継ぐ者 第6章




*** New topic on #継ぐ者 by GM: ラバン・宿屋

【GM】 翌朝、1階の酒場で朝食を摂っていると、にわかに外が騒がしく。
【エリア】 さてと、武器はどうするかな。ポールウェポン不可ならエストック持っていくんだが。
【ボズ】 何だ?
【イルゼ】 ?なんだろ?
【エリア】 ってなんじゃい、やかましい……。
【セルクル】 女子供が出るトコじゃないぞってさ(苦笑)>イルゼ
【セルクル】 あら?
【ボズ】 武器は規制されているのだろう。<闘技場
【リュウガ】 木剣を使うんだってさ>エリア
【エリア】 ああ、規制されてるのか。つまらん。
【セルクル】 木製の武器のみよ。
【GM】 その騒がしさの原因は、すぐ分かる。扉を開けて入って来たのはギュンター男爵。従者を連れているね。
【イルゼ】 あら失礼な<女子供
【セルクル】 鎧も、ハードレザーまで
【リュウガ】 おかげでシャムシールが使えないし。
【エリア】 クロースです私。<ハードレザー
【イルゼ】 あ、男爵。おはようございます。
【エリア】 や、昨日はどーも。>男爵
【GM】 【ギュンター】おお、こちらでしたか。
【ボズ】 おや、おはようさんだ。どうした。>ギュンター
【GM】 【ギュンター】昨日は、本当にお世話になりました。
【リュウガ】 誰?このおっさん?<ギュンター
【セルクル】 それでさ・・・リュウガのヤツったら「その女子供に負けるんだよ」なんて言い出しちゃって、それで乱闘(笑)
【GM】 ……つーか、俺の出す王侯ってみな気さくなのばかりだな(苦笑)。
【エリア】 かくかくしかじかつるかめつるかめ。>リュウガ
【ボズ】 礼ならシーズィに言ってくれ。本当に凄かったからな。>ギュンター
【イルゼ】 昨日の展覧会の責任者>リュウガ
【セルクル】 はじめまして・・・>ギュンター
【ボズ】 宜しいかと。<きさくー。
【エリア】 気さくな人って好きよん。
【リュウガ】 わかりやすい解説どうもありがとう(笑)。エリア
【イリーナ】 いいのだきさく〜
【アフ】 トリアーくらいの変り者もいいが・・・
【GM】 【ギュンター】昨日は色々と後始末に手を取られて、お礼も言えませんでした。改めてお礼を申し上げます。おかげで幾多の絵が護られました。
【エリア】 気さく万歳。
【セルクル】 で、何があったのかしら
【エリア】 いやいや、市民(違うけど)の義務を遂行したまでで。
【GM】 【ギュンター】取り敢えずのお礼の気持ちです。お納め下さい。
【GM】 と、出したのは銀貨の入った袋。
【エリア】 あれ、昨日貰わなかった?
【GM】 ああ、あれは国から。
【GM】 これはギュンター男爵が個人的に。
【リュウガ】 ポケットマネーか。
【エリア】 国からもう貰ってるし、受け取れませんよ。
【ボズ】 国から貰ったばかりなんだ。そう俺達だって強欲じゃないぞ?(笑)>ギュンター
【GM】 【ギュンター】いえ、ですが私の感謝の気持ちが……
【アフ】 ちなみに幾ら?
【イリーナ】 そういうのは素直に受け取るのだ
【GM】 んー、見たカンジざっと5000ガメルかな。
【イルゼ】 もう頂きましたし、私たちも絵が好きでやった事ですからお気になさらずに
【リュウガ】 そうそう。好意は素直に受け取った方がいいぞ。
【セルクル】 というより、絵が見たいな。今、見れるのかな。
【エリア】 じゃ貰いたい奴だけ貰ってくれ。オレはいらない。
【ボズ】 …理解した。気持ちとして、頂いておく。有意義に使うさ。…高いな(汗)<5000ガメル>ギュンター
【イリーナ】 それか二度断って三度目に受け取る、なのだ
【セルクル】 アタシらは何もしてないんだから口出ししない!>リュウガ&イリーナ
【GM】 【ギュンター】それと……これを。>ボズ
【GM】 そう取り出したのは、小さな包み。
【エリア】 刀?(違)
【リュウガ】 なるほど。さすがはイリーナ(感心)>イリーナ
【ボズ】 これ、というと?
【ボズ】 包み?
【GM】 開けてみる?<包み
【ボズ】 ああ、開けさせて頂く。構わないな?>ギュンター
【セルクル】 ??
【イルゼ】 ??ボズの横から覗く
【イリーナ】 開けるとおじいさんになるのだ・・・(恐)
【エリア】 なんだそれ。
【ボズ】 ならんよ(苦笑)。>イリーナ
【セルクル】 気になる。見せて。>ボズ
【GM】 【ギュンター】流石にキースリング女史の絵は差し上げられませんが、これはこの度私が個人的に落札したものでして。
【セルクル】 キースリング?
【GM】 包みの中には、1本の筆。
【イルゼ】 大丈夫大丈夫(笑)>イリーナ
【ボズ】 筆、か。
【エリア】 ……キースリング女史の、筆?
【GM】 【ギュンター】キースリング女史が晩年使用していたという筆です。
【セルクル】 キースリングさんって・・・誰?
【エリア】 ……魔法の品だったりしないだろうな。
【イルゼ】 使い込まれてるけど毛先は綺麗ね
【イリーナ】 結構いい筆なんじゃないの?
【ボズ】 …馬鹿な。こんな貴重なコレクション、そうそう手放すものではない。>ギュンター
【GM】 魔法の品じゃないね。凄い高級品、でもない。でも、かなり使い込まれて、手入れがきちんとされている。
【セルクル】 ボズが愛用してる筆と、どっか似てない?<筆
【エリア】 ちゃんと丹念に洗ってあるな、先が炎の形になってる。油も綺麗に落ちてるみたいだし。
【GM】 と、言おうとしたボズ、また知力でチェックー。
【ボズ】 2d6+7
【サイコロ】 Boz: 6(2D6)+7 = 13
【ボズ】 普通目。
【エリア】 平均目。
【GM】 ん。それならまあ大丈夫か。
【GM】 手にした時、凄く手に馴染む。
【エリア】 ラカン……(謎)
【セルクル】 どうしたの?>ボズ
【GM】 おや?と思ってみてみると、なんだか凄く懐かしいカンジがする。
【ボズ】 ぬ、これは。
【イリーナ】 ソフィア!?(謎2)
【GM】 何処かで見た事があるような。いや、確実に見た事がある。
【ボズ】 (懐かしい、だなんて。いつ感じた感情だ?)
【GM】 この筆と、この筆を執っていた人の事を。
【イルゼ】 ボズ?
【エリア】 描きかけの肖像画(謎3)
【セルクル】 ・・・・なんだか、いつもの筆とは違うみたいね。特別って、そういう表情になってる。>ボズ
【ボズ】 特別なんてものではない。この、筆は。
【GM】 【ギュンター】……どうぞ、お持ち下さい。私が持っていても、飾るだけですから。
【セルクル】 知ってる、とか?>ボズ
【イリーナ】 (俺は!海の!男だぜ!かなり謎)
【エリア】 ……それは、いい想い出なのか?
【GM】 そう言うと、ギュンターは身を従者を引き連れて去っていくね。
【ボズ】 少なくとも、筆からは暖かな記憶を感じる。
【エリア】 (カレルレン……(素晴らしく謎)
【セルクル】 あ、すみません!>ギュンター
【イルゼ】 (ぺこり)>ギュンター
【GM】 基本的にいい思い出。そして凄く悲しい思い出。
【リュウガ】 ・・・・・・
【セルクル】 呼び止め失敗か
【エリア】 ……悲しい想い出、か……。
【イリーナ】 ぼ〜っっとしてるけど、大丈夫〜?>ぼず
【GM】 ボズは今ちょっと記憶が混乱してるね。なにか思い出せそうな、でも、肝心なところで思い出せない。
【セルクル】 ・・・・・・思い出・・・か。
【エリア】 ……記憶喪失は精神の病と違うしなあ。
【GM】 【シーズィ】……さてと。私は今日は街中をうろつく。皆はどうする?(あえてボズは無視)
【イルゼ】 ボズが動くのを待つ
【ボズ】 記憶。俺の、記憶。
【セルクル】 ・・・・・・思い出せそう、なの?
【エリア】 ……ああ、待てよシーズィ。オレも行くよ。
【リュウガ】 俺もぶらつくかな。暇だし。
【ボズ】 (寂しい。暖かい。優しい。…悔しい。感情しか思い出せない。)
【イルゼ】 あ、私も、出店とかみたいし。
【エリア】 ……今はそっとしておきたい。せめてもの思い遣りだ。
【セルクル】 ・・・・・・・・・・・アタシもいく
【GM】 【シーズィ】この祭騒ぎの街だ、珍しいものがあるかも知れんしな(出て行く)。
【アフ】 街中を見てくるか。なにか良いもの売っているかもしれないし。
【エリア】 暖かい想い出、か……羨ましいな。
【イリーナ】 私も、絵はちょっとアレなのだ(汗)
【エリア】 っておい、みんな行くのか?なら残るよ。一人にはちょっと。
【ボズ】 …もう、誰もいないのか?
【GM】 周囲が静かになると、ふとボズの胸中に一人の顔が浮かぶ。
【イルゼ】 (筆を抱えたままのボズの側に椅子を出して出る)
【セルクル】 いや、出口にいる。
【セルクル】 なんか気になってしょうがない
【リュウガ】 ボズ、一人ぼっち(^^;
【イルゼ】 セルクル、一人にしてあげよ?(小声)>セルクル
【エリア】 ……と思ったが。一人にしといた方がいい……な。シーズィの後を追う。
【GM】 感情を激しく表す女性(と言っても老女に差し掛かっている)、喜怒哀楽を分かりやすく表す人。
【リュウガ】 気になるけど、あえて何もしない。
【セルクル】 ・・・・・・・・・・>イルゼ
【エリア】 オレ達がいても、何も出来る事はない……。
【ボズ】 【Xanadu】いないほうが都合がいい方向で(笑)<ヒト
【セルクル】 そう、ね・・・・
【エリア】 待てよ、シーズィ。お前足速いぞ、ホントに。
【GM】 とても懐かしい、とても暖かい、とても厳しい人。その人の名前はサリィ。
【GM】 サリィ・キースリング。
【ボズ】 思い出せる…感情の次は、表情が。表情の次は、名前が。
【GM】 【シーズィ】……………………(←感情の精霊に触れて涙ぐんでる)
【エリア】 さーてと……何を買うかな?(妙に芝居がかった感じで)
【セルクル】 ・・・・・・・・・
【GM】 今はそこまでしか思い出せない。でも、ボズはその人を間違いなく知っている。親しくしている。世話になっていた。
【イルゼ】 CZの背中を前のボズ見たくぽんぽん
【ボズ】 誰もいないのだな…フ、フフ。泣くには好都合、だな…
【GM】 【シーズィ】…………な、何だ(ごしごし)。>イルゼ
【ボズ】 (筆を抱いてうずくまって泣く)
【エリア】 …………(意味ありげに上目遣い)>シーズイ
【GM】 そして、どうしようもない喪失間。そして憤り。そういった感情が一気に噴き出してくる。>ボズ
【リュウガ】 良い酒でも売ってないかな〜っと。
【セルクル】 (空を見上げて)なんだか・・・・寂しげな、色。
【イルゼ】 ・・なあんでもないよぉ?ね?>CZ
【GM】 【シーズィ】…………ふん(わしゃわしゃ)。>イルゼ
【ボズ】 くそっ。くそっ。何故だ、何故!
【GM】 その感情の理由は分からない。ただ感情だけが、今は浮かんでくる。
【ボズ】 俺には、彼女には。一体何があったというんだッッ!!
【GM】 すべては過去のこと。でも、しなっていたせいかその感情はやけに生々しく、君を包み込む。
【GM】 しなって<失って
【セルクル】 ねぇ・・・・闘技会キャンセルしよっか・・・>リュウガ
【GM】 でもね、ボズ。その筆を見ていると、不思議と落ち着いてくる。
【リュウガ】 いや、ボズの気を紛らわせるのにちょうどいいんじゃないか?>セルクル
【エリア】 ……辛い想い出だけじゃない、か……ははは。羨ましいな……こんな事言うのも何だが。
【イリーナ】 絶対出てやるのだ
【イルゼ】 勿体無い折角だから出なよー。きっとボズも戻った頃には普段通りになってるって。
【ボズ】 (落ち着くが座り込んで動けない感じ)
【セルクル】 ・・・・そっか。<闘技会
【エリア】 過去は過去、現在は現在だ。だけど、そう割り切るには時間がかかる……今は、な。
【イルゼ】 私達の思い出はたのしくなあい?>エリア
【エリア】 ……バーカ。お前達がいなかったら、オレは今頃暗黒司祭にでもなってたよ。(ちょっと照れつつ)>イルゼ
【エリア】 ……救われてる、のかな。
【イルゼ】 やだなー。無茶苦茶はまってそー(笑)<エリアの暗黒司祭
【エリア】 なんだとコラー!!(笑)>イルゼ
【GM】 【シーズィ】過去を振り返る時は、同時に未来も見据えよう。過去は過去。取り返しは付かない。ならば、取り返しの付く事を考えればいいだけだ。
【GM】 【サリィ】感情に正直に生きな。でも、感情に流されるんじゃあないよ。絵もそうさ。感じたものをそのまま描くんだ。絵を生み出すのは感情。絵を育てるのは、画家。肝に命じておきな。
【GM】 そんな風に、筆が語り掛けてくるようだね。>ボズ
【ボズ】 言葉を肝に銘じて置く。もう、二度と忘れないように。<女史の言葉






第5章
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