【メルトン】なんか凄そうな。
【ココサラキ】なんか1ゾロ多いです。


君もネ。


【アルマ】それだけ振る機会が多いのじゃ……羨ましいぞ(笑)。
【GM】レンジャーやらセージやらシーフやらバードやら持ってますからね(笑)。
【スズキ】まぁ、無駄に技能をとってると言う話もアルよ。
【ティーナ】同じくです(笑)
【ルフナ】鑑定ー(ころころ)12です。
【GM】柄に『エルライン・ルフ』と上位古代後で刻まれている、ソーサラースタッフ。
【ルフナ】能力とか解らないですかね?
【GM】それ以上のことは、ちょっとわからないね。
【スズキ】とは言え小フェリシアでは鑑定もしてもらえないあるし……
【ルフナ】これ持って帰って鑑定して貰えるかなぁ……バザーの所まで持っていけば……これ、持って帰っちゃだめですかね?
【アルマ】他には何もないのかのう? 金貨や宝石やアイテムなどは?
【GM】他には何もないですね。塵ぐらいしか。
【アルマ】……生活費に不安が残るのう……
【スズキ】やはり魔晶石売るあるか?
【フェスト】やれやれ。
【ティーナ】次は本ですね。開けてみますよ……?
【GM】開けますか?
【スズキ】開けるアルよ。
【ティーナ】ええ
【GM】では、本を開くと……はい、皆さん精神抵抗どうぞ。
【全員】ひー!?


悲鳴を上げつつ、全員ロールをします。やはりあの本についての脅しが効いていたようです。
しかし、実はここの抵抗ロールで6ゾロを出されていたら、ちょっと困っていました。
11という危ない目を出した人もいましたが、その一方……


【メルトン】(ころころ)ピンッ!?
【アルマ】……美味しいのう……
【メルトン】オーマイガッ!!!!!
【ウィルヘルム】メルトン美味しい
【GM】みんな頑張るねえ。ピンもいるが(笑)。
【メルトン】うわーんわんわん。


妙に美味しい人もいたりしました。はい。


【GM】まあ、全員抵抗できないな。では皆さんには仲良く気絶して頂いて……
【スズキ】アイヤー。
【ココサラキ】ふぃー。
【ウィルヘルム】何おうー?
【ルフナ】クラクラクラ……ぱたり。
【メルトン】きゅうばたん。



夢。

暗闇の中。

上も下もわからない、闇。

闇?いや違う、これは黒。

黒い絵の具の中にいる。

他に色は無い。ただただ、黒、黒、黒。

だが貴方はなぜか理解している。

この黒い色は、全ての色を含んだ黒。

全ての色が混ざった黒。

この黒の名は“混沌”。

そして突然、周囲の“混沌”にベクトルが生まれる。

そう、その周囲の“混沌”は……

貴方の中に流れ込んでくる!




【GM】というところで皆さん同時に目が覚めます。
【スズキ】アイヤー、異形になってしまうё?!
【ティーナ】ああっ、神よって……夢?
【アルマ】ふむ……ただの夢ではあるまいな。
【スズキ】
【メルトン】カッ。
【ルフナ】ひっ?!(飛び起き)
【フェスト】…………全く、やれやれだ……。
【GM】えーっと、ね……
【ルフナ】ゆ・夢?何ともなってない???(自分の身体をぺたぺた確認)
【GM】気がつくと、そこは遺跡の入り口。
【ルフナ】あれ???
【ウィルヘルム】入り口にあった岩はどうなってる?
【GM】なぜか岩は元通りに直っていて、傍らにはあの本が落ちています。
【アルマ】全員が同じ白日夢を三田だけでもないようじゃな。
【スズキ】アイヤー?寒いアルよ。
【ルフナ】つ・杖は?!(持ってたんかい)
【スズキ】魔晶石と杖はどうなったカ?
【GM】全員揃っているし、持ち物も全部ありますね。杖も勿論ありますよ。
【ティーナ】本は開かない方が良さそうですね……
【ココサラキ】……ぼーー
【ルフナ】本に何か変化は?
【GM】特にないですね。それで、岩に刻まれていたはずのあの詩が消えています。窪みも。
【ウィルヘルム】俺達がやらなきゃならんということか……
【GM】さて皆さん、1d100を振って下さい。


運命のダイスです。
このダイスの目によって、キャラクター達には過酷な運命を背負ってもらうことになります。


【GM】(全員の出目を書き留めて)ふむふむ……では今から皆さんにひとつずつ単語を言うので、それをキャラシートのその他のメモの欄に書いて下さい。
【アルマ】む?


全員にそれぞれキーワードを伝達。
これが各々の抱えることになる“混沌”の名称です。
果たして“混沌”とはなんなのか?
エルライン・ルフが皆に託した謎とは?
っていうかこのシリーズはちゃんと続くのか?
様々な謎を残して、次回に続きます。






TRPGの部屋  エルラインの絵本

茶処日ノ出屋