エルラインの絵本 第零話『光と闇の乱舞』



【GM】とりあえず自己紹介などどうぞ。
【アルマ】アールマティ・ラシュヌじゃ。親しい者はアルマと呼ぶ。ちなみにCVは芝村ではなくファランギースじゃからな。
【モロゾフ】モロゾフ カゲスター まいりーの そうりょ なの
【ルフナ】えっと、ボクはルフナ・ロー・グロウンって言います。ルフナって呼んで下さいね。一応ですが、ソーサラーシーフです。よろしくお願いします。
【ウィルヘルム】ウィルヘルムだ。苗字は無い。南の騎馬民族のレンジャーだよ
【フェスト】俺はフェスト。ココサラキの護衛をしている……が。
【GM】護衛対象がおらんのう。
【アルマ】語尾が感染しておるぞ(笑)
【フェスト】…………。
【モロゾフ】あと おかね ないので 12じかんご うえじぬ よてい なの
【GM】恐ェ、恐ェよモロゾフ、いろんな意味で……
【モロゾフ】だいじょうぶ だいじょうぶ。
【ウィルヘルム】教会にでもいって恵んでもらえ


若干(ですむのか?)不安なメンバーですが、ともあれ現状の説明を。


【GM】皆さんのいるのは、小フィシア。リエ=フィシアの首都で、正式な名前はリエ=フィシアなんだけども国家名と同じでややこしいので一般には小フィシア、と呼ばれています。細かい歴史は絵本ページを読んでもらうとして、まあリエ=フィシアってのはようするに7つの都市国家が統一されたものなのですね。で、皆さんのいる小フィシアは皇帝陛下直轄の都市でして。ラーダの信仰厚く、魔法の研究に熱心で、そのためか都市周辺に非常に多く点在する古代遺跡の全てが国家の財産となっています。そのため、リエ=フィシアの統治領土内での遺跡の探索は犯罪なのですね。王宮に無断侵入するのと同じぐらいの重さです。無論、遺跡で発掘した財宝なんかを懐に入れた日には重犯罪です。
【ルフナ】ドキドキ…あぁシーフとしての血が…(まだ駆け出しやン)
【モロゾフ】くびをはねるの
【GM】ところが、リエ=フィシア周辺には実に多くの遺跡が存在していまして。これには玲帝山の存在も関わっているのですが、まあそれは後に語るとします。その多くの遺跡は、やはり冒険者の血の疼きを抑えきれないようでして、厳しい取り締まりにもかかわらず冒険者による盗掘は後を断ちません。
【フェスト】…………。
【GM】得た財宝は当然小フィシア内でさばくわけにはいかないのですが、他国に持ち出したり、あるいは闇ルートで裁いたり、という方法もあるのですね。そんな小フィシアの街並みは、大きく分けて北と南に分けられます。北は、皇帝陛下の居城があることからもわかるように高貴&裕福な方々の住む地域。アッパー・フィシアと呼ばれています。南はいわゆる庶民の住むゴミゴミした街。ロウアー・フィシアと呼ばれています。で、ロウアー・フィシアの更に南、あんまり日の当たらないところにスラムがありまして、通称をダウナー・フィシア。いわゆる街の暗部で、治安維持隊も何度か出ているんですが芳しい成果は上がっていません。盗賊ギルドや闇商人も、おおよそダウナーにいます。皆さんはロウアー・フィシアの南側、ダウナーとの境目の辺りの冒険者の店にいます。店の名前は今決めた。『黄金の航海亭』ね。地価は概ね北から南に行くにつれて安くなります。ので、ここはやや場末気味の店ですね。で、皆さんはそれぞれの理由で冒険者になり、この街に来て、せっかくだから組もう、とパーティを組んだわけです。さて、場末の店なので当然頻繁に仕事が来るわけでもなく。とはいえこのままでは遠からず日干しになります(数名は確実に)。
【モロゾフ】ホソソー
【ルフナ】今日は何茶を飲もうかなぁー♪
【ウィルヘルム】厳しい生活してんだろうな、みんな(他人事)
【GM】さて、そんなこんなで仕事ないかなぁ……と店内でクダ巻いている諸君ですが。
【モロゾフ】4管くらい まいてる の
【アルマ】管を巻く暇があれば舞踊の練習をしておるわ。
【フェスト】ココサラキはどこまで買い物に行ったんだ……やれやれ。
【GM】店のオヤジが掲示板にぺたりとなにかを貼り付けますよ。
【ルフナ】何かな?(トコトコトコ)
【アルマ】む、何事じゃ?
【モロゾフ】みる の
【GM】掲示板には様々な仕事の求人(……って言うのかな)が貼り出されているんですね。
【ウィルヘルム】ルフナ、報告よろしくなー
【ルフナ】はーい☆
【GM】この店のは大概が既に過ぎた期日のものだったり、胡散臭いのばかり。
【モロゾフ】なにご なの?
【GM】共通語ですよ。
【ウィルヘルム】見に行かなくて良かった(待て)
【GM】で、オヤジが今貼ったのは『求む人手。悪霊退治』と。
【アルマ】キジーナ退治じゃと?
【ウィルヘルム】ふ、良く考えてみたら読めん


ウィルヘルムの知力は11。これは、ルールの定める『共通語が読める知力』にわずか1点足りないのです(笑)。
言語についてのルールは上級ルール、分冊1のP260からに詳しく載っています。


【ルフナ】悪霊???そんなの今時出るンですかねぇ…
【モロゾフ】あくりょう ないない するの ?
【フェスト】…………(水割りをあおり)
【GM】親父さんに聞いてみる?
【モロゾフ】きく の
【アルマ】聞いてみるかのう。流浪の民にとって、悪霊は割と身近な被害を出す存在だったでな(グールってジプシーとかの世界の化け物だから本当なのよ)。
【モロゾフ】あしもとに まとわり つくの


つくなつくな。


【GM】【おやじ】おう、どしたい新入りさン。
【ルフナ】このお仕事なんですけどー。詳しく聞かせていただけマスかぁ?
【ウィルヘルム】ルフナ、報告(待て)
【GM】【おやじ】ああ、これか。んー……(皆を見る)まあ、丁度いいかもな。
【アルマ】店主の名前はまだないのか?(笑)


そうそうポンポンと思いつきませんって(笑)。


【モロゾフ】ピヂ で
【アルマ】ラギトで


と思ったらヘンな名前にされそうになりましたので、慌てて似つかわしくない名前を。


【GM】【おやじ=ギュンター・レンテンベルク】この名前で良いな。
【ルフナ】たいそうな名前ですね。
【ウィルヘルム】俺と同じでどこまでも偉そうな名前だな


大丈夫。
どーせ誰も次から呼びませんから(GM含む)。


【アルマ】ギュンター・ノルトは一番好みじゃった。


田中芳樹・著『七都市物語』の登場人物です。
このシリーズ、そう言えばどうなったんだろう?
田中氏は“宿題”の数では日本有数の作家ですから、気長に待つしかないのですけども(苦笑)。


【GM】【おやじ】小フィシアから南東に2日ほど行ったところにあるソナンって村の依頼なんだが。
【アルマ】真実はいつもひとつ!


それはコナン。
っていうか説明に入らせてくれー! 突っ込む場所多すぎだ!(笑)


【GM】【おやじ】で、まあ、その村で、夜な夜な幽霊を見た、ってぇ話が出てな。退治の依頼だよ。
【モロゾフ】こわあい
【ウィルヘルム】いや、ちょっと待てプリースト
【モロゾフ】こわい けど コロ     じょうぶつ させないと
【ルフナ】幽霊ですか…で、報酬はいかほどなんですか?
【フェスト】……プリーストの役目ではないのか、それは?(聞いてないようで聞いている)
【アルマ】地獄耳じゃのう。
【GM】【おやじ】詳しくは村でってことだがな。報酬はひとりあたま500ガメルだそうだ。
【ルフナ】500かぁ…ギルドに払えるなぁ・・
【アルマ】幽霊による被害は出ておるのか?
【GM】【おやじ】実害は無いってことだがね、依頼の話が来た時点では。
【ウィルヘルム】実害がなければほっといても、って訳にはいかないだろうな、やっぱ
【GM】さてどないなさりマス?
【アルマ】詳しくは現地で、ということじゃな。よかろう、引き受けさせてもらう。
【モロゾフ】うけたい な
【ルフナ】じゃぁ、ボク用意してきますね。保存食も用意しなきゃ♪(受ける気満々)
【GM】【おやじ】んじゃ、その依頼書を持って、ソナンに行ってみな。話は通じるはずだから。
【アルマ】村人の不安が高まっておれば、それだけで被害に等しいものがあろう。ここは原因追究が真意になるやもしれんが、それはそれで。
【フェスト】ギュンター、ココサラキにしばらく留守にしているから大人しくしていろと伝言を頼む。
【GM】【おやじ】あいよ。


一瞬『ギュンターって誰だ?』とか思ったのはナイショです(←真っ先に忘れる奴)


【ルフナ】おっべんとおっべんとうっれしいなー♪(その声で歌うな)
【GM】保存食は1日分で20ね。って……買えない人もいそうだな……
【モロゾフ】かいおき してる よ
【ウィルヘルム】俺が払っとくよ
【アルマ】ギリギリじゃな・・・現時点で所持金が55じゃからな。
【ルフナ】じゃぁ、アルマさんの分はボクが出しときますね。
【アルマ】むう、感謝する。
【ウィルヘルム】なんだ、出さないでいいのか?
【GM】まあ、道中で得物を狩る、って手もあるけど、不確実だからね。
【モロゾフ】あっ でも かえりが たりないの
【ルフナ】え?ウィルさん全部出してくださるんですか?
【GM】借りなさい借りなさい。
【モロゾフ】かえりが たりない の …(もの欲しそうな目)
【ウィルヘルム】金なんて持っててもしょうがねえし、な
【アルマ】嫌みに聞こえるのは気のせいかのう?(汗)
【ルフナ】わーい☆お金持ちになったら返しますねー☆(それを出世払と言う)
【アルマ】糧食の確保は出来る時にするに限る。
【フェスト】あと酒をくれ。瓶に入るだけで良い。
【GM】安物のエール(10ガメル)かワイン(20ガメル)ぐらいしかないかな?
【フェスト】ワインにしよう。エールは一気に飲むに限る。
【GM】さて、それでは出発しますね。
【フェスト】足りなければ俺が貸してやる。行くぞ。
【モロゾフ】ありが トー
【GM】道中で獲物を狩ってみる? レンジャーかハンターLV+器用度で判定だけど。運が良ければ糧食が増えるかもね。
【フェスト】無駄にレンジャーがあるからな。使っておくか。
【ウィルヘルム】十分な量をもって出てかつ狩る
【GM】リエ=フィシア領内は野生の動物も多く、狩猟で生活をしている人も多いですから。
【アルマ】備えあれば憂いなしじゃな。
【ルフナ】皆さんがんばって☆(見学)
【フェスト】(ダイスを振る)2d6+3 = (6+1)+3 = 10。まあ所詮1LVか……。
【GM】10なら、まあウサギ一羽かな。加工すれば二食分で。
【ウィルヘルム】(ダイスを振る)2d6+2 = (4+5)+2 = 11
【GM】11も同じく。
【ウィルヘルム】うそだ、+4だから13
【GM】13?13なら……二羽どうぞ。


この辺りの判断の基準には基本ルールブックP216の難易度レベル設定基準表を元にしています。
私は往々にここの数値に7(2d6の期待値)を足した目を簡易的にこのような達成値の高低で結果が変わる場合の基準にしています。
つまり罠の発見&解除や攻撃の命中&回避などのように明確な達成値が定められているわけではないもの、成功と失敗以外にも結果がありうる場合ですね。
ぶっちゃけた話細かい数字を定めるのが面倒なときにも良く使います。
この場合、フェストの10(−7=3)は『技能があって五分五分。素人には成功はおぼつかない』という難しさの行為を“こなせたこと”になります。
『技能があって五分』と言うことは、まあ駆け出しの人間程度でしょう。その人間が五分程度ですから、この場合 ――― 狩人の駆け出しが五分、ということで、まあ道中にながらでやったことでもあるし、良くてウサギの一羽程度かな、というところです。
ウィルヘルムの13(−7=6)は『ちょっとかじった程度の人間に出来れば幸運。プロでもちょっとした不運で失敗しうる』難度の行為をこなせたことになっているので、ウサギ二羽程度が無難でしょう。
どうです?逆説的だけど、結構使えるでしょう?
なれてくると、この辺の数字はいちいちルールブックを参照せずとも感覚でこなせるようになります。
ただ、プレイヤーキャラが強力になってくると達成値ではなくダイスの出目で判断しがちな場合もあります。これは中堅GMやプレイヤーが陥りやすい落とし穴ですので、注意しましょう。


【フェスト】6食分か。
【ルフナ】すごーい☆皆さん上手ですネー♪
【アルマ】兎肉は塩漬けが基本じゃの。
【ウィルヘルム】塩浸け、か
【モロゾフ】よかった かえりは おなかが すいて もれるかと おもった
【GM】加工も、一応レンジャーでどうぞ。+器用度で。ピンを出したら台無し、と。
【アルマ】見せ所じゃのう(笑)
【GM】見せ所だねえ(笑)。
【ウィルヘルム】生活手段なのに失敗するかっての
【フェスト】(ダイスを振る)2d6+3 = (2+4)+3 = 9
【ウィルヘルム】(ダイスを振る)2d6+4 = (6+5)+4 = 15。無駄に良い出目が
【アルマ】地味属性かのう?
【ルフナ】すごーい☆上手だー☆
【GM】おお。15なら……そうだね、毛皮も上手く加工できたので、街で売れますね。
【アルマ】兎の足は幸運のお守りになるんじゃぞ。
【ウィルヘルム】だったら持っとけ
【アルマ】貰っておこう(真顔)
【GM】売れば、まあ……50ガメルにはなるかな。
【ウィルヘルム】これでさらに5食分の保存食か(保存食に換算するなよ)


この辺は完全に適当です。ちょっと高すぎましたけどね。
良いんですよ、こういうのにわざわざアイテム表の物品の値段から逆算して〜、とかやってたら日が暮れます(笑)。
出来ないわけじゃないですよ? 例えとして、簡単に算出してみましょう。
自立して生活の出来る“一人前の狩人”を大体LV4、器用度ボーナスが+2(註:冒険者ではない、一般人の平均的能力値は10となっていますが、狩人のような専門職業にある人間はその職業に必要な能力値が高い、と判断しました)と仮定して、基準値は6。2D6の期待値である7を足して13が、おおよその“一人前の狩人”が得物を加工して売りさばく達成値となります。
勿論、その前に獲物を仕入れる必要もありますから計算は若干複雑になりますが、それも概算で達成値13の獲物をしとめたとしましょう。これをまとめて1日分の成果とします。
狩人は楽な仕事ではないでしょうから、一週間に6日働くとします。6日分で、1週間の生活費+αを稼げるわけです。
1日の生活費はSWでは最低10ガメルとされていますね。1週間で70ガメル。まあ、これは最低値なので100ガメルとしましょう(恐らく最低値と言うからには酒などの嗜好品も断っているものと思われますので)。
次は稼ぎのうちどれぐらいを生活費に廻しているのか。これは実に難しいのですが……どんぶり勘定で三分の二を生活費に、残りを蓄えに、としてみましょう。
そうすると仮定だらけの算出ですが“一人前の狩人”が一週間で稼ぐのは150=月に600ガメルとなりました。
この時点でかなり疑問と不安を感じているのですが(笑)、これを元に考えると先ほどの50ガメルというのはちょっと高かったかな、と思います。
しかしお分かりのように、わざわざ値段を算出するのは面倒なことこの上ないので適当な数字を出して解決したほうがいいでしょう。
と、無駄に行数を使って自分の出した『適当な数字』のマズさをばらしつつ自己弁護に走りました(笑)。


【フェスト】さて、行くか。
【モロゾフ】いくの
【GM】さて、そんな風に6色+50ガメルを稼ぎつつ、歩いていくわけです。
【アルマ】色・・・
【GM】6食……
【モロゾフ】だいだい いろが かかせない の


【GM】うわーん辞書のばかー!
【辞書】いや発言前に確かめろや。


【GM】ま、まあ、ともあれ、ソナンに着きます。いわゆるひとつの、農村ですね。ちなみに、今は夕方。あ、食料を2日分=6食、減らしといてね。
【アルマ】道中は無事平穏じゃったな。
【ルフナ】えーっと…村長さん(?)のお宅はどこですかネ?
【GM】聞けばわかりますね。それなりにでっかい邸宅に案内してもらえます。
【アルマ】案内を頼む。
【ウィルヘルム】と、その前に、村の様子をセンスオーラで
【GM】んー、特に変化は無いかな。一応、シャーマン+知力で振ってみてもらえるかしら。
【ウィルヘルム】(ダイスを振る)2d6+2 = (6+3)+2 = 11
【GM】11か……特にわからないですね。


ご存知のとおり、本来『センスオーラ』には判定は不要です。
ただ、村からも事件の原因となる“モノ”の異常を感知できる可能性もあったのでここではロールをしてもらいました。
もっとも、この場合の達成値は相当高めでしたが。


【ウィルヘルム】うーん、本物の幽霊とかだったら黄色のオーラくらい見えても良さそーなモンだけどな
【GM】まあ、この場にいないとわからないからね。
【アルマ】察氣でもするかの?
【GM】やりマス?どぞ。
【フェスト】俺はやらん。
【アルマ】(ダイスを振る)2D6+3 = (2+4)+3 = 9
【GM】うん、村人の気配がそこかしこに(笑)。
【アルマ】何もわからんのう。
【フェスト】さて、取り敢えず依頼人に顔を合わせるか。(でかいバッソを肩に担ぎ)
【モロゾフ】あわせる の なにかを
【ルフナ】(コンコン)すいませーん。何方かいらっしゃいますかー?
【GM】【村長】はいはい、どちらさまかな。
【GM】と、中からは人柄のよさそうな50がらみのおっちゃんが。
【フェスト】依頼を受けた者だが……。
【アルマ】依頼状を示してかくしか、じゃな。
【モロゾフ】ちょこん(なぜか淑女風のあいさつ←ドレスのすそをつまむアレ)
【GM】ポリバケツの裾……?
【モロゾフ】すそ
【アルマ】ケルト民族なのか・・・?
【GM】【村長】おお、あなた方が。ささ、ともあれ中にどうぞ。
【GM】と、中に案内してくれます。
【ルフナ】失礼します。(ぺこり)
【ウィルヘルム】ずかずかと上がる
【フェスト】…………。
【アルマ】では失礼する。
【モロゾフ】ピョピョピョ(足音)
【GM】【村長】私、この村の村長をしております、イワンともうします。さて、何から話したものですかなあ。
【フェスト】最初からだ。
【アルマ】騒ぎの起こりから、出来るだけ思い出せる処からお聞かせ願いたい。
【モロゾフ】たのむ の
【ルフナ】(ちょこんと座って聞いてるだけ)
【GM】【イワン村長】最初……私の知る限りですが、そうですな。この村は御山様(玲帝山のことね)の南にあるのですが、その麓、つまり村から見て北に森があるのです。。
【ウィルヘルム】ふむふむ(地理を考えつつ地図を描いてく)
【GM】【イワン村長】その森には山菜などもありますし、狩猟の獲物も多いので、村からもよく行っているのですが……アレは2週間ほど前でしたか、狩人のマッジが『幽霊を見た』と逃げ帰ってきまして。ええ。御山様の近くに、さまよえる霊がいるはずも無かろうと思ったのですが、その後もそう言った目撃例が頻繁に続きまして。
【アルマ】どのようなモノを見て幽霊だと思ったのかのう?
【GM】【イワン村長】私は見たことは無いのですが……こう、なんですか。ぼや〜っと光を放つ人、だとか。
【アルマ】ふむ・・・セージ、ファイトじゃ。
【GM】セージ、どうぞ。
【ルフナ】はーい☆いっきまーす
【ウィルヘルム】知識の塊、任せたぞ
【ルフナ】(ダイスを振る)2d6+3 = (4+5)+3 = 12
【GM】12だと……そう言った特徴だと、ワイト、というアンデッドが思い浮かぶね。
【アルマ】ワイト? それはどのようなアンデッドなのじゃ?
【ウィルヘルム】で、強いのか?そのワイトとかいうのは?
【ルフナ】んー、ワイトとかアンデッドですかねぇ…
【GM】名前とLVぐらいかな。
【ルフナ】えーっとですねぇ(本をペラペラ)
【GM】Lvは4です。
【アルマ】強敵じゃな。
【ルフナ】だそうです。
【フェスト】…………。
【アルマ】しかしアンデッドなら、生者を襲わぬのは妙じゃのう・・・?
【GM】【イワン村長】聞いた話ばかりで恐縮ですが、一番最近の例ではフッと気絶をしてしまったものもいまして。恐怖のあまりに失神したのかもしれませんが……


これが今回用意した謎のキーでした。
まあ、謎といっても大層なものではないのですけどもね(笑)。


【ウィルヘルム】気絶しただけ?何もされんかったのか?そいつは
【アルマ】ふーむ。
【GM】【イワン村長】詳しくは聞いてないのですが……直接伺ってみますか?
【ルフナ】はい、是非。
【アルマ】叶うなれば、お願いしたい。
【フェスト】…………そうだな。
【ウィルヘルム】当事者のほうが良く分かってるだろ。また聞きよりゃ詳しく聞ける
【GM】【イワン村長】村の雑貨屋の娘の、イーリアがそうです。村の北のこれこれこう行ったところの雑貨屋ですので、よろしければどうぞ。
【アルマ】イリーナではなくイーリアじゃな。何故かほっとしたぞ(笑)
【GM】グレートソードは振り回しません(笑)。
【モロゾフ】ちがうものを ふりまわすの
【ルフナ】のーだーと来られては怖いですからね


振り回さないしのーだーとも行かないです。
あんなのはフォーセリアに一機で充分(笑)。


【ルフナ】よいしょっ(ふらふらとリュックを背負う)
【モロゾフ】きく の
【GM】では雑貨屋さんに移動するかな?
【ウィルヘルム】移動だな
【GM】では、村の北の雑貨屋『超ひも理論』です。
【モロゾフ】いかすの
【アルマ】宇宙を結ぶのか、この雑貨屋は(戦慄)
【ルフナ】不思議な店名です・・
【ウィルヘルム】どんな理論なんだ、ルフナ?
【ルフナ】え?えーっとぉ…ボクも知らないです…


思いつきです(おい)。
ちなみに、『超ひも理論』がどういった代物かを知りたい方は……そのテの本を読むかサイトを調べてください(笑)。私も人様に解説できるほど知らないので(こら)。


【GM】【娘】いらっしゃいませー、ってあら。お客さんたち、見かけない顔ね?
【GM】と出迎えた娘さんは年のころは14、5歳、良く言えば純朴そう、きっぱり言えば野暮ったい格好です。そばかすが浮かんだ顔は、美人やかわいいというよりは愛嬌がある、という感じですね。もっとも、3年後はわかりませんが。
【フェスト】幽霊のことを聞きたい。
【アルマ】かくしかで、わしらは幽霊騒動を治めにきたのじゃ。
【ウィルヘルム】幽霊見て気絶したってのはお前だな(ストレート)
【アルマ】で、幽霊に遭遇したという、お主の話を詳しくききたいのじゃ。構わんかな?
【GM】【娘】幽霊?あー、ハイハイ、アレね。
【ウィルヘルム】なんか気絶させられた割には軽い感じだな
【GM】と、娘さんは手馴れた様子。
【ルフナ】え?
【アルマ】きっと、今まで何度も聞かれたのじゃろうな、村人に(笑)
【GM】そのとおりです(笑)。
【GM】【娘】ちょっと待ってね。おとうさーん!店番、ちょっと替わってー!
【GM】娘さんは奥にそう叫ぶと、カウンターをひょいっと飛び越えまして。
【GM】【娘】その辺でなにか飲みながらにしましょ。奢ってくれるでしょ?
【ウィルヘルム】勝手にしろ。
【アルマ】任せたウィルヘルム(ぽむ)
【フェスト】…………。
【ルフナ】じー(奢ってっていってるよ?と言わんがばかりの目をウィルに)
【アルマ】頼りになるのう・・・ペルソナにおける南条くん状態じゃな。
【GM】さて、場所変わって『超ひも理論』の近くの茶処、『ガイア理論』。
【アルマ】今度は惑星生命理論か・・・どういう村なのじゃ・・・。
【ルフナ】この村理論好き??
【ウィルヘルム】この村はアレか?村総出で宇宙の真理でも探ってるのか
【GM】きっと、200年後にはこの村が学会を仕切るんです。


嘘です(きっぱり)。
この辺も超適当につけましたが、こういうヘンな名前のほうが覚えやすいですからね。


【GM】【娘っていうかイーリア】あ、わたしシャト(緑茶の一種)に蜂蜜入れたのね。
【ルフナ】ボク、ロシアンティーでー。
【フェスト】それより、手短にお聞かせ願いたいものだが?
【GM】【イーリア】うん、そうね。えーっと、アレはおとついだったかな。北の森に染料の元になる花を採りに行ってたのよ。
【アルマ】ふむ。
【GM】【イーリア】時間は今ごろだったかなー、もうちょっと遅かったかも。まあ、日暮れ間近よね。
【アルマ】ふむ。
【GM】【イーリア】その日はいつもより取れる割合が悪くて、普段よりも奥までいったのね。
【アルマ】ふむ。
【ウィルヘルム】地図書いて話せ、地図書いて。
【GM】【イーリア】えーっと、こうこうこう……こんなカンジ?(スゲェ下手な地図)
【モロゾフ】いい あじ なの
【ルフナ】(地図を見て)・・・・・・・はぁ。
【アルマ】ナルサスの絵並じゃな・・・
【ウィルヘルム】それは解読できん。
【GM】アレよりはマシです(笑)。


田中芳樹著『アルスラーン戦記』ネタです。
同作品に、天才的戦略家であるナルサスと言うキャラクターが出てくるのですが、彼の趣味が絵画なのです。
ですが、天はナルサスに戦略を始めとした実に様々な軍事的才能を授けたものの、唯一彼が望んでやまない絵画の才能だけは与えそびれてしまったのです。
故に、彼の絵は……まあ、上記のような評価しか受けられないわけです(笑)。


【GM】【イーリア】そしたら、見たことの無い泉に出たのよ。ちょっと嬉しくて、泉のそばでボーっとしてたら、こう……ふわふわ〜っと、光が見えてきたの。いくつも。
【フェスト】…………。
【アルマ】? いくつも、ということは複数なのかの?
【GM】【イーリア】うん、最初は2〜3個だったのが、どんどん増えていって、最後には泉の上一杯に。綺麗だったわよ〜。
【アルマ】・・・ふむ、この辺りの内容はあとでセージに検証してもらうとしよう。
【ルフナ】泉の上?見たのは全部泉の上だけに居たのですか?
【GM】【イーリア】ん?ううん、泉の外にもわらわらと出たけどね。
【アルマ】・・・村長の話と随分違うのう。
【ルフナ】うーん…泉の周りにいっぱい・・・・
【アルマ】オカルティックというより、ファンタスティックじゃな・・・
【ウィルヘルム】蛍じゃねーのか?(夢の無い)
【GM】【イーリア】でも、ふと思ったのよ。これって、最近噂の幽霊かな、って。で、幽霊かも、って思ったら恐くなっちゃって。逃げようと思ったんだけど……
【ウィルヘルム】ふむふむ、で?
【GM】【イーリア】泉に背を向けた途端、バッ!! って視界が真っ黒になっちゃって。
【アルマ】
【GM】【イーリア】気付いたら、朝。自警団のお兄さんが見つけてくれたんだけど、なんだかよくわからなかったな。
【ルフナ】ただの立ち眩みとか言うオチないですよね?
【GM】【イーリア】立ちくらみ、じゃないとおもう。私、血圧低くないし(血圧言うな、ファンタジーの住人)。
【フェスト】……体に異常は無いのか?
【GM】【イーリア】うん、その次の朝はちょっと頭が痛かったけど、ご飯も美味しいし。
【フェスト】なるほどな。
【アルマ】ふむ、泉か・・・泉に住まう悪霊・精霊の類かのう・・・?
【ウィルヘルム】精霊だったら俺が話せる
【GM】とか言いつつ、イーリアは話し好きなのか、まんざらでもなさそうです。
【ルフナ】うーん…泉に住まうもの…(セージ判定待ちなのよねー)
【アルマ】そういう明かりの塊や、人間に気絶を強いる存在に心当たりはあるかのう?
【GM】さて、では皆さん、セージかバードで知力チェックどうぞ。平目可で。
【ルフナ】セージいきます。


PCは一斉にセージ技能による知力チェック(セージ技能LV+知力ボーナスを基準値としたロール)を行います。
セージ技能を所持していないキャラクターは平目(ダイスの目だけの判定)を挑みます。
が、今回は出目が振るわず、誰も目標値に到達した人はいませんでした。


【GM】うーん、ちょっとわからないね。
【ルフナ】うーんうーん・・・
【フェスト】……まあ良かろう。
【ウィルヘルム】かろうじてモロゾフには負けなかったぜ
【フェスト】行けば解る。それで良い。
【アルマ】今はちょうど夕刻か。これから往けばちょうど良いかもしれんのう。
【GM】【イーリア】まあ、村の人に何度も話を聞かれるのはちょっと困ったけどね。
【ウィルヘルム】はッ、まさか話をするたびに奢らせてたのかこの娘
【GM】【イーリア】まさかあ、だってお兄さんたち、冒険者でしょ?
【ウィルヘルム】冒険者だからといって金持ちとは限らないんだよ。
【アルマ】それをいうな、ウィルヘルム・・・
【ルフナ】そうそう、僕等みたいに貧乏人もいるんです。
【モロゾフ】おかね 3G なの
【GM】【イーリア】わたしも15歳になったら小フィシアに行って冒険者になるんだ。ねえねえ、やっぱり遺跡には王宮の騎士様たちが見張りを立ててるのかな?
【フェスト】……王宮の騎士とは限らん。
【GM】【イーリア】騎士様だったら、家格は問題なしよねえ。外見は目をつむるとしても、問題は性格かあ……
【GM】と、夢見る乙女モードに入りましたが(笑)。
【ウィルヘルム】冒険者になる動機が非常におかしいと思うのは俺だけか?
【アルマ】さて、わしらは先を急ぐとしよう。
【ルフナ】では行ってみますか?その泉へ。
【フェスト】ああ……そうだな。
【ウィルヘルム】では地図の通りに進んでいってみよう
【GM】【イーリア】あ、もう行っちゃうの?今度、お話聞かせてねー。
【ルフナ】さ、いきましょ。
【アルマ】イーリア、夢を見るのは大事じゃが、夢を追う者はそれ相応の努力と覚悟が必要じゃぞ。努々忘れるでない。
【GM】【イーリア】根性なら自身はあるんだけど。でも、おとーさんをほうっていくのも不安だから。再婚してくれればなあ。
【アルマ】したたかそうじゃしのう(笑)
【GM】ああ、イーリアの設定が勝手に出来ていく……というか、ごめんなさい、ゾットの族長娘になりました(笑)。
【アルマ】そうか、水色の布を頭に巻いておったか。


これも田中芳樹氏の作品、『アルスラーン戦記』のネタです。
舞台であるパルス王国に出没する剽盗、ゾット族の族長(を正式に注いだ訳ではないけれども押し付けられそうになっている)のアルフリードという娘が、水色の布を頭に巻いているんですね。
まあ、上記のようにしたたかで根性のあるキャラクターなわけです。
ちなみに、アルマの口調の元ネタも同作品に登場するファランギースという絶世の美女のものです。
ファランギースとアルフリードはアルスラーン戦記中では姉妹のような友誼を結んでいたりするのですが、それは余談。


【GM】では、今から向かいますか? イーリアの話が長引いたんで、もう太陽は四半分ほど沈んでますね。
【アルマ】わしらは真っ直ぐ泉に向かうのじゃ、染料探しの時間とトントンじゃろうて。
【モロゾフ】むかうの
【ウィルヘルム】まあ多少暗くなっても必殺ドワーフアイの持ち主がいるし・・・・いるし、なあ(不安)
【モロゾフ】めでみるの
【フェスト】いるから不安だという話もあるがな……フ。


色々な意味でネ……


【GM】既に森の入り口ですね。んーと、レンジャー+知力で判定してもらえるかな。平目は不可で。
【フェスト】(ダイスを振る)2d6+3 = (1+6)+3 = 10。
【ウィルヘルム】(ダイスを振る)2d6+3 = (4+1)+3 = 8。知力は低いというに
【GM】イーリアの話からは、泉はここ(入り口)から1時間弱ほど歩くかな、ってカンジかな。陣形はどうする?
【フェスト】前だ。
【モロゾフ】うしろ まもる の
【ウィルヘルム】森の中なら俺の出番だが
【ルフナ】ボク真ん中ですー(待てシーフ)
【フェスト】シーフは屋外では意味が薄かろう。
【アルマ】どちらでもよいぞ、前衛でも殿でも。
【ルフナ】ウィルさんの背中におんぶされときます。(をい)
【モロゾフ】なんれつ ならべる の?
【GM】鬱蒼としているわけではないので、横には4人ぐらいまで並べますよ。
【アルマ】殿はカゲスターに任せておいて大丈夫じゃろうか?
【ウィルヘルム】それじゃ前列に俺とフェストさんとアルマ、真中にルフナ、殿モロゾフでいいかな?
【フェスト】構わん。
【アルマ】了解じゃ。
【ルフナ】はーい☆
【GM】ではその隊列で進んでいきます。
【モロゾフ】ピョピョピョ
【アルマ】ふと思ったのじゃが、今のパーティは珍しく女性はわしだけじゃのう・・・何か新鮮じゃ。
【GM】もそもそと進むこと20分。聞き耳判定をどうぞ。
【ウィルヘルム】(ダイスを振る)2d6+3 = (1+2)+3 = 6。だから知力は(略)
【ルフナ】聞き耳です(ダイスを振る)2d6+3 = (2+5)+3 = 10
【フェスト】(ダイスを振る)2d6+3 = (6+5)+3 = 14
【GM】おお、フェストやるなあ。東のほうに、なにかがいるようだね。野生動物かな。群れてる。
【フェスト】……何かいるぞ。東だ。
【ルフナ】行ってみますか?
【アルマ】忍び足に自信は無いぞ。
【ウィルヘルム】こっちから刺激を与えることも無いが・・・
【フェスト】糧食にでもなればいいがな。
【ルフナ】狩猟集団ですね、僕達。(笑)
【ウィルヘルム】そんなに糧食が不安かよ、俺ら。
【GM】食料以上に、お金がね……距離は遠くないよ。どうする?
【フェスト】後で不意討ちを受けてもつまらん。危険は取り除いておくべきだと思うが。
【GM】行ってみるかい?
【モロゾフ】たたかうなら たたかうの
【アルマ】事件解決のために尽力すべきなら、妙な事は調べておくべきなのじゃろうな。
【ルフナ】じゃぁ、忍び足でいきますか?
【GM】金属鎧がいる以上忍び足は無駄だとおもうけどね(笑)。
【ウィルヘルム】行くのなら俺は下がるぞ・・・最前列で弓など使えん。ルフナの位置まで下がって弓を準備しておく
【フェスト】ふむ……察氣だ。数を調べたい。
【GM】どぞ。
【アルマ】察氣じゃ。


『察氣』フェンサー技能およびウーシュー技能所持者が行使できる特殊能力で、自分の周囲に存在する気配を探る能力です。
それが殺意や敵意であれば探知は容易になり、また強ければ強いほどに更に容易になります。
レンジャー技能の能力である『危険感知』『不意討ち判定』とも似ていますが、レンジャーのそれらが受動的な=自動的に発動される能力であるのに対し、フェンサーの『察氣』は能動的な、自発的な宣言を必要とします(とはいえ、あまりに強い気配がある場合は、GMの判断で受動的な使い方を許可しても良いでしょう)
更に言えばレンジャーの『危険感知』は罠や崖崩れなどの危険にも対応できますが、フェンサー及びウーシューの『察氣』はあくまで人(もしくは意志をもつ存在)の気配を探ることしか出来ません。
そうなると厳密な意味ではに意志を持たない魔法生物やアンデッドなどはどうするか? という疑問も湧きますが、ここでは『攻撃という意思』を持っているとして下さい。いささかゲーム的ですが、処理や判断が煩雑になるよりはひとまとめに括った方がマシですので。
以上、四方山話でした。


【フェスト】(ダイスを振る)2d6+3 = (4+3)+3 = 10
【GM】気配は4〜8つぐらい。
【アルマ】(ダイスを振る)2D6+3 = (3+6)+3 = 12
【GM】気配は5〜6ぐらい。
【アルマ】・・・ぐらいじゃ。
【ウィルヘルム】うまくやりゃ、一網打尽だけど、正攻法かね?
【フェスト】相手によるが……取り敢えず近付くだけは近付くとしよう。
【GM】木々のせいでまだ視認は出来ないね。薄暗いし。
【フェスト】後の事は後から考える。
【モロゾフ】うしろに きをつける の
【アルマ】不意打ちを食らわなければ良し、と思っておくかの。
【GM】では近づきます。そうだな、シーフかレンジャーの人は忍び歩きで。無い人&出来ない人(金属鎧などで)は平目で、振ってちょ。
【ウィルヘルム】一応忍び足で近寄ってみる。ダメ元だ
【ルフナ】忍び足です。


この忍び足の結果(芳しくありませんでした)による修正を加えて不意討ち判定をした結果、双方が互いを同時に認識しました。


【GM】ん、まあ同時に気付いたかな。
【ルフナ】向こうとの距離は?
【GM】相対距離は15mぐらいかね。
【ウィルヘルム】で、相手は何よ
【GM】夜目の利く人……モロゾフとウィルヘルムか。知名度チェック。平目可で。
【ウィルヘルム】いや、野生動物?
【GM】四足で歩いてるし、野生動物じゃないかな。
【モロゾフ】(ダイスを振る)2d6 = (1+2) = 3。だめなの
【ウィルヘルム】(ダイスを振る)2d6+3 = (2+6)+3 = 11
【GM】まあウィルヘルムはわかるか。いわゆる狼だね。野生の。
【ウィルヘルム】まあ、なんだその、いわゆる一つの狼だ
【フェスト】狼か……。
【GM】敵意は無いけど、警戒している模様。『やるの?やるならやるけど、やらないよな?』ってカンジ。君たちにも敵意や殺気が無いのはわかっているみたいだね。
【ルフナ】無駄な戦闘は避けたいです。
【アルマ】無闇に刃を振るうのは好かん。
【ウィルヘルム】肉はあんまりうまくないぞ?襲ってくる様子は無いから放っておいてもよいかもな
【フェスト】食えもせん殺生は不要だ、行くぞ。
【モロゾフ】いくの
【ルフナ】(とことことこよろっ)
【GM】では、再び元の道をまっすぐもぞもぞと。
【ウィルヘルム】もとの隊形にもどして進む
【GM】更に20分ほど経過したところで、聞き耳どうぞ。
【ルフナ】いきます。
【フェスト】(ダイスを振る)2d6+3 = (5+5)+3 = 13
【ルフナ】(ダイスを振る)2d6+3 = (4+2)+3 = 9
【ウィルヘルム】(ダイスを振る)2d6+3 = (2+4)+3 = 9
【ルフナ】やっぱりボクにシーフの(略)
【ウィルヘルム】地獄耳のフェストさんと呼ばせてもらおう
【アルマ】デビルイヤーじゃな。
【GM】フェストの耳には、風の音が変わるのがわかった。森から広間へ、ってカンジかしら。
【フェスト】開けた場所に出る。警戒を怠るな。
【ルフナ】はい。
【ウィルヘルム】・・・了解
【GM】ついでに風の温度や湿気で、水場が近いのもわかるよ。
【フェスト】…………近いな。
【GM】フェストの言うとおり、やや歩くと開けた場所に出まして。そこにはちょっと大き目の泉が。沈み行く夕日の照り返しを受ける泉はなかなか美しい情景。
【フェスト】ここか。
【ウィルヘルム】これかね・・・?あの夢見る乙女が夢を見た場所は(酷)
【アルマ】ここにカゲスターを沈めてみよう。金のカゲスターや銀のカゲスターが手に入るやもしれん(待てい)
【ウィルヘルム】それもお前の民族の伝承かー!?
【モロゾフ】しずむの
【GM】えーっと、知力でセージチェックしてみてって沈むなー!?
【ルフナ】えぇ?!ダメですよー沈んじゃー!!
【モロゾフ】うそなの
【アルマ】ケ・セラ・セラじゃ。
【ルフナ】(ダイスを振る)2d6+3 = (4+2)+3 = 9。今日は低目です。
【フェスト】…………。
【GM】そりゃわからんな。泉の周囲には草むらがあったり、所々岩が落ちてたり。
【ルフナ】レベル1に期待しないで下さい(いじけっぷり)
【フェスト】少し待つか。
【アルマ】怪しいオーラは無いのかの。
【ウィルヘルム】おお、泉をセンスオーラ
【GM】うぃ。んーとね……奇妙なことに。奇妙なことに、この泉からは、ウンディーネが凄く微弱にしか感じられません。
【ウィルヘルム】精霊力が歪んでるか? 何の精霊の力が強い?
【GM】それはちょっとわからない。周囲のドライアドとノームが強いせいか。んじゃ、冒険者LV+知力で皆さん振って下さい。
【フェスト】(ダイスを振る)2d6+4 = (5+1)+4 = 10
【ルフナ】(ダイスを振る)2d6+3 = (3+5)+3 = 11
【アルマ】(ダイスを振る)2D6+4 = (5+5)+4 = 14
【モロゾフ】(ダイスを振る)2d6+1 = (2+3)+2 = 7
【ウィルヘルム】(ダイスを振る)2d6+3 = (1+1)+3 = 5
【モロゾフ】ひくめなの
【ルフナ】(泉に自分を写して手だけでフラダンス)
【GM】えーと……アルマは気付きますね。泉の中央にね、水面からなんか出てまして。岩、というか岩の破片?かな?ってカンジです。
【アルマ】・・・というような物が見えるぞ。
【GM】更に詳しく調べたいのならば、泉に入って近づくか更に知力チェックを。泉の深さは腰ぐらいまでだね。
【フェスト】……どれ。(ずかずかバッソを背負ったまま近付く)
【モロゾフ】もろぞふ それでも しずむの
【アルマ】ポリバケツじゃから浮くじゃろう(笑)。
【モロゾフ】うくの? ちょこん(教えてくれてありがとうのあいさつ←え?)
【アルマ】さらにチェックじゃ(ダイスを振る)2D6+4 = (4+4)+4 = 12。
【GM】アルマがそこから見てみると、よくわからない。泉に入るのはフェストだけかな?
【ウィルヘルム】一応鎧脱いで入る
【フェスト】腰までなら脱ぐ必要もないだろう。
【ウィルヘルム】いきなり何かに引きずり込まれたら困る。


まあ、金属鎧なら脱ぐに越したことは無いでしょうね。
場合によっては錆びるという可能性もありますから。


【ルフナ】ウィルさんの肩に掴まってついていきます。
【アルマ】わからんのなら仕方ない、わしも続こう。
【ルフナ】ボク泳げるんでしょうか・・・・
【GM】基本的に、冒険者は皆さん泳げますので。でも腰までなら大丈夫でしょ。えーと、全員行くのかな?モロゾフは頭まで潜るけど。
【フェスト】誰か残れ。不用心だ。
【ウィルヘルム】できればルフナあたりには岸に残っててもらいたいんだけど・・・
【ルフナ】ボク一人でですかー?(TT)
【モロゾフ】のこるの
【アルマ】一応確認じゃ。誰が残るのかのう?
【GM】モロゾフとルフナが残るのかな?
【ルフナ】じゃぁモロゾフさんと残ります。御一緒下さいマスか?
【モロゾフ】のこるの
【アルマ】わしも残った方が良いか?
【ウィルヘルム】モロゾフとルフナが残るから大丈夫だろう。二人とも一応ルーンマスターだし
【ルフナ】(きょろきょろ警戒中)
【ウィルヘルム】モロゾフもあれで神官戦士だから何かあっても少しくらいなら持ちこたえるだろ
【モロゾフ】(ピョピョ警戒中)
【アルマ】うむ、ならば暫く頼む。
【ルフナ】ボクは持ち堪えられません。(威張るな)
【ウィルヘルム】待てシーフ。
【ルフナ】ぼく、メイジスタッフしか持ってないんですよ?しかも筋力3だしー
【ウィルヘルム】って、ふと思った・・・回避能力無いの俺だけか
【GM】では泉の中央まで、8mほど歩きまして。ざぶざぶ。水はかなり澄んでますね。飲めるぐらい。
【アルマ】往くぞ。
【GM】で、中央まで行くんですが……どうやら、こいつはなにかの像の残骸ですね。
【フェスト】神像か何かか?
【アルマ】ふむ・・・
【GM】元々ここの泉の中央に立てられていたなにかが、水面から出ている部分だけ壊されたのでしょう。恐らく。像の元が何だったかは……セージかバード+知力で判定かな。
【アルマ】セージを置いてきたのは失敗じゃったな(笑)
【ウィルヘルム】失敗だったな。
【ルフナ】ウィルさんってボクを過信してる気がするンですよね…ボク何も出来ないのに…
【GM】ってこのパーティ、バードっていないんだっけ。
【アルマ】おらんのう。
【ウィルヘルム】伝承関係はなー
【アルマ】わしがルフナと入れ替わってこよう。暫し待て。
【ウィルヘルム】アルマが妙に詳しい気がするのは気のせいとして


うん、詳しそうだ(笑)。
ジプシーの踊り子と言えば、物語のキーとなる場面で『そう言えば、部族の伝承で……』と色々とウンチクを述べてくれるものと相場が決まっているのですから。
魁!●塾の雷●のように(いや●電はジプシーじゃないし踊り子でもないぞ)


【GM】では、しょうがねえ戻るかー、という時。
【アルマ】
【GM】んーと、泉の外で待ち組。聞き耳して。
【ルフナ】はーい(ダイスを振る)2d6+3 = (6+5)+3 = 14
【ウィルヘルム】やればできるじゃねーか
【ルフナ】たまたまですよー>ウィルさん
【ルフナ】こんな時だけよい感じです
【モロゾフ】ひらめ は?
【GM】平目OK。
【モロゾフ】(ダイスを振る)2d6 = (2+1) = 3。ひくい の
【GM】また、全レンジャーは危機感知。
【アルマ】レンジャーも必要かのう・・・?


レンジャー技能は重要ですよ。つい、軽視しがちですけどね。
恐らく、パーティ全員が所持していても唯一無駄にならない技能じゃないですかね?


【ウィルヘルム】(ダイスを振る)2d6+3 = (3+4)+3 = 10
【フェスト】(ダイスを振る)2d6+3 = (1+4)+3 = 8
【GM】えーと、じゃあルフナだけか。泉の反対側の森の中から、なにかがさがさっと音が。
【ルフナ】対岸ってことですか?
【GM】あ、ちがう。えーと……えい。
【ルフナ】お絵描きモードー




ここでGMはMagicalChatの機能である『お絵描きモード』を起動。
簡単に図を描いて示します。


【GM】これ泉ね。
【ルフナ】はい。
【フェスト】…………抽象的な泉だ。


ええい、即興なんだから位置だけわかれば良いじゃないか(笑)。




【ルフナ】ひっ?!!!(モロゾフの後ろに隠れて振りかえる)
【モロゾフ】どうした の?
【GM】音のほうを見るかな?
【モロゾフ】ふりかえる の
【GM】では、振り返ると……知名度チェック。平目可で。
【ルフナ】知名度というとセージですか?
【GM】セージですね。
【モロゾフ】(ダイスを振る)2d6 = (4+6) = 10
【ルフナ】(ダイスを振る)2d6+3 = (6+1)+3 = 10。平目のモロゾフさんと一緒です…
【GM】そこにいるのは体長3mほどの灰色の毛並みの巨大な獣。
【ウィルヘルム】いわゆる一つの・・・・
【フェスト】熊にしか連想できんが……。
【GM】世間様一般では灰色熊と呼ばれる、凶暴なアンチクショウ。
【ルフナ】ひっ?!!・・・・・(硬直)
【モロゾフ】ひゃあ
【ウィルヘルム】毛皮にすれば売れるって奴だな
【フェスト】売れるな。


商魂たくましいというか、根っからの狩人というか……もっと危機感もて、君ら(笑)。


【アルマ】灰色ビガヂュウじゃな。
【GM】知名度は6なので、どちらも知ってますね。グリズリーです。LVは3、強敵ですよ。
【アルマ】最大攻撃技に気をつけるのじゃぞ。
【GM】えーと、ルフナとモロゾフ、冒険者LV+知力でチェックどうぞ。
【モロゾフ】(ダイスを振る)2d6+2 = (2+5)+2 = 9
【ルフナ】(ダイスを振る)2d6+3 = (1+5)+3 = 9
【モロゾフ】きがあうの
【ルフナ】またおろそいです
【アルマ】良いコンビなのかのう?(笑)
【GM】気付くか。どうやらその灰色熊は肩口に矢傷をおってますね。矢が刺さったままです。
【ルフナ】あぅ…痛そうです。
【モロゾフ】ておいなの
【GM】モッフモッフと息を荒くしながら、君たちに襲い掛かってきますよ。
【フェスト】やれやれ、逃げる訳にもいかんか……。
【ウィルヘルム】手負いじゃなあ・・・気がたってるだろうし
【ルフナ】どのくらい距離ありマスか?
【GM】んー、泉から上がるには1ラウンド。敵はこのラウンド中に接敵→攻撃、が可能です。移動速度21だからね。
【ルフナ】ひぃー
【アルマ】流石は四つ足じゃ。


ミニコラム。敏捷度と移動速度の違いについて。
人間(というかPCに使用される種族)及びほとんどの人型種族の場合、敏捷度=移動速度となっています。
つまり、1ラウンド中に移動して攻撃する、事が可能な距離は敏捷度(=移動速度)メートル以内であり、1ラウンドに全力移動できる距離は敏捷度(=移動速度)の3倍メートルとなります。
ところが、モンスターの場合敏捷度と移動速度が同じではない場合が往々にしてあるんですね。
これは、移動速度が純粋に移動できる距離を示しているのに対し、敏捷度は反射神経や体捌きなど総合的な身体の動きを含んだ能力値なんですね。
例えば馬は人間よりも速く走れますが、人間の武道家のように相手の攻撃を捌いたりは出来ないでしょう?(いやまあ手が使えるかどうか、って問題もあるけど(笑))
速く走れることと機敏に攻撃をかわせることがイコールではない、ということを表現しているのですね。


【GM】では戦闘開始!
【フェスト】取り敢えず上がる。それ以外にオプションもあるまい。
【モロゾフ】みんな くるまで まえで よける の
【GM】敵は敏捷度14。ではまず、ルフナから。
【ルフナ】え?ボクが一番先ですか?(汗)
【ウィルヘルム】眠らせとけ
【ルフナ】そのつもりです。で、クマとの距離は…
【GM】10mにしましょ。
【ルフナ】スリープ・クラウドいきます。
【GM】はいさ。
【ルフナ】えっと(本をペラペラ)
【アルマ】129ページじゃな。
【モロゾフ】くまが こうげき してこない?
【ウィルヘルム】いや、放っておいても攻撃してくる
【GM】まあ、放っておいてもかじりついてくるから。
【モロゾフ】うしろに にげたら そうたいてきに こっちに こないかな と おもったの
【GM】ソーサラーを見捨てるのかマイリー神官!?
【モロゾフ】いや ルフナ さん が
【GM】あ、なるほど。


ごめんなさい、本気で勘違いしました(汗)。
勇敢なマイリー信者に向かってとんだ粗相を……


【ルフナ】2倍でいきます。10点消費ですね。(初の魔法なんですはい)
【GM】ではどうぞ。眠りの雲よね。
【ウィルヘルム】いきなり景気の良いこと言ってるなあ・・・
【ルフナ】いや・・魔法の撃ち方が…
【GM】2d6+ソーサラーLV+知力ボーナス、よ。
【ルフナ】すいません・・・(ダイスを振る)2d6+3 = (1+3)+3 = 7
【GM】うわあ……
【フェスト】安全策ではあったが。
【ルフナ】あ、でも2倍なので8かな?と・・


えー、一応、魔法の消費精神点を増加する場合は、どういう目的で消費精神点を増やすか宣言してくださいね(笑)。


【GM】(ダイスを振る)2d6+2 = (3+1)+2 = 6、って寝るのかよ。
【ウィルヘルム】大丈夫だ、寝るから
【モロゾフ】わあい
【アルマ】凄い争いじゃ。
【ルフナ】わーい☆わーい☆成功したー☆嘘みたいだー(待て)
【GM】では、そちらに向かう前にグリズリーは眠りました……うう、野生動物に眠りの雲は反則だぜ……
【アルマ】さて、戦いは早くも終わったが、この熊はどうするかのう?
【GM】さて、クマどうする?
【フェスト】殺す。
【モロゾフ】とどめ を さすの?
【GM】ではトドメをどうぞ。
【ルフナ】傷つけたくなかったから…って殺すんでうか
【ウィルヘルム】手負いのままだと付近の住民を襲いかねん
【フェスト】嫌ならよそ見でもしていろ。
【ルフナ】そうしてます。(泉とにらめっこ)
【GM】恐らく、放っておいても村の狩人が狩るだろうしね。
【モロゾフ】たたかい の れいぎ なの サクー
【GM】死体はどうするね。
【モロゾフ】…ちょこん(たたかいのれいぎのあいさつ←ええ?)
【ウィルヘルム】さて、皮をはぐ

【GM】捌くのなら、5〜6時間はかかると思いねえ。
【アルマ】じゃろうなあ(笑)
【フェスト】熊肉は不味い。
【ウィルヘルム】肉も・・・食えないことはないんだけどなあ
【GM】狩人にしてみれば熊肉はご馳走よ。
【フェスト】個人的に臭みがあって好かん。
【フェスト】革だけでも採るか?
【ウィルヘルム】狩った獲物は最大限に活用しなきゃならんのだが・・・依頼のほうを優先しなきゃいかんよなあ
【ルフナ】この人たちってホントに狩人なんだなぁ・・・(と再認識)
【アルマ】ま、すぐに腐るものでもなかろうから、後回しにしてくりゃれ(笑)
【GM】とかやってるとですね……シャーマンの人ー。
【アルマ】先に調査をって遅かったようじゃな。
【ウィルヘルム】俺。
【GM】急に精霊力に変化を感じます。
【ウィルヘルム】なんだってんだ?
【ルフナ】ん?どうかしました?
【ウィルヘルム】精霊が、騒ぐ。
【GM】日没とほぼ同時、太陽が最後の煌きを放ったと同時に、周囲の光の精霊力が増大します。
【ウィルヘルム】ウィルオーウィスプか・・・俺が呼び出したのと違うぞ(そもそもできません)
【ルフナ】ボクわかんないです…(エルフなのになぁ・・)


本来、エルフはすべからくシャーマン技能を所持しています。
ところが、ルフナは人間の両親から生まれたチェンジリング(取替え子)で、育ちも人間のためにシャーマン技能を所持していないのですね。
本来ルールでは認められていないのですが(完全版ではどうなのかわかりませんが)、実験的な意味合いでルフナにはチェンジリングになってもらいました。


【GM】ウィルヘルムが異変を感じるのと同じタイミングで、泉を見ていたルフナ。
【ルフナ】はい?
【GM】泉の上に、ぽわんと光の玉が浮かぶのを見ます。
【ルフナ】あれ?
【GM】ひとつ、ふたつ、みっつ、よっつ。
【ルフナ】あれれ?
【アルマ】どうかしたかの?
【ウィルヘルム】どうしたルフナ
【ルフナ】泉に…(指を差す)
【GM】それはドンドンを数を増していき、ふと気付くと周囲に柔らかな色彩をめぐらせます。
【モロゾフ】マアー
【アルマ】・・・ほう、これがイーリアの言っていた・・・
【フェスト】…………。
【GM】その頃には、皆さんもこの光の舞に気付きますね。
【ルフナ】うわァ…綺麗だぁー(うっとり)
【アルマ】ならば、振り返ると気絶するのかのう?
【GM】んーとね、んーとね、イメージはね、アレなの。
【モロゾフ】ぽちょなの
【ウィルヘルム】却下
【モロゾフ】ちょこん(ごめんなさいのあいさつ)
【GM】ラピュタの、地下坑道で見た光まくる飛行石のアレ。
【ルフナ】お星様が降りて来たみたいですネー
【アルマ】なんじゃ、てっきりナウシカの金色の絨毯かと。
【フェスト】あれはよく考えると気持ち悪いが。
【アルマ】冷静に考えると蠱の器官じゃからのう(汗)
【ルフナ】持って帰れないかなぁ……
【GM】で、ふとウィルヘルムは気づくんですが……
【ウィルヘルム】ふむ?
【GM】光の精霊力は確かに増大してます。爆発的に。でも、同時にそれと対をなすように、闇の精霊力も増大しています。
【ウィルヘルム】だろうな、でなきゃ気絶しねえ
【GM】泉の周囲の広間を更に囲うように、シェイドの群れが……まあ、ありていに言えばスピリットウォール・シェイドがぐるりと。
【ウィルヘルム】泉の周囲から出ようとするなよ、気絶するぞ
【GM】気付かずに踏み込めば、急に真っ暗になったようにも思えるでしょうし、ぶつかれば一般人なら気絶するでしょう。
【アルマ】つまり、なんじゃ。闇の壁があったから、泉の上の光には今まで誰も気付かなかったということかのう?
【GM】そういうことですね。
【フェスト】何が原因だ?
【ルフナ】そういえばー真ん中に何かあったんですかー?
【アルマ】何かの石像じゃ。
【モロゾフ】せきぞう?
【アルマ】で、わしらには特定出来んかったから、ルフナを呼ぼうとしておったのじゃ。
【ルフナ】今、見に行きけます?
【GM】そうだなあ、冒険者LV+敏捷度−4で判定しつつなら、いけます。失敗するとウィスプに触れてダメージ。
【ルフナ】あうぅー。
【ウィルヘルム】俺じゃウィスプはコントロールできんしなあ
【アルマ】セージでも無理なら戻るしかないのじゃが。
【GM】うーん、バード不在なら、村に戻るか小フィシアに戻るしかないかな?
【ルフナ】ボクじゃ解らないのか…
【ウィルヘルム】セージは知識全般に詳しかったはずだが・・・そんなものか
【GM】地方伝承とかは畑が違うので。まあ、一応挑んでもいいかな?
【アルマ】しかし戻ろうにも、闇の壁が日の出までこのままかもしれんし。
【モロゾフ】ひのでまで まつの?
【ルフナ】泉の真ん中にいかなきゃ判定ででないでしょ?
【GM】うん。
【フェスト】…………。
【GM】ウィルヘルムはわかるけど、このウィスプとシェイドは何者かに使役されてますね。
【ウィルヘルム】と、いう訳だ。
【ルフナ】誰でしょー?
【GM】どうする? 朝まで待ってみる?
【フェスト】つまり、この像を見られたくないということか?しかし時間帯による理由の説明がつかんな。
【ウィルヘルム】何かの儀式と考えられないことも無いが
【GM】まあ、ウィスプとシェイドは恐ろしく強力な魔力で縛られている、って感じですかね。
【ルフナ】どうせ帰れませんしー。踊って待ちます(をい)
【アルマ】この泉そのものに、何か意味があったのじゃろうな。この辺りの民間伝承の類を調べてみるしかあるまい。
【GM】では、朝……まで待つことも無く、ほんの20分ほどで光と闇のスペクタクルは不意に終焉を遂げます。
【モロゾフ】あっ
【フェスト】ふむ。
【アルマ】むう。
【ウィルヘルム】日の入りから20分か・・・
【ルフナ】折角光をバックに踊ろうと思ったのに…
【フェスト】仕方あるまい、一度村に戻るぞ。村長辺りを叩けば埃も出る。


埃ってあんた、犯罪者じゃないんだから、村長さんは(笑)。


【アルマ】血臭で他の獣が来る前に戻ることにしよう。
【GM】熊はほっとく?
【フェスト】ついでに始末しておくか。
【モロゾフ】うめる?
【アルマ】ポリバケツの中に捨てておこう。燃えるゴミじゃ。
【フェスト】生ゴミだと思うが。
【モロゾフ】すてるの
【ウィルヘルム】肉は食える。皮も売れる。再資源ゴミなのに・・・・
【GM】ではクマさんをモロゾフの中に捨てておいて、村へ帰還。
【モロゾフ】がポん(すてたおと←え?)。


モロゾフの中に捨てるって言っても誰も突っ込まないんだもん……当然と思っているのかッ!?


【GM】では、村へは何事も無く戻れます。一時間弱もすれば到着ですね。村長宅かな?
【フェスト】村長の家に向かおう。
【アルマ】この際迷惑は顧みずじゃな。
【フェスト】起きろ。
【GM】時間で言うと、まだ夜の8時前ぐらいかな。だからまだ寝てませんよン。
【ウィルヘルム】何も日の入りとともに寝るわけでも・・・いや待て狩猟民族だから寝てる可能性も・・・って寝てないのか
【アルマ】夜分に恐れ入る。村長にお話を伺いたい。
【GM】【イワン村長】おお、戻られましたか。首尾は如何でしょう?
【フェスト】取り敢えずこういう事があった。心当たりは?
【ウィルヘルム】ここいらの伝承に詳しい人間とかはいないのか?
【アルマ】かくしか、の経緯で、あの泉についての詳しい事を知る心当たりを。
【GM】【イワン村長】泉に、破壊された象ですか……ううむ?
【フェスト】象はおらんがな。
【ウィルヘルム】象の狩猟は禁止されてるぞ
【アルマ】象が水浴びをしておったのじゃ(嘘)


うわああああああああああああああんただの誤字ー!(脱兎)


【GM】【イワン村長】ぱおーん。そうですな、村はずれに住むサンラ婆さんならなんか知っているかもしれません。
【アルマ】邪魔したな(早)
【モロゾフ】はやーい
【フェスト】行くぞ。
【ルフナ】ではその方の所へいきましょー
【GM】【イワン村長】変わり者でして、めったに村との交流もってあー(ぽつねん)
【ウィルヘルム】
【GM】では、村はずれににょっきりとたたずむサンラ婆さん宅。
【ルフナ】(コンコン)サンラさーん
【GM】【サンラ婆さん】誰だい、こんな夜更けに。
【アルマ】夜分に恐れ入る(繰り返し)
【モロゾフ】ちょこん(あいさつ)
【フェスト】かくかくしかじかで話を聞きたい。
【GM】【サンラ婆さん】泉? なんだい、あの像、壊れちまったのかい……
【ウィルヘルム】なんの像なんだ?
【GM】【サンラ婆さん】幽霊騒ぎねえ、わたしんとこにゃ、誰も相談に来なかったがね、まあそいつはあんたらの見たとおり、ウィスプとシェイドさね。
【ルフナ】教えていただけますか?
【GM】【サンラ婆さん】まあ、古い話さ。あれは御山様に光と闇を捧げるための像でね。
【アルマ】ふむ、なんとなくわかった気がするのう。
【GM】【サンラ婆さん】わたしも全部は知っていないが、確か古代王国期のシャーマンが作った像だったと思うよ。
【ルフナ】へぇ・・
【GM】【サンラ婆さん】リエ=フィシアにはいくつかあの手の代物があってね。アレは、御山様に光と闇の舞を捧げるもの、って訳さ。本来は10年に一度だけのはずなんだが、像が壊れたんなら、まあ暴走もするわさ。恐らく……逢魔が刻、光と闇の精霊力が拮抗する一瞬に、暴発するんだろうね。
【モロゾフ】ぞうが なおったら なおる の?
【GM】【サンラ婆さん】直すのは無理だねえ。古代王国期の技術だからねえ。
【フェスト】害は無い、か。
【モロゾフ】ほっとく しか ない の?
【ルフナ】じゃぁ、ずっとあのままなんですね
【ウィルヘルム】毎日光と闇の舞いを捧げても別に害は無いだろ。
【GM】【サンラ婆さん】ほうっておけば、そのうち込められた魔力も消えて、何も起きなくなるさ。
【フェスト】成る程。
【モロゾフ】ほっとく の
【フェスト】幽霊騒ぎも解決、だな。
【ルフナ】事件解決ですね♪
【GM】……と、いうような事を、バードの伝承知識に成功すれば知っていたことになったんだけど、うかつでした(割腹)。
【モロゾフ】はらを わる の
【アルマ】腹筋を鍛えるのじゃな。


深夜の通販番組の健康器具で……じゃなくて。
PCに存在しない技能を頼りにしちゃいけませんな(汗)。


【GM】【サンラ婆さん】あんたらもご苦労だったね。茶でも飲むかい?(紫色の湯気が出ている釜を示す)
【フェスト】俺は酒でいい。
【モロゾフ】のむ と なかみ もれる から …
【アルマ】邪魔したな(早)
【ルフナ】・・・・なんてお茶ですか?(内心汗)
【GM】【サンラ婆さん】ペトロド               ああ、杜仲茶さ。
【ルフナ】お、おなかチャプチャプなので遠慮しておきますー(逃げっ)
【アルマ】今フグ毒っぽい単語が聞こえたような・・・
【GM】さて、村長宅に戻るかな?
【ルフナ】戻ります。
【ウィルヘルム】戻る、というかかなり身の危険を感じたので逃げる
【GM】【イワン村長】おお、如何でしたかな。
【フェスト】かくかくしかじかで解決した。
【ウィルヘルム】まあ説明その他はフェストに任せるとして
【GM】【イワン村長】なるほど……うーむ、そうなると像を壊したのは誰なのでしょうか……ともあれ、ありがとうございました。こちらはお礼の500ガメルです。どうぞお納めください。
【ルフナ】恐縮です。
【モロゾフ】ちょこん
【ルフナ】これでギルドに納められる…
【GM】【イワン村長】ついでといってはなんですが、村の宿屋のほうに部屋を用意してありますので、よろしければ泊まって行ってくださいませ。
【ウィルヘルム】なるほど必要経費というか宿泊代が向こう持ちなんだな
【フェスト】もう時間も遅いか。
【GM】そうだね、時間は9時過ぎぐらい。宿代+晩御飯と朝御飯、かな。
【フェスト】ではそうするか。
【GM】では、素朴な食事を楽しみ、次の日の朝、小フィシアに帰還しまして、ミッションコンプリートでした。
【ウィルヘルム】寝て夜明け前に起きるでもう一度泉にってもう帰ってるー!?
【GM】あ、泉行ってみる?
【ウィルヘルム】いや、なんていうか日の入り直後に見られたなら日の出直前にも見れるかな、と思って
【GM】うん、見られますよ。
【フェスト】下らん……俺は寝ておく。上質の酒を頼む。
【GM】金は取りますよ(笑)。
【フェスト】ち。なら普通ので良い。
【ルフナ】早朝に泉で踊りたいです。(何故)
【ウィルヘルム】俺はこれでも精霊使いなんでね、どうしても興味を引いちまうんだ
【モロゾフ】いくの
【GM】像を調べたりする?
【ウィルヘルム】うむ、乱舞が始まる前に調べとけ
【ルフナ】はーい☆調べます。いいですか?
【GM】まあチェックはチェックでどうぞ。
【ルフナ】セージで(ダイスを振る)2d6+3 = (6+1)+3 = 10
【ウィルヘルム】まあ平均値か
【GM】うん、どうやら熊に壊されたみたいだね。多分、痛みで暴れて八つ当たりしたんじゃないかな。
【ルフナ】あのクマが壊しちゃったみたいですねー
【ウィルヘルム】狩ろうとした獲物は最後までトドメさそうな・・・・
【ルフナ】あと、乱舞(?)が始まったら踊ります。踊るンです。
【ウィルヘルム】勝手にしろ、ウィスプに触れるなよ、痛いから
【GM】では、遠からず消える運命にある、古代の精霊使いが創りだした光と闇の舞踏の中で舞うルフナの一枚絵で、セッションは終了です。
【ルフナ】はーい(髪にまいてたバンダナを外してクルクルと舞う)
【ウィルヘルム】うむ、絵を期待なのだな
【ルフナ】エ?! ナンノ コト ?
【GM】ぶっつけで創った割にはどうにかなって安心(笑)。
【ルフナ】おつかれさまでしたー
【モロゾフ】ちょこん(オツカレタマのあいさつ)






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