TRPG Q&A〜なぜなに質問箱〜@
教えてアスナート先生






chapter.01 世界創世


【アスナート】はい、それでは第一回ですね。講師役のアスナートです。

【シーズィ】アシスタントのシズルファーナです。

【アスナート】今回は最初という事もありますし、私たちの世界“フォーセリア”について簡単に触れていきましょう。

【シーズィ】世界創世からいきますか?

【アスナート】そうですね……いえ、その辺りは軽く流しましょう。

【シーズィ】流すんですか?

【アスナート】はい。実際のプレイに世界創世はそれほど影響を与えませんし、なによりもオフィシャルがそうであるといって縛られる必要はありませんからね。

【シーズィ】なるほど。

【アスナート】とは言っても、いわゆる『一般常識』として知っていたほうが良い部分もありますので、そこについて軽く。

【シーズィ】はい。

【アスナート】世界にはその昔、たったひとり、巨人だけがいました。この巨人の事を“偉大なるひとつ”もしくは“万物の始祖”という名で呼びますが、具体的にいかなる存在であったのかはまったくの謎に包まれています。

【シーズィ】神をも超越した存在、という認識でかまいませんね。

【アスナート】そうですね。超越、と言うよりも、神を生んだ存在という認識のほうが近いかもしれません。何故ならば、この巨人の死から、世界は始まるのですから。

【シーズィ】死から始まる世界という、実はなかなかに重い世界なのですね、私たちのすむ世界は。

【アスナート】そうとは限りませんよ? 死は無ではなく、次代に何かを遺すもの、命は廻り巡るものだ、という解釈も出来ますから。

【シーズィ】なるほど……

【アスナート】さて。“偉大なるひとつ”の死により、世界はようやくその形をなしていきます。その肉体は大地となり、最後にはいた吐息は風となり、全身から流れ出た血が海となったと言われています。そして巨人が孤独を哀しみ、憤る心は炎となって世界に熱と生命とをもたらしたのです。

【シーズィ】巨人の身体が、そのまま世界になるわけですね。

【アスナート】ええ。この炎の中から生まれて来たのが神々です。巨人の右足から戦の神マイリーが、左の足から商売の神チャ・ザが、頭からは知識の神ラーダが、胴体からは大地母神マーファが、そして邪悪なる右腕から暗黒神ファラリスが、善なる左手から至高神ファリスが生まれました。

【シーズィ】後世……現代で言う『六大神』の誕生ですね。

【アスナート】また、比較的力の劣った神々が巨人の身体の一部を受け継いでそれぞれ生まれてきたといいます。この時、同時に巨人の体毛からは植物が、鱗からはドラゴンが生まれでています。

【シーズィ】ドラゴンと植物は、神々と時を同じくして誕生しているのですね。

【アスナート】はい。それ故に、ドラゴンはまさに神にも匹敵する力を持ち、また植物はほとんど永遠の生命と貪欲な繁殖欲を持つ強い生命なわけです。

【シーズィ】私たちエルフに代表される精霊使いが行使する精霊は、どういった誕生をしたのでしょう?

【アスナート】では、次にそこについて軽く触れましょう。



chapter.02 創造の時代


【アスナート】神々が創造の時代でまずしたことはなんでしょう?

【シーズィ】世界を分けたこと、ですか?

【アスナート】はい、正解です。では、どのように分けたか、わかりますか?

【シーズィ】私たちが住む物質界、精霊の住む精霊界、その中間の妖精界……ですね。

【アスナート】良く覚えていましたね。

【シーズィ】先生に教わったことですから。

【アスナート】神々は世界に無秩序に溢れていた力を分化し、精霊界を作りました。

【シーズィ】地水火風、光と闇、植物や氷、生命や精神、その他もろもろのエネルギーそのものが住まう精霊界ですね。

【アスナート】はい。私たち精霊使いはこの精霊界から物質界に来ている精霊の力を借りて、魔法を行使するわけですね。魔法の体系に付いてはあとでまとめることとしましょう。さて次は物質界です。

【シーズィ】いわゆる私たちの住んでいる“ここ”ですね。

【アスナート】肉体を持つもの達が住む世界、ですね。稀に肉体を持たない存在(精霊、霊魂、などなど)が紛れ込む事もありますが、彼ら彼女らは『招かれざる客』なので、多くの場合は長く居つづけることは出来ません。何らかの干渉……たとえば精霊使いによる盟約や暗黒司祭の呪詛などでこちらの世界に居る事を強要されているなどの場合には、彼ら『招かれざる客』も長く居ることがかなうでしょう。

【シーズィ】最後に妖精界ですが。

【アスナート】精霊界と物質界、異質な二つの世界を結びつけるために存在している世界ですね。文字通り妖精族……私達エルフやドワーフ、フェアリー、ゴブリン、グレムリンなどが住む世界です。

【シーズィ】妖精界についてはそれほどオフィシャルでも触れていないようですね。

【アスナート】あるいはGMKohさんが知らないだけかもしれませんよ? ですが、私達の冒険の場はあくまで物質界。精霊界と妖精界については『そういう世界もある』程度の認識でよろしいと思います。

【シーズィ】わかりました。

【アスナート】さて、世界の創造については以上が一般常識といったところでしょうか。

【シーズィ】基本的にルールブックを読めばわかる内容ですが、読み飛ばす人も多いようですからね。

【アスナート】それでは今回はこのぐらいで。次回は現代のフォーセリアの常識・非常識に移りたいと思います。

【シーズィ】起立、礼!

【一同】ありがとうございましたー!

【アスナート】はい、ご苦労様でした。




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