おまけ。
会話の相手がイルゼでなく、シーズィだったら。
【シーズィ】阿呆（パン！） 馬鹿（パン！） 間抜け（パン） 愚図（パン！と殴り続けて、突然抱き締める▼）お前はそんな安い人間か？ 私は見る目が無かったのか？
【エリア】……ばか……どうして……どうして……（ただ泣き崩れる）
【シーズィ】（頭を抱き寄せて、自分の胸に押し付けて）馬鹿はお前だ。まだ分からんか、この馬鹿。
【エリア】……そうだよね……ごめん、私ばかだった……。
【シーズィ】（ぐっと突き放して）自覚があるのなら、まだマシだ。そこから這い上がる気概があるのなら、救いはある。お前は、どうなんだ？
【エリア】……がんばってみる……やれるだけやってみるね、私……。
【シーズィ】（背中向けて）私は、手助けはせんぞ。ただ、見届けてやる。
【エリア】……ありがと。今はそれだけで嬉しいよ、私……。（胸の前で手を組んで）
【シーズィ】挫けたら、指差して笑ってやる。それがイヤなら這い上がれ。お前にはまだ、道があるのだから。
【エリア】……優しいんだね、シーズィ。
【シーズィ】阿呆、何処をどう取ればそう理解できる。とっとと行くぞ。その下卑た呪いを駆除しなければな。
【エリア】……うん。そうしたら……私、今度聞いて欲しい事があるんだ。みんなで帰ってきたら、ね。
【シーズィ】未来仮定形の話はしたくないが、まあいい。聞いてやろう。
【エリア】その時にはきっと……私、正直に話せると思うんだ。だから……。
え？ 何が言いたいのかって？
さあ……（笑）
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