追加種族


ダークエルフやゴブリンでプレイしたい。
暗黒サイドのキャラでのプレイをしたい。
その思いが、この設定を創りました。
下らないと一笑に付すもよし、ただ目を通すもよし。
もしも気に入っていただけたのなら望外の喜びです。



種族別限界寿命表
ダークエルフ オーガ フェアリー ピクシー ゴブリン アルラウネ ラミア ヴァンパイア
400歳 100歳 100歳 50歳 50歳 50歳 200歳 無限
それぞれの種族の限界寿命表です。
すべて緋桜があやふやな知識から算出したものですのでオフィシャルと食い違っている可能性も在りますが……
ここではだからどうした。俺がマスターだ。と開き直らせていただきます。
キャラ作成時の年齢決定の参考にどうぞ。


種族別人間換算成人年齢表
ダークエルフ オーガ フェアリー ピクシー ゴブリン アルラウネ ラミア ヴァンパイア
100歳 15歳 15歳 10歳 10歳 10歳 20歳 該当せず
それぞれの種族の成人年齢(=人間で言う15歳)の表です。
すべて緋桜があやふやな知識から算出したものですのでオフィシャルと食い違っている可能性も在りますが……
ここでは(以下略)と開き直らせていただきます。
キャラ作成時の年齢決定の参考にどうぞ。


名称
ダークエルフ
1d6+6 1d6+6 1d6+6 1d6+6 1d6 1d6÷2 1d6+4 1d6+6
今更ここで改めて紹介するまでも無い有名な種族でしょう。
神々の時代の末期、最終戦争の折に暗黒神に与したエルフの末裔、それがダークエルフです。
彼らはエルフと同じく優れた精霊使いであると同時に、また暗黒神からの恩恵を溢れんばかりに授かっています。
ダークエルフは以下の能力を生来の状態で所持しています。

・精神抵抗力に+4のボーナス
・暗視能力
・作成時にシャーマン技能をLV1で所持

ダークエルフはプリースト技能以外のあらゆるルーンマスター技能を習得できます。
無論、ダークプリースト技能も習得できるのです!

・初期経験点2000点
・初期所持金2D6×200ガメル


*註*
この種族は他種族に比べてあまりに強力です。
GMは、プレイヤー全員がこの種族を選択したりしないようにそれとなく注意して下さい。
また、この種族に対してゲーム進行上“辛い”マスタリングを行なうのはある意味必然です(例:魔法のアイテムを出さない、経験点ボーナスの判定基準を厳しくする等)。



名称
オーガ
1d6÷2 1d6+4 1d6 1d6÷2 2d6+10 2d6+6 2d6+1 1d6÷2
食人鬼の異名で親しまれ(!?)ている彼らオーガは巨人族の末裔です。
詳細は基本ルールブックを参照して下さい……ではこのページの意義が半減してしまいますので、若干の解説などを。
彼らの肉体はまさに魁偉というに相応しく、身長は2mを優に超え、全身が筋肉で覆われています。
ですがその反面、軽捷さや器用さは人間よりも遥かに見劣りします。
魔法的な能力に至っては根幹から欠如しているのみならず、自身も魔法に対しての耐性が優れているとは言えません。
特異な能力は持ちあわせていませんが、それでもその強靭な筋力は他の種族の追随を許さない圧倒的な破壊力を産み出します。
オーガが着る防具は、通常のものよりも価格が高くなります。これは、使われる材料が膨大になる為と、特殊な作り方をする為です。通常通りに価格を算出して、その値を2倍にして下さい。
また、オーガの女性は存在します。
オーガはあらゆるルーンマスター技能を習得できません。


・初期経験点3500点
・初期所持金2D6×100ガメル



名称
フェアリー
1d6÷2 1d6 2d6+8 1d6 1d6÷2 1d6÷2 2d6 2d6+4
フェアリーは妖精界の代表的な種族です。その多くは未だに妖精界に住んでいるのですが、極々希に、物質界(=我々の住む世界)にやってくる事があります。
肉体的には脆く、とても戦士向きとは言えません。ですが、フェアリーには天賦の精霊魔法の才能があります。先天的にはエルフと同等か、それ以上に優れた能力を有していると言っても過言ではないでしょう。
また、フェアリーには女性の個体しか存在しません。どうやって繁殖しているのか、それは永遠の謎なのです。
フェアリーの外見は、美しいエルフ女性のものです。身長もエルフとほぼ同じですが、その背中には非常に薄く、しかし丈夫な羽根が生えており、彼女らはこの羽根を使って飛行する事がかないます。
フェアリーは以下の能力を生来の状態で所持しています。

・背中の羽根による飛行(移動力は敏捷度の半分)
・作成時にシャーマン技能をLV2で所持
・非金属鎧しか装備できない(銀、ミスリル銀製の防具は可能)

フェアリーはルーンマスター技能の内シャーマン技能とソーサラー技能を習得できます……が、通常通りの初期経験点でソーサラー技能を取得するのは不可能ですので、冒険の中で学ぶしかないでしょう。

・初期経験点1000点
・初期所持金 2d6×200ガメル



名称
ピクシー
1d6÷2 1d6÷2 2d6+6 1d6÷2 1(ダイスによらず固定) 1d6÷2 1d6+2 1d6+6
ピクシーの外見はそのものズバリ『小型のフェアリー』です。体長はおよそ30cmぐらいで、背中には昆虫類を連想させる羽根を持っています。また、フェアリーとは異なりピクシーには男性の個体もいます。
彼ら彼女らは背中の翼で飛行する事と共に、小精霊スプライトの力を借りて『インビジビリティ』の呪文の力を基本的な能力として備えています。ピクシーはこの能力を何の制限も無しに使う事が出来ますし、またこの能力を使う為に精神力を消費する事もありません。
その外見、能力値の通り頑強な戦士には向いていませんが、その体の小ささと飛行(というよりは浮遊ですが)能力はさまざまな場面で役に立つでしょう。
更にピクシーの身体の小ささは戦闘においてもメリットを産み出します。通常攻撃の回避に+2、飛び道具の回避に至っては+4(!)ものボーナスをえるのです。ただし、このボーナスはピクシー同士(または身体のサイズがピクシーとさほど差の無い生物)の戦闘においては加算出来ません。
また、その小さな身体は非常に経済的でもあります。武具を買う場合、その価格が半分で済むのです! 通常通りに算出した後に、価格を1/2(切り上げ)にして計算して下さい。
ピクシーは以下の能力を生来の状態で所持しています。

・背中の羽根による飛行(速度は敏捷度の半分)
・作成時にシャーマン技能をLV1で所持
・作成時にレンジャー技能をLV1で所持
・姿隠し能力(効果は精霊魔法の『インビジビリティ』に準じる)を無制限に使用可能

ピクシーはシャーマン以外のルーンマスター技能を学ぶ事は出来ません。

・初期経験点2000点
・初期所持金2d6×100ガメル



名称
ゴブリン
1d6+2 1d6+4 1d6+2 1d6+2 1d6+2 1d6+2 1d6+3 1d6
言わずと知れたゴブリンです。
それ以上でも以下でもありません。
ゴブリンは以下の能力を備えています。

・暗視能力
・作成時にシーフ技能をLV1で所持
・作成時にレンジャー技能をLV1で所持
・犬、狼との意志の疎通

ゴブリンはルーンマスター技能の内シャーマン技能、ダークプリースト技能を習得できます。
噂ではソーサラー技能を習得するゴブリンもいるようですが、GMが特例として認めない限りはプレイヤーとして許可するべきではないでしょう。

・初期経験点4000点
・初期所持金 2d6×200ガメル



名称
アルラウネ
1d6+4 1d6+2 2d6 2d6 1d6+2 1d6+2 1d6+4 2d6+4
幼いマンドレイク(上級ルール分冊2、P141参照)の根に人間の血液を与えて育てた妖華、それがアルラウネです。
見掛けは人間とまったく変わらず、人間のように話し、考えるものの、傷つくとどろりとした粘液が流れ出ます。
また、アルラウネは傷付けられた時に恐るべき力を持った“悲鳴”をあげます。この“悲鳴”を至近距離(=半径10m)で聴いたものは、アルラウネの冒険者LVを基準値とした精神抵抗ロールを試みなければなりません。
この抵抗ロールに失敗すると、丸1ラウンドの間攻撃する事も呪文を唱える事も出来ず、回避にも−4のペナルティを受けます。また、この時の抵抗ロールで1ゾロを振ると、即座に発狂して行動不能となります。
アルラウネは以下の能力を備えています。

・1日に1回だけ“悲鳴”を使える
・作成時にシャーマン技能をLV1で所持

アルラウネはルーンマスター技能の内シャーマン技能、ソーサラー技能を習得できます。

・初期経験点2000点
・初期所持金 2d6×200ガメル



名称
ラミア
1d6 1d6 1d6+2 2d6+2 2d6+4 2d6+4 2d6+2 2d6
ラミアは上半身が美しい女性、下半身が虹色の大蛇で、体長は7〜8mほども在ります。
彼女らは生命の維持の為に若い人間の血液(或いはエルフ、ハーフエルフ、ダークエルフ。それ以外の種族の血液は、どういう訳か受け付けないようです)を必要とします。1日に1回も生き血を吸えなかった場合、彼女らは生命点を1点失い、20日間血を吸えないと餓死してしまうのです。
その為、彼女たちラミアの多くは人間に化けてこっそりと若くて健康な男子に近付いて誘惑し、褥を共にして夜中にこっそりと血を吸います。血を吸う時には必ず本来の姿に戻らなければなりません。
人間に依存しなくてはならない宿命からか、彼女らは人間に対して過剰な敵意というものは持ち合わせていません。中には心優しいものもおり、そうしたラミアの中には、何年もの間人間の男性と暮らしているばかりか、深く愛し合っている者もいるようです。
ですがその反面、血を吸うと言うおぞましくも見える行為の為、彼女たちラミアは人間から迫害される事も少なくありません ――― むしろほとんどがそういう運命を辿るでしょう。そうした事も在って、ラミアの中には人間を激しく憎悪している者もいます ――― この憎悪と恐怖は表裏一体なのですが。
プレイヤーキャラクターとしてのラミアは、天与の才能として人間に“変身”する能力を備えています。これは古代語魔法の『シェイプ・チェンジ』に準ずる能力ですが、1日に1回しか行なえず、また決まった姿にしか変身できません。
“変身”後の能力値は以下の通りで統一されます。

器用度=12
敏捷度=12
 知力=“変身”前と同じ
 筋力=12
生命力=12
精神力=“変身”前と同じ

ラミアは以下の能力を備えています。

・1日に1回だけ“変身”を使える
・作成時にソーサラー技能をLV1で所持

ラミアはプリースト技能以外の全てのルーンマスター技能を習得する事が出来ます。

・初期経験点2000点
・初期所持金 2d6×200ガメル



名称
ヴァンパイア
生まれによる 生まれによる 生まれによる 生まれによる 生まれによる 生まれによる 生まれによる 生まれによる
闇に住まい、地上の王足る人類の生き血を糧とする食物連鎖の王、それが吸血鬼 ――― ヴァンパイアです。
ヴァンパイアにはあらゆる知的種族がなり得る可能性を持っています。霊的・魔術的に高位の魂が暗黒神の特に気に入られた場合、その魂と肉体は闇に堕ちて忌むべき不死者へと変貌を遂げるのです。
ここで使用可能種族として紹介するのは、上級ルール分冊2、P171に掲載されているレッサー・ヴァンパイアです。本来、このクラスのヴァンパイアには自由意志はおろか自我すら存在するか怪しいのですが、バランス的な兼ね合いからこのクラス以上のヴァンパイアをプレイヤーキャラクターとするのは事実上不可能なので“例外的に”自由意志を持つレッサー・ヴァンパイア、とします。或いは“親”であるヴァンパイアが滅ぼされたのかもしれませんが。
能力値は上記の通り、元となった種族のものを用います。
レッサー・ヴァンパイアは以下の能力を備えています。

・暗視能力
・素手による打撃時に限定しての精神力奪取(LV+精神力ボーナス点の魔法ダメージ扱い)
・生命力再生(1ラウンドあたり3点。太陽光の下では効果を発揮しない)
・視線(冒険者LVを基準値とする。恐怖による麻痺)
・通常武器無効
・太陽光の下では生命力と精神点にダメージを受ける(1ラウンド=10秒あたり1点)
・太陽光の下ではあらゆる行動(含む魔法詠唱)に−2のペナルティが課せられる
・銀・ミスリルの武具を装備できない
・作成時に、元になった種族に準じるLVでさまざまな技能を所持

レッサー・ヴァンパイアはルーンマスター技能の内、プリースト技能以外の全てを習得できますが、元となった種族が習得できないものは習得できません。
但し、例外としてダークプリースト技能だけは習得できます(例:レッサー・ヴァンパイア・オーガはダークプリーストのみ習得できる)。

・初期経験点 生まれによる
・初期所持金 生まれによる


*註*
この種族は他種族に比べてあまりに強力です。
GMは、プレイヤー全員がこの種族を選択したりしないようにそれとなく注意して下さい。
また、この種族に対してゲーム進行上“辛い”マスタリングを行なうのはある意味必然です(例:魔法のアイテムを出さない、経験点ボーナスの判定基準を厳しくする等)。







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