エルラインの絵本 第六話『風の吹く陵墓』後編



★セッション開始前の会話より☆


【GM】では『風の吹く陵墓』後編を始めます。
【アルマ】了解じゃ。
【GM】……後編で済めば良いなあ……
【ティーナ】3話のつもりが全7話になったりするんですね。
【アルマ】完結編123。


不吉なことを言うなッ。


【GM】えーっと、LvUPの類は済んでるよね。
【アルマ】無論じゃ。
【モロゾフ】ためておく の
【GM】生命力/精神力は前回のラストで休んだので満タン、と。
【モロゾフ】たべもの は へる の かしら ?
【GM】減りますね。


ゲームに慣れてくると軽視されがちな保存食。
たまには、くどいぐらいに糧食にこだわるプレイも一興かなと。


【フェスト】しかし、ふと思ったんだがな。
【GM】みあ?
【フェスト】ただでさえ追われているところにこの剣を持って帰ったりして大丈夫なのか? 遺跡盗掘罪が二重になりそうだが。
【アルマ】古人曰く。「毒喰らば皿まで」じゃ(ぽむ)。
【モロゾフ】マアー
【フェスト】まあ今更言っても仕方ないことではあるか。最悪フィシアから逃げねばならんかもしれないが。
【GM】ガッチャンのように齧り尽くして下さい。
【アルマ】ゴムは食えぬぞ(笑)
【GM】ゴム製品はまだフォーセリアには無いんじゃないかなあ?(笑)


うーん、フォーセリアにおけるゴム製品の技術……微妙なラインです。
イラストとかには、どう見てもゴム(もしくは合皮)を使用しているとしか思えない服もあったりするのですが(笑)。
この辺は各ゲームマスターの個々の判断にま化されているといったところでしょうが、現実世界におけるゴム製品って、いつぐらいの時代から一般に浸透し始めたんでしょうね?
蒸気機関どころか火薬すらない(発見されていない)フォーセリアにおいてはゴムや化繊はまだまだ未来の技術である気もしますが、でも天然ゴムって樹脂から作られるんでしたよね。じゃあ利用されていてもおかしくないかも?
うーんん、気になる。







【GM】では妖精の樹海内の遺跡の地下、風喰いが収められていた玄室からですが、如何なさいます?
【フェスト】取り敢えず分かれ道まで戻るか。
【アルマ】そうじゃな。
【GM】では螺旋階段を昇り、うねうねーと戻っていきまして、入り口から延びたT字路ヘ。南北と東に延びているT字路ですね。
【モロゾフ】かぜ の ぐあい は どう かしら ?
【GM】風は微風ですね。進行方向から吹いてます。
【ティーナ】つまりこれからは向かい風なんですね……
【ココサラキ】もう剣を取ったからナチュラルハイの精霊さんはいませんか?
【GM】周囲には居ませんね。ただ、時折気まぐれに現れては風喰いに喰われています。
【アルマ】おもむろに察氣じゃ。ダイス運を占う(笑)。
【フェスト】うむ。(ころころ)13だ。
【アルマ】(ころころ、出目は11)……これは夢じゃな。夢。16じゃ。
【ティーナ】アルマさんここで運を使い切る気じゃ(汗)。
【GM】T字路の時点では気配は感じ取れません(笑)。さて、南からT字路に差しかかりました。そのまま北上しますか?
【フェスト】ではもう片方に進むか。
【GM】ほいではモキモキと進みます。
【アルマ】うむ。
【ティーナ】てくてく。
【ココサラキ】てこてこ。
【GM】しばらく進んでいくと道の先が西(=左)に折れています。
【モロゾフ】ピョピョピョ
【アルマ】歩法を忘れぬように反復……これが基本じゃ。
【GM】曲がり角まで進みます?
【アルマ】察氣じゃ(笑)。
【フェスト】曲がり角の前で(略)
【GM】では曲がり角に進む前に察氣どうぞ。
【フェスト】(ころころ)10だ。
【アルマ】(ころころ、出目はまたも11!)
【モロゾフ】マアー
【GM】えー。
【アルマ】……夢が長いのう。16じゃ。
【フェスト】……お前今回死なないか?
【GM】うう、フェストとアルマは曲がり角の先に気配を感じます。
【フェスト】と言う訳で何かいるぞ。
【GM】(ころころ)アルマは、その気配がふたつだということもわかりますね。
【モロゾフ】かがみ で みて どんな の か わかる ?
【GM】さて、鏡で見に行くのであれば、誰がいきますか? 当然忍び足判定をしてもらいます。
【ティーナ】では私が。
【モロゾフ】き を つけて ね
【GM】では忍び足判定どうぞ。
【ココサラキ】がんばってー。
【ルフナ】ティーナさんファイトー。
【ティーナ】忍び足は敏捷でしたっけ? 器用度でしたっけ?(おい)
【GM】敏捷度です(笑)。ああ、これでまたリプレイの四方山のネタが……


ということで今回しょっぱなの四方山話。
シーフ技能及びレンジャー技能は様々な能力を持っています。
簡単に例を挙げれば、罠の発見/設置/解除、鍵開け、聞き耳、などなど。
それぞれの判定は『シーフ/レンジャー技能レベル+該当能力値+2d6』で行ないます。この辺りはソードワールドにおける原則から外れて居ませんね。
多くの場合問題となるのはここでティーナが思ったように該当能力値がどれか、という点でしょう。
ですが、余り難しく考えずに大丈夫です。大体イメージで『この判定はこの能力値っぽいな』というのであっていますので(笑)。
罠の発見は知力ですし、鍵開けは器用度、忍び足は敏捷度……身体のどの部分をメインに用いるか、のイメージで判断がつくかもしれませんね。
もちろん、一番良いのはルールブックを読むことですけども、プレイ時などは気軽にゲームマスターに尋ねましょう。その方がプレイは滞り無く進みますから。


【ティーナ】そーっと。(ころころ)12です。
【GM】(ころころ、出目は10)む、気付かれたな(笑)。
【ティーナ】あ゛。
【アルマ】GM補正じゃ、気にするな(笑)。
【GM】通路の向こう側で……こいつら何語だろう? (しばしルールブックを調べる)インプ語か。誰かわかる?
【モロゾフ】わからない の
【アルマ】知らぬな(きっぱり)。
【ティーナ】さっぱりわかりません(笑)。
【ルフナ】まだそこまで覚えてないです……
【GM】まあこんなマイナー言語、高レベルのバードでもなきゃ覚えないか。
【ルフナ】文字なら、文字なら解るのにっ!!


『ひとふりのつえ』の効果で古代語魔法の『トランスレイト』が使えますからね(笑)。


【GM】【インプ語】ぎょわぎょわぎょわ!
【GM】【インプ語】ぎょわわー!ぎょわ!
【フェスト】……鶏?
【GM】と、騒いでいます。明らかに警戒しているようです。
【モロゾフ】てぃーな さん はやく もどらないと おそわれる !
【ココサラキ】ハラハラ。
【GM】で、えーと。今はティーナが単独なのよネー。
【ティーナ】じゃあ、ずざざーと戻りましょう
【GM】惜しい。モロたんの警告も空しく、通路を曲がってなにかがティーナに襲いかかります。
【モロゾフ】マアー
【ルフナ】あぁーん、ティーナさぁーん(汗々)。
【ココサラキ】あー!?煤i ̄□ ̄;)
【フェスト】成仏しろよ。
【ココサラキ】まだ殺しちゃ駄目ですおじ様ー!?
【アルマ】さらばじゃ。
【フェスト】何か俺達二人冷たいな、アルマ(自分で言うな)。
【ルフナ】みんな薄情ですっ?!
【アルマ】とはいえ一度は自力でなんとかしてもらうしかないからのう(汗)。
【ティーナ】それじゃあお先に、ひらひら〜(天使モード)。
【GM】何か、は背中に蝙蝠に似た羽根を持つ、暗褐色の身体の存在。飛んでますね。
【アルマ】ああ、ディーヴ、あれは何じゃ。
【GM】【ディーヴ】んー、悪い。アレは知らんな。
【ティーナ】セージチェックはできますか?
【GM】ではセージチェック! 知名度は9、平目OK、レンジャー不可。
【ティーナ】(ころころ、出目は3)5……おっきなコウモリさんです(素)。
【ルフナ】(ころころ、出目は3)7……
【モロゾフ】(ころころ)7 よ
【アルマ】(ころころ、出目は10)10……まだ夢が続いておるのか。
【フェスト】平目。(ころころ出目は11)11、っておい、何故俺が一番高い。
【GM】って、なんで知ってるのが平目コンビなの(笑)。
【ルフナ】シクシクシク……頭脳労働担当を辞していいですか?
【モロゾフ】たたかった こと が ある とか ?
【フェスト】多分居合の練習台にでもしてたんだろ。
【GM】えー、こいつらはグレムリン。LV2の妖魔ですね。
【フェスト】まあ死ぬことはないと思うから成仏しろ(いや殺してんじゃん)。
【GM】敏捷度は17、生命点は8/2、精神点は14/5です。
【アルマ】午前0時後に餌を与えてはいかんのじゃな、確か。
【フェスト】水をかけても駄目だぞ。
【アルマ】あとは原因不明の機械故障を引き起こす原因(はいはい)。
【ルフナ】懐かしいです。
【ティーナ】えい(ばしゃ)
【GM】【グレムリンA】もぎゃー!(増殖)
【モロゾフ】ミャー


映画『グレムリン』……なんて、もう若者置いてきぼりのネタかなあ(遠い目)。


【ティーナ】というのはおいといて。
【GM】さて。まずはティーナにこちらの攻撃。不意討ちでは無いです。
【アルマ】ファイトじゃ、ティーナ。
【GM】後続の皆さんは、このラウンドは移動のみ、となります。魔法も不可。ティーナだけは攻撃も魔法も出来ますね。
【ティーナ】見える! 私にも敵が見えます!(見えるだけ)
【GM】ということで、まずは17のルフナとグレムリンだけどもルフナはどうする?
【ココサラキ】矢も駄目ですかー……?
【GM】矢か……そうだな、撃っても良いけど、1d6で5か6が出たらティーナに当たる事にしよう(笑)。
【アルマ】そして伝説へ……かのう?
【ココサラキ】ひい。
【アルマ】味方殺しのカムジンと呼んでやろうぞ(笑)。
【フェスト】マクロスめ……
【ルフナ】んー、今の位置からじゃ魔法無理なんですよね?
【GM】はい、魔法はちょっと無理にします。
【ルフナ】じゃぁ撃てる距離まで移動。とてとて
【GM】グレムリンはAがティーナに斬りかかり、Bは『忘却(フォーゲット)』を。
【フェスト】成仏しろよ。
【ティーナ】フォーゲットにかかるとどうなるんでしたっけ?
【GM】3分間、記憶を失うんです。


忘却フォーゲット』はレプラコーンを源とする2レベルの精霊魔法で、目標の記憶を失わせて正常な判断が出来ないようにしてしまうというものです。
抵抗に失敗した者は自分に関する記憶を一切失い、呆けたようになって、正常な判断を下せなくなります。所有する技能レベルが全て0に低下し、成功ロールの基準値も0に落ちるという、『混乱コンフュージョン』の強化版とも言うべき呪文です。
が、この呪文は何故か人間たちには使うことが出来ないのです。賢者達によれば呪文をかける際、通常の精霊魔法のように片手だけでは無く、翼も動かさなければならないからだ、という事になっています。


【GM】てこてこ。ではまずAが斬りかかります。キシャー。(ころころ)10。
【ティーナ】危ないっ。(ころころ)12でひらり。
【ルフナ】ほ。
【GM】ではBが『忘却』!(ころころ)11だ。
【ティーナ】(ころころ)13で抵抗!
【GM】ち、かからないか。
【フェスト】つまらん(こいつ最低)。
【アルマ】なかなかやるのう、ティーナ殿。
【ティーナ】ちぇ(ワー)。
【ルフナ】ほ。よかったぁ……
【GM】ではティーナ。
【モロゾフ】はやく もどって きて !
【ココサラキ】ティーナさんこっちですー!
【GM】あ、接敵なので、戻ると追撃うけますよ(笑)。
【モロゾフ】マアー
【ココサラキ】えええ(汗)。
【ティーナ】うう、じゃあ頑張って戦ったほうがいいかもしれませんね。
【アルマ】CoCoの射線軸からは外れた方がよいぞ。
【フェスト】CoCoといえば春麗のテーマを無理矢理歌にしていたな(遠い目)。


し、しらねえ(笑)。


【GM】このラウンドで戦士が前に詰めれば問題なく下がれますね。
【モロゾフ】じゃあ おくらせて いどう は いい の ?
【GM】うぃ、それはOKです。
【モロゾフ】こうぞく も いどう は かのう なの ね
【GM】詰めるだけは可能ですね。わかり辛い状況で申し訳ない。
【モロゾフ】フェスト さん か アルマ さん が せってき を ひきうけて あげて !
【アルマ】断る(うそ)。
【フェスト】断る(うそ)。
【モロゾフ】ひ ひどい
【GM】ひ ひどい
【ココサラキ】二人ともー!?煤i ̄□ ̄;)


ひ ひどい


【アルマ】まあそれは置いておいて、次は誰なのじゃ?
【GM】ティ−ナが遅らせるのならアルマですね。
【フェスト】お前が先だな。ホレ盾になってやれ。
【ティーナ】とりあえず攻撃です、Aに。
【GM】あ、斬るのか、どぞ。
【アルマ】攻撃するのか?
【モロゾフ】おくらせて いどう …
【GM】【グレA】コイヤー!
【ティーナ】(ころころ)10!
【GM】(ころころ)15!
【ティーナ】GM補正なんてっ(脱兎)
【GM】【グレA】見えるゥー!
【モロゾフ】マアー
【GM】はい、次はアルマです。ここの通路は横に三人並んで戦えますね。
【アルマ】前に出るだけじゃ。
【GM】ではアルマが詰めて、ココサラキ。
【GM】今なら1d8で1〜4なら敵に当たるゾ!
【アルマ】……しまったッ、わしも遅らせておけばよかった。このままでは撃たれるやもしれぬ(汗)
【モロゾフ】かくりつ が さがってる の
【GM】いや、一応1d8で7でアルマ、8でティーナにしておこう。
【フェスト】やめとけ、お前が味方殺しなのは解ったから。
【ティーナ】ダメです! 1/10000000000000の確率でも当てるのがココサラキさんだからっ(ワー)。
【モロゾフ】たからくじ いじょう なの
【ココサラキ】ああんー(汗)。やめときますー…
【アルマ】まあ乱戦向きでは無いからのう。
【GM】エンゲージ前に一方的に射殺すのが弓の意義だからねー。


これでもかなり誤爆の可能性は高いかな?
敵と味方の区別がつかないわけでは無いので、1d6を振って、味方にあたる確率が六分の一、戸惑って撃てない確率が六分の一、残り六分の四で敵に攻撃、ぐらいでも良かったかもしれません。


【GM】ではフェスト。
【フェスト】まあアルマの隣りだな。
【GM】フェストも詰めて、最後のモロタン。
【モロゾフ】こうぞく の まま まほう が とどく はんい まで は うごく の
【GM】はい、ではてくてくと。まあ、距離というより角度の問題なんだけどね、実際は。それではNext! ルフナとグレグレの17から。グレムリンズはー、そうだな。(ころころ×2、出目は3と3)あらー。Aがアルマを斬って、Bがアルマに『忘却』。
【アルマ】何故わしに集まる(汗)。
【GM】ダイスがそういうんだもん(汗)。
【フェスト】言わんこっちゃない。
【アルマ】まず回避じゃ。(ころころ)17じゃな。
【GM】当たるかァー!? こちらが6ゾロでも回避です(涙)。
【アルマ】抵抗じゃ。(ころころ)ま、まずい。9じゃ。
【GM】グフフ。『忘却』いくぜ!(ころころ)13!
【アルマ】さらばじゃ。
【GM】わすれものばんちょう一丁あがり。
【モロゾフ】マアー
【ティーナ】うわー(汗)。
【ココサラキ】ああーん(汗)。
【フェスト】やはりな(酷ェ)
【アルマ】斬るがこなかった気もするが、まあ気にすまい。
【GM】あ、攻撃は6ゾロでも当たらなかったので(笑)。
【アルマ】なるほど。
【ルフナ】あー忘却って魔法でしたっけ?
【GM】精霊魔法ですね。
【フェスト】フォーゲットだろ。
【ルフナ】ディスペルで戻りますか?
【GM】『解呪(ディスペルマジック)』か『静心(サニティ)』で治ります。
【モロゾフ】まほう の うた でも うちけせる の ね
【アルマ】まあ任せたのじゃ。取りあえずサボる(サボる?)。
【ココサラキ】性格とかも変わっちゃうのでしょうか?
【フェスト】ディーヴを見てびっくりとかしていると良い。
【ティーナ】記憶喪失ということは、変身ですかっ!?(羨望の眼差し)
【GM】あかつきごうッ。


TV朝日系列で日曜朝8時から絶賛放映中(だと思う。個人的に)の『仮面ライダーアギト』の主人公、津上翔一クンはなんと記憶喪失なのです。
どうやら彼が記憶喪失になった原因が『あかつき号』という船で起きた事故に関係があるらしく……
って語り始めると凄く長くなるので割愛。


【GM】記憶喪失中の扱い、ルールブックとリプレイで違うんだよなあ……まあ、技能は0で良いか。
【フェスト】完全版では(略)
【アルマ】うむ、ザボ・ンは戦っておったのう。


忘却フォーゲット』の扱い、完全版ではどうなってるんだろう(笑)。
リプレイ第一部の中ではファイターのザボがこの魔法を受けましたが、どうやらまともに戦っていたようでもあります(いや、ひょっとしたら平目で戦っていたのかもしれませんが)。
ハウスルールとしてルーンマスター技能など知力を基準とする技能は使用不可、としても良かったのですが、戦闘時にルールをころころと変えるのもよくないので、ここはルールブックの記述にしたがうことにしました。


【アルマ】取りあえず誰か後ろへ引っ張ってくれい。
【フェスト】暇な奴、後ろに転がしておけ。
【GM】ではルフナさんよ。
【モロゾフ】さんぷん だと こうりょく は 18 たーん ね
【ルフナ】長いです……なのでディスペル。
【GM】どぞー。目標値は13。
【フェスト】3分で戻るから放置しておいた方がいいんじゃないか?
【モロゾフ】この たーん で さにてぃ を かける の
【フェスト】LV2モンスター二匹にそこまで神経質にならんでも、とは思うがまあ良いか。
【アルマ】うむ、わしもそう思うじゃろう、平時なら。
【ルフナ】(ころころ)9。
【GM】解除失敗。
【ルフナ】あぅーごめんなさぁい……
【フェスト】お前の魔力だと出目が10以上じゃないと解除できないだろう。
【GM】ではアルマですが……状況が把握できないんだろうなあ、これ(笑)。
【アルマ】ぼんやりしておる(笑)。「ケッチャがかわいいー」と攻撃はせぬだろうな。
【GM】モロゾフが可愛いー! と(略)。
【ティーナ】可愛いじゃないですかー。
【アルマ】モロゾフって何ー? と(略)。
【ティーナ】このツヤ、この質感……ウフフフ(危)。


『ケッチャが〜』は前述のリプレイ第一部の戦士、ザボが『忘却フォーゲット』の魔法を受けた際に発した台詞です。
ザボは記憶を失いつつも、通称“お嬢様”ことケッチャの見た目にほだされて(笑)グレムリンをバッタバッタとなぎ倒したのですね。


【GM】ではぼんやりとしているアルマの次、ココサラキ。ってあー!
【ティーナ】忘れてましたね。
【ルフナ】にょぁ?
【GM】ココサラキの《迅》のこと忘れてた……ということでごめん、改めてココサラキ。
【ココサラキ】はいーそれじゃあ弓でAにギリギリと。よけてくださいネー。
【フェスト】……おい。
【アルマ】わしに来たら泣けるのう……回避の術が無いのじゃから。
【GM】八分の六に賭ける女。その名はココサラキ。撃て!
【ルフナ】アルマさんを後ろにつれてきてほしい……な。
【フェスト】お前そんなに味方に当たる状況で撃ちたいのか……ああもう好きにしろ好きに。
【ココサラキ】あ……じゃあアルマさんをずるずると後に
【ルフナ】ココちゃんが「誰でも良いから射抜きてぇー」っていうのなら止めないよ……ボク……(止めろよ)
【ココサラキ】ルフナさんまでー(TT)。
【アルマ】精霊魔法という考えは浮かばぬのかのう……(ずるずる)
【ココサラキ】ああんそうじゃないんですー(汗)。イメージでアルマさんへたりこんでたりとかしてて当たらないかなーってー(汗)。
【フェスト】イメージで判断するな、イメージで。
【アルマ】うむ(苦笑)。


さて、ここでひとつ四方山話。
ここでのココサラキの発言ですが、あながち間違ってもいないのですね(いや正解というわけでもないのですが)。
TRPGにおいては、諸々の状況、特に戦闘におけるそれは千変万化です。多くのコンピューターRPGの戦闘のように画一的な戦いばかりではありません。
波に揺られる船の上での戦闘、風に吹かれる橋の上での戦闘、泥濘に足を取られながらの戦闘、などなど。
そしてここの場合のように、味方が射線を遮る場合の飛び道具の扱いなども。
前衛が接敵している乱戦の場合、飛ぶ道具は一定の確率で誤爆する、ということにしてありますが、味方が伏せたりすれば誤爆の確率は確かに低下します。
そういう“有り得なくもない状況”というのは戦闘時においてほぼ無限のパターンが存在します。
それだけに、“有り得なくもない状況”のほとんど全てはルールブックでのフォローがされていません。中にはいくらかフォローしている場合もありますが、それとてもプレイする上での必要最小限だけでしょう(もっとも、ほとんどの場合は実際のプレイ時にそのフォローだけでゲームの進行には問題が無いのですけどもね)。
そういった特殊な状況においての判断は、ゲームマスターが臨機応変に判断し、対処するということが求められるわけです。意外に楽しいのですけどね、状況に応じて様々なボーナス/ペナルティを与える作業というのは。
さて。今の例でいえば『呪文の影響で記憶を失ったアルマがへたり込んだ為に射線があいた』という状況になったのでは、とココサラキは判断したわけです。
確かにそれは“有り得なくもない状況”ですので誤爆の可能性を減らすという事も考えられます……が、そういう時はゲームマスターに状況を尋ねましょうね(笑)。


【GM】ではアルマをずりずりと引っ張って、10でフェスト。
【フェスト】Aに刀朧だ。強くはないが厄介だから一刀で屠る。
【ティーナ】あ、また忘れられてる気が……(「の」の字)
【GM】……ごめんティーナ、決して君が薄いってワケじゃ無いんだ。うっかりしてただけなんだ。
【ティーナ】キュ、モギン。
【GM】あっ(ぶつり)。
【モロゾフ】しめすぎて くびが おれた !
【アルマ】平和じゃな……(ぼんやり)
【GM】ということでティーナどうぞ。
【ティーナ】Aに攻撃します。
【GM】【A】おいでなさい。
【ティーナ】(ころころ)14です。
【GM】(ころころ)めいちゅー。
【ティーナ】(ころころ)7点です……(涙)
【GM】結構痛い。だってLV2。
【アルマ】暇じゃな……(ぼんやり)
【GM】では改めてフェスト。
【フェスト】Aにとどめだ。真陰紅月流・刀朧ッ。
【GM】【A】来い! 受けて立とう!
【アルマ】何か騒がしいのう……(ぼんやり)
【ココサラキ】はーいアルマさーん。これ何本かわかりますかー?(ちょき)
【モロゾフ】しりょく は だいじょうぶ よ
【アルマ】矢が2本。
【ルフナ】むしろ「アルマ誰?」っぽい気が……
【ティーナ】あなたの名前は津上翔一ですよ。
【フェスト】(ころころ)13だ。
【GM】(ころころ)当たるサー。
【フェスト】(ころころ)10点だ。奮わんな。
【GM】【A】我が人生に一辺の悔い無し!(拳王死に)
【フェスト】立ったまま死んでいるだとッ(最近ノリ良くなってませんかあなた)。
【GM】地面に立って天に拳を突き上げて……
【アルマ】巨星、墜つ、か……。
【フェスト】ランバ・ラル戦いの中で戦いを忘れた……。
【ココサラキ】おじ様も染まりつつあります…
【GM】ではモロたんヨー。
【モロゾフ】アルマ さん に さにてぃ を かける の
【GM】どぞどぞ。
【モロゾフ】まいりー さま わすれもの ばんちょう の アルマ さん を もとに もどして ほしい の(ころころ)15 よ どう かしら
【GM】お、解除った。
【ティーナ】す、凄いです。
【ココサラキ】さすがモロさんー。
【モロゾフ】(ちょこん)
【アルマ】(はッ)む、わしはいつの間に後方へ? 前に出たはずなのじゃが……。
【フェスト】それが《世界(ザ・ワールド)》だ。
【アルマ】……お主、フェストに似た者じゃが、ノリが違う。誰じゃ?(笑)
【フェスト】まあ色々あってな。
【GM】ではNext! ルフナとB。Bはー、と。む、6人とも射程内だな。(ころころ)ティーナに『忘却』……って意味ねえなあ、この状況じゃ。まあいいや。(ころころ、でめは10)あ、15。よーし良い子だB。
【ティーナ】(ころころ)10……あっ、お花畑がっ、ウフフウフフフ……
【ココサラキ】な、なんかアルマさんの時よりも怖そうです。
【アルマ】お主の名前は津上翔一というのじゃ。
【フェスト】また《世界》の餌食か……
【GM】さて(笑)。改めて、ルフナどぞ。
【ルフナ】ティーナさんを後ろへ連れてこれますか?
【GM】んー、まあ出来て良いかな。
【ルフナ】じゃぁ腕をずるずる〜とつかんで。
【ティーナ】きゃあー誘拐されるー?!
【GM】ティーナはお花畑の中にいるので、アルマ。
【ティーナ】(ずりずり)
【アルマ】ティーナ殿はなすびでも育てるのかのう。
【ココサラキ】はーいティーナさんこれ何本に見えますかー?(ぱ−)
【ティーナ】わたし は つがみ しょういち です よ
【アルマ】移動攻撃が届くかのう?
【GM】可能にしましょう。
【アルマ】なればBに斬りかかる。
【GM】【B】(クイクイ)
【アルマ】(ころころ)13じゃ。
【GM】(ころころ)めいつー。
【アルマ】(ころころ、出目は3)極端じゃな。
【GM】何点ほど?
【アルマ】7点じゃ。
【GM】痛い痛い。
【ティーナ】こうやって、こうやって、こうやると へんしん する の(ギューン)
【ココサラキ】へ、変身って何ー!?煤i ̄□ ̄;)
【GM】オルタリング廻すなー!?


津上翔一クンは仮面ライダー。当然、変身します。
彼の腰には『オルタリング』と呼ばれるベルトがあり、それを廻す事でオルタフォースが全身に(略)。


【GM】ではフェストっち。
【フェスト】ああ、刀は抜きっぱなしか……まあいい、普通に斬る。
【GM】【B】ふ、お前が、私の死か。
【フェスト】(ころころ、出目はピンゾロ)よし(何が)。
【GM】【B】よし。
【アルマ】……。
【ココサラキ】ワー……
【モロゾフ】マー
【ルフナ】わぁー10点進呈です
【フェスト】やはり居合じゃないと気合が入らんらしいな。
【GM】ではモロたヌ!
【モロゾフ】ティーナ さん に さにてぃ かける ?
【フェスト】ほっとけ、もう(酷)。
【モロゾフ】そうね ぜんせん には いない し
【ココサラキ】あとでゆっくりー。
【ティーナ】ごろごろ、にゃーん。
【ココサラキ】はーいティーナさん、猫じゃらしですよー
【モロゾフ】じゃあ B に ふぉーす を うつ の
【GM】【B】ただでは死なん!
【モロゾフ】マッー! (ころころ)ひくめ 12 ね
【GM】(ころころ)うう、ここで3か。抵抗出来ない。
【モロゾフ】(ころころ)6てん ね
【GM】瀕死だッ。ではトップに帰って、ココサラキ。
【ココサラキ】ティーナさんのお守してますー
【GM】ルフナとグレムリン。グレムリンはまだ撃てるな……誰に『忘却』が行くかなー、と。(ころころ)ありゃ、アルマに。
【アルマ】またわしか。
【フェスト】また《世界》か……。
【GM】(ころころ)12!
【アルマ】(ころころ)13。
【ルフナ】わわわわ……って楽勝?
【アルマ】なんとか成功じゃ。わしは精神Bが+1じゃからのう。
【GM】【B】えー(えーじゃねえ)。
【ティーナ】あなたの名前は小沢澄子よ(いやかかってない)
【GM】んではルフナちゃん。
【ルフナ】見てます。
【GM】ティーナはお花畑、と。
【モロゾフ】きおくそうしつ と いうより こんらん っぽい の ね
【ココサラキ】あなたのーお名前はーおじゃまじょどれみー。
【ティーナ】はっ、私は春風どれみ?! 魔女見習いなのねっ。
【ココサラキ】駄目だよードレミちゃん魔法でステーキ出して食べちゃー。
【ティーナ】ピーリカ ピリララ ポポリカ ペンペルトー! ステーキよ、出ろー(びしっ)……出ない……
【GM】呪文覚えてやがるー!?
【アルマ】まじかるどみかるー……のノリじゃ。


前述の『仮面ライダーアギト』の次の時間にやっている番組で『も〜っと! おジャ魔女どれみ』という番組が(略)。
週刊少年チャンピオン連載中の『ななか6/17』という漫画のヒロイン、ななかの好きな番組に『マジカルどみこ』というものが(略)。
なんか(略)ばかりですみません。読み飛ばしてください(笑)。


【GM】アルマさんです。
【アルマ】斬るのじゃ。(ころころ)11じゃ。
【GM】(ころころ)おなじく11で回避。お次はフェスト。
【フェスト】ふむ、まあ斬る。普通に。
【GM】【B】きなー。
【フェスト】(ころころ)13。
【GM】(ころころ)命中。今度こそ御冥福かな?
【アルマ】これは終わったのう。
【フェスト】(ころころ)また10点か。
【GM】【B】しきゃあぁぁぁぁぁぁ。
【GM】なんだか普通の悲鳴を上げて、グレムリンは活動停止。
【モロゾフ】ちょこん(たたかいのれいぎのあいさつ)
【ココサラキ】お湯かけて3分経ったら復活。


しないしない。


【GM】後には2本のスピアが落ちてますね。
【アルマ】鑑定でもしてもらおうかのう? ピンが出るかもしれぬしのう。
【GM】鑑定士軍団、ゴー。
【ココサラキ】ゴー。
【ルフナ】はーい、似非鑑定士が鑑定しまーす。(ころころ)12です。
【GM】粗悪品のショートスピア、必筋6(打撃力10)ですね。
【ルフナ】です。
【アルマ】さあ、行くか。
【GM】さて、それでは西への曲がり角の手前。
【ティーナ】ところでもう三分経ったんですか?(笑)
【モロゾフ】さんぷん まってから いく の
【GM】三分経過して良いですよ(笑)。
【ココサラキ】ほ。
【ティーナ】じゃあ、三分経ったら恥ずかしさで脱兎、5分したら戻ってきて鑑定です(?)
【アルマ】そうじゃティーナ殿、先にインスピレーションを唱えておくのは?
【ティーナ】そうですね、いつでも使えますし。親愛なる知識の神ラーダよ、我に貴方の知識を分け与え賜え! 与えてくれないとモギます! インスピレーション!(ころころ、6ゾロ!)
【アルマ】……。
【ティーナ】ふう(爽)
【モロゾフ】もがれる のが こわかった のね
【アルマ】もがれるのがイヤじゃったか……神様。
【ラーダ】おりゃぁぁぁぁぁぁー!(トイレから駆け出して加護)
【ココサラキ】必死です。


ああ……どんどん威厳が無くなってくなあ、ラーダ……(←主にこいつのせい)


【GM】さてさて。通路を曲がりますかニ?
【モロゾフ】わな の たぐい は だいじょうぶ ?
【GM】むい、シーフ様、どうぞ。
【ティーナ】罠はないか、調べます。
【ルフナ】シーフはティーナさんの方が優秀なのでお任せ。
【ティーナ】(ころころ)14です。
【GM】罠はないですね。ただし、曲がり角の北側の壁に隠し扉が。
【ティーナ】こんなところに扉が……
【ルフナ】おぉ?
【モロゾフ】マア
【ティーナ】?
【アルマ】むう。ついでに察氣じゃな。(ころころ)13じゃ。
【GM】気配はない、と思われます。
【アルマ】一応平均以上じゃ、これでわからなかったのならば敵が上手ということなのだろう。
【モロゾフ】さき に はいって みる ?
【ティーナ】罠、耳、鍵で
【ココサラキ】ごー。
【GM】どぞ。
【ティーナ】(ころころ×3)罠12、聞き耳10、鍵開け14です。
【アルマ】微妙じゃな……。


えー(笑)。
私達のセッションではほぼ当然のように行なわれている、シーフの扉三点コンボ。罠感知、聞き耳、鍵開け。
セッションの時間短縮のために判定を先にサクサクッと済ませてしまおう、という事で他ならぬ私が励行し始めたのですが……
これ、実際はかなり問題ありますね(笑←いや笑い事じゃない)。
ということで、このコンボはあくまでハウスルールです。他のゲームマスターの方々は、くれぐれもこんな手抜き判定を真似なされませぬよう。
え? 私のセッションでも改めろ?
いいんです。私もプレイヤーもそれに慣れてますんで(全然良くねえ)。


【GM】罠はないように思える。音は風の音。鍵はかかっていないが、開かない。
【モロゾフ】かぜ の おと ?
【フェスト】どれもあてにならんなあ。
【ルフナ】鍵は魔法ですかねー?
【アルマ】……機械式かのう?
【GM】魔法の鍵でも無いね。どうやら構造上のものらしい。
【アルマ】何処かで何かを操作する、という具合なのじゃろう。
【モロゾフ】どちら に しろ まだ はいれない のね
【ティーナ】じゃあ、先に進みましょう。
【ルフナ】進みましょう。
【アルマ】うむ。
【GM】では、西に進みます。
【ココサラキ】進みますー。
【GM】西に曲がると、って待った待った、ごめん。
【ルフナ】にょぁ?
【アルマ】むう?
【GM】明かりはどうしてることにしようか?(笑)
【ルフナ】あーボクのライトはもう消えちゃいましたか?
【アルマ】モロゾフが持っておったような?
【モロゾフ】わたし が もって いる の よ ね
【GM】ああ、『明かり(ライト)』の魔法はまだもつか。んじゃそれで良いね。
【ルフナ】便利ですー。
【GM】12時間って便利だよなあ。さて、西への通路はまっすぐに延びています。問題無く進んでいくと、んー。
【ココサラキ】んー。
【ルフナ】ンー。
【GM】風喰いは誰が持ってるのかな? アルマかしら。
【ルフナ】やっぱアルマさんじゃぁ?
【アルマ】モロゾフの中にしまったはずじゃが(うそ)。まあおそらく背負っておるのじゃろう。
【GM】では、アルマ以外の皆様、またも突風に抵抗して下さい。正面からナチュラルハイなシルフの暴走が襲いかかります。
【ココサラキ】ひゃあー。
【アルマ】……なるほど、わしの周囲にシルフは寄れぬのじゃな。
【GM】正確には、寄って来ても風喰いに喰われちゃうんです。
【モロゾフ】ここさらき さん は むじょうけん に だいじょうぶ なんだっけ
【GM】ああ、ココサラキは《迅》の効果があるのでチェックせずとも平気です。
【ココサラキ】あそっか。
【ティーナ】レベル+敏捷でしたっけ?
【GM】冒険者レベル+敏捷度ボーナスね。
【ティーナ】(ころころ)8です。
【フェスト】(ころころ)9か。
【GM】吹き飛んだのはティーナとフェストか。6点どうぞ。
【フェスト】またか(敏捷度B+1だしな)。
【ティーナ】アアー(ピュー)。
【アルマ】さらばじゃ。
【モロゾフ】こんかい も うけとめ られない の ?
【GM】んー、ティーナは最後尾なので無理かな?
【ティーナ】(ころころ)7点とめて、無傷でした。ふぅー。
【GM】フェストは同じく前衛のアルマと吹き飛んだティーナ以外の人は受け止めようと試みることが出来ますよ。誰か受け止める?
【ココサラキ】捕まえられませんか?《迅》使ってー。
【GM】《迅》ではちょっと無理かなー。


このココサラキの台詞。
ピン、と思いつきました。
ええ   思いつきなんです。


【ルフナ】どうやって受け止めるんでしたっけ?
【モロゾフ】たしか ぼうけんしゃ れべる と きんりょく ぼーなす で はんてい よ
【GM】うぃす、レベル+筋力ボーナスだね。
【ココサラキ】筋力……(汗)
【ルフナ】ボク無理。絶対無理(筋力Bないもんね)。
【アルマ】わしは冷たいのではなく、前衛は誰も受け止められないのじゃ。……本当じゃぞ?
【ココサラキ】なんで目をそらすんですかアルマさんー。
【GM】可能そうなのは……モロたんかなあ。挑む?
【モロゾフ】じゃあ うけとめ ようと する の
【GM】ではモロたん、どうぞ。
【モロゾフ】(ころころ、出目は3)マアー
【アルマ】さらばじゃ。
【ココサラキ】あー
【GM】ん、ではモロたん。精神力で抵抗してみて。
【モロゾフ】(ころころ)mャー 11 なの
【GM】おっと、その数値なら、もう一回−2ペナルティで捕まえようとできますよ、なぜか。
【モロゾフ】まあ ふしぎ ね
【GM】ふしぎ ね
【アルマ】ほほう、何故か。
【ルフナ】何故か……ですね。


ああン、完全にバレバレなのねん(笑)。


【モロゾフ】じゃあ もういっかい いどむ の
【GM】いけいけー。
【モロゾフ】(ころころ、出目はピンゾロ!) ー
【アルマ】さらばじゃ。それもスペシャル。
【ティーナ】ああー(笑)。
【ルフナ】あぁ……
【フェスト】美味しいぞ。
【GM】アラー(笑)。じゃあ……吹き飛ばされたフェストは、モロたんが捕まえようとした脇を擦りぬけてしまいます。
【モロゾフ】マアー
【フェスト】うむ、まあ試練だ。
【ココサラキ】ああー。
【GM】その際、なにか変な感触が首筋を撫でたのに気付きますね。
【モロゾフ】どちら が ?
【GM】フェストがですね。
【モロゾフ】どちらが いぜんに わたしには くびすじ が な あっ ええと
【ティーナ】あっ
【GM】確かに……
【ルフナ】そうですね……
【ココサラキ】ないん……ですかー……


首……筋……?


【フェスト】変な……モチッと?
【ティーナ】ぬとり。
【アルマ】ねちゃり。
【ココサラキ】怖い。
【ティーナ】もぎん。
【アルマ】ぺさぁー(リクエスト)。
【フェスト】サクサクッ。
【GM】外はさくさく中はもちもち。
【ココサラキ】歯触り!?煤i ̄□ ̄;)
【フェスト】もしくはダチダヂっと。
【アルマ】じょりじょり。
【ココサラキ】それは感触の擬音なんですかー?!
【アルマ】シビビンシビビンシビビンビン。


いずれにしろ、ロクな感触じゃなさそうだ……


【GM】まあともあれ、えもいわれぬ感触にフェストがモロたんの方を見ると。
【アルマ】何か勘ぐりそうじゃ言い回しじゃな(笑)。
【モロゾフ】なに かしら
【GM】そこには奇妙なほどに違和感の無い光景。腕生えてます。
【モロゾフ】……
【ティーナ】あっ、ハイテク猫っぽいのが?!
【モロゾフ】マアー
【フェスト】そうか。じゃあ行くぞ。
【ココサラキ】ってええ!?流すの!?流しちゃうんですか!?
【フェスト】何を考え込んでるんだ?
【アルマ】まるでそこにあるのが当たり前のように。
【フェスト】何か不思議か? モロゾフに何か生えて。
【アルマ】ま、まあ……接ぎ木のようなモノじゃしのう。
【ルフナ】……ほぇー武器いっぱい持てそうですねぇー。
【フェスト】うむ、今更今更。俺は気にしない。
【ココサラキ】あ、え、でも、ホラ、生えちゃッてるんですよ?
【フェスト】生えるだろ、モロゾフだし。
【GM】思わず誰もが『ああ、まあそうだろうな』と納得しそうな光景ですが、“混沌”のひとつ《触手》発動です。まんせー! まんせー! まんせー!(だまれ)
【モロゾフ】これ が こんとん なのね
【アルマ】さあ、何事もなかったし行くかのう。
【ココサラキ】う、うわあー……でも本当の腕のほうが鎧からどうやって生えてるのか解らないから混沌っぽいっていうのがさらにシュール……


腕が生えたことに驚くべきか意外に平静な皆に驚くべきか別に奇異に見られないモロゾフに驚くべきか。
さてどこに突っ込むべきでしょう(五点)。


【GM】ということで、モロたん、今後は《触手》の効果を自在に行使してよろしいですよ。
【モロゾフ】ひっこめる こと も かのう なの ね
【GM】可能ですね。
【ルフナ】握手とかはどれとすればいいのかな?これ?(取りあえずそれっぽいのと握手)
【触手】にやり(握手)
【GM】笑ったー!?
【ココサラキ】笑ってる!?
【ティーナ】わー可愛いー(?)。
【GM】【ディーヴ】恐いぞ、アレ。
【モロゾフ】こわい ねー
【アルマ】ディーヴ、対抗じゃ。
【GM】【ディーヴ】すまん無理だッ(脱兎←どこに)。
【アルマ】ああ、わしの意志に関わらず引っ込んでしまったのう。
【ココサラキ】混沌に怯えられてます。
【モロゾフ】じゃあ はいてくね   もとい しょくしゅ に ひかる ないふ を もたせる の
【GM】ハイテクねこなのか……


『ハイテクねこ』とは。えーと……あれってなんなんだろう……ええと、まあ、ともあれ、そういうヘンなモノがあるんです。モロゾフのプレイヤーさんがデザインした、ヘンなモノが。
とりあえず百聞は一見にしかずということで。


【モロゾフ】あまった て には まほう の もーにんぐ すたー を そうび よ
【GM】さて、えっと。シーフ様、知力でチェックどうぞ。
【ルフナ】はーい。(ころころ、ピンゾロ)あははーー。
【ティーナ】(撫で撫で)
【ルフナ】えへ(意味もわからず撫でられる)。
【アルマ】……。
【ココサラキ】ドンマイですー。
【ティーナ】(ころころ)13です。
【GM】ティーナは通路の南(=左)壁に隠し扉を見つけますよ。
【ティーナ】また、ですか
【GM】またです。またなんです。
【アルマ】隠し扉シーカーじゃな、ティーナ殿。
【ティーナ】調べてみます。
【GM】どぞーん。
【ティーナ】(ころころ×3)罠14、聞き耳8、鍵14です。
【GM】罠はあります。毒針。音は聞こえない。鍵はあいたぜこン畜生。
【アルマ】察氣じゃ。(ころころ)14じゃな。
【GM】うわーん。部屋の中には気配を感じますよう。(ころころ)おおッ。(ころころ)ち……
【ルフナ】ほや?
【ココサラキ】どんな気配でしょう?
【GM】んー、敵意とかはないけど、物騒。
【ティーナ】一体何がいるんでしょう?


遭遇表の結果に一喜一憂するゲームマスター。
プレイヤーサイドから見ると、甚だはた迷惑な変人でしょう。ゲヘヘ。


【ティーナ】罠の解除をしてみます、ああっ、私はラーダの僧侶のはずなのに(涙)。
【フェスト】実はガネードだったりしてな。
【ティーナ】(ころころ、出目は11)……17です。
【フェスト】やはりガネードだ。
【アルマ】タマット信者じゃな。
【ティーナ】うわああああああん(脱兎)
【GM】もちろん罠は快く解除。


ガネードとはフォーセリアにおける盗賊の神様ですね。タマットとはGURPSというシステムのルナルというワールドにおける盗賊(だけでは無いのですが、まあ一般的には盗賊)の神様です。
タマットは別システムの神様なので置いておくとして、ガネードですが、実に一般的な神様ではありません。
基本ルールブックにも名前が載っていないぐらいですので、まあそういう存在もあるんだな、程度の認識で問題はないでしょう。


【アルマ】さて、警戒して入るかのう?
【フェスト】うむ。
【GM】では中に入りますと……そこはかなり広い部屋。ハルバードも余裕で振り回せます。
【アルマ】ふむ。
【GM】で、その部屋の中は壁一面にズラリと仮面が並んでいまして。
【ルフナ】ひぃ?!(脱兎)
【アルマ】フィレモンか。


プレイステーションのゲーム『女神異聞録ペルソナ』の中で、主人公達に特異な能力 ――― “ペルソナ能力”を授ける謎の人物が、フィレモンです。
フィレモンを表現するキーワードのひとつに『仮面』がありまして。
彼(?)は多くの仮面が飾られている社などで主人公達と接触するのですね。
……はい、そうです。
この部屋は、そのイメージを頂きました(白状)。


【アルマ】わしの名前はアルマじゃ、ペルソナくれ(うるさい)。


で、フィレモンは自らのもとを訪れた者に名を尋ね、名を名乗れるだけの自我を持った者にだけ、ペルソナ能力を授けるのです。
ああもう、好きなゲームだから解説入れると長くなる(笑)。


【GM】仮面はどれもうっすらと微笑み ――― アルカイックスマイルというのでしょうか、柔らかな微笑を浮かべています。
【アルマ】剣呑な気配の正体は何じゃ?
【GM】部屋の奥、椅子のうえになにかが腰掛けています。
【ティーナ】お邪魔してます(ぺこり)
【ココサラキ】
【フェスト】不死の王か(違うよ)。
【アルマ】何者じゃ?
【モロゾフ】けいかい した まま ようす を うかがう の
【ルフナ】ど、どちら様ですか。
【GM】で、椅子に腰掛けたなにかは……まあ、ぶっちゃけた話、牛の頭をした巨人なんですが。
【モロゾフ】マー
【アルマ】狂牛病か。
【ココサラキ】いやーあ。
【ティーナ】ミノタ……いえセージチェックを(笑)。
【GM】ひとまずセージチェックどうぞ。知名度12、平目OK。
【ティーナ】(ころころ)13です。あれは……
【アルマ】(ころころ)5か。ディーヴも知っているかのう? なれば20じゃ。
【GM】【ディーヴ】ああ、残念ながら知っている。アレはミノタウ(略)。
【ティーナ】やっぱり(笑)。
【GM】はい、ティーナとディーヴが知っていますね。ミノすけです。能力? 基本ルールブックのP337を参照(手抜き)。


ミノタウロス。
牛の頭を持つ巨人、という外見の、ファンタジー世界においては比較的ポピュラーなモンスターですね。
知能は高くはありませんが、言語を介し、それなりの戦術を立てることも出来ます(ゴブリン並、と言えば分かりやすいかも?)。
と、ここで改めて解説するのがやや恥ずかしいぐらいには、有名な魔獣ですね。


【ティーナ】敵意はないんですよね?
【GM】いやいや、敵意はありますさ。先ほどはそちらに気付いてなかったから。
【フェスト】しかし何でこんな部屋に。
【GM】【ミノタウロス】コーローヌー!
【ココサラキ】あわわわわ。
【ルフナ】ひぃーーーーー。
【モロゾフ】たたかう しか ない のね
【アルマ】レベル6に勝てるかのう(汗)。
【ティーナ】お邪魔しました(バタン)とか、嘘ですけど
【GM】【ミノタウロス】こんなとこに閉じ込めやがってー!すごいコロヌー!
【モロゾフ】とじこめ ?
【ココサラキ】いや閉じこめたの私じゃないですー!?煤i ̄□ ̄;)
【ティーナ】ちょ、ちょっと待ってくださいー?!(汗)
【アルマ】……そんな奴なのか……?
【GM】まあわかりやすく共通語に訳するとそんな風に言ってますね(笑)。実際は下位古代語で叫んでるのですが。
【ルフナ】理解できますね。
【ティーナ】ああっ、何を言ってるのかわからない(涙)。
【ルフナ】通訳します。
【フェスト】やれやれ。
【GM】ああ、女性が多いのでますます興奮してますよ。
【アルマ】正直逃げ出したいが、仕方あるまい。
【モロゾフ】マアー(じょせい)
【アルマ】モロゾフ、ピンチじゃな。
【ココサラキ】別に牛さんに女性男性関係ないんじゃー
【GM】ミノタウロスは全て雄なので、繁殖には人間の女性が必要なんです。


ということなのです。
繁殖するだけでも割ととんでもない魔獣なのに、その上人間の女性を母体に使うとは、おぞましさ満点。
そんなミノタウロスが、私は割と好きだったりします(こいつ……)。


【GM】ということで、手にはバカでかいアックス(必筋30ぐらい)を持って迫って来ます。相対距離は10m!
【ルフナ】僕らは部屋に入ってしまっているのでしょうか?
【GM】部屋の外で良いですよん。
【モロゾフ】ルフナ さん の すりーぷくらうど を きたい したい ところ ね
【フェスト】そうだな。
【アルマ】レベル6じゃぞ?(汗)
【GM】まあ精神抵抗値は6だから……
【ルフナ】じゃぁ眠りの雲うって扉を……成功すればラッキー?(待て)
【GM】では戦闘ラウンド。まずはココサラキから。
【ココサラキ】あわわわ。じゃあシェイドをー出来ます?
【GM】出来ない。この迷宮内には、今は風の精霊以外いないのです。その風も、風喰いのせいで使えないし。
【ココサラキ】ああー(汗)。じゃあ打ちます。
【GM】カモーン。
【アルマ】今なら誰にも当たらぬ、気兼ねなく撃つがよいぞ。
【ココサラキ】(ころころ)13ですー。
【GM】【ミノタウロス】(ころころ)14、あぶなッ。でも回避。もうすごいコロヌー!
【ココサラキ】あうー
【GM】お次はルフナ。
【ルフナ】眠りの雲いきまーす。
【ココサラキ】よろしくお願いします先生ッ。
【ティーナ】頑張って!ルフナさん!
【GM】来いッ。
【ルフナ】(ころころ、出目は3)あ……7です……
【GM】(ころころ)13で抵抗(笑)。
【アルマ】……。
【ティーナ】ああー(汗)。
【フェスト】ふう。
【GM】【ミノタウロス】深呼吸ぅぅぅぅ!
【ルフナ】……ふふっ。ソーサラーやめよっかな……ボク……
【アルマ】それをいうなら前回でわしはファイターをやめておったぞ。
【GM】ではティーナ。
【ティーナ】ウィークポイントをかけます!
【GM】コイやぁぁ。
【ティーナ】親愛なる知識の神ラーダよ、邪悪なるものの弱さをさらけ出し賜え!さもないと……ウィーク・ポイント!
【ルフナ】さもないと?!
【ラーダ】えっ          え?
【ココサラキ】神様脅してるー!?
【ティーナ】(ころころ)13です!
【GM】(ころころ)あらこちらも13。抵抗。
【アルマ】惜しいのう。
【モロゾフ】マアー
【ティーナ】(キュ)


とうとう神を脅迫し始めたティーナ。
知識の神の明日はどちらだ!


【GM】ではアルマ!
【アルマ】あまり戦いたくないが斬りかかるかのう。
【GM】【ミノタウロス】むフー(鼻息)。
【アルマ】(ころころ)14じゃ。
【GM】(ころころ)13、めいつー。
【アルマ】(ころころ、出目は9)11点じゃ。
【GM】【ミノタウロス】キャインキャイン! ちくり。
【アルマ】やはり硬いのう。
【ティーナ】うう、ウィークポイントさえ効いてれば(涙)。


ラーダの『弱点ウィークポイント』は抵抗に失敗した対象に対する攻撃のクリティカル値を1減少させるという呪文です。
中々効果の高い呪文なのですが、抵抗されればそれまで、という脆さもありますので使い方は難しいかもしれません。
ただ、面白いことに5レベルの精霊魔法『風の矢シュートアロー』のクリティカル値も下げてくれますのでこの併用は面白いかもしれません。
……先の話ですけど、ね。


【GM】さて、次はフェストさん。
【フェスト】刀朧+風月だな。何かまずそうだし。
【GM】【ミノタウロス】男か……早く終われ(ヤな牛)。
【フェスト】(ころころ)14。
【GM】(ころころ)11。うーん、当たるなあ。
【フェスト】(ころころ)……ち。期待できんな、8点か。
【GM】ぴったり止まります。んで、牛がフェストと同じだ。偶数アルマ、奇数フェスト。
【フェスト】ち、来い。
【GM】(ころころ)フェストに攻撃。
【アルマ】助かった。
【GM】【ミノタウロス】もぐー!(ころころ、出目は3)嘘ン。10。
【ココサラキ】ほ。
【アルマ】3の日復活?
【フェスト】避けるのは自信ないが。(ころころ)14で回避だ。まあダイス差か……。
【アルマ】装甲重視のフェストと回避重視のわしか……両極端じゃな。
【GM】【ミノタウロス】やるな、シャア!
【フェスト】坊やだからさ。
【GM】ではモロたん。
【モロゾフ】ふぉーす は きかなそう かしら …
【ティーナ】レベル6ですから……
【GM】6点以上出れば一応貫通はしますね。
【モロゾフ】じゃあ ためしに かけて みる の
【GM】【ミノタウロス】きな、プリティガール!
【アルマ】やはりモロゾフが好みか。
【GM】【ミノタウロス】本命。
【ココサラキ】ドワーフが好み。
【フェスト】ドワーフ(?)だな。
【モロゾフ】マャー!(ころころ)12 なの
【GM】(ころころ)13で抵抗。
【モロゾフ】マアー(ころころ)4てん ね
【GM】通らないですね、流石に。ていうかウィルヘルムいなくて良かった……いたら2ラウンドで終わりかねない。
【アルマ】そうか、ウィルヘルムがおれば精神削りで2ターン、かもしれぬわけだな。
【GM】そうなのです。


ミノタウロスは非常にタフ、かつ頑強な肉体を持っています。が、それと裏原におつむの方はいささか不足気味。
同時に精神力も10と、レベル6の魔獣にしては低めです。
常ならば『闇の精霊シェイド』などで精神店を削るのが常套手段ですが、この遺跡内では生命及び精神以外の精霊は行使できません。
ところがウィルヘルムの“混沌”である《念》には相手の精神力に打撃を与える方法があるのです。
それを効率的に用いると、2ラウンドでミノタウロスを無力化も夢ではない、ということなのでした。


【GM】ではNext!ココサラキ。
【ココサラキ】うちまっす!
【GM】あ、今なら1d6で5でアルマ、6でフェストに。
【ココサラキ】えええー!?
【アルマ】危険が危ないデシ。
【GM】それでも撃つ?
【モロゾフ】せつてき したから すりーぷくらうど も だめね
【ルフナ】ですねぇ……
【GM】んー。《迅》の効果で、空気を蹴って跳躍すれば前衛&ミノすけを飛び越えて、部屋の中に進入できるよ。そこからなら普通に撃てます。
【モロゾフ】でも こりつ するから あぶない の
【GM】うん。
【モロゾフ】あいて は だげきりょく 30 だし むり は だめ よ
【ココサラキ】部屋はどのくらいの広さですか?
【GM】部屋の広さはかなり広いですね。20m四方ぐらいかな。
【モロゾフ】なか に わな が ない とも かぎらない ん だから
【GM】まあ、アルマ&フェストと接敵しているので、そうそう振りかえりはしないけども。と思われるけども。
【アルマ】振り返ったならわしらの好機でもあるしのう。
【GM】ちなみにミノすけの移動速度は15。
【アルマ】それ以上離れろ、という意味じゃぞ。
【GM】じゃぞ。
【ココサラキ】じゃあ18M以上離れた所に《迅》で移動。打ちます! モロタンさん心配してくださってありがとうです。ちょっとお母さん思い出しましたー。
【モロゾフ】ちょこん
【アルマ】個性的な母君だったのじゃな、ココサラキ殿……。
【GM】あ、さすがに18m移動後の射撃は無理かな。ココサラキの敏捷度は13なので。このラウンドは移動だけ、となる。
【アルマ】全力移動で次から撃つがよい。
【ココサラキ】うーんじゃあ全力移動です
【GM】ではココサラキの身体がかき消すようにぶれて、次の瞬間部屋の中に。それに少し遅れて、空中で何か硬質的な音が鳴りました。ココサラキが空気を“蹴った”音ですね。
【モロゾフ】かっこいい しーん ねー
【ティーナ】ぼやーん。
【アルマ】はにゃーん。
【ココサラキ】いやそれ違ッ!?煤i ̄□ ̄;)
【GM】そんな可愛い音じゃねえー!?
【モロゾフ】くうきを けりつづければ そら も とべる かしら
【GM】あっ     それ は         あとでのお楽しみ       ということで。


お楽しみなのです。


【アルマ】モロゾフ! 君はどこへ墜ちたい?


そんなカッコ良いイベントじゃない……と思う(笑)。


【GM】ではお次は17のルフナ!
【ルフナ】フェストさんにファイアウェポンかけまーす。
【GM】どぞどぞ
【フェスト】うむ。
【ルフナ】「炎よ彼の刃に宿りて敵を討つ鋼となれ!ファイアウェポン!!」(ころころ)ちょっとまじめにやってみました。
【GM】かかりました。ではお次、ティーナさん。
【ティーナ】もう一度、ウィークポイントをっ!
【GM】【ミノタウロス】きな!
【ティーナ】親愛なる知識の神ラーダよ、邪悪なるものの弱さをさらけ出し賜え!!ウィーク・ポイント!あと次はありませんから(?)。
【ルフナ】ひっ<次はねぇぞこらぁ
【ラーダ(ナイトキャップ)】えっ            えー?
【ティーナ】(ころころ)13です!
【GM】(ころころ)14で抵抗……ごめんラーダ様。
【ティーナ】(キュ)


神殺しのティーナ。


【フェスト】やれやれだ。
【ティーナ】というわけで精神点が(そっちか)。
【アルマ】さて、斬りかかるかのう。
【GM】【ミノタウロス】オイデオイデ!
【アルマ】(ころころ、出目は3)3の日じゃ。どうせなら1ゾロになればよいものを。9じゃな。
【GM】(ころころ)17で回避。次はフェストとミノミノ。ミノすけは……1〜4がアルマ、5〜8がフェスト、9がココサラキ、10が振り直し(1d10をころころ、出目は4)。
【アルマ】わしか。
【フェスト】うむ安心だ。
【GM】【ミノタウロス】女ァァァァァー!
【ココサラキ】気をつけてー(汗)
【GM】【ミノタウロス】(ころころ、出目は3)あれー? 10ー。
【アルマ】(ころころ)15で回避じゃ。舞踊の歩法を舐めるでないぞ。
【GM】【ミノタウロス】ひアー(くるくる)。
【ルフナ】ほ。
【ココサラキ】ほ。
【GM】お次はフェスト。
【フェスト】さて、刀朧+風月+月鏡の《風刃閃》だ。勝手に名前つけた(つけんな)。
【GM】【ミノタウロス】オイデオイデ!
【フェスト】(ころころ)15だな。
【GM】【ミノタウロス】(ころころ)9。当たるジャンキー。
【フェスト】真陰紅月流、当たることは当たるぞ。その後の責任は持てんが。(ころころ、出目は10)お。
【アルマ】おお。
【モロゾフ】マアー
【GM】【ミノタウロス】ぎゃあ。
【ルフナ】おー
【フェスト】(ころころ、出目は3)
【アルマ】……。
【GM】トゥーン(↓)。
【フェスト】まあ萎んだが、14点だ。
【モロゾフ】ふぁいあうぇぽん が ついてる から それでも たかめ ね
【ルフナ】ファイアウェポン付きですからー(念のため)。
【フェスト】……あ。
【アルマ】ぴろぽん♪(↓)
【フェスト】すまんありゃ嘘だった。
【ルフナ】忘れてましたね……フフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフ。
【GM】改めて何点かしらん?
【フェスト】18点だ。
【GM】いてえ!? もう半分減った(汗)。
【モロゾフ】まだ だめーじ を だれも うけていない の は らっきー ね
【アルマ】まだ半分か……先は長いのう。
【GM】ああ、こいつの攻撃、ほとんど当たらずに終わるんだろうか……ではモロたヌ。
【モロゾフ】ふぉーす あたる かしら …
【ティーナ】余裕があれば精神点を少し分けていただけいただけると……とても嬉しいかも
【モロゾフ】じゃあ せいしんてん を わける の
【GM】どぞどぞ。
【モロゾフ】なんてん ひつよう かしら
【ティーナ】5〜6点ほどいただければ……
【モロゾフ】じゃあ 5てん あげる の
【GM】貸与する精神点+1点の消費でどうぞ。
【モロゾフ】まいりー さま てぃーな さん に まほう の ちから とか を わけて あげて ください なの(ころころ) てぃーな さん どうぞ なの
【ティーナ】ありがとうございますー
【マイリー】HAHAHAHAHAHAHAHA! 今日から君もマッシボヲ!
【モロゾフ】まっしぼお って どういう いみ なの ?
【アルマ】マッチ棒。
【GM】マッスルable かなあ……(かなあってあんた)さて、ネクストラウンド! ココサラキから。
【ココサラキ】うちまっす!
【GM】えーと、これは背後からだよなあ……
【アルマ】そうじゃな。
【GM】−2でいいか。
【ココサラキ】(ころころ)15!
【GM】(ころころ)げ、14。命中。
【アルマ】おお。
【ティーナ】わーい。
【モロゾフ】やっちゃえー
【ルフナ】わーい
【ココサラキ】(ころころ、出目は7)
【GM】あら廻らないか。
【ココサラキ】9点ですー(汗)。
【GM】チクッと。お次はルフナ。
【ルフナ】んー、見てます。精神点も10点しかないし。
【GM】ではティーナさん。
【ティーナ】どうしましょう、前に出て攻撃するか……(悩)
【モロゾフ】むちゃ しないで ね
【GM】止めないけど……打撃点13だぜ(笑)。
【ティーナ】とりあえず遅らせて、回復に備えます。
【GM】アルマさん、どぞ。
【アルマ】斬るかのう。(ころころ)12じゃ。
【GM】【ミノタウロス】(ころころ)16で避けるゥゥゥゥゥゥゥゥ。
【アルマ】ダメじゃのう。
【GM】フェストっち富之助。
【アルマ】富之助……か。
【GM】……え、誰? フェストっちと、ミノすけ。でした。
【ルフナ】ビックリしました。


私もびっくりしました。


【フェスト】刀朧+風月。そろそろ精神点がまずいな。
【GM】お先どうぞ。
【フェスト】(ころころ)14だ。
【GM】(ころころ)居合は恐いなあ。命中。
【フェスト】(ころころ)ち、13点だ。
【GM】痛い痛い。
【フェスト】まだ倒れないのかこいつは……。
【GM】ではミノすけがー、さっきと同じで。(ころころ、出目は5)フェストに。
【アルマ】良し(良しって)。
【GM】(ころころ)12!といって攻撃。
【フェスト】回避だ回避。(ころころ)ち、さすがに二度は続かないか。11。
【GM】よっしゃ! 13点進呈。
【フェスト】(ころころ)7点来たか……
【ティーナ】残り生命点はいくつでしょう?
【フェスト】9点だ。あと一撃は大丈夫だ。
【GM】ところでフェスト。こんちくしょう、とか、この野郎、とか、コロヌ、とか、思わない?
【ティーナ】ワー。
【GM】もぐ、とか。
【アルマ】埋める、とか。
【アルマ】サスケ、お前を斬る! とか。
【モロゾフ】やたら かんそう させる とか
【GM】食べる、とか。
【ティーナ】やたら めったら キュ。
【アルマ】共通語に訳すると「仕返ししちゃるァー」と?


カッコイイシーンのはずなのになんだかとってもアレな雰囲気に(←率先してやった奴)。


【フェスト】……まあ始まって以来のダメージではあるから、何としてでも倒さねば、とは思うかもしれん。
【GM】【????】力が欲しいか……
【GM】とか、君の中で何かが囁きますが。
【ココサラキ】
【フェスト】……誰だ?
【GM】【????】力が欲しいか……?
【ティーナ】ジャバウォックです(素)。


ああそうだよ、『ARMS』のジャバウォックの語り掛けそのままさ!(開き直り)


【フェスト】誰だ。
【GM】【????】俺はお前だ。お前の中の、衝動だ。俺はお前の中の俺だ。さあ、俺に委ねて見ろ。お前の身体を。お前の意志を。壊せ。壊せ。全てを、壊せ。お前には、それが出来るんだ。
【フェスト】…………フン。ろくでもないものであろうことは解る……解るが、俺が死ねば皆も死ぬかも知れん、か……。
【GM】【????】そうだ。俺の名はフューリー。さあ、俺の名を呼べ。お前の身体を、俺に委ねろ!
【フェスト】……良かろう。どうせ俺はもう終わった人間だ。新しい世代を守る力を俺に渡せ、フューリー。
【アルマ】もう枯れておるのか……(おい)。
【フェスト】今でっち上げた(うわこいつ)
【GM】【フューリー】フフ、仲良くやろうぜ、フェスト。
【フェスト(フューリー)】さあ……200年ぶりの、戦いだ。
【GM】そう、誰の声ともつかない呟きをもらすと、突如フェストの身体の周囲に怒りの精霊力がー、ってココサラキしかわからんか。ああ、一応アルマにも、気配が変化したことはわかりますね。
【ココサラキ】お、おじ様ー……
【アルマ】む、怪しげな気配が。
【フェスト】……………………殺して、やるッ……殺してやるぞッ……。
【GM】【ミノタウロス】ひッ!? お、俺、なんかした?(しました)
【フェスト】ウリィィィィィィィィィィィィ!!(フォーセリアのバーサークはやはりコレ)
【GM】うむ、それ。
【アルマ】小説ではリィィィィィィィ、じゃがな。
【フェスト】リプレイだとウが入ってたがどっちだろう。
【アルマ】版権が色々あるらしい。
【GM】でしょうなあ(笑)。
【ティーナ】どれなんでしょう(汗)。
【GM】リプレイ時はウリィィ、小説ではリィィィ、ということで。
【アルマ】つまり今回もリプレェ編集時はリィィィィィに編集されるのじゃ(えッ)。


はいな、四方山話。今回は狂戦士バーサーカーについて。
これまた、ファンタジー世界ではそれなりにポピュラーな単語かもしれません。怒りに我を忘れ、超人的な戦闘能力を発揮する戦士ですね。
ソードワールド、というかフォーセリア世界においてはバーサーカーは怒りの精霊フューリーに精神を乗っ取られた人間のことを言います。
フューリーに心を喰われた彼/彼女は文字通り死をも恐れぬ戦士となり、それこそ死ぬまで戦いつづけます。
フォーセリアの狂戦士については、心優しきバーサーカー、オルソンのエピソードが『ロードス島戦記』の三巻・四巻に収録されています(個人的に四巻のクライマックス、オルソンの見せ場はロードスシリーズのベストシーンだと思っています)。
『ロードス島戦記』は舞台がアレクラスト大陸でこそないものの世界は同じフォーセリアですのでソードワールドを遊ぶ上での世界観の把握にこれ以上無く適した小説でもあります。物語としても面白いので、機会がありましたら御一読を。
さて、フェストがあげた奇声『ウリィィィ!』ですが。
『ロードス島戦記』の中で、オルソンがフューリーに心を喰われるとおぞましい声をあげるのです。その声が『リィィィィ……』なのです。
が。
『ロードス島戦記』は元々テーブルトークのリプレイをもとに小説にしたものなのですね。つまリ、オルソンも元は誰かが演じたプレイヤーなのです。
リプレイの中で、オルソンがバーサークする度に、その表現として『ウリィィィィ!』と叫びつつ突撃をしていたのが、元となっています。
ところがこの『ウリィィィィ!』にはまた元ネタがありまして……某少年漫画の悪役吸血鬼があげた名奇声として有名ですので、ここで語るのも無粋でしょう(笑)。
で、まあ、アルマの発言通りに版権やらなにやらの都合で、小説化の際にはウが抜けて『リィィィ』になった、と……
以上、後半は実にどうでも良い四方山でした。


【GM】ではフェスト、貴方は現在《狂戦士》の【発動】状態にあります。本来《狂戦士》の【発動】には1行動を消費するのですが、今回は特別に即座に発動できました。
【フェスト】ファイターLV+2、抑えていられるのは……12ラウンドまでか。
【GM】というところで、モロたんの番。
【モロゾフ】まんいち に そなえて フェスト さん を かいふく する の
【フェスト】……やめた方がいいかも知れないが(素かよ)。
【モロゾフ】でも ぼうぎょ に しっぱい したら しんじゃう かも しれない ので かいふく したい の
【GM】ではモロたん、どうぞ。回復かな?
【モロゾフ】まいりー さま けが した フェスト さん を なおして ほしい の(ころころ)せいこう ね
【マイリャー】HAHAHAHAHAHAHA! Let's MASCLE!
【モロゾフ】(ころころ)7てん の かいふく ね
【フェスト】うむ、全快だ。
【GM】ではNext、ココサラキから!
【アルマ】CoCo?
【ルフナ】ココちゃん?
【GM】壱番屋?
【フェスト】死んだか?
【ティーナ】起きてー起きてー(キュ)あっ
【GM】コロヌなー!?
【ティーナ】さあ次行きましょう(爽)
【ココサラキ】 あー


この辺りから、ココサラキのプレイヤーさんは睡魔との激しいバトルに精神を費やさねばならなくなってきているようです(笑)。


【ココサラキ】う、うちまっす!
【GM】撃て撃てー。
【ココサラキ】(ころころ、出目は3)あふん。9ですー……
【モロゾフ】さんだい
【アルマ】3Day。
【GM】(ころころ)そりゃ当たらんなあ。こちらは12で回避。
【ルフナ】あらあら
【ティーナ】GM補正が凄いです。
【GM】んではルフナー、は見学?
【ルフナ】です。
【GM】でぃわティーナ。
【ティーナ】私もルフナさんと応援です!
【ルフナ】応援の踊りでも……(いらんわ)
【モロゾフ】うぃーく ぽいんと は いいの ?
【ティーナ】結構消費が激しいので、温存しておきます(汗)。
【GM】ではアルマ(笑)。
【アルマ】斬るのじゃ。(ころころ)13。何かいまいちじゃのう。
【GM】【ミノタウロス】避けてやるッ。(ころころ)14で回避ィィー。
【アルマ】まあ最初当てたからよしとするかのう(のほほん)。
【GM】ではそこのバーサーカー。ミノすけも同時だけどお先にどうぞ。
【フェスト】心を喰わせるのはマイナーアクションで出来るのか?


なにげに流しそうだけど一応四方山。
『マイナーアクション』というのはソードワールド用語では無いのです。
『トーキョーN◎VA』におけるアクションシーン時の行動のひとつで、武器を構える、ものを拾う/落とす、移動する、声をかける、サイバーウェアを起動させる、などの『××をしながら』出来る行動、をマイナーアクションと呼びます。
ちなみに『メジャーアクション』が攻撃する、回避する、魔法をかける、などなどの行動になります。
マイナーアクションをした後にメジャーアクションを行なう、或いはその逆、という事がトーキョーN◎VAのシステムでは可能なのですね。
つまりフェストは心を喰わせた後に攻撃が出来る(=メジャーアクションが取れる)のか、と聞いたワケです。


【GM】んにゃ、【消耗】は行動を消費しますね。
【フェスト】では普通に斬るか、多分当たるだろ。
【フェスト】(ころころ)15だ。
【GM】(ころころ)13、めいつー。
【アルマ】終わったかのう?
【ルフナ】わー(やんややんやくるりくるり)。
【フェスト】(ころころ)16点か。
【ティーナ】追加Dも+2ですから、凄いですよね
【アルマ】ファイアー(略)じゃし。
【GM】【ミノタウロス】しゃらべっぽ!
【フェスト】……くう、確かにろくでもない奴だったな……。
【GM】と、謎の叫びを残してミノすけは死にました。
【モロゾフ】ちょこん(たたかいのれいぎのあいさつ)
【ルフナ】わーい(勝利の舞)。
【ティーナ】フェストさんが、少し怖いですね……<暴れぶり
【フェスト】12ラウンド過ぎるまでは安全だぞ。多分。
【アルマ】正義の鎧シャスティアン状態?(マイナー)
【フェスト】試作品じゃないぞ。


ごめんぼくそれしらない……


【GM】【フューリー】それじゃあまたな、相棒。楽しかったぜ。
【GM】と、初回限定、フューリーは勝手に消えました。正確には、潜りました。
【フェスト】……む、任意に解除は出来んのか?
【GM】あ、もちろん任意に解除出来ますよ。今回は勝手に消えてしまったんです。
【アルマ】さて、と。シーフ達の宴じゃのう。
【フェスト】後は任せる……少し疲れた。精神的に。
【ルフナ】さーて、この部屋の仮面はなんでしょねー?
【GM】さて。この部屋にあるのは、必筋30のグレートアックスと、壁にびっしりと飾られた仮面。
【ティーナ】この仮面は……何か意味があるんでしょうか?
【ルフナ】仮面を鑑定ですー。
【アルマ】斧はモロゾフに仕舞うとして、じゃ。
【GM】仕舞うのか……
【モロゾフ】ガぽむ。
【ルフナ】あーん、斧も鑑定してから仕舞ってくださいー。
【アルマ】いや、おそらく斧は普通のでかい斧じゃぞ。
【GM】鑑定士軍団、GO。
【アルマ】任せた。
【ルフナ】まずは仮面です
【GM】あいさ。
【ティーナ】(ころころ)13ですね。
【ルフナ】(ころころ)12ー。
【GM】ん、ティーナはわかった。
【ティーナ】この仮面は……
【ルフナ】斧も。(ころころ)12。同じでした。
【GM】斧はただのでかい斧です(笑)。
【ルフナ】じゃぁ仕舞いましょー。
【アルマ】うむ。
【ルフナ】ボクの筋力の10倍……ふふっ、持ち上がらない……
【GM】この仮面は『言霊の仮面』といいまして。古代王国期の遺跡からは結構発掘される代物です。
【アルマ】64の聖刻石が並んでおるのじゃな(はいはい)。
【GM】ニキ・ヴァシュマールは動かせません(笑)。
【アルマ】もう流石に読むの止めたぞ、いつ終わるかわからんからのう(笑)。


誰も知らないかなあシリーズな小説のお話です。
私もずいぶん前に読むのやめてますなあ……まだ新刊は出ているのかしら。
ちなみにワースブレイドの小説のことですよ(名前言っても何人が分かるやら……)。


【ティーナ】売ったらいくらに……じゃなくてどんな効果が?
【GM】魔法的な処理を施すと、込めた言葉を正確に再現してくれる、言わばテープレコーダーですね。で、それだけなら他にも似た効果を持つマジックアイテムはあるのですが。この『言霊の仮面』の場合、ルーン、つまり魔法の詠唱を込めると再生時にその効果が発揮されるのです。
【アルマ】ふむ、つまり魔法を溜めておける、と?
【ルフナ】(解らないので踊っている)んーばばんばんばめらっさめらっさ。
【ティーナ】あっパプワ君(笑)。
【ルフナ】懐かしいので踊ってみました。
【GM】再生の方法は仮面を被り、コマンドワードを呟く、というもの。で、魔法を解放する場合、仮面を被った人間が対象などを選択出来るのですね。
【フェスト】どうでもいいが、少し休みたいぞ。
【アルマ】まあ貰える物は貰っておこう(わー)。
【ルフナ】お持ち帰り出来るんでしょうか?これ……外すと警報がじりりりりーとかなですかね?
【ティーナ】つまり、魔法を貯めておいて、好きな時に発動できるんですね?
【GM】魔法を溜める、というのいとはちょっと違うんだけども、まあ似たカンジかな。古代王国期の遺跡から発掘されたものには忌まわしい禁呪などが込められている場合もありますので、その効果の割に危険視されてもいます。んでもって、えーと。
【アルマ】む。
【GM】この部屋の仮面は、残らず何かの言葉を込められていますね。
【ルフナ】ほぇーー。
【GM】たくさんあるけど、数、数える?
【ティーナ】数えましょうー。
【アルマ】目録でも無いかのう、数が多すぎそうじゃが。
【ルフナ】数えまーす。数を数える踊りを踊りながら(なんだよそれ)。
【GM】数えました。その数、108。
【アルマ】……。
【ルフナ】あーーれ−? ルフさんの作品と同じ数ですねー
【ティーナ】煩悩の数でしょうか?きっと懺悔の言葉が(違)。
【GM】んーと……セージかバード、トルバドゥールで知力チェックどうぞ。
【ルフナ】はーい。(ころころ)9。こんな時に低いです。
【ティーナ】(ころころ)12です。
【GM】うーん、わからないか。
【ルフナ】しーくしーく。
【ティーナ】とりあえず、持って帰りましょう108個(待て)。
【フェスト】おいおい。
【GM】ああ、そういえばバードいないんだっけ。
【ルフナ】いないですね。
【アルマ】おらぬなあ。
【GM】108個の仮面はどれも一様に穏やかな微笑を浮かべているのですが、またどれも少しずつ違う顔立ちですね。
【フェスト】…………全部が全部か……サニティか何かだろうか。
【GM】さて、休憩します?
【ティーナ】そうですね、部屋の中でゆっくり。
【アルマ】わしは全然消耗しておらぬのじゃ(笑)。
【ルフナ】まだライト平気ですかね?
【アルマ】この休憩で消えるじゃろうな、その前にかけ直した方がよいじゃろう。
【GM】って寝るのならその前にインスピ使っちゃえば良いのに(笑)。
【アルマ】うむ。
【ティーナ】じゃあ、使いましょうー
【GM】ん。では、ティーナはラーダからの電波を受信しまして。
【ティーナ】ラーダ様、どうぞお知恵をお貸しくださいませ。さもないと……
【ルフナ】また脅してるー?!
【ティーナ】サモンナイト……(違)
【アルマ】面白いぞ、サモンナイト。佳作じゃ。


アルマお勧めらしいです。私はやったことないのですけども。


【GM】エルライン・ルフの作品の中に『道化師の展覧会』という詩篇があることを思いだします。
【ティーナ】思い出しました。
【フェスト】むしろ電波か。
【GM】それは108つの短編詩から成る詩篇で、内心とは裏腹にいついかなる時でも笑顔以外を浮かべることを許されなかった道化師が、徐々にその表情に心を食われていく、という物語。
【フェスト】悪趣味だな。
【ルフナ】なんか怖いです。
【アルマ】ふむ。心の闇を描いた作品なのじゃな。
【GM】で、その詩篇は一応文書として発見はされているのだけども、実際は『言霊の仮面』にルフ自身が吹きこんだ、と言われています。
【アルマ】これがオリジナルなのじゃろうな。
【ルフナ】じゃぁこれもルフさんの作品なんだぁ……これが詩編の対なのかな?(覚え書きノートにメモメモ……)
【ティーナ】うーん、これ……どうしましょう(汗)
【アルマ】何気に聖闘士星矢の巨蟹宮を思い出したなんて言わぬぞ。
【フェスト】この仮面は今まで俺が殺してきた奴等の断末魔の表情なのだー、とか……
【GM】エルライン・ルフは『言霊の仮面』を作るときにはデスマスクで型を取ったそうですよ。
【アルマ】……ニアピンじゃ。
【GM】まあ、ペルソナと巨蟹宮の併せ技なので、この部屋(笑)。


そうなのです。
巨蟹宮云々については、まあ……『聖闘士聖矢』を読め、ということで。


【GM】詩の物語の概要は、とある頑迷な女王に仕えた道化がその御機嫌を伺う為に常に微笑んでいて、その為に周囲からは中身のない人物だ、と思われてしまい、いつしか本当に心が空っぽに成っていってしまう、というもの。最後には、道化は笑顔のまま狂気に陥り、女王を殺してしまうのです。
【ティーナ】だそうです。
【ルフナ】こわいですぅぅぅぅぅぅ。
【アルマ】好事家には高い価値かもしれぬが、果たして持ち出せる物なのかのう、これらは。
【GM】あ、それと、ティーナはこれも気付くのか。
【ティーナ】
【GM】ちなみにこの仮面、全部まとめて売れば50万ガメルは下りません。
【ティーナ】50万?!
【フェスト】売って足がつくかも知れんし、やめておけ。
【ティーナ】ご、ご、ご、ご、ご、ご、ご、ご、ご(錯乱)。
【GM】108個とは言っても、そうかさばらないから持ち出すのは不可能ではありませんね。
【ティーナ】ごじゅまんガメル〜(想像を遙かに超える数字で気絶?)。


良い反応です。


【ルフナ】仮面に何が込められているか気になります……
【GM】被ってコマンドを解放すればわかるよ。コマンドは、ティーナが気付いたしね。
【ルフナ】試すのは危険だと思います。
【アルマ】108の魔物とかが出るのは御免被りたいしのう。何れにしても帰りにせぬか? 今はかさばりそうじゃし。
【フェスト】うむ。取り敢えず休ませてくれ。
【GM】では休憩〜。どれぐらい休むかな? あと見張りは誰が立つ?
【アルマ】まずわしじゃな。
【モロゾフ】けっこう つかった ので やすませて もらいたい の
【ルフナ】ボクもおやすみ6時間。
【ティーナ】私もおやすみさせてください
【フェスト】また反転衝動(ちがうよ)に取り憑かれるのも嫌なんで寝させてもらう。
【アルマ】わしとCoCo以外は皆消耗しておろう。
【GM】まあ、この部屋には何も入ってこないので御安心を。
【ルフナ】寝る前にライトかけるんです。
【GM】あ、どうぞどうぞ。
【ルフナ】“万能なるマナよ、暗黒を退ける光となれ”ライトォー(ころころ)ペカーと成功です。おやすみなさい。ぐぅー。
【GM】ということでちゃ〜ら〜ら〜ら〜らっちゃっちゃ〜ん。
【アルマ】仮面に囲まれて睡眠、か……皆うなされておるのう。
【GM】6時間ほど立ちまして、お目覚めの時間ですよBoys&Girls。
【ティーナ】おはようございます〜。
【フェスト】うむ。
【アルマ】さて、往くか。
【モロゾフ】おはよう ございます なの(シャキーンシャキーン←起床ぶり)
【ティーナ】お祈りを。親愛なる知識の神ラーダよ、我に貴方の知識を分け与え賜え!インスピレーション!(ころころ)
【アルマ】仮面群はモロゾフの中もとい帰りにでも回収じゃな。
【GM】さて、部屋を出まして、東から西へと延びる通路です。では西へ?
【アルマ】先へ。
【ティーナ】はい
【ルフナ】とことこ
【GM】では進んでいきましてー、と。通路が南(=左)に折れてます。西壁の突き当たりには昇り階段が。南へ曲がった先はまだ不明。
【アルマ】察氣。(ころころ)14じゃ。
【GM】気配は特に感じませんね。
【アルマ】この数値が戦闘では出なくなるのじゃなあ……。
【フェスト】ふむ。進むか。
【GM】さて、階段か南への道か。
【アルマ】階段の上はおそらく本命のエメラルドがあるのじゃろう。風の気配はどうじゃ、CoCo?
【フェスト】むしろ本当に死んでるのと違うか。
【GM】寝かなァ……


ココサラキの完全沈黙を確認!


【ティーナ】階段付近の罠を調べておきましょう。(ころころ)13です。
【GM】罠はないように思えます。
【アルマ】前回の情報を信じて(笑)さきに南の道でよいかのう?
【ルフナ】はーい、南へ行きましょうー。
【ティーナ】そうですね、下の階からしらみつぶしに行ってみましょうー。
【モロゾフ】そう ね さき に この かい を たんさく する の
【GM】では南へ曲がりますと、短い通路の先に扉が。
【アルマ】任せた。
【ルフナ】ティーナさん。コンボGOー。
【フェスト】すっかり盗賊扱いだな。
【ティーナ】私はプリースト、プリーストなのにっ。(ころころ×3)13、15、11です。
【アルマ】タマット信者……
【ルフナ】ほぉーらね♪(ほらじゃねぇ)
【GM】罠はあります。天井から何かが降って来る。音は無し、鍵は開いた。
【アルマ】さて、離れておこうかのう。
【ティーナ】罠の解除をしてみましょう……
【GM】どうぞどうぞ。
【アルマ】ファイト(遠くから)。
【ルフナ】ファイトー。
【ティーナ】(ころころ)13です。
【GM】ち……解除しました。
【ティーナ】ふうー(汗)。
【アルマ】察氣じゃ。(ころころ)11じゃな。
【フェスト】察氣。(ころころ)13。
【GM】ん、気配は感じません。
【アルマ】では慎重に。
【ティーナ】じゃあ、ゆっくりと開けてみます
【GM】ドアを開けますと、そこは埃がもうもうと舞う部屋。
【ルフナ】げっ……けほけほけほ。
【ティーナ】うわっ、けほけほ。
【モロゾフ】ふた を しめたい の
【ティーナ】モロゾフさん、埃を吸引してください(無理)。
【モロゾフ】ここ で ほのお を つかったら ふんじん ばくはつ とか おきない かしら(ない)
【GM】起きない、としましょう(笑)。部屋の中にはガラクタとも見えるものがごてごてと積まれています。
【アルマ】倉庫かのう。任せた。
【フェスト】うむ。
【GM】その部屋の中央には台座があって、そこには像が。先ほど戦ったインプにとても似ています。
【ルフナ】近づいたら動くんじゃないですかぁー?
【フェスト】像を見たらガーゴイルと思え、という格言があるがさて。
【アルマ】ディーヴ、どうじゃ?
【GM】【ディーヴ】ふむ、見てみるか。振ってくれ。
【アルマ】(ころころ)21じゃ。
【GM】【ディーヴ】ありゃあガーゴイルだな。Lv3だが、それほど強くはない。
【アルマ】普通の武器は効いたかのう。
【GM】【ディーヴ】通常武器は効果を発揮するな。まあ防御は7と硬めだが1体だし問題なかろ。
【フェスト】では安心して。
【アルマ】では一斉に斬りかかるか。
【GM】では、どちらも不意打ちはなし。ただし、せまっくるしい部屋なので、接敵はふたりまで。
【ティーナ】頑張ってください〜(ひらひら)。
【GM】ココサラキは沈没なのでルフナから。
【ルフナ】7か……事前にエンチャントかけます?
【アルマ】まあレベル3じゃし、温存でよいかもしれぬ。
【ルフナ】じゃぁ見てる。
【GM】ではティーナ。見てる?
【ティーナ】はい、応援してます〜。
【ルフナ】応援の踊り〜♪
【GM】ではアルマ。
【アルマ】斬りかかる。(ころころ)12じゃな。
【GM】(ころころ、出目は11)おっと15。避けた。
【アルマ】GM補正じゃな。
【GM】フェストさん。
【フェスト】(ころころ)16。
【GM】(ころころ)めいつー。
【フェスト】(ころころ)低いな、9点だ。
【GM】あっ、うっかり敵の行動忘れてた。まあこのラウンドは動かない、と。モロゾフ。
【モロゾフ】せいしんてん も かいふく した し ふぉーす を うつ の
【GM】【がーごいる】みゃー。
【モロゾフ】(ころころ)10 ね
【GM】(ころころ)抵抗。
【アルマ】GM補正……。
【GM】11、10、9ってなんやねんGM補正。
【アルマ】羨ましいのう。
【モロゾフ】(ころころ)6てん ね
【GM】ちょっと痛い。では最初に戻って、ココサラキは寝ててルフナ……
【アルマ】斬るのじゃ(早)。
【GM】……とティーナが応援で良いかな(笑)。ではアルマどうぞ。
【ティーナ】応援団ですから(笑)。


ガーゴイルは意外に頑張りますが、所詮はLV3モンスター。
アルマとフェストのフェンサーコンビの前に成す術も無くずたずたにされ、結局は何ら損害を与えずに沈没。南無。


【GM】【ガーゴイル】不意打ち出来ない俺なんてー!(断末魔)
【フェスト】うむ。
【モロゾフ】ちょこん(たたかいのれいぎのあいさつ)
【ルフナ】勝利の踊り〜〜。
【アルマ】鑑定団、頼んだぞ。
【GM】もうもうと埃の舞う部屋の中でどうぞ。
【ルフナ】バンダナをマスク代わりに巻いて鑑定。
【ティーナ】色々探しまーす。
【モロゾフ】なんで ここだけ こんなに ほこり が すごい の かしら
【フェスト】誰も使ってなかったからだろ。
【GM】んーと、シーフでの探索? どぞ。
【ティーナ】(ころころ)10です。
【ルフナ】(ころころ)13〜。
【アルマ】おお。
【GM】ティーナは屑ルビーを発見。
【ルフナ】めずらしぃー。
【GM】(ころころ、1d100×1d10を振るが……出目は4と2!)
【アルマ】……。
【フェスト】……。
【GM】……すげえ。8ガメルのルビーだって(笑)。
【ティーナ】ある意味貴重です。
【アルマ】屑にも程があるのう(笑)。
【ルフナ】ガラスの瓶に入れて首に下げるとか。
【GM】で、ルフナは魔晶石を発見。
【アルマ】おお。
【GM】(ころころ)うーわ。19点魔晶石でした。
【ルフナ】わーい。わーい。
【ティーナ】凄いですねー。
【ルフナ】これでいっぱい魔法が……
【フェスト】ふむ。
【GM】その他にも、埃を払うと鎧やら武器やら良くわからないものやらが結構あります。
【ルフナ】その辺いっぱい鑑定ー。
【GM】全部鑑定してたら日が暮れまっせ(笑)。
【アルマ】センスマジックを使うと楽かのう?
【フェスト】そうだな。
【ルフナ】ですねー。センスマいっきまぁーす
【GM】センスマ、どうぞ。
【アルマ】SEN×SMA
【GM】5→4の番組。


ゴローちゃん、復帰は可能なんですかねえ……


【ルフナ】マナよ、魔法の根源よ。我に汝の姿を見せたまえ……センス・マジック!(ころころ)
【アルマ】さて、どうかのう。
【GM】では目からビームを出しつつ部屋の中を睥睨すると、ぺかぺかーと光る鎧がひとつ、盾がひとつ、あと指輪がひとつ。
【モロゾフ】ほてい ともやす ね


プレイ当時、そういうコマーシャルがあったのです。
目から光線を発射する布袋寅泰が出てくるという……あのCM、もうやら無いのかなあ。面白かったのに。


【ルフナ】発見発見大はっけーん。
【フェスト】大量だな。
【アルマ】それを取り分け、改めて鑑定団じゃな。
【ティーナ】鑑定ですー。
【GM】鎧はチェインメイル、盾はスモールシールドですね。
【ルフナ】鑑定するよぉ〜。
【GM】どぞ。
【ルフナ】鎧、盾、指輪の順です
【GM】こいやー。
【ルフナ】(ころころ×3)11、9、あっ、6ゾロ!
【アルマ】おお。
【ルフナ】わーいわーいわーーーーーーーい。
【GM】んーと、指輪しかわからないな。
【ルフナ】喜びの踊り〜♪
【フェスト】だそうだが。
【GM】この指輪は『降魔の指輪』。アンデッドからのダメージを1/3にします。
【ルフナ】おぉー。
【アルマ】ほう。
【GM】また、アンデッドへのダメージが2倍になります。いずれも、防御点を抜ける前の段階ですね。
【ルフナ】おぉぉーー。
【アルマ】ほう。
【フェスト】まあ裏があるだろ、どうせ。
【GM】当然サ!(爽)
【フェスト】世の中うまい話はそうそうはないと相川翔も言っていた(言ってない)。
【ルフナ】お?
【GM】この指輪は呪われてまして。まず、装備すると、外せなくなります。
【ルフナ】おやまぁ。
【アルマ】売るのじゃな(早)。
【GM】そして、装備している間は魔法によるものや自然回復を含め、生命力/精神力の回復が出来なくなります。
【ルフナ】こわーーーーーい。
【フェスト】売るか。
【GM】要するにアンデッドに近づいちゃうワケですね、何故か。
【ティーナ】いりません、売りましょう(笑)。
【ルフナ】売ります。でも全部解って良かったです。中途半端に解ってはめてたら大変でした。
【アルマ】まあ問題は値段じゃ(わー)。
【GM】値段は基本取引価格12000ガメル。マイナスがおおきいんで、安いんです(笑)。
【ルフナ】おぉー。それでも十分お金持ちですねぇー。
【GM】ちなみにこれはルフの作じゃないですね。恐らく、この遺跡を創った時に使った部下のものじゃないかな。
【ルフナ】へぇー。
【ティーナ】じゃあ私も鑑定です。鎧、盾、ですね。
【GM】お待たせしました。どぞー。
【ティーナ】(ころころ×2)11、13です。
【GM】鎧は不明。盾はわかった。この盾はスモールシールド+1。それ以上でも以下でもありません。
【アルマ】鎧は着られぬからのう……金属じゃし。
【ルフナ】鎧が解らないのが残念です。
【ルフナ】とりあえずモロゾフさんに……収納。


すっかり収納場所と化しているモロゾフ。
素敵だ。


【GM】あ、それとフェンサー諸君。
【アルマ】む。
【フェスト】む。
【GM】フェンサーLV+知力ボーナスで振ってみたまい。
【ルフナ】お?
【アルマ】(ころころ)13じゃな。
【フェスト】(ころころ)16だ。
【GM】すげえ、執念だ。ぎりぎりフェストが見つけやがった(笑)。
【フェスト】何を。
【ルフナ】おぉー?
【GM】フェスト、部屋の奥に立てかけられた、一口の刀が目にとまりましたよ。
【フェスト】……む。
【アルマ】うむ、わしは刀にあまり興味は無いしのう(笑)。
【フェスト】大有りだ。鑑定してみてくれ。
【GM】魔法の品では無いのだろうけども、その鞘越しにも感じられる凄みが、確かにビリッと来ました。
【フェスト】20年ものだ(何が)。
【ルフナ】あと普通にシーフで武器の山探せないですかね?
【GM】出来るよん。
【ルフナ】探ります。そのあと鑑定しますね。
【GM】どぞ。
【ルフナ】(ころころ、出目は3)
【アルマ】……。
【ルフナ】あぁーん、ここに来て……
【GM】錆びたダガーが。
【ルフナ】いらない。(ぽい)
【ティーナ】がさがさ。(ころころ)13です。
【GM】んー、ティーナさんも特には見つかりませんね。
【ルフナ】刀鑑定ー。(ころころ、ピンゾロ!)
【アルマ】…………。
【ティーナ】あー(笑)。
【GM】こ これはMURAMASA BLADE!
【アルマ】オリジナルではMURASAMA。
【フェスト】すごいな(淡々と)。
【ルフナ】フフフフフフフフフフフフフフフフフフフ……
【ティーナ】(ころころ)11です。
【GM】ティーナにもちょっとわからない。
【ルフナ】イージイージイージ……いいんですいいんです……魔晶石みつけたし……
【フェスト】まあ持ってみるか。魔法の品じゃないなら害もなかろう。多分。
【GM】鍔元には紙縒りで封印がしてありますね。ほどく?
【フェスト】解く。
【アルマ】離れておこう。何気に。
【ティーナ】スモールシールドはどなたが?私は一応装備できますけど、ってあー。
【GM】あ、ちなみに野太刀ですよ。
【フェスト】問題無い。
【GM】では解いて、と。抜くかな?
【フェスト】抜く(少しは待てや)。
【アルマ】ますます離れておこう。
【ルフナ】逃げます
【GM】では、精神抵抗でもして貰おうかニィ。
【フェスト】……魔法の刀じゃないんだろ?
【GM】うん。
【アルマ】世の中そんなものじゃ。
【フェスト】(ころころ)まあ平均値な。12だ。
【アルマ】さらばじゃ(がちゃり)。
【ルフナ】どきどき。
【GM】チ、抵抗しやがった。
【アルマ】ちッ(え?)。
【フェスト】てめえ。
【GM】すらりと抜き放つと、その美しい刃紋に一瞬吸いこまれかけましたが、なんとか平静を保ちました。
【フェスト】とてもイカヌ刀か、要するに。
【ティーナ】益々怖いですね……
【GM】その冴え冴えとした光は生半な美術品などよりもよほど人の心(というか正確にはフェンサー限定)を惹き付けてやまないでしょう。
【アルマ】それほどでも(わー)。
【フェスト】うむ、では俺がもらう。文句無しだな? もう決めた(待てって)。
【アルマ】全然文句無しじゃ。
【GM】必筋はその長大な外見に似合わず、15と野太刀の最低値。
【フェスト】高品質か?
【GM】さー? セージが失敗してるから不明(笑)。
【ルフナ】ほにゃぁ〜ん??
【GM】インスピを使うのはまだ勿体無いかもしれないしねー。
【アルマ】うむ、インスピレーションは本命に置いておきたいしのう。
【フェスト】まあ使ってみれば解る。
【アルマ】そしてスモールシールドは欲しいといえば欲しいのう。わしはアーマーが低い故。
【ルフナ】ボクはこの、魔晶石があれば……(すりすり)ふふふぅ〜。
【GM】さてどないなさるかな?
【アルマ】で、どうするのじゃ?
【ティーナ】インスピはしませんけど?(笑)
【アルマ】いや、配分じゃが。
【GM】いや、分配(笑)。
【アルマ】重なるのう。
【GM】重なるねえ。


司会進行役は時として言動が画一化の道を歩む場合があるのです。
ていうかGM以外にこういう風に進めてくれるキャラがいると、割と助かるのでした。まる。


【フェスト】刀(はいはい)。
【ルフナ】盾は欲しい方で相談してくださいな。
【ティーナ】スモールシールドはアルマさんでいいと思います、私はシールド持ってますし……
【アルマ】では貰う(早)。
【GM】指輪は誰が装備するの?(しねえっての)
【ルフナ】指輪はボクの鞄の中へ。
【GM】さて、それでは先ほどの階段を昇りますかね?
【アルマ】うむ。
【フェスト】うむ。
【GM】では階段前です。先ほど罠のチェックをして、なにも無かった位置ですね。
【アルマ】うむ。
【ルフナ】ですね。
【GM】この階段は螺旋階段です。昇っていいかな?
【フェスト】そうだな。
【ルフナ】階段に罠がないか調べられますか?
【アルマ】非常に気になるセンテンスじゃな。
【GM】調べる? どうぞ。
【ティーナ】階段自体に罠がありそうですよね……
【ルフナ】ティーナさぁ〜ん。ヨロシクです。
【ティーナ】(ころころ)13です。
【GM】ん、御希望通り罠があります。
【アルマ】望んではおらぬ(笑)
【GM】またまたァ。何段かごとに、踏むと横の壁から屋りが飛び出してくる仕掛けが。
【アルマ】屋り……
【ルフナ】屋り……
【GM】屋り。屋りなの。ごめん槍です。
【ルフナ】解除できますか?
【GM】解除は無理。仕掛けのある段を避けて歩かないと。
【ルフナ】じゃぁ避けて歩きましょう。
【アルマ】避けて歩こう。
【GM】どの段にあるかはわかったので、避けて歩くのは簡単だね。
【フェスト】うむ。
【ティーナ】気を付けてくださいね
【GM】ではのそのそと昇っていくと……うふふ。さー、突風だ。
【ルフナ】ひっ?!
【アルマ】関係無いのう(のほほんのほほん)。
【フェスト】ちい。
【GM】アルマとココサラキ以外は例によって抵抗どうぞ。足場が不安定+罠なので目標値はちょっと高く、13です。
【フェスト】(ころころ、ピンゾロ!)やったぞ俺。
【ルフナ】あーーーーーーー
【アルマ】……。
【GM】ピンか……それは罠の段に踏みこんだな。
【ルフナ】(ころころ)ほ。14です。
【ティーナ】(ころころ10でした。ぴゅー。
【ルフナ】あぁーん、ティーナさんまでー
【GM】ティーナさんはもう一回同じチェックを。
【ティーナ】(ころころ)10です。
【GM】ちぇ、ティーナはいつも通り6点のダメージ。
【ティーナ】(ころころ)鎧で止まりました(ふぅー)。
【GM】フェストは罠の段に踏みこんでしまったので槍が飛び出て来ます。回避してちょ。
【フェスト】ちい、回避か。
【GM】結構痛いので必死に避けてね。
【フェスト】(ころころ)割と必死ではある。12だ。
【GM】必死だのう。ぎりぎり回避。ちぇ、10点ダメージ+毒だったのに……さて、それ以外はなにごとも無く、二階へ。
【フェスト】うむ。
【アルマ】むしろ何事も無かったのう。
【フェスト】そしてモロゾフもリングアウトか。


この辺からモロゾフも反応がなくなります。
やはり深夜のセッションゆえ、眠気に負けて脱落する人が出るのは致し方ないことです。
ゆっくりお休みを〜。


【GM】二階へ昇ると階段は北の壁についてまして、そこから皆さんは出てきます。通路はL字型。西と南に延びています。
【アルマ】ふむ。
【GM】皆さんは南を向いているわけですね。
【アルマ】風はどちらから流れてきているのじゃ。
【GM】両方からです。
【アルマ】ふむ……それは迷うのう。
【GM】あ、それとルフナ。
【ルフナ】はーい?
【GM】杖の共鳴が、強いです。先程より、確実に。
【ルフナ】あ、あれ?
【アルマ】宝石が近い、ということじゃろうな。
【フェスト】そうだな。
【ルフナ】ですねー。どっちかも教えてくれればいいのにぃ……
【GM】さてどちらに向かいます?
【アルマ】さて、どちらから行くかのう。
【フェスト】西か、なんとなく。
【アルマ】なら西で。
【ティーナ】じゃあ、西から行きましょうー
【GM】では、西へもそもそと。進んでいきますとやがて南に折れてます。
【アルマ】察氣。(ころころ)10。
【フェスト】同じく。(ころころ)13。
【GM】ん、気配の類は感じませんね。
【アルマ】うむ、大丈夫そうじゃ。
【フェスト】ならば進もう。
【ルフナ】とことこ。
【ティーナ】曲がり角で罠がないか、一応……
【GM】どぞ。
【ティーナ】(ころころ)11です。
【GM】罠は無いように思えます。
【アルマ】思える……イヤな日本語じゃな。
【ティーナ】じゃあ行きましょうー。
【フェスト】思える、思えない、思える、思える時、と。
【GM】では曲がり角に踏み込むと……何事もなく通過。そのまま南へ進みます。
【アルマ】む、ひょっとして単なる迂回路?
【ルフナ】んー?
【アルマ】風通しのための通路に過ぎぬのかもしれぬな。
【GM】南へ進んでいくと、やがて通路の中程の東壁(左側)に両開きの扉がありまして、開け放たれています。
【フェスト】開封済みか。
【ティーナ】覗いてみましょうー。
【ルフナ】開いてる……不用心です(ぉ)。
【アルマ】察氣してみるかのう。
【GM】覗き込みますと、あ、そのまえに察氣か。どうぞ。
【アルマ】慎重に、慎重に。(ころころ)14じゃ。
【GM】中に何か居ますね。かなり猛っています。
【ルフナ】何でしょう?
【フェスト】モンスターだろうな、恐らく。
【アルマ】ぬう。ミノタウロス以上に手強いと困るのう。
【フェスト】まあな。
【アルマ】とはいえ踏み込まねば始まらぬ。気を付けて行くか、或いはまたティーナ殿に(略)。
【GM】覗きこむ?
【ティーナ】こっそり近づいて鏡、でしょうか
【フェスト】うむ。
【アルマ】さらばもとい気を付けての、ティーナ殿。
【ルフナ】無茶はだめですよー。
【GM】では中を覗くと……ってああー、精霊使いいないのか。つまらんなあ(笑)。
【フェスト】いたけどな、さっきまで。
【アルマ】その発言で何がいるかおおよそわかったぞ(笑)。
【GM】中を覗くと、そこには一頭の馬が。
【ティーナ】もしかして角が(笑)。
【GM】ええ、その額には角があります。
【フェスト】ん?
【アルマ】むう。
【GM】ただし、その巨体から角までが漆黒。
【ルフナ】あぅー?
【GM】たてがみだけが、うねるように銀色です。
【ルフナ】セージチェックー?
【GM】セージチェックどうぞー。
【アルマ】ディーヴ、任せた。
【GM】【ディーヴ】困ったことに俺は知らないんだ、これ。
【アルマ】ちッ、難しい敵のようじゃな。
【ティーナ】チェックしますー。(ころころ)う、8。黒いお馬さんです。
【ルフナ】チェックです(ころころ)13ー。知ってるかなー? 知らないかなー?
【GM】んーと、ルフナがぎりぎりわかった。
【ルフナ】わーい。あれはぁ……
【GM】これはダグザ。ほとんど伝説と思われていた幻獣ですね。
【ルフナ】です。
【GM】一説によると負の生命の精霊が物質界に肉体を持って現れたカタチ、とも言われていますが、真偽の程は不明。
【ルフナ】すごーいすごーい。初めてみましたぁー。
【ティーナ】そんな幻獣が何故こんなところに……?
【フェスト】要するに強いのか?
【GM】とても強いです。
【フェスト】よし逃げよう(てめえ)。
【GM】LVは7です。他のデータは、ちょっと不明。
【アルマ】まあ戦って勝てる気はせぬのう。問題は、そのダグザとやらがここに何故おるか、じゃろうか。
【ルフナ】センスエネミーしてもいいですか?
【GM】いいよん。
【ルフナ】えい。(ころころ)かかりました。
【GM】んー、攻撃的な意志、というものはもっていないですね。今はまだ。
【ルフナ】今は……か。
【GM】ただし、荒ぶる感情を抑えきれないのか、ガツガツと床をその巨大な蹄で引っかいています。
【フェスト】むしろ話は通じるのか?
【GM】話しかけてみる?
【フェスト】ダメそうだな(2秒)。
【GM】あ、ちなみにユニコーンに似ているだけあってか、知能は高いですね。人間で言うと18〜20ぐらい。
【ルフナ】ボク精霊語は使えないです……
【フェスト】俺にはフューリーが憑いてるし、話には加わらない方がいいかも知れん。
【ルフナ】でも声かけたい……お話ししてみたい……
【アルマ】言語が通じるじゃろうか?
【GM】【ダグザ】そこに誰か居るのか!
【ティーナ】わあー。
【GM】【ダグザ】隠れておらず出て参れ。それとも我が角の鋭さを身をもって知るか!
【ルフナ】はぅ??!……何語?
【GM】と、大音声……とまがうばかりの、強烈な念の波が。
【アルマ】念話か……便利じゃのう。気付かれては仕方あるまい。隠れておる方が敵意に思われるじゃろうし。
【ティーナ】そうですね、姿を現しましょう
【フェスト】仕方ないな。
【GM】では姿を見せるのね。
【アルマ】武器を収めて敵意が無いことを示して出る。
【フェスト】むしろこちらの言葉が通じるのか、という問題が……。
【アルマ】表層意識くらい読んでくれるじゃろう。
【ルフナ】んー取りあえず下位古代語で「驚かせ仕舞ってごめんなさい……」と出ていきます
【GM】【ダグザ】(真紅の目でぎろり、と一同を睨む)人か。いや、いささか混ざっておるようだな。
【GM】と、また念波。
【アルマ】む、どうやら結構「混ざる」は見分けられ易いらしい。
【GM】【ダグザ】心で話すのが苦手なれば、言葉にするが良い。媒介として言葉は便利だからな。
【アルマ】ではそうさせていただこうかのう。
【フェスト】うむ。
【ルフナ】では、そうさせてもらいますぅ。
【アルマ】わしらは少なくともお主に敵意を抱いてここに来たわけではない。ただの冒険者じゃからのう。
【GM】【ダグザ】ボウケンシャ? 知らぬ概念だ。
【アルマ】遺跡に残された品々を得て糧を得る商売、というべきじゃろうか。
【GM】【ダグザ】ふむ、盗賊か。我の知る概念にはそれが一番近いと思うが。
【アルマ】せめて賞金稼ぎくらいに負けてくれぬかのう。
【GM】【ダグザ】ショウキンカセギ? それも知らぬ概念だ。
【アルマ】まあ概念の話は置いておこう、きりがない(笑)。
【GM】【ダグザ】してウヌらは何用でここに参った。あの狂った詩人の使いか?
【フェスト】むしろその詩人の被害者だな。
【アルマ】そうじゃな、迷惑しておる。
【ルフナ】ボクはまだよくわからないですけど……
【ティーナ】私達は、ある宝石を求めてここに来ました。
【GM】【ダグザ】宝石? 宝石とはなんだ。
【ルフナ】石です。キラキラ綺麗な。
【GM】【ダグザ】石? ふむ、知らんな。
【ルフナ】んー知らないとなると入り口を南に入った方なのかなぁ?
【ティーナ】あなたは何故ここに?
【GM】【ダグザ】あの狂気の詩人の実験とやらでこの世界に喚ばれ、いまでは籠の鳥と同じ扱いよ。笑っても構わんぞ。
【ティーナ】元に戻る方法はないんですか?
【GM】【ダグザ】我には無理だ。既に肉を得て幾星霜が過ぎた。この世界に慣れすぎた。
【ルフナ】あーっと、申し遅れました。ボク、ルフナって言います(ぺこり)。
【GM】【ダグザ】我はダグザ。稲妻に乗り夜空をかける漆黒の星よ。今は、先も言ったが窮鳥の身だがな。好きに呼ぶが良い。
【アルマ】むしろダグザ殿は何故エルラインなる者にここに呼ばれたのじゃろうか。
【GM】【ダグザ】存ぜぬ。あの狂気の詩人の意図は、むしろ神々ですら掴めまい。
【フェスト】しかしまあ、例の宝石の所在について知らんのではな。
【アルマ】うーむ、ちなみにこの部屋はダグザ殿以外に何も無い部屋なのじゃろうか。
【GM】おっと、そうだね、この部屋のことを話して無かった。まず、この部屋はだだっ広いのです。んでもって、壁には真紅のビロウドの布がかけられておりまして、ちょっとした王侯貴族の部屋の趣。
【ルフナ】豪華ですね。
【ティーナ】凄いです。
【アルマ】むう……よくわからぬ趣の部屋じゃのう。
【ティーナ】なんだかお金持ちになった気分ですね(ほわわ〜ん)。
【GM】時折、その壁の端々に青白い稲妻が走ったりしています。
【アルマ】
【ルフナ】んー?
【GM】……精霊使いがいればなあ、この稲妻はダグザの力の余波だとわかるんだが(←いないのに言っているので同じである)。
【アルマ】まあ何かの気配だ、くらいはわかるじゃろう。ちなみにダグザ殿は繋がれていたりするのじゃろうか?
【GM】見たところ、繋がれてはいませんね。あと、これは話せる距離になって初めて気付くんだけども。
【アルマ】むう。
【GM】ダグザの角の根元には、巨大なエメラルドが。
【アルマ】何じゃと。
【ルフナ】…………あ。
【フェスト】…………。
【GM】【ダグザ】どうした。
【ティーナ】あっても見えないわけですね……
【ルフナ】大きさ的には剣の穴と一緒?
【アルマ】菱形なのかのう。
【GM】一緒に見えますね。剣の穴に、そして本の表紙の穴のひとつに。
【アルマ】さて、どうしたものか。
【ルフナ】んー。
【GM】【ダグザ】して、ウヌらはボウケンシャと言ったな。
【フェスト】うむ。
【ルフナ】……はい。
【GM】【ダグザ】この遺跡にもなんぞ財を求めてまいったのか?
【ルフナ】財というか……・ねぇ?
【GM】【ダグザ】ふむ。だが外れだな。この部屋には、我以外には何もありはせぬ。
【アルマ】財と……後は好奇心と……縁かのう。
【GM】【ダグザ】好奇心か。それならばわかる。
【フェスト】……その足下のものが気になるんだが。
【アルマ】足下?
【ティーナ】角じゃ?
【フェスト】……足元じゃない、角元。どうも眠いらしい。
【GM】【ダグザ】角? 若者、我の角に興味があるというか。やめておけ。この角に触れさせるわけにはいかぬ。
【ルフナ】ねぇ、ダグザさん、どうして繋がれてもいないのにこの部屋から出ないの?
【GM】【ダグザ】あの狂気の詩人の仕業か、この部屋から出られぬのよ。滑稽なことよ。ひと駆けで大陸をまたげる我が、あの扉ひとつ越えられはせぬ。
【ルフナ】なんでだろう……結界みたいなのかなぁ?
【アルマ】ふむ……どういった仕組みによるのかのう。
【GM】【ダグザ】わからぬ。わからぬが、扉を越えようとすると角が折れそうに痛むのだ。
【ティーナ】考えられるのは、あの宝石(?)がここにつなぎ止めているということですが……
【GM】まあ、セージでチェックかな?
【ルフナ】はーい。
【アルマ】任せた。
【ルフナ】(ころころ)9。低め。
【GM】9じゃわからない。
【ティーナ】(ころころ)11です。
【GM】11も無理だな。ええい大サービス、平目もどうぞ。
【ルフナ】6ぞろ狙いか……
【ティーナ】つまり6ゾロじゃないと無理、ってことですね(笑)。
【GM】うん(笑)。
【アルマ】(ころころ)無理じゃ。
【フェスト】(ころころ)まあ無理だ。
【アルマ】奥技の使い所、かのう。
【ラーダ】さあさあさあ!
【ティーナ】仕方ないので、インスピレーションを発動です。ラーダ様どうかお力を。
【GM】では、ラーダ神から電波が。
【電波】先日わたしがUFOを見たのは(略)
【ティーナ】(キュ)
【GM】どうやら、ダグザというのは、彼が言っているように雷と関係のある幻獣らしいですね。つまり、俗説の負の生命の精霊云々というのは、嘘。
【ルフナ】ちぇーーーーーー
【アルマ】ふむ、木行に属するのか(五行思想じゃありません)。
【GM】んでもって、雷というのは風と光の精霊が混ざり合って生じる現象なんです。わかりますね? そう、雷は、一種の混沌なんです。
【ティーナ】え、そうなんですか?(笑)


そういうことにしてください(笑)。
雷が、風と光の精霊力の混合で生じる現象、というのは本当です(だから雷の精霊、はいないそうな。残念)。
ですがそれがイコール“混沌”であるかどうか、とかというのは、完全に私が勝手にでっち上げたことです。混沌魔術でどうとかという記述を見た気もしますけども、それとは別物ですので。
オフィシャルの見解とは違う部分もあるでしょうけども、それはそれ、これはこれ。
よし、これで今後“混沌”について何をでっち上げても文句はこないぞゥ(おい)。


【アルマ】なるほど、混沌の研究に召喚されたのじゃな。
【GM】で、エルライン・ルフはそのダグザを(いかなる手段によってかは不明だけども)召喚し、その額、力の源である角の根元に風のエメラルドを埋め込み、研究の対象としつつ、エメラルドの魔力を恒久的なものにしたのです。
【アルマ】ふむ。
【GM】また同時に、古代王国期の魔術師のほとんどがそうであったように、額に魔力の供給源を埋め込むことでダグザの魔力もほぼ無限のものとなり、ルフの研究に耐え得る存在となったのです。で、そうすることで、ダグザは肉体を得て、物質界の存在となってしまい、この世界から帰れなくなっている、という事です。
【アルマ】ああ、なんとかの塔から魔力を供給〜という話じゃな。


隆盛を誇る古代魔法王国の繁栄の象徴にして崩壊の原因、それが魔力の塔です(少なくとも、そう言われています)。古代王国の魔術師達は、無尽蔵に魔力を生み出す魔力の塔の建設に成功し、そこから魔力を供給を受けて無限の魔力を得たのです。塔からの魔力を供給される為に、額に水晶を埋めこんで。
古代王国の崩壊は、この塔が暴走し、全ての魔術師が魔力を失った為に蛮族に滅ぼされた、となっています。
事実はそれとは異なるようですが、さて……とりあえずこのシリーズには毛ほども絡まないので知ったこっちゃありません(わー)。


【ルフナ】宝石を外すとダグザさんはどうなっちゃうんでしょう?
【GM】元の幻獣に戻りますね。
【ティーナ】元の世界に帰れるかも?
【ルフナ】そのお話を本人(?)にしてみたらどうでしょう?
【フェスト】しかし外すと痛いんじゃないかやはり。
【GM】んー、それなりに痛いかな? でも魔術師が耐えられる程度だから、死にはしないんじゃないかな。古代王国期の魔術師って、肉体的にはかなり脆弱だったって話だし。
【アルマ】元の幻獣に戻れるなら、きっと耐えると思うぞ。
【ルフナ】ボクも埋め込めば強くなれるんでしょうか……・はて。
【アルマ】止めておけ、ルフナ殿。外から得た力は結局その者の力ではない……ゆえに古代王国は滅びたのじゃし。
【ルフナ】そうですね、自分で技術を磨いていかないとですね。
【GM】【ダグザ】どうした、我の角がどうかしたか。この角には触らせぬぞ。この角は我が矜持そのものだ。
【ティーナ】じゃあ、事情を説明してみましょう
【GM】では話してみるかな?
【ティーナ】はい。
【ルフナ】話してみましょう。
【GM】【ダグザ】…………ふむ。有り得ぬ話ではなかろう。また、ウヌらが我を謀ったとて、得られるものはあるまい。否、それともなにか得るものがあるのか?
【アルマ】ふむ……疑われるのも仕方ないのう。この場合、わしの心を覗く、等ということは出来ぬのか、ダグザ殿?
【ティーナ】もし、何かを謀っているとお思いなら、私達の心を読んでみればわかると思いますが……
【GM】【ダグザ】ウヌらは我を買い被っておるようだな。我は万能にあらず。大陸をまたぐことは出来ても、蟻の巣穴には潜れぬ。海を越えることは出来ても、海に潜ることは出来ぬ。
【アルマ】さて、どうすればよいであろうか……センスエネミィでも充分かもしれぬが。
【GM】【ダグザ】ウヌらと心で話すことは出来ても、深奥まで見ることは出来ぬ。だが、ウヌらの今の意志は伝わった。
【フェスト】…………。
【GM】【ダグザ】詰まるところ、ウヌらの目的はなんだ? まずはそれを聞くべきであったか。
【アルマ】エルラインに連なる魔道の品々を回収、じゃろうか?
【フェスト】そうだな。
【ルフナ】んー、そう……かな。
【GM】【ダグザ】それは財のためか? 好奇心か? はたまた、先に申した縁とやらか?
【ルフナ】好奇心と縁……かな?ボクは。
【アルマ】好奇心と奇縁の内混ざったもの、というのが一番近いかのう。
【ティーナ】縁ですね、自分自身の為でもありますし
【フェスト】こんな力など、人が持って良い範疇を越えている。戦争に使おうと考える馬鹿が現われるかも知れん。
【GM】【ダグザ】ふうむ……(じろり、と皆を睨む)
【フェスト】だから俺は二度と俺達のような者が出てはならんと考える。
【ルフナ】ん?
【アルマ】気負わず見つめ返そう。
【GM】【ダグザ】…………よかろう。いささかこの場にいるのも流石に飽きたところだ。我とても永劫窮鳥の身に甘んじるつもりはない。この宝石とやら、抉り出してくれようぞ。
【ルフナ】どうやって外しましょう……?
【ティーナ】ゆっくり(?)。
【GM】セージチェックかな。
【ルフナ】はーい。
【アルマ】任せた。
【ルフナ】(ころころ、6ゾロ!)わわわわーー。
【アルマ】おお。
【GM】……嘘ン。
【ティーナ】わあーい
【アルマ】あっさりと。
【ティーナ】ルフナさん、凄いですー
【フェスト】この場においてか。
【アルマ】もう何気なくあっさりと。
【ルフナ】ダグザさんに興味があるだけに色々知ってたんです。きっと。
【GM】うう、ええとね。要するに、ダグザを縛っているのは風のエメラルドなんです。
【アルマ】うむ。
【ルフナ】です。
【フェスト】だな。
【GM】で、風のエメラルドの力ってのは、はいなんでしょうかルフナくん。
【ルフナ】えっとですねー。シルフちゃんがいっぱいです。ちょっと暴走気味?
【GM】そうですね。風(ナチュラルハイ)そのものが、このエメラルドの力なんです。その風の力を弱まらせれば……
【ルフナ】外れちゃうかも? ですね。
【GM】です。
【ルフナ】とー言う事でアルマさん風喰い貸してくださーい(お前がするのか)。
【アルマ】まあ6ゾロじゃったし、譲ってもよいが(笑)。
【GM】【ダグザ】その剣で刳り貫くのか?
【ルフナ】いいえ。そんな痛い事しなくていいはずです。
【アルマ】おそらく孔にあてがうだけでかなりの効果が得られるじゃろう。
【ルフナ】よいしょっと……・(剣を角元に近づける)
【GM】では、風喰いを額に近づけると、徐々に周囲に吹き荒れていた風が収まりまして。やがて、あっけないほどに簡単に、カチン、と音がして、ダグザの額からエメラルドが外れ、風喰いの柄にはまりました。
【ルフナ】はーい。返します。
【アルマ】布でも巻いておこう。ティーナ殿、見てはならぬ。インスピレーションを唱えた後で見てくりゃれ(わー)。
【ティーナ】一回寝なきゃ(笑)。
【フェスト】うむ(待て)
【GM】せこいッ!?(笑)
【アルマ】堅実なのじゃ(笑)。


せこいぞきみらー!(笑)
まあ、ここで肝となる武具の効果が分からないのも哀しいので、これぐらいは良しとしましょうか(笑)。


【GM】【ダグザ】おお……おお、おお、おお! わかる、わかるぞ、我の身体の中に、我の力が、偽り無き我の力が満ちるのを!
【ルフナ】よかったですね(にこにこ)。
【フェスト】まあそれは何よりだ。
【アルマ】うむ。
【GM】【ダグザ】礼を言おう。ウヌらのおかげで、我は我を取り戻した!
【GM】とダグザが叫ぶと同時に、周囲にどばーんと稲妻が。
【ルフナ】ぉわっ?!
【アルマ】シャプラング、シャプラング(何が)。
【GM】【黒影号】ちがう。
【アルマ】えー。


毎度お馴染み『アルスラーン戦記』ネタです(既にお馴染みなのか)。
『アルスラーン戦記』の登場人物に、ダリューンという戦士がいるのです。
王足るアルスラーンに忠誠厚く、その僥勇は大陸でも随一と謳われる『戦士の中の戦士マルダーンフ・マルダーン』、ダリューン。
彼はまた鎧兜の全てを黒く染め上げている事でも知られており、その愛馬も漆黒の名馬で、名を『黒影号シャブラング』というのでした。
ちなみに本物のシャブラングは喋りませんよ(笑)。


【GM】【ダグザ】我が名はダグザ。黒き雷の化身。この礼は言葉では言い尽くせぬ。
【ティーナ】良かったですね。
【ルフナ】向こうの世界に戻ってもお元気で……って言うと変なのかな? ぇへへ。
【GM】【ダグザ】否、我はまだあちらには戻れぬ。肉体が、この世界に慣れすぎておる。
【ティーナ】って、そうなんですか(汗)。
【ルフナ】ありゃ。
【GM】【ダグザ】なに、20年もすれば戻れるようになろう。
【ルフナ】20年……その間どうするんですか?
【アルマ】悠久に生きる精霊なれば、20年など瞬きの間なのじゃろう。わしらとは違うのじゃ、時間の概念が。
【ティーナ】それもそうですね……
【フェスト】…………。
【ルフナ】ボクも大人しくしてれば死なない……かも?
【GM】【ダグザ】その間か。ふむ。夜空を駈け、星と語り、風を枕に、時折恩人のもとに馳せ参じる、そのような生活をおくるとしようか。
【アルマ】……ちょっと羨ましいぞ。
【フェスト】風情だな。
【ルフナ】では、またお会いする日までのお別れですね(にこっ)。
【GM】【ダグザ】我が恩人よ、ウヌらの手におえぬ困難があれば我が名を呼ぶが良い。我はダグザ、黒き雷の化身。
【ルフナ】じゃぁ、ボクが精霊使いになった暁には……(待て)
【アルマ】〜しょうかんじゅつし は だぐざしょうかん を おぼえた!〜
【フェスト】誰が召喚するんだ誰が。
【ティーナ】誰も召喚魔法なんて使えませんってば(笑)。
【ルフナ】え?「助けてダグザさ〜ん」と呼べば……(おい)
【GM】【ダグザ】我が脚はひと駈けで大陸をまたぐ。雷速の前では音すら霞むであろう。
【アルマ】黄金聖闘士と青銅聖闘士の差じゃな。


青銅聖闘士の拳はマッハ。
黄金聖闘士の拳は光速だ!
ちなみに白銀聖闘士の拳速はどれぐらいなんだろう……みんな弱かったイメージしか無いけど(あッ)。


【GM】【ダグザ】心の声の前には距離は無意味だ。また、我が脚の前にもな。
【ルフナ】お元気で〜〜(ひらひら)。
【アルマ】さらばじゃ、黒き雷。
【ティーナ】さよ〜なら〜。
【GM】【ダグザ】また会おう、恩人たちよ。幾久しく健やかなれ!
【GM】一方的に言うだけ言うと、ダグザの姿が消えます。と同時に、背後からどかーん!と派手な音が。
【アルマ】ぬ?
【ルフナ】はぅ????
【アルマ】大穴が……。
【GM】振りかえると、扉の向こうの壁が破壊されて、空が見えます(笑)。
【ルフナ】うわぁー、見晴らしいいですねぇー(そういう問題違)。
【GM】瞬間移動では無く、あくまでほぼ光速に近い移動、でした。衝撃波その他は、まあほら、ファンタジーだから良いの。


良いの。ファンタジーだから。
水圧はあっても気圧はない世界なんだから良いの。


【アルマ】さて……と、改めてこの部屋を漁り(わー)。
【ティーナ】この部屋には何にもないんじゃないでしょうか(笑)。
【フェスト】まあ何もないだろ。
【ルフナ】赤い高そうな布くらい?
【GM】漁るのならば、シーフかなあ(笑)。
【ティーナ】じゃあ一応……(貧乏性?いや貧乏)
【アルマ】うむ、真剣に貧乏じゃ。
【ルフナ】はーい。(ころころ)10です。
【ティーナ】(ころころ)同じく10です。
【GM】この部屋には何もないね。ああ、一応ダグザのたてがみが何本か(笑)。
【ルフナ】瓶に入れて持っておきましょうー(え?)。
【アルマ】さて、次行くかのう(笑)。
【GM】あ、それと、一応セージの人、知力でどうぞ。っと、これは平目もOKだな。
【ルフナ】セージしまーす(ころころ)14。なんだか好調〜〜。
【GM】ルフナが気付いた。周囲の赤いビロウドの布、これは魔法の素材ですね。
【ルフナ】おぉー?
【ティーナ】まあ。
【アルマ】探ってみるものじゃろう?
【ルフナ】どーんな魔法の布かなー?
【GM】マントのように羽織ると、魔法のダメージを2点軽減出来ます。この部屋にある分で2人分かな。
【ティーナ】どなたが装備を(笑)。
【ルフナ】これでマントを作ればっ!!
【ティーナ】精神抵抗は+2なのでいただけると嬉しいです。
【ルフナ】あーうーん。欲しいかもぉ……
【アルマ】回復役・後方支援でよかろう?
【ルフナ】回復役ならモロゾフさんの方がいいかなぁ……取りあえず持ってかえろー。
【アルマ】早い物勝ち(?)じゃ、イベントアイテム以外は。
【ルフナ】じゃぁ、貰う(笑)。
【ティーナ】じゃあ装備です。
【ルフナ】赤いマント〜。


後は事後処理を余すのみとなったところで、フェストがタイムリミット。
お疲れ様でございました。


【ルフナ】ダグザさんの鬣を瓶に詰めて首から提げましょう〜るる〜ん♪
【GM】さて、部屋を出て、どうしますかしらん。
【アルマ】行ってない方向が残っておったのう。
【ティーナ】そういえば、開けられなかった扉……どうなってるでしょう。
【ルフナ】入り口すぐの南ですよね?
【アルマ】そういえば隠し扉もじゃが……石さまってあの宝石のことでよかったのじゃろうか……。何かに命令するような物ではなかったようじゃが。
【GM】では、突風も吹かなくなったので安全に、まずはダグザのいた扉から出ます。北に行けば来た方向、南はまだ行って無いですね。
【アルマ】南じゃ。
【ティーナ】行ってみましょうー。
【GM】南にいきますと、やがて東に折れています。
【ルフナ】ありょ?
【アルマ】察氣しながら進むのじゃ。(ころころ、出目は3)3Day。8じゃな。
【GM】なにもかんじないーわんわんー。
【アルマ】実は何気に前衛・回復・シーフ・後方支援がそろっておることに気付いたぞ。
【ティーナ】プリーストシーフですから、便利アイテムになりつつあります(涙)。しかも鑑定もできちゃいます、なんて便利な私(泣)。
【アルマ】金銭貧乏で器用b(略)?
【ティーナ】貧乏づくし。
【ルフナ】ボクは変なところだけ頭脳労働確定です。
【GM】では東に進みますよ(笑)。
【ティーナ】はい(笑)。
【アルマ】うむ(笑)。
【GM】進んでいくと、南壁に扉が。
【アルマ】ファイト。
【ティーナ】調べますー。
【GM】こいや。
【ティーナ】(ころころ×3)13、15、13です。
【ルフナ】おー?
【アルマ】そして察氣もしておこう。(ころころ)12じゃな。
【GM】罠は無い、音も無い、鍵も無い、気配も無い。
【ルフナ】じゃぁ入りましょうーがちゃりこ。
【ティーナ】がちゃり、と。
【アルマ】入るぞ。巻いていこう。
【GM】がちゃり、と入りますと、そこには台座がありまして。狭い部屋ですね。
【ルフナ】ぬぁ? 鑑定ー?
【アルマ】ガーゴイルが(違)。
【ルフナ】ひぃー。


いないいない(笑)。
さすがに同じダンジョンで同じパターンのモンスターは……出したこともあるな、私……


【ティーナ】台座の罠チェックです。
【GM】あ、罠は無いので振らなくて良いです(笑)。その台座の上には、菱形のエメラルド……が、真っ二つに割れて落ちています。
【アルマ】……フェイク?
【ルフナ】あーれぇー?割れてるー?
【ティーナ】? 失敗作でしょうか……?
【ルフナ】鑑定しましょう。
【GM】鑑定どぞ。
【ルフナ】(ころころ)8です。
【ティーナ】(ころころ)13です。
【GM】お、ティーナが気付いたな。
【アルマ】効率よいのう……どちらかが成功する。
【ルフナ】対のアイテムですから(違)。
【ティーナ】事後処理になってから出目がいいです(涙)。
【GM】これはアルマが看破した通り、風のエメラルドのフェイクだね。
【アルマ】まあ屑エメラルドとして売れるかのう?(亡者ですか)
【ティーナ】売りましょう売りましょうー。
【ルフナ】ガラスですかねー?
【ティーナ】例え8ガメルの宝石であっても!
【アルマ】それは非常用に取っておいてもよいぞ(笑)。
【ティーナ】言うなればメンチですね(?)。
【GM】ええいとりあえず聞け(笑)。このエメラルドは完全体であればミニオンズ、と呼ばれる巨人族の一種を使役できるのです。
【ルフナ】割れてたら使えませんねぇ……
【GM】で、ミニオンズというのは植物の精霊と関わりが深いんです。
【アルマ】オニオンに似ておるしのう(?)。


ミニオンズというのは私のオリジナルモンスターなので、ルールブックをひっくり返しても出てきません。
多分そのうち遭遇する、かも?


【GM】ちなみに、割れているので売っても200ガメルぐらいだよ(笑)。
【ルフナ】それでもボクの所持金の半分……
【アルマ】非常食用その2、じゃな。
【ルフナ】こういう割れた宝石って直せないんでしょうか
【GM】宝石って、ほらカットしないと輝かないでしょ。原石の時点では価値は低いの。現実世界よりも。で、割れたり傷ついたりしても価値は下がるので、この程度の値段。再カットが必要だからね、売るには。その為の技術代を差っ引いて200ガメル、ってことで。


という事にしました。
突っ込みは勘弁だ。


【ティーナ】じゃあ、回収して。
【ルフナ】回収ー。ガぽむ。
【ティーナ】次の場所へー。
【ルフナ】つぎつぎー。
【アルマ】何か人数が少なくなったせいかひとりひとりの守銭奴率がUPしたような。
【ティーナ】分け前が増え……なんでもありません(爽)。


確実に守銭奴率はアップしてるぞッ。
女性の方が逞しいぜ(汗拭い)。


【GM】では部屋を出て東へ。進んでいくと北に折れてます。で、その曲がり角の東壁に扉が。
【ルフナ】で、進むと上がってきた階段の所?(笑)ってちがうのか。
【GM】うん、北に進むと、例の階段の場所ですよん。
【ルフナ】ふむふむ。
【アルマ】察氣。(ころころ)14じゃ。
【GM】気配は無いですね。
【アルマ】まあ事後処理じゃし、もう何も凄い敵は出ぬじゃろう。


そうとも限らないのですよ。実は。
この時点では出ない状況になっていたのですけどもね。


【ティーナ】扉のちぇっくですー。
【GM】こいやー。
【ルフナ】ごー。
【ティーナ】(ころころ×3)12、15、14ですね。
【GM】なにも無いですね。ただ、音が。
【ルフナ】音?
【ティーナ】音が?
【GM】風の音がします。
【ルフナ】これでー狂った風の精霊いっぱいとか嫌ですよねー。
【GM】といっても、先ほどのような音では無く、ちょっとした空洞のような音。
【アルマ】風の通り孔かのう。
【ティーナ】とりあえず開けちゃいましょう。
【ルフナ】あけちゃえーーーーがちゃりこ。
【GM】開けますと、うーんなんて言えば良いんだろう。まあ、簡単に言うと滑り台、Wiz用語でシュートが。
【ルフナ】ありょーん?
【アルマ】
【ティーナ】分かり易いです(笑)。
【GM】要するに、一階までの直通かつ一歩通行の道ですね(笑)。
【ルフナ】ここが開かなかった扉に続いてたりしてー。
【アルマ】えい(どん)→ティーナ殿(うそ)。
【ティーナ】あー(ひゅー)
【ルフナ】あぁ?!
【ティーナ】今のを是非絵に(おい)。


是非絵に。


【GM】大丈夫、一階につきますから(笑)。
【アルマ】あの隠し扉かのう?
【GM】全員降りる?
【ルフナ】ティーナさんが無事下についたら(酷)。
【アルマ】しかし仮面を回収せぬと。特に装置らしいものが無かったからのう、降りてみるか?
【ルフナ】じゃぁアルマさんもえーい(どん)
【GM】ま、予想通り一階の開かなかった隠し扉の前ですね。
【ティーナ】他には特にないんですね
【GM】です。こちら側からなら簡単に開きます。
【アルマ】(ひゅ〜〜〜〜〜〜…………………………………………すとん)……もう一回昇るかのう(待てい)。
【GM】楽しかったのかッ。
【ルフナ】そしてボクも。わーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーい(すとん)
【GM】さて、仮面の部屋に入るかしら?
【ルフナ】はいりまーす。がちゃりこ。
【GM】ではミノタウロスの死体とカメカメカメーンが出向かえてくれます。
【GM】【ミノタウロスの死体】よう。
【アルマ】本当に出迎えてくれたのか(わー)
【ルフナ】ひぃーーーーー(絵本でごすごすごす)。
【ティーナ】えい(サクリ)。
【アルマ】消えろ狂牛病(ぐさり)。
【GM】【ミノ死体】あひゃァー(成仏)。
【ルフナ】さて……それどうしましょう……
【GM】さて。仮面を外しますかね?
【ティーナ】それじゃあ、仮面を回収して。
【ルフナ】モロゾフさんのバケツに(略)
【アルマ】持って帰りたいのは山々じゃが。
【ルフナ】気になるんだけどなぁ……どんな魔法がかかってるのか。
【アルマ】非常に罠を感じるのじゃが、さてはて。だいたい50万というのが怪しい。
【GM】うふ。
【アルマ】このGMじゃぞ!?(それPL主観)
【GM】うふふ。
【ルフナ】わはー。
【ティーナ】大丈夫です、GMの思うようにはさせません! 前科がありますから(ワー)。
【アルマ】その方向で前科か(笑)。


さ、さすがにこの遺跡内部では様々な状況に対応できるだけのネタは張ってないぞう(汗)。


【アルマ】とはいえPCとしては気になるのも確かじゃ。108という数字にも符合があるしのう。
【ティーナ】罠チェックしてみましょう
【GM】どうぞどうぞ。
【ティーナ】(ころころ)じー。14です。
【GM】罠は無いように思えますね。
【ルフナ】無いように……
【ティーナ】大丈夫みたいですよ。
【ルフナ】でーもきになるー。鑑定が解らないのが余計キーになるー
【アルマ】金銭、というより108の符合が気になる。調べてみたいのう。
【ルフナ】ですねー。
【ティーナ】では外してみましょうか
【GM】では、どれかなー、と。
【アルマ】103を外す、というのはどうかな。
【ルフナ】おぉー。
【アルマ】確か風は103じゃったの?
【GM】ああ、ナンバリングは不明なのですよ。
【ルフナ】あうー。
【アルマ】それは困った。
【GM】(ころころ、108面体ダイスを振る)便利だな、この機能。存在しないダイスも振れるわ。13番目らしいです。
【ルフナ】メモを貼り付けておきましょう。
【ティーナ】ひとつの仮面にひとつの物語、といった感じだと思うのですが……どうでしょうね?(聞くな)
【GM】まあ、どれでも実は変わらないのだけども(てめえ)。仮面をひとつ外すと、壁の中のひとつの仮面が突然語りだします。
【アルマ】!?
【ティーナ】ああ、やっぱり……
【GM】それは下位古代語なんだけども、どういうわけか全員に意味が通じます。
【ルフナ】ボクは普通に解りますね。
【GM】その仮面の語る詩が終わると、次。そしてまた次。
【ティーナ】これで50万は無価値になったんでしょうかね……
【アルマ】まあそれならそれで贅沢な使い道じゃな。


あくまで気になるのは金かッ、ラーダの司祭! ラーダ神は泣いてるぞ!

【ラーダ】うん、まあ    あんまり言うとキュってされるから……

アンタそれでも神か。


【GM】詩は108の連作で、どうやら件の『道化師の展覧会』ですね。そして。皆さん、気付きます。
【ティーナ】
【ルフナ】でもコマンドワードありましたよね?何に使うんでしょう……ってえ?
【GM】あ、皆さんじゃないか……ルフナだけかな?
【ルフナ】はいはい?
【GM】この声は、あの時、『いっさつのほん』を手に入れた時に聞こえた声と同じ声です。恐らくは、エルライン・ルフその人の声でしょう。
【ルフナ】あーーーーーーーーーーーーこの声ーーー。
【ティーナ】なるほどー。
【アルマ】ふむ。
【ルフナ】ご本人が吹き込んだんですねー。そりゃ高いわ……
【アルマ】ちなみに男声、女声、どちらじゃ。
【GM】男女どちらともつきにくい変わりによく透るその声で聞いて居ると、『道化師の展覧会』がいっそう空恐ろしい物語に聞こえて来ます。
【ルフナ】はぅはぅはぅはぅ……
【ティーナ】オカマ声。
【アルマ】ちッ、緒方恵美的ボイスか。
【GM】ということで、男か女かはまだ判明しません(笑)。さて皆さん。じゃない、ルフナとティーナ。詩篇が107つ目に差しかかった頃、精神抵抗すれ!
【アルマ】む。
【ティーナ】(ころころ)15です。
【アルマ】高いのう……でもきっと6ゾロ以外キャンセルじゃ(推測)。
【ルフナ】(ころころ)14でーす。
【GM】おおっと、まさかこう上手く分かれるとは。
【ルフナ】むぁ?
【GM】神様って居るんだなあ……
【アルマ】違ったか。
【ルフナ】15が目標値だったと推測。
【GM】これは『いっさつのほん』ほど強力じゃないので(笑)。
【アルマ】さてさて。
【GM】ということで、ティーナはぎりぎり抵抗。なので問題なく108つ聞き終えました。
【ルフナ】フフフフフ。
【GM】さてルフナ。
【ルフナ】ぬぃ?
【GM】突然君の頭の中に三つの歌が刷り込まれます。
【ティーナ】インプリンティングです。
【ルフナ】ぁぅ?
【GM】【剣】、【鎧】、【盾】。その歌はそういう題です。
【ルフナ】目覚めるわけですね!!
【GM】108つ目の詩を聞いた直後、ルフナの頭の中でその三つの歌が弾け、そして君は自分の中の“混沌”を知る。君の中の“混沌”は《歌》。その声に乗せた異界の力は、物質的な効果すらもたらすのです。
【ルフナ】……・歌って踊れる戦うソーサラー……(違)
【GM】ということで、以降はルフナも“混沌”を自在に使えますよ。
【ルフナ】わーい。
【GM】《歌》はかなりややこしい使いかただけど、頑張って覚えてね(笑)。
【ルフナ】でも魔法が使えなくなるから滅多に歌えませーん。
【アルマ】微妙じゃ(笑)。
【GM】本来前衛向きだからねー、これ。
【ルフナ】ふふ……ボクには本来必要のないものなのかも……
【アルマ】わしのは後衛向きじゃ。
【ルフナ】交換するとちょうど良かったかもですね。
【GM】さて、というところで今回はここまで。仮面の部屋という不気味な状況ですが、セーブにしましょう。お疲れ様でございました。



★セッション終了後の会話(?)より☆



【ティーナ】あっ。
【ルフナ】ぬぁ?
【ティーナ】6時間寝て、剣の鑑定を!(笑)
【ルフナ】わはーーーーー。
【GM】ええいこのやろう(笑)。良いよ、鑑定しなさいな(笑)。
【ティーナ】ぐー。
【ルフナ】ボクもーー。
【アルマ】〜6時間後〜
【ティーナ】インスピレーション!(ころころ)成功!
【ルフナ】あ、でも電波で必要ないかも……
【ティーナ】鑑定!(ころころ)10です!
【GM】せこいなあ(笑)。はい、鑑定自体は失敗ですよ(笑)。
【ティーナ】堅実、と言ってください(笑)
【ルフナ】ね。
【GM】ではインスピだね。まずは、この間話した通り、必筋14、打撃力20のファルシオン+2。
【アルマ】うむ。
【ルフナ】メモらなきゃっ!!
【GM】んで、一行動を消費して精神点を3点捧げると、風の刃を生み出せます。この風の刃は打撃力15、射程は『使用者の精神力』mの飛び道具として扱えます。
【アルマ】真空かまい太刀……?
【GM】ダメージは魔法扱いですね。ただし、命中判定はファイター技能かシーフ技能。で、精神点を4点捧げると、その風の刃を手に持って振るう事が出来ます。この場合も打撃力は15、ダメージは魔法扱い。持続時間は18ラウンド。
【アルマ】緑の疾風ー。
【GM】さてお待ちかね、ペナルティのコーナー。
【アルマ】待っておらん(笑)。
【GM】この剣の所持者は、6時間睡眠をとっても精神点がMaxになりません。最大値からレーティング0の数字だけマイナスした数字、にしか回復しないのですね。ちなみにこの減少量はクリティカルしますので。
【アルマ】MP11だというのに……(汗)
【GM】クリティカル値は11です。
【アルマ】ますますフェンサーが使えぬようになってゆく……
【GM】まあ、その分強いので……
【ティーナ】剣を手放して寝れば(略)
【アルマ】あッ。
【GM】そういうことしたら剣が所持者と認めないぞ(笑)。って、そうだ、言い忘れ。これ、インテリジェントソードですので。
【アルマ】何と。
【ルフナ】なにーそれ?
【アルマ】ディーヴ2号か。
【ティーナ】使い魔の剣?
【GM】D&D用語(でもないか)ですね。『知性ある剣』という意味合いです。
【ルフナ】いいなーいいないいなーーーーーー。
【アルマ】エクスカリバーJr.じゃな。
【GM】現段階では意志の疎通は出来ないものの、長く使っていくうちに或いは、という具合ですね。
【ルフナ】お話しできる剣いいなぁー。この杖もお話とか出来ないかなぁ……
【アルマ】結構面倒なんじゃぞ、知性があることにあまり利点は無い。
【GM】そう、インテリジェントソードには厄介な点の方が多いのです。
【アルマ】うむ。
【GM】使い手と性格が合わない場合、様々にペナルティが課せられる場合もありますし。まあ、いまはまだ『目覚めたて』なので、徐々に意志の疎通をしていきましょう、と。
【ティーナ】ワアー
【アルマ】ガオレンジャーの鹿みたいなものじゃし。
【GM】アレといっしょー!?(ほがァー)
【アルマ】中には「血が美味しいからいつも誰かを斬らないとぐれる」というような剣もおる。冗談のような本当な話じゃ。
【GM】いわゆる妖刀の類はそれに相当しますね。
【ティーナ】そのうち装備品全部がインテリジェンスに……
【GM】インテリジェント・オブジェクトはそんな沢山出さないよ(笑)。NPCと同じで面倒だし(本音)。
【アルマ】わしにはNPCが2種類も……。
【GM】そうなんだよなあ、アルマに集まっちゃったんだよなあ。
【ルフナ】いいなぁーアルマさんいいなぁー。
【アルマ】あまりよくないぞ……。
【ルフナ】早くこのお話終わらないかなぁ〜……あと1000で使い魔が持てるのにー
【アルマ】こうなれば3つの僕に命令じゃ!(やー!)


妙なオチとともに風の陵墓はなんとか終了。いやはや(笑)。






TRPGの部屋  エルラインの絵本

茶処日ノ出屋