TRPG Q&A〜なぜなに質問箱〜A
教えてアスナート先生
【アスナート】
皆さんこんにちは。今日もなぜなに質問箱のコーナーがやってまいりました。講師役のアスナートです。
【シーズィ】
前回から引き続きアシスタント役というか委員長じみてきたシズルファーナです。
【アスナート】
かわりばえしないメンバーでごめんなさいね。でも基礎中の基礎といった具合の今回までは、ネタよりもわかりやすさ優先ということで私達が進行させていただきます。決してサブタイトルに私の名を出してしまって引っ込みがつかなくなったわけではありませんよ?
【シーズィ】
先生、なんだか緋桜の言い訳じみてます。
【アスナート】
あらあら、まあまあ。それでは早速始めますよ。
【シーズィ】
起立、礼!
【一同】
おねがいしまーす!
chapter.03 世界の常識非常識
【アスナート】
ハイ、ということでまずは世界の常識非常識からですね。
【シーズィ】
これは逆に何から説明すれば良いのか悩むテーマですね。
【アスナート】
そうですね、ではまず、現実の社会に即した部分から始めましょうか。
【シーズィ】
はい。
【アスナート】
それと、ここで述べる『常識非常識』はあくまでGMKohさんが取り扱う範囲でのそれですので、必ずしもそれに準じなくてはならないということではありません。あくまでも参考程度に、ということでお願いしますね。
【シーズィ】
オフィシャルのそれと同一かどうかも疑わしいですしね。
【アスナート】
まずはそうですね、現代世界に即した、年代的なところから。
【シーズィ】
現代世界の歴史で言うと、ちょうど第一次十字軍遠征の頃でしょうか?
【アスナート】
完全に同一ではありませんが、雰囲気としては遠くないでしょう。科学の段階としては、まだ火薬が誕生しておらず、人類には空を飛ぶ方法は魔法以外には存在しません。
【シーズィ】
蒸気機関などは?
【アスナート】
まだまだ夢のまた夢、どころか、理論すら発見されていないでしょう。もっとも、それはあくまで一般社会の認知として、という意味ですね。
【シーズィ】
と、いいますと?
【アスナート】
世に出ない在野の天才がすでに発見しているかもしれないからです。後で触れますが、この世界は情報伝達の手段がひどく未熟で、便利な技術や理論が世に広まるのには現代から見れば驚くほどの時を経なくてはならないのです。
【シーズィ】
一部の知識人や特権階級が独占している、という可能性もありますね。もしくは、古代王国期に開発されていて今は失われている、とかは?
【アスナート】
一部の人々の独占、という可能性は否定は出来ないでしょう。ただ、その場合は恐らくその技術は利便性よりも芳醇な富を生み出す物として見られれば、遠からず一般にも公開されるでしょう。代償として、初期には高価な報酬を取るとしても。
【シーズィ】
なるほど。
【アスナート】
もうひとつの、それらの技術が失われた技術、いわゆるロストテクノロジーだ、という可能性ですが、これは可能性としては薄いでしょう。
【シーズィ】
そうなのですか?
【アスナート】
古代王国は魔法の繁栄を尊び、それ以外の技術などを卑下する方向にあったようです。オフィシャルの小説にも生来魔力を持てない古代王国期の賢者が研究と研鑚との果てに広大な機械仕掛けの迷宮を作り上げたというものがありましたが、これから察するに恐らく古代王国期においては科学=魔法と対極に位置するものというのは開発・研究はほとんどなされていなかったのでは、と思われます。
【シーズィ】
魔法以外の技術は進んでいなかったと言うことですね。
【アスナート】
開発の必要がありませんからね。無限の魔力をもつ魔術師達にしてみれば、暗ければ《明かり(ライト)》の魔法、階段を上るのであれば《飛行(フライト)》、など、科学技術のほとんどは魔法によって代行できたのですから、科学が進化したとは思えないのです。
【シーズィ】
それでこその『魔法王国』なのですね。
【アスナート】
ただし、これはいわゆる一般常識です。先の小説の話のように、常識から外れたところにこそ、お話のネタは転がっているものです。諸GM様方は、一般常識はどんどんと覆していって欲しいものですね。
【シーズィ】
説得力があれば、常識から外れたことでも納得はいきますからね。先の例で挙げれば『生まれつき魔法が使えないからこそ魔法以外の技術に情熱を費やした』など。
【アスナート】
さて、それでは今回はこのぐらいにしましょう。あまり一度にお話すると、次回以降お話することが無くなりますから。
【シーズィ】
ネタは数を出すのではなくひとつの事から膨らませろ、ですね。
【アスナート】
シズルファーナ、緋桜さんが入っていますよ。
【シーズィ】
起立、例!
【一同】
ありがとうございましたー!
【アスナート】
はい、おつかれさまでした。
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