Yes! プリキュア5


▽第11話▽のぞみとココの熱気球
 今週はのぞココ、りんのぞ、ナツココ、と様々な需要を満たしてくれる内容でした。ココ総受けか。総受けだ。
 しかしココは良い奴だなあ。
 パルミエ王国時代に人望があったというのも頷けます。そりゃナッツもメロメロやっちゅうねん。
 歴代珍獣とは違って教師という職業も負っているせいかプリキュア(というか主にのぞみ)を教え導く役目を担ってもいますね。
 元々中の人が草尾さんでカッコ良いキャラを演じることに違和感がありませんし、戦闘時こそ足手まといですがヒロインの足元でいちゃつくこともなくウザがられることもありませんし。
 ウザさで言えばむしろ増子さんの方が(いいから)。

 それにしてものぞみは典型的な勉強嫌いの模様。
 ……でも平均80点のテストで18点はないだろう……
 しかしのぞみは歴代のプリキュアのヒロインたちとは違い、他者に較べてわかりやすい意味で秀でている部分が無いヒロインですが、しっかりと他者を惹きつける魅力を備えています。
 その魅力が一見するとわかりづらい部分なのですが(それは作中ののぞみの人望の無さという部分にも現れている)、一度その魅力に気づくと何とかのぞみのために何かをしてあげたい、と思わせるキャラクターであると思います。
 まあその、なんだ、駄目な子ほど可愛いって奴かもしれませんが……

 今回の戦闘シーンはりんちゃんの登場シーンがあまりにもヒーロー過ぎてときめいた。
 まるで初代黒キュアことヒーロー・オブ・ヒロイン美墨なぎさを彷彿とさせました。
 戦闘では今回はみんなの技が面白い使い方をされていて良かった。
 というかミントプロテクションって、クッションにもなるんだ……今まであんまり役に立っていなかったのですが、そもそも柔らかかったのかあれ。


 今回のエピソードで興味深かったのは、ナイトメアでのブンビーさんとアラクネアさんとのやりとりと、のぞみの勉強に関してのやりとりとの兼ね合い。
 ブンビーさんは「努力したかどうかはどうでも良い。結果を出しなさい」といっています。
 これはS☆Sにおける最強の敵、キントレスキーの台詞と似ています。
 キントレさんは過程自体には価値が無く、勝利しなければ意味がないと言っていました。
 これに対し咲と舞は努力すること自体の尊さを訴えていましたけれども、キントレさんは実は努力の虫でした。常に努力を怠らない彼の口から出た言葉だけに、勝利以外に価値は無い、という言葉は重みを持っていました。
 それだけにそれに対し異を唱えた咲と舞のスタンスが当時はいまいちピンとこなかったのですね。
 対して今回は、敵側のスタンスは変わらないもののプリキュア側も努力だけすればいい、というスタンスではなくなっています。
 奇しくもおタカさんが言っている通り、勉強が全てではないけれど、努力を怠ってはならない。
 勉強、を結果に置き換えれば、この言葉が今回のプリキュアのテーマを表してもいるように思えます。

 かれんさんの褒めたものか叱るべきか迷っていた微妙な反応がとても可愛らしい。
 ここでもりんちゃんが良い対応をとっていますね。
 出来て当然であったかれんさんが、出来る為に相当の努力を費やさねばならないのぞみにどう対すれば良いのかとまどっているのを、のぞみと付き合いの長いりんちゃんがすかさずフォロー。
 この辺り、メンバー中最も部活などで人付き合いに長けているりんちゃんらしいですね。


 さて来週はうららちゃんのエピソード。
 なんか物凄い勢いで皿を積み上げていますが、面白そうなエピソードになりそうで今から期待です。
 
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▽第12話▽うららのステージを守れ!
 今週は実に楽しい回でしたね!
 作画も良く、のみならず動きも実にダイナミックでおもちゃ箱のような雰囲気がとても強く現れていました。
 エピソード自体も楽しさを前面に押し出したもので、従来のシリーズであればリアリティを重んじる為しなかった様な展開も、今シリーズの雰囲気がそうさせるのか、すんなりと楽しめました。

 さてさて。
 今週は夢に一歩前進したうららちゃんと、それを全力で助けようと不器用ながら賢明にがんばるのぞみの回でした。
 アクシデントに見舞われたステージを助けよう、と言い出すのぞみと、それを抑えようとするりんちゃんの構図はいかにも幼馴染のやりとりといった風でちょっと良かった。
 プリキュアになったときもそうでしたが、りんちゃんはこうしたのぞみの突飛な物言いには慣れているだけにあしらい方も心得ているのでしょう。
 そして同時に、のぞみが本当に必要なことだと判断し、それをやると言い出したら何を言っても聞かないということもわかっているのでは無いでしょうか。
 きっとそうした時、なんだかんだといいながらものぞみを助けてきたのもりんちゃんの役目だったのではないでしょうか。
 いつだってこのふたりは一緒だったし、そしてこれからも一緒なのだから。

 今週の戦闘シーンはけれん味もたっぷりで実に見ごたえがありました。
 今シーズンからメンバーが5人になったこともあって「戦隊モノみたいだなあ」といった声も聞かれていましたが、まさか公式でここまでつき抜けてしまうとは。
 大木コワイナーの身体を駆け登るのぞみのアクションの動くこと動くこと。
 ここしばらく、アクション面が抑え気味であったので少々寂しく思っていましたが、いやいややはりプリキュアは美少女肉弾アクションですよ。
 かれんさんも珍しく(失礼な)知性を司るプリキュアである片鱗を見せてくれましたし。
 しかしそれにしてもですね、最近ようやく気づいたんですが、今作のコスチュームで一番きわどいのはのぞみのおへそではなくかれんさんの方からうなじにかけてのラインなんですよ。
 こまちさんも同系のコスチュームではあるのですが、かれんさんは変身後は髪をアップにしている分その匂い立つほどの色香を漂わせるうなじがさらけ出されているせいでよりセクシャルなんですよ。
 それにしてもこの人はつくづく中学生には見えませんよね。
 いいぞもっとやれ。

 増子さんは今週も登場。すっかり準レギュラーとなっております。
 正直ウザかった彼女ですが、しかしそのパパラッチ根性は見上げたものです。
 しかしなんで増子さんだけ制服なんだろう? 他のみんなは私服だったのに。
 というかすっかり増子さん、オチがココで定着しておりますね。

 今週、特に目立った点としてはアバンタイトルでのうららちゃんの「ゲットしちゃうぞ☆」とそれに対するりんちゃんの「誰に言ってんだよ」や、最後の4人揃っての「ムリムリ」のようなメタ的なネタがあったこと。
 今まではこうしたネタはあまりなかった様に思うのですが、意図して違いを出すために入れたのでしょーか?
 違和感こそあったものの、可愛らしく楽しく見られたので私としてはアリでしたけれども。
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▽第13話▽りんちゃんの部活決定ーっ!
 YP5に3人目の美熟女現る!
 その名は夏木知代さん、りんちゃんの御母堂であらせられます。
 のぞみママンである夢原恵美さんのように抑えきれぬエロモン(エロス+フェロモン)を内包しているタイプではないようですが、しかしその意志の強そうな瞳の美しさはガチ。
 恵美さんの色香は経産婦にしか出せぬゾクリと来る濃艶さを伴っていましたが、知代さんの色香は経産婦(それも3人も)とはとても思えぬきびきびとしたもの。
 毎度毎度このシリーズの熟女はすげえな!
 今回の熟女トリオも揃って魅力的だものな!
 え?
 あと1人は誰かって?
 そんなん決まってるじゃないですか。
 かれんさんに。


 さてそれはともあれ、りんちゃんてば運動部から引っ張りだこさん。
 リレーなんかは純粋なフィジカル能力のみで勝負できそうですが、テニスや柔道なんかはそれ以上に修練の差がモノを言いそうなところ、去年=中学1年の段階で各部活の大会に出て優勝をかっさらうとは、りんちゃんの運動性能はただ単純にフィジカル面の優越というだけではなく、様々なスポーツや武道等における身体操作のセンスもずば抜けている模様です。
 特に柔道は相手との体格差をみるにどう見ても無差別級(中学女子柔道にあるのか?)であるにも関わらず金メダルを貰ってるみたいですし。
 スポーツ万能ヒロインというと初代黒キュアであるなぎさがやはり浮かびますが、さてこのふたり、どちらの方が凄いんでしょう?
 なぎさはラクロスに専念していた為か様々な部活から引っ張られるという事はありませんでした。
 初めてやったバスケの3on3で(ほのかさんの的確な指示があったとは言え)男子高校生相手に起死回生のシュートを決めるなど、センス面ではやはりずば抜けています。
 しかしりんちゃんは中学1年生時のバスケの大会で、見事なスラムダンクを決めるほどの身体能力を持っていたり。
 単純な身体能力でいえばりんちゃんの方が上、でしょうか?
 ただ、なぎさ(とほのかさん)は生身で敵と交戦することもしばしばあったりするんですよねー。
 その点も考慮して、りんちゃん≧なぎさ、といったところ?
 なぎさは泳げなかったりウィンタースポーツがまるでダメだったりとスポーツに関しても結構欠点はありますが、りんちゃんは今のところそういう描写もありませんし、総合力ではりんちゃんの方が上かな? という事で。

 下らない考察ついでに歴代キュアメンバーの身体能力など勝手に比較(満と薫は生身のままで人智を超越した能力を持っているので今回は除外)。
 大雑把に考えるに、概ね

りん≧なぎさ>咲>ほのか>こまち=かれん>舞>うらら>ひかり=のぞみ

 というカンジでしょうか?
 りんとなぎさの差は上記の考察から、咲がこのふたりに較べ一枚劣るのは作中での表現から。
 ほのかさんがその次に位置しているのは随所で生身のままでの戦闘描写が見受けられた点から、一般的な女子中学生よりは上ということで。
 以下、こまちさんからうららまでは際立った身体能力描写が見受けられなかったために年齢による差という事で。
 ひかりとのぞみが最下層に位置しているのは、ひかりはとにかくトロくさい描写が目立った為、のぞみは同じく運動で味噌っかす扱いを受けているため。

 身体能力はなんとなくこんな具合にランク付け出来るんですが、これが頭脳の方になるとちょっと難しくなります。
 トップは恐らくかれんさんかほのかさんの争いになる事は間違いないのですが……叩き台としてざっと並べてみると、

ほのか=かれん>こまち≧舞>ひかり>りん≧うらら>咲>なぎさ>のぞみ

 という辺りかなあ……?
 ほのかさんとかれんさんの優劣はどちらともつけがたいですが、一点突破型の天才であるほのかさんと、総合的に無敵のかれんさん、といったカンジ?
 いくらほのかさんでも全校生徒の顔と名前を全て覚える事は無理でしょうけれども、かれんさんもまたほのかさんの様に気象操作装置の原型の理論を立てるのもまた無理でしょう。
 こまちさんは教え方も上手い様ですし、中間テストに向けてガリガリと勉強している様もないのでかれんさんほどではないにしても相当頭がよさそう。
 舞さまも同様、学年トップというレベルではないもののかなり頭はよさげでした。
 ひかり嬢も勉強に苦労した様子はないので標準的かその上辺りかな、と。
 りんちゃんとうららちゃんは甲乙つけがたいところですが、普段から的確に突っ込みをするりんちゃんと天然でボケまくるうららちゃんの差でこの位置に。
 咲、なぎさ、のぞみはいずれも各シリーズのメインヒロインで、共通して勉強に苦労している様子が描写されていましたがその重度ぶりからこの様に。

 こうして見るとつくづくのぞみの能力面での低スペックぶりが浮き彫りにされますが、そんなのぞみが一生懸命にみんなの夢を守るために戦うからこそ、その姿が尊く映るのかもしれません。
 無理矢理に括るとするならば、無印及びMHは「美少女によるヒーローもの」、S☆Sは「等身大の少女とその仲間による群像劇」、YP5は目に見える長所のない少女が夢を守る物語、となるでしょうか。無理矢理かな。


 まあそれはおいといて。
 今回も様々に見せ場がありましたが、強く印象に残ったのは昨年のりんちゃんの大活躍ぶりのシーン。
 や、りんちゃん自身もそうですが、このシーンのほとんどにのぞみがしっかり応援に来ていた事。
 全く、本当にいつだって一緒なんだな君たちは!

 その他にもガマオにやられダウンしたりんちゃんなど今週はりんちゃん祭の様相を呈しておりましたが、そんな中でかれんさんの出番が妙に多いのはなんと言うかスタッフに愛され過ぎ。
 ガマオに見栄を切るシーンとか他の4人が集合絵なのに一人だけ独立してるし。漫画でいえば三段ぶち抜き扱いですよこれ。
 変身に至るまでも2話を用意されましたし、おまけに来週もかれんさんメインのお話の模様ですし ――― こまちさんメインのお話は変身回以降まだないのに……
 来週、悩める生徒会長を助ける大親友としての出番が来る事を願ってやみません。



 ところでチラリと映った上品そうなご婦人、もしかしておタカさん?
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▽第14話▽悩める生徒会長かれん
 今週の総括:やっぱりかれんさんは総受け、こまちさんは総攻めでした。

 や、冗談ではなくて。
 のぞみも言ってたじゃないですか。
 かれんさんよりこまちさんの方が強い? って。ね?(ね? じゃねえ)

 今週はかれんさんエピソードではありましたが、サイドでこまちさんを絡めつつ、のぞみのエピソードでもありました。
 劇中でこまちさんも言っていましたが、以前の ――― プリキュアになる前のかれんさんであったら今回の騒動も「駄目なものは駄目」と断じていたか、そうでなくとも自分一人でなんとか解決しようと奔走していた(そして恐らく、かれんさんは大抵の事はそうして独力で解決してしまっていたのだろうなあ。であるからこそのかれんさんのあの性格なのであろうし、今回の騒動の「困った時は生徒会長に何とかしてもらおう」という皆の選択なのでしょう)ことでしょう。
 このレビューでも幾度も触れていますが、のぞみは決して優秀な女の子ではありません。
 勉強もスポーツも人付き合いも平均以下しかこなせず(人付き合いはヘタでは無さそうにも見えますが、学校の部活なんて能力が劣っていてもそれだけでクビになる事はまずないのにも関わらずことごとくクビになっているという事は普段ののぞみのテンションが空回るなどしてトラブルを引き起こしやすいのではないかと。作中、のぞみにりんちゃん以外の友人らしい友人が登場していないのもそれを裏付けていると思います)、取り得といえば凹む事を知らない明るさと、物怖じしない強い好奇心。そしていつだって誰かを応援せずにはいられない優しさぐらいしかありません。
 ぐらいしか、とはいえ、その長所こそが、のぞみをヒロイン足らしめている唯一無二のものなのですが。
 そしてその優しさと前向きさ、ひたむきさはこまちさんが指摘したように確実にかれんさんにも影響を与えています。
 周囲の人間に影響を与え、変化 ――― 成長を促していくという、のぞみ自身恐らくは気づいていないでしょうが、これは他の誰もが持ち得ない、素晴らしい才能であると言えましょう。
 過去のシリーズのヒロインたちも、なぎさとほのか、咲と舞と満と薫は互いにそれぞれの変化と成長をさせあっていましたが、のぞみは周囲の人間全てに良い影響を与えています。
 スペック面で目立たないような描写がなされていても、のぞみはれっきとしたヒロインの風格を備えていると言っても過言ではないでしょう。
 今週のエピソードは、ストーリーの表にこそ出てはきませんでしたが、のぞみのそうした優しい強さを強くイメージさせるものであったと思います。

 しかし戦闘時の指示に卵焼きとタコさんウィンナーっつのはどうなの。
 敵に悟らせない為か、はたまたのぞみにもわかりやすいようにとの配慮なのか。
 後者だとしたら通じてない、通じてないよかれんさん。
 通じてないけれど……ここののぞみは可愛かった。
 フォローを入れるりんちゃん共々。

 ラスト、理事長は最も生徒に近い場所で皆さんを見守っていましたとさ、というオチとともに、のぞみにはやっぱり一般生徒からの人望が皆無であるという描写でシメ。
 つうか今回の騒動なんてみんなの前で解決の糸口になる意見を出したのはのぞみなのに誰一人としてそれに配慮して無いとか、どんだけのぞみの存在感って空気なの。


 それにしてもピンキーのぞんざいな扱いに俺が泣いた。
 55匹とかいう数字を設定したこと、構成の人が早々に後悔し始めてんじゃなかろうか……



 さて、来週はママドリーム&ママルージュ揃い踏みの模様。
 予告からしてママドリームの艶かしすぎるうなじのアップとか、YP5史上屈指のエロ回の予感がギュンギュンしますよYes!
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▽第15話▽ハッスルのぞみのお手伝い!
 母百合に萌え死ぬかと思った。
 何今週の隙の無さ。
 ピンキーの扱いがぞんざいなのと戦闘パートがやや唐突かつ余計気味な以外はまるで無駄の無い構成でしたよ。
 とは言ってもそのどちらもいつものことではあるので、総じていつもよりもハイレベルな回でした。
 もう今回を観られただけでもYP5を観続けた元は取ったようなモンです。

 今回は母の日ということもあってのぞみママンこと夢原恵美さんとりんちゃんママンこと夏木和代さんが再登場。
 どちらも中学2年の娘を持つお母さんである以上若くとも三十路半ばぐらいの年齢ではあるのでしょうが、ありえない程の可愛らしさ。
 まさかお母さんキャラを「色っぽい」や「綺麗」ではなく「可愛い」と思う日が来るとは思っていませんでした。
 りんちゃんが「昔からいつも一緒だから」と言うなどこのお2人は昔からの付き合いのようですが、それぞれが家庭を持っていながらも風邪と聞くや看病に訪れるなど、その仲の良さは尋常なレベルではありません。
 ラストシーン、ふらつく恵美さんを支える和代さんのシーンなどは腐った妄想を働かせる必要がないほどの破壊力。
 今までのシリーズのお母さんキャラもこのおふたりに負けず劣らず非常に魅力的に描かれてきていましたが、まさか母百合というジャンルがこれほどの破壊力を持つとは……!
 プリキュアスタッフの底力はマジ異常。

 さて、今週は ――― というより今週もエピソードの骨子自体は際立って珍しいものではなく、わかりやすい展開でした。
 これは今週だけに言えることではなくYP5全体に言えることでもあると思いますが、突飛だったり奇をてらった展開はそれ程なく、王道や古典ともいえる展開を丁寧になぞる脚本が心地よい。
 プリキュアシリーズ全体に言える事でもありますが、「よくある」脚本でもそれを実に丁寧に作りこんでくれると、視聴者はやはり非常に楽しめるということですよね。

 のぞみが家事を手伝うことにより予想されるカタストロフを憂いるりんちゃんたちのシーンは不覚にも吹いてしまいました。
 つくづくのぞみは低スペックキャラだなあ……と思わせる演出ですが、その裏にはのぞみがいつでも誰かのために何かをしている優しい性格を表してもいます。
 哀しいかなのぞみは不器用な子なので、誰かのために何かをしたいという尊い思いに能力が追いついておらず失敗続きで、その上数々の失敗にもめげずに常に前向きに頑張る性格もあって更に失敗を重ねてしまいます。
 しかし先週も触れたようにこの2点こそがのぞみの長所であり美点でもあります。
 りんちゃんは自ら言っているように昔からのぞみと一緒にいるだけあってのぞみの失敗に巻き込まれることも多々あったのでしょうが、恐らくはそれと同じかそれ以上にのぞみの優しさ、ひたむきなまでの前向きな明るさに救われた事があったのではないでしょうか。
 であればこそ、りんちゃんはのぞみの事を大事に思っているのでしょうし、なんだかんだと文句を言いつつもいつものぞみを助けているのでしょう。

 それは恐らくうららちゃん、こまちさん、かれんさんも同様で、普通に付き合ったぐらいではわかり辛いところもあるのぞみの長所 ――― いつだって誰かの為に走っているのぞみの優しさ、ひたむきさに気づけたからこそ、のぞみのために何かをしてあげたいと思っているのだと思います。
 正直にいって、のぞみは手伝うと言いながら周囲に迷惑のかけどおしです。
 にも関わらず誰もがのぞみを嫌うことなどせず、その上で尚のぞみを助けたい、と想っているのはひとえにのぞみの人徳 ――― 主人公補正と断ずるのは簡単ですが、これはのぞみが全くの無私で動いているからだと思います。
 のぞみは誰かのために何かをする時、まるで見返りを求めていません。
 物理的なものは勿論、感謝の言葉すら期待はしていないのでしょう。
 それは多分、のぞみにとって誰かを助けるのは当然のことだから。
 まるで絢爛舞踏が幻獣を狩るがごとく、呼吸をするように自然に誰かのために何かをしようと頑張ってしまうその姿は、まだまだ能力値が追いついていない現状は傍目には危なっかしく見えてしまうでしょうが、のぞみの本質を知る者にとってはひどく眩しく、好ましいものに映るのでは無いでしょうか。
 なぎさのようなヒーローの資質も、ほのかさんのような天才的な頭脳も、咲のような人の輪を作る才能も、舞のような芸術的センスも、のぞみは持ち合わせていませんが、もしかしたらのぞみは歴代ヒロインの中でも最も愛されるヒロインになるかもしれません。

 今週冒頭、美容院に和代さんと一緒に花を届けに来たりんちゃんを、恵美さんが「ますますお母さんに似てきた」と評しています。
 この時のりんちゃんが実に嬉しそうな顔をしているのは、りんちゃんもあまり表現はしていないもののお母さんが大好きなんでしょうね。
 この演出はりんちゃんがお母さんの事を好きだという事を示すのともうひとつ、後の和代さんが恵美さんの御見舞いに来たシーンでの和代さんの台詞、「昔の恵美ちゃんそっくり」にかかっているのでしょう。
 和代さんによれば恵美さんは今ののぞみを凌駕する駄目ッ娘だった模様。
 そんな恵美さんも、今ではしっかりとした「大人の女」であるわけで。和代さんがりんちゃんの将来の姿を暗示させるように、のぞみにも恵美さんの様な素敵な大人の女性になれる可能性が十二分にあるということです。
 そしてそれは勿論、恵美さんと和代さんのように、のぞみとりんちゃんもずっと仲良しのまま(深読み推奨)でいられるであろうことも、暗示しています。

 そして今週のオチは、実は家事が駄目なのはのぞみだけではなかったというもの。
 生粋のお嬢様であるかれんさんやアイドル業に忙しいうららちゃんはともかく、こまちさんなどは家事万能的なイメージがあっただけに意表をつかれました。
 いや、もしかしたら掃除洗濯の類はこなせるのかもしれませんが(実際ナッツの店の掃除は過不足なくこなしていましたし)おかゆに栗羊羹を入れようとする時点で、まともな料理をつくっていたとは到底思えませんし。
 まともなのはりんちゃんだけか。がんばれ苦労人。

 そう言えば、今週はコワイナーの声が変わっていました。
 中の人は同じままですので、エフェクトを変えたか声色を変えたかなのでしょうが、なんででしょう。
 今までのコワイナーの声、非常に恐くて素敵だったのに……或いは恐過ぎるということで良い子のみんなへの配慮からマイルドに変更したのかしらん?



 あと冒頭シーン、頭痛を堪える恵美さんの仕草というか声のセクシーさに色々持て余したのは俺だけじゃないはずだ。
 エロイよ恵美ママ、エロ過ぎるよ。
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▽第16話▽こまち小説家断念!?
 今週もいい話だったなー。
 こまちさんの内面の脆さとナッツの不器用な誠実さが上手く絡み合った素敵なお話でした。
 友達の創作物を批評するのって確かに難しいよなあ。
 私も同様の経験はありますが、正直今冷静に振り返ると拙作をナッツの様に真っ当に評価されたら寝込んでいたかもしれません。ショックで。というか今昔の作品を見返すとむしろ自分でナッツもビックリの酷評を当時の自分にぶつけたくなる。あああああもうなんで俺はこんなものを。

 そんな甘酸っぱい過去(主に中学2年生頃)の思い出はおいといて。
 実は今週の隠れMVPはココではないかと思う次第。
 ココは様々な場面で皆を導く言動を見せていますが、今週はナッツにも導きの手を差し伸べていました。
 具体的に何かをしたと言うわけではなく、あくまでもナッツ自身が動くように導いたのは、長年の付き合いのなせる技か。
 つくづく今期の珍獣コンビは良い味を出しています。


 そして話題のこまち姉こと秋元まどかさんは実にカラリとした性格の、男前なお方でした。
 おっとりとした大和撫子然としたこまちさんとは顔と声以外あまり似ていませんでしたが、こまちさんもキメるときはびしっとキメますし、根っ子の部分は似通った部分の大きい姉妹なのかも。
 のぞみママン、りんちゃんママンに続いて、名バイプレイヤーとして今後も活躍してくれる事を祈ります。
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▽第17話▽純情乙女の恋物語
 今週はりんちゃんの恋模様のエピソードでした。
 とは言っても恋愛そのものにウェイトはおかず、りんちゃんの妙な挙措とそれを面白がる愉快な仲間達(心配もしていたでしょうが、あれは絶対それ以上に面白がってた)の和気藹々振りがメインでした。

 というか、りんちゃんがアクセサリーを造ることで“ナッツたちの仕事の邪魔”になるってことはですよ。
 店のアクセサリー、全部ココとナッツが作ってたのかアレ?
 あれ、でもそういえばナッツハウスって「手作りアクセサリーのお店」でしたっけ……?
 そうであるにしても全部自作してたのか。
 普段どんだけ暇なんだナッツ(暇呼ばわりも酷いが)


 さてさて。
 りんちゃんの片想いは恋はおろか慕情と呼べるものに進化するまでも無く散ってしまいます。
 この辺りは一応恋愛未満程度まで進化した初代やS☆S(とはいえどちらの場合もおそらく当初の構成の時点で意図していたであろうものと比べて大幅に影の薄い要素と成り果てていますが。最終回とか出番すら)に較べてもすっぱりと切り捨てた感があります。
 YP5に男女間の恋愛要素を入れるとすれば、それはのぞココとこまナツだけなのかな?
 まあ、りん→のぞみ←うらら、こまち⇔かれん、恵美⇔加代は鉄板で動きようが無いものであるとしても。

 これはあくまで私の主観に過ぎませんが(しかしキュアファンのほとんどが同意してくれると確信もする)、プリキュアにおいてヒロインの恋模様はヒロインの乙女チックな部分の演出という雰囲気作り以上には成り得ず、ぶっちゃけて言うと良ストーリー回における戦闘シーンに匹敵するぐらいいらない代物だったのですが、それはやはりここまでの男性側キャラクターに魅力が薄かったというのが原因に挙げられると思うんですよ。
 魅力が無い、というよりキャラクターが薄いという方が的確かもしれません。
 藤Pは容赦なく断じてしまうのなら没個性的な「少女漫画的美少年」でしたし、牛乳王子も色々と要素は付加されていたもののその枠を大きく越えていたとは言いがたい。
 今のところ、ココもナッツもどちらも魅力的なキャラクターとして確立しています。
 前作までの珍獣ポジションを兼任しているのもストーリーにより深く関わることに成功させていますし、それによってストーリーを進めつつキャラクターを描くことも可能にしています。
 前2作の藤Pと牛乳王子はプリキュアという物語には関わっていませんでしたので、その辺りがどうしても埋め得なかった溝なのでしょうね。
 のぞココとこまナツに全2作程の忌避感を感じないのは、やはり恋愛要素の対象キャラクターがきっちりと描かれているからかな、と思います。
 実際、ココもナッツもかなり魅力的なキャラクターであると思いますしね。
 そうしたことからも、今期の恋愛要素は今までほど無駄なパートだなあ、とは思わずに、むしろ割と楽しみにしています。
 とは言えおにゃのこおよびお母さん同士のゆりんゆりんなムードには到底及ばないものではありますが。


 さてそれはおいといて。
 りんちゃんの淡い慕情に関しては特に引っ張ることもなく素直なオチでした。
 しかし恋に恋するりんちゃんの様子は、みんながガチで心配するぐらいいつもの様子から豹変していて面白    いやいや。
 まあメンバーが興味津々で後をつけたりするのも無理は無いなと。
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▽第18話▽突撃!かれんの私生活
 どうやら今期のモテキャラはかれんさんの模様。
 サンクルミエールの女生徒も、かの百合の名門・乙女の園ベローネ女子部に匹敵する百合の素質をお持ちのようです。
 と、いうわけで今週は先週に引き続いて、スポットの当たる一人を他のみんなが面白半分にいやいや心配して見守るという構図。
 先週の場合は少なからず心配していた要素が含まれていたのは間違いありませんが、今回は確実に面白がっていただけですよねこれ。変装道具まで用意して。

 しかしかれんさん、うららちゃんに向かって「私より沢山取材受けてるじゃない」ってちょっとキツいよかれんさん。
 だってほら、うららちゃんはさ、まだその  なんだ。ねぇ?


 温室での会話はちょっと考えさせられるものでした。
 自分が世話をしないと ――― 自分がやらなければならない、というのはかれんさんがのぞみと出会う前、常に抱いていた思い。
 恐らく子供の頃から、両親が不在であったこともあってか温室の世話をかれんさんがしていたのだとすると、自分がやらなければなら無い仕事を小さい頃からかかえていたのでしょうか。
 ……とか、真面目な事を考えさせられるシーンの筈なんですが、のぞみたちの珍妙な変装&スニーキングのおかげでそんな思いが吹き飛んでしまいました。
 いや、君たち、そのヅラは不要だろう。


 最後はもはやお約束となりつつある、サンクルミエール通信でのプリキュア5の正体バレがするやせざるや、というオチ。
 しかし正体バレしても別にそれほど深刻に困ることはないんじゃね? という雰囲気なのが変身ヒロインものとしては画期的(?)。
 のぞみたちがバレたらバレたでしょうがないかあ、的なスタンスなのもあって、増子さんが正体を掴む事は恐らく最終回まで(或いは最終回を過ぎても)無いんだろうなあ、と。
 むしろ数週に1度の割合ぐらいでこのネタが挿入されそうだ。


 さて今週、どうやら増子さんにも何やら抱えているものがありそうな伏線が。
 登場当初に較べて随分とジャーナリストとしての仁義を守るようになることもあって、増子さんが最近魅力的に見えてきましたので、是非この伏線は丁寧に回収して欲しいところ。
 まあ、プリキュアのスタッフはそういう構成は非常に巧いのでその辺りは大丈夫かな?
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▽第19話▽うららの秘密を探れ!
 先週、先々週に引き続き野次馬根性旺盛いやいや実に仲間思いのYP5のメンバーの、今回のターゲットはうららちゃん。
 何か様子がおかしい彼女をのぞみたちがつけまわしいやいや見守る構図は同じものの、今週はうららちゃんのお父さんであるミッシェルさんとおじいちゃんである平蔵さん、そして鷲雄マネもセットでついてきました。
 このゲストトリオが実に親バカじじバカマネバカぶりを発揮してくれていて、物語を上手くかき回してくれていました。
 ミッシェルさん&平蔵さんの溺愛ぶりは、ちょっと過剰気味ではありますが本当にうららちゃんの事を大切に思っているのが伝わってきますし、鷲雄マネもそのふたりとは少し違ったスタンスで麗ちゃんを心配し、大切に思っているのがよく伝わってきます。
 この辺り、うららちゃんはお母さんを早くに亡くしてこそいるものの、周囲にちゃんとしっかりした大人がいてくれたことがわかります。
 やや甘すぎる嫌いのあるミッシェルさん&平蔵さんコンビがうららちゃんを叱りつけられない分を、鷲雄マネが補っているという様子は、見ていてなんというか、実に心地よい。
 うららちゃん自ら家族同然、と言っていますし、ミッシェルさんと平蔵さんからの信頼も篤い鷲雄マネはプロデューサーランク7は硬いな。いやマネージャーであってプロデューサーじゃないけど。でもアイマスのプロデューサーってマネージャーの仕事もほぼ兼任してるよね? とか考えるぐらいには、アイマスにハマッている身としては鷲雄マネの頑張り様が実に親近感を覚えます。

 今週は我等が勇者王・ギリンマが登場したのですが、なんというか戦闘そのものはおざなりに終わってしまった感じが。
 うららちゃんを追い詰める様は割と良かったんですがネー。
 戦闘の内容そのものはちょっと薄味。
 そんなんじゃブンビーさんが飛ばされちゃうよ。
 頑張ろうよ。

 それはそうと、うららちゃんの金髪はどうやらアニメのキャラたちの都合のものだけではなく、ハーフであるためのものであったようです。つまりフランス人のお父さん譲りのガチブロンド。この際お母さんが艶やかな栗色の髪をしているとか劣性遺伝とかの話はおいといて。
 長身でハンサムなミッシェルさんの血を色濃く受け継いでるという事は、うららちゃんは将来的にはすらりとしたモデル体型の美女になるのかもしれませんね。

 そういえば買い物シーンでちょっと思ったんですが、商店街の看板とかが全部アルファベットなんですよね。
 街並みの雰囲気とかが日本離れしているなあ、とは思っていたのですが、どうやらやはり舞台は日本ではない? でも値段の表記は¥だし、そもそも登場人物の名前は日本の名前だし、と言うかミッシェルさんの挨拶の時点で日本だと明言しているし、ただの気のせいだったみたいです。うん。


 話が前後しますが、冒頭のシーン、ミッシェルさん達が店の前にいると聞いた時のかれんさんの反応があまりに手慣れ過ぎていませんか。りんちゃんもそれに倣ってはいましたけど。
 遮蔽物を利用して外の様子を伺うとか普通の女子中学生じゃまずやりませんよ。
 一体どんな訓練を受けたのかれんさん。


 さて、来週は放映がお休み。
 毎年のこととはいえ、ぬう、インターバルが入るとキュア分の補給が途絶えてきついなあ。
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▽第20話▽プリキュア5歌手デビュー!?
 なんと二週続けてのうららメインエピソード。
 一体何があったんだ。
 何があったと言えばりんちゃんのテンションの高さも何があったんだ。
 のぞみがこういう場合にハイテンションになるのはいつものことですが、普段はのぞみを止める側に回るであろうりんちゃんまでがアクセル役に回ったもんだから止まらない止まらない。
 かれんさんとこまちさんじゃのぞみ&りんちゃんの暴走を止めることは出来ない模様。
 かれんさんは基本的に総受けだし、こまちさんは目立った形ではツッコミを入れないしなあ。
 しかしそれをさておいてものぞみ&りんちゃんに振り回されるおふたりはとても愛らしゅうございました。こういうのが見たかったんだよ。

 それはともかく各所で言及された様に、割と崩れたコミカルな表情など今週はおジャ魔女どれみチックな描写が随所に見受けられました。
 どれみのスタッフさんが参加なさっていたのかな?

 そちらの方も気になったものの、それ以上に今週気になったのはスキンシップの多さ。
 手を繋ぐ、腕を組む、頬を触れさせる、胸を触る、などなどどこの二次創作作品化というレベルでのお肌のふれあい会話っぷり。
 たまらねえ。
 もうなんか色々と たまらねえ。

 今週の戦闘はなかなかに秀逸。
 ガマオくんのともすれば性犯罪者チックな行動は絶対に同人誌その他でネタにされるんだろうなあ。元々攻撃手段が長く伸びる舌とか、日曜朝としては有り得ないレベルで卑猥だし。
 しかしそれより注目したいのはのぞみの容赦の無い打撃。
 的確に顔面の中央に拳を連続で叩き込み、ひるんだところに思い蹴りをぶち込むという容赦の欠片も見られ無いものでした。
 うららの衣装を踏みにじるなど、夢を踏みにじる行為をするのはやはりのぞみの逆鱗に触れる行為なのでしょうね。
 この辺り、やはりのぞみは今作の揺るがぬヒロインなのであると思います。

 しかしココとナッツが用意してくれた替わりの衣装ですが、これナッツが作ったのかな。
 エンディングでメンバー全員が着ていたお揃いのジャンパーですが、なるほどここで出てきたのか。
 色もデザインもそれほど突飛では無いですし、これはもしかしたら子供服サイズで販売されるかもしれませんね。
 今作は玩具の売れ行きも好調の様ですし。

 ラストのライブシーンは、ついついアイマスを連想してしまいました。
 しかしのぞみたちは最初からバックダンサー&コーラスとしてステージに昇る予定だったんでしょうか。
 特に何も言及されずステージにいましたし、衣装も用意されていたからその予定だったのかしら。
 ……まだまだペーペーのアイドルなんだからプロのダンサーやコーラスを雇えないのはわかりますが、お友達一同でそれをまかなうとか、うららの事務所ってどんだけ弱小なんだ。
 いや、単に鷲雄マネの手腕の問題か?
 でも歌手デビューしたてのイベントであれだけの客を呼び込めるとか、鷲雄マネの手腕はそう悪く無い気もするし。
 むしろ集客よりもうららの心証を思いやっての配慮なのかもしれませんね、のぞみたちの参加は。遊園地のイベントでものぞみはステージに登ってたし。



 さて、来週は新珍獣登場の模様。
 絵を見る限りプリキュアシリーズには珍しい、腹黒系のキャラのようですが……さて、さて。
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